28 / 30
エピソード3 死神サララの罠
9、リムル VS サララ
しおりを挟む
階下で死神VS死神のバトルが始まろうとしているなんて知る由もなく、屋上では桔平とこずえがいまだ向かい合ったままお互いに硬直していた。
永遠に続くかに思われた沈黙の中、最初に口を開いたのはこずえだった。
「桔平、あんた、さっきの言葉…本気なの? 本気で、本気でアタシを…」
『何馬鹿なこと言ってんのよ!』とこずえは笑い飛ばさなかった。戸惑いつつも真剣な顔つきで桔平に尋ねる。
「いや…それは…」
桔平は口ごもる。
サララの策から逃れるためにはどうしても人間の彼女が必要だった。付き合ってくれと頼んだ言葉に嘘偽りはない。
だけど、相手がこずえとなると話は変わって来る。
(だって…こずえだぞ。保育園からずっと一緒のこいつだぞ。散々一緒にいて、馬鹿なことやって来た相手だぞ。それを彼女だなんて)
十数年という長い時の中で定着してしまった関係を変えるのは、なかなか大変なことだった。
(こずえのことが嫌いってことじゃないぞ。そりゃたまにはケンカもするけど、サバサバしてて気持ちのいい性格だと思うし。傍若無人に見えて何気に面倒見が良くて困ってる奴を放っておけないとこあるし)
改めて考えてみると、自分が他のどの女子よりもこずえのことをよく知っていることに気付く。幼馴染なのだから当たり前と言えば当たり前のことなのだけど、こずえを一女子として考えるとスゴいことのように思えた。だって、一緒に風呂だって入ったこともあるし、尻にあるホクロの位置まで知っているのだ。
(こいつって結構可愛い方なんじゃないか? 小柄で色黒だけど、それも味って言えば味だし。陸上部でグラウンドを飛び回ってるとこも恰好いいし)
生まれて初めてこずえのことを女子として意識する。
「ねえ、どうなの!? 本気なの? それとも海斗と組んで質の悪いドッキリでもしかけてるの!?」
(ええい、だったらも~こずえでいいじゃないか!)
桔平はついに覚悟を決める。
「もう一度言う! こずえ、オレの!!!」
★
「てやああああ!」
リムルが死神鎌を奮った。大振りな一撃がサララに迫る。
しかし、サララは自らの死神鎌でリムルの攻撃を弾く。
そして、馬鹿にしたようにフンと鼻を鳴らした。
「伝説の死神鎌とは言っても、扱うのがあなたじゃこの程度の威力なのね」
素早く、華麗に、サララは死神鎌ワイバーンを奮う。
人間界の物質を斬らないように調整しサララは死神鎌を奮っていた。だから、鎌がかすめたといって壁や床が傷つくことはない。
「くっ」
戦いが始まってから少したつが、リムルは押される一方だった。根本的に力量がまるで違うのだ。
それもそのはずだ。相手は死神アカデミーの首席卒業生。鎌術でだって優秀な成績を収めている。それに引き替えリムルは、自分で振り回した鎌を後頭部にぶつけてもだえ苦しむような生徒だったのだから。
「うわああああ!」
ヤケクソのようにリムルは死神鎌を奮った。切っ先が校舎の壁を掠める。壁にナナメの傷が走った。
「次元の調整すらままならないなんて」
呆れたようにサララがため息をつく。
「物質を斬らないように鎌を奮う。こんなことは鎌持ちの常識よ。こんなんじゃ実際の刈り取りの時、特待死者を真っ二つに斬り裂くことになるわ」
「た、たまたま失敗しちゃっただけですから!」
リムルは言い訳じみた訴えをする。
「ま、そんなことを心配する必要はないわね。この刈り取りを成功させるのは私なんだから」
サララが死神鎌を持ち直した。
「遊びは終わりよ。そろそろ私もこの計画の仕上げに入らなくちゃいけないから」
サララは死神鎌ワイバーンを素早く振るった。斬られた風が渦を巻き竜巻となる。
竜巻が、リムルの体を包み込んだ。
「え!?」
吹き飛ばされはしなかった。しかし、リムルは竜巻の中に囚われてしまう。そっと手を伸ばすも、突風の壁は固くとてもじゃないが外には出られない。
「死神鎌ワイバーンの特殊能力、風の牢獄(ウインドジェイル)。風が弱まるまであなたはそこから出ることができない」
勝ち誇ったようにそう言うと、サララは死神鎌を掲げ現れた空中の魔法陣に吸い込まれる。
「あなたが動けない間に、私は最後の一手を打たせてもらうわ」
ポケットに手を入れると、一本の小瓶を取り出した。琥珀色の液体の入った不思議な形の瓶だった。
「それは、ひょっとして!? ミゼラ・ポーションですか!?」
風牢の中のリムルが驚きの声を上げる。
「ええ、そうよ。未練の滴、ミゼラ・ポーション。すごく高かったんだから」
サララが得意気に言った。
ミゼラ・ポーション。別名、未練の滴とも呼ばれる死神界の香水だ。
回収された人間の魂にこびりついた未練を材料として生成される。死神が嗅いでも問題はないが、人間に嗅がせればその未練に応じた欲求を強く抱かせるという作用を発揮する代物だった。
「ちょっと待ってください! ミゼラ・ポーションを使って特待死者の心を操ることはルール違反のはずですよ!」
「分かってるわ。そんなことをしたらせっかくの特待死者の魂が穢れてしまうってこともね。心配しなくても大丈夫。この香水は、女性の恋の未練のみを原料として作られているものよ。男には効き目がないわ」
「そんなもので、一体何を?」
さっぱり意味が分からないといった様子のリムルに、サララは説明をした。
「いくら今市桔平が告白をしたって、相手がOKしてくれなくちゃ彼女にはならないでしょ? だから必要なのがこのミゼラ・ポーションよ。今市桔平の魂の波動を感じ取り好意を抱くように特別な調合もしてもらっているわ。これを屋上に行ってこっそり1、2滴垂らせば、今市桔平の告白は成功。彼女ができて刈り取り条件が満たされるってワケなのよ」
それじゃあと、サララはリムルに手を振る。
「私は行くわ。あなたはもうしばらくその風の牢獄の中にいなさい」
「だだだ、駄目です! 待ってください!」
リムルはどうにかして風の牢獄を抜け出そうと死神鎌を振るう。だけど、それでも風壁を消し去ることはできなかった。
「無駄よ。どんな死神鎌でも風の牢獄は破れないわ。ま、風が弱まるのを大人しく待つことね。ほんの十五分程度だから」
もっともと、付け加える。
「その時には、私も刈り取りを終えているでしょうけど」
フフフと笑うと、サララはリムルに背中を向けた。屋上への階段に向かってサララは歩き出す。
「このままじゃ、このままじゃ桔平さんが!」
諦めることなくリムルは死神鎌を奮った。
「桔平さんの彼女になるのはわたしです! 他の人が彼女になるなんてダメなんです!」
幾度も、幾度も、幾度も。
「それに、サララさんってば何も分かってません! ミゼラ・ポーションみたいなものを用意するなんて!」
さらに、鎌は振るわれる。
「桔平さんは素敵な方なんです! あんなものがなくたって、告白が成功しちゃうに決まってるじゃないですか!!!」
サララは強く死神鎌を握りしめた。
「お願いします! ケツアルコアトゥルさん! わたしに、わたしに力を貸してください!」
必死に祈るリムルの手の中で、巨大な怪鳥をイメージした死神鎌、ケツアルコアトゥルスの瞳の細工が輝きを放つ。
「桔平さあああん!!!」
渾身の力を込め、サララが死神鎌を振り下ろした。
ザシュン!!!
という音で、サララは足を止める。
「え?」
振り向いたサララは、信じられない光景に息を飲む。
死神鎌ワイバーンで作り出した風の牢獄の中から、鎌の鋭い切っ先が飛び出していたのだ。
「そん…な…」
風の牢獄の中のリムルは、鎌を引き抜こうとはせずそのまま力を込める。
防壁を斬りつつ、死神鎌がスライドする。段々とその速度が増してゆき、
「てやああああああああ!」
リムルは気合いの掛け声と共に一気に鎌を振り切った。完全に断ち切られた風の牢獄は霧散し消えてしまう。
「信じられない。風の牢獄を消し去るなんて…。あれが…あれこそが…ケツアルコアトゥルスの…本当の力」
「桔平さんの告白を、止めなくちゃ!」
死神鎌を片手に屋上に向かって走り出すリムル。だけど先程の一撃にかなり気力と体力を消耗してしまっていた。
足がもつれ転んでしまう。
「あ~~~!」
また場所が悪かった。茫然と立ち尽くすサララの前だったのだ。
「きゃあ!」
二人は重なり合うようにして廊下に倒れる。
ガシャンという音が響いた。
「えっ!!!」
サララがハッと我に返り脇を見る。そこで、無残にも粉々に砕けた小瓶を発見する。
流れ出た琥珀色の液体はみるみるうちに気化し空気へと溶け込んでしまった。甘ったるい香りが辺りに漂った。
「ミ、ミゼラ・ポーションが!」
サララが悲痛の声を上げる。
「1滴、2滴で良かったのに、一瓶丸ごと気化させてしまうなんて」
青ざめた顔で、サララはゴクリと喉を鳴らした。
「緊急事態よ。これは大変なことになるわ…」
永遠に続くかに思われた沈黙の中、最初に口を開いたのはこずえだった。
「桔平、あんた、さっきの言葉…本気なの? 本気で、本気でアタシを…」
『何馬鹿なこと言ってんのよ!』とこずえは笑い飛ばさなかった。戸惑いつつも真剣な顔つきで桔平に尋ねる。
「いや…それは…」
桔平は口ごもる。
サララの策から逃れるためにはどうしても人間の彼女が必要だった。付き合ってくれと頼んだ言葉に嘘偽りはない。
だけど、相手がこずえとなると話は変わって来る。
(だって…こずえだぞ。保育園からずっと一緒のこいつだぞ。散々一緒にいて、馬鹿なことやって来た相手だぞ。それを彼女だなんて)
十数年という長い時の中で定着してしまった関係を変えるのは、なかなか大変なことだった。
(こずえのことが嫌いってことじゃないぞ。そりゃたまにはケンカもするけど、サバサバしてて気持ちのいい性格だと思うし。傍若無人に見えて何気に面倒見が良くて困ってる奴を放っておけないとこあるし)
改めて考えてみると、自分が他のどの女子よりもこずえのことをよく知っていることに気付く。幼馴染なのだから当たり前と言えば当たり前のことなのだけど、こずえを一女子として考えるとスゴいことのように思えた。だって、一緒に風呂だって入ったこともあるし、尻にあるホクロの位置まで知っているのだ。
(こいつって結構可愛い方なんじゃないか? 小柄で色黒だけど、それも味って言えば味だし。陸上部でグラウンドを飛び回ってるとこも恰好いいし)
生まれて初めてこずえのことを女子として意識する。
「ねえ、どうなの!? 本気なの? それとも海斗と組んで質の悪いドッキリでもしかけてるの!?」
(ええい、だったらも~こずえでいいじゃないか!)
桔平はついに覚悟を決める。
「もう一度言う! こずえ、オレの!!!」
★
「てやああああ!」
リムルが死神鎌を奮った。大振りな一撃がサララに迫る。
しかし、サララは自らの死神鎌でリムルの攻撃を弾く。
そして、馬鹿にしたようにフンと鼻を鳴らした。
「伝説の死神鎌とは言っても、扱うのがあなたじゃこの程度の威力なのね」
素早く、華麗に、サララは死神鎌ワイバーンを奮う。
人間界の物質を斬らないように調整しサララは死神鎌を奮っていた。だから、鎌がかすめたといって壁や床が傷つくことはない。
「くっ」
戦いが始まってから少したつが、リムルは押される一方だった。根本的に力量がまるで違うのだ。
それもそのはずだ。相手は死神アカデミーの首席卒業生。鎌術でだって優秀な成績を収めている。それに引き替えリムルは、自分で振り回した鎌を後頭部にぶつけてもだえ苦しむような生徒だったのだから。
「うわああああ!」
ヤケクソのようにリムルは死神鎌を奮った。切っ先が校舎の壁を掠める。壁にナナメの傷が走った。
「次元の調整すらままならないなんて」
呆れたようにサララがため息をつく。
「物質を斬らないように鎌を奮う。こんなことは鎌持ちの常識よ。こんなんじゃ実際の刈り取りの時、特待死者を真っ二つに斬り裂くことになるわ」
「た、たまたま失敗しちゃっただけですから!」
リムルは言い訳じみた訴えをする。
「ま、そんなことを心配する必要はないわね。この刈り取りを成功させるのは私なんだから」
サララが死神鎌を持ち直した。
「遊びは終わりよ。そろそろ私もこの計画の仕上げに入らなくちゃいけないから」
サララは死神鎌ワイバーンを素早く振るった。斬られた風が渦を巻き竜巻となる。
竜巻が、リムルの体を包み込んだ。
「え!?」
吹き飛ばされはしなかった。しかし、リムルは竜巻の中に囚われてしまう。そっと手を伸ばすも、突風の壁は固くとてもじゃないが外には出られない。
「死神鎌ワイバーンの特殊能力、風の牢獄(ウインドジェイル)。風が弱まるまであなたはそこから出ることができない」
勝ち誇ったようにそう言うと、サララは死神鎌を掲げ現れた空中の魔法陣に吸い込まれる。
「あなたが動けない間に、私は最後の一手を打たせてもらうわ」
ポケットに手を入れると、一本の小瓶を取り出した。琥珀色の液体の入った不思議な形の瓶だった。
「それは、ひょっとして!? ミゼラ・ポーションですか!?」
風牢の中のリムルが驚きの声を上げる。
「ええ、そうよ。未練の滴、ミゼラ・ポーション。すごく高かったんだから」
サララが得意気に言った。
ミゼラ・ポーション。別名、未練の滴とも呼ばれる死神界の香水だ。
回収された人間の魂にこびりついた未練を材料として生成される。死神が嗅いでも問題はないが、人間に嗅がせればその未練に応じた欲求を強く抱かせるという作用を発揮する代物だった。
「ちょっと待ってください! ミゼラ・ポーションを使って特待死者の心を操ることはルール違反のはずですよ!」
「分かってるわ。そんなことをしたらせっかくの特待死者の魂が穢れてしまうってこともね。心配しなくても大丈夫。この香水は、女性の恋の未練のみを原料として作られているものよ。男には効き目がないわ」
「そんなもので、一体何を?」
さっぱり意味が分からないといった様子のリムルに、サララは説明をした。
「いくら今市桔平が告白をしたって、相手がOKしてくれなくちゃ彼女にはならないでしょ? だから必要なのがこのミゼラ・ポーションよ。今市桔平の魂の波動を感じ取り好意を抱くように特別な調合もしてもらっているわ。これを屋上に行ってこっそり1、2滴垂らせば、今市桔平の告白は成功。彼女ができて刈り取り条件が満たされるってワケなのよ」
それじゃあと、サララはリムルに手を振る。
「私は行くわ。あなたはもうしばらくその風の牢獄の中にいなさい」
「だだだ、駄目です! 待ってください!」
リムルはどうにかして風の牢獄を抜け出そうと死神鎌を振るう。だけど、それでも風壁を消し去ることはできなかった。
「無駄よ。どんな死神鎌でも風の牢獄は破れないわ。ま、風が弱まるのを大人しく待つことね。ほんの十五分程度だから」
もっともと、付け加える。
「その時には、私も刈り取りを終えているでしょうけど」
フフフと笑うと、サララはリムルに背中を向けた。屋上への階段に向かってサララは歩き出す。
「このままじゃ、このままじゃ桔平さんが!」
諦めることなくリムルは死神鎌を奮った。
「桔平さんの彼女になるのはわたしです! 他の人が彼女になるなんてダメなんです!」
幾度も、幾度も、幾度も。
「それに、サララさんってば何も分かってません! ミゼラ・ポーションみたいなものを用意するなんて!」
さらに、鎌は振るわれる。
「桔平さんは素敵な方なんです! あんなものがなくたって、告白が成功しちゃうに決まってるじゃないですか!!!」
サララは強く死神鎌を握りしめた。
「お願いします! ケツアルコアトゥルさん! わたしに、わたしに力を貸してください!」
必死に祈るリムルの手の中で、巨大な怪鳥をイメージした死神鎌、ケツアルコアトゥルスの瞳の細工が輝きを放つ。
「桔平さあああん!!!」
渾身の力を込め、サララが死神鎌を振り下ろした。
ザシュン!!!
という音で、サララは足を止める。
「え?」
振り向いたサララは、信じられない光景に息を飲む。
死神鎌ワイバーンで作り出した風の牢獄の中から、鎌の鋭い切っ先が飛び出していたのだ。
「そん…な…」
風の牢獄の中のリムルは、鎌を引き抜こうとはせずそのまま力を込める。
防壁を斬りつつ、死神鎌がスライドする。段々とその速度が増してゆき、
「てやああああああああ!」
リムルは気合いの掛け声と共に一気に鎌を振り切った。完全に断ち切られた風の牢獄は霧散し消えてしまう。
「信じられない。風の牢獄を消し去るなんて…。あれが…あれこそが…ケツアルコアトゥルスの…本当の力」
「桔平さんの告白を、止めなくちゃ!」
死神鎌を片手に屋上に向かって走り出すリムル。だけど先程の一撃にかなり気力と体力を消耗してしまっていた。
足がもつれ転んでしまう。
「あ~~~!」
また場所が悪かった。茫然と立ち尽くすサララの前だったのだ。
「きゃあ!」
二人は重なり合うようにして廊下に倒れる。
ガシャンという音が響いた。
「えっ!!!」
サララがハッと我に返り脇を見る。そこで、無残にも粉々に砕けた小瓶を発見する。
流れ出た琥珀色の液体はみるみるうちに気化し空気へと溶け込んでしまった。甘ったるい香りが辺りに漂った。
「ミ、ミゼラ・ポーションが!」
サララが悲痛の声を上げる。
「1滴、2滴で良かったのに、一瓶丸ごと気化させてしまうなんて」
青ざめた顔で、サララはゴクリと喉を鳴らした。
「緊急事態よ。これは大変なことになるわ…」
0
あなたにおすすめの小説
Blue Bird ―初恋の人に再会したのに奔放な同級生が甘すぎるっ‼【完結】
remo
恋愛
「…溶けろよ」 甘く響くかすれた声と奔放な舌にどこまでも落とされた。
本宮 のい。新社会人1年目。
永遠に出来そうもない彼氏を夢見つつ、目の前の仕事に奮闘中。
なんだけど。
青井 奏。
高校時代の同級生に再会した。 と思う間もなく、
和泉 碧。
初恋の相手らしき人も現れた。
幸せの青い鳥は一体どこに。
【完結】 ありがとうございました‼︎
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【完結済】私、地味モブなので。~転生したらなぜか最推し攻略対象の婚約者になってしまいました~
降魔 鬼灯
恋愛
マーガレット・モルガンは、ただの地味なモブだ。前世の最推しであるシルビア様の婚約者を選ぶパーティーに参加してシルビア様に会った事で前世の記憶を思い出す。 前世、人生の全てを捧げた最推し様は尊いけれど、現実に存在する最推しは…。 ヒロインちゃん登場まで三年。早く私を救ってください。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
公爵様のバッドエンドを回避したいだけだったのに、なぜか溺愛されています
六花心碧
恋愛
お気に入り小説の世界で名前すら出てこないモブキャラに転生してしまった!
『推しのバッドエンドを阻止したい』
そう思っただけなのに、悪女からは脅されるし、小説の展開はどんどん変わっていっちゃうし……。
推しキャラである公爵様の反逆を防いで、見事バッドエンドを回避できるのか……?!
ゆるくて、甘くて、ふわっとした溺愛ストーリーです➴⡱
◇2025.3 日間・週間1位いただきました!HOTランキングは最高3位いただきました!
皆様のおかげです、本当にありがとうございました(ˊᗜˋ*)
(外部URLで登録していたものを改めて登録しました! ◇他サイト様でも公開中です)
【完結】うっかり異世界召喚されましたが騎士様が過保護すぎます!
雨宮羽那
恋愛
いきなり神子様と呼ばれるようになってしまった女子高生×過保護気味な騎士のラブストーリー。
◇◇◇◇
私、立花葵(たちばなあおい)は普通の高校二年生。
元気よく始業式に向かっていたはずなのに、うっかり神様とぶつかってしまったらしく、異世界へ飛ばされてしまいました!
気がつくと神殿にいた私を『神子様』と呼んで出迎えてくれたのは、爽やかなイケメン騎士様!?
元の世界に戻れるまで騎士様が守ってくれることになったけど……。この騎士様、過保護すぎます!
だけどこの騎士様、何やら秘密があるようで――。
◇◇◇◇
※過去に同名タイトルで途中まで連載していましたが、連載再開にあたり設定に大幅変更があったため、加筆どころか書き直してます。
※アルファポリス先行公開。
※表紙はAIにより作成したものです。
次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる