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2 始まりの場所
しおりを挟む突然、土がむき出しの道路端に佇んでいた
視界には、道路以外は、枯れかかった胸丈ほどの草原が広がるのみ
自分が何者で此処がどこなのか全く分からない
だけど何だか落ち着いている
とても大切な何かを忘れてしまった気がするけど
とても重要なことを聞かされた気がするけど
思い出そうとしても、記憶の全てが靄の中
そんな感覚
でも不思議と不安は感じない
きっとこれはオヤクソク
そんな気がした
そして、気がつけば、無意識に口ずさんでいた
「ステータス!」
Lv.1
HP 100
MP 100
攻撃 10
防御 10
魔力 10
速度 10
幸運 10
スキル
【言語理解】
【インベントリ】
【買い物履歴】
何だろう、この低数値
何だろう、この敗北感
なにこの完全無欠なモブっぷり
いやでも、スキルが、スキルに輝きが!
目の前に現れた半透明のスクリーン
そこに記されたデータを見て、何故だかそう感じた
何も知らないはずなのに
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