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宴
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朝帰りをするのも久方ぶりだと、前を走る近衛の俥を、欠伸を噛みしめながら眺めた。
昨晩は、仮装でもしているのか女物に、身を飾りたてた男が出て来て、驚いたが話してみると気風が良く、直ぐに打ち解けた。
玉三郎ねぇさんと呼ばれる男は、旅芸人だったが体調を崩し、この地に根を張ったと云う経歴の持ち主らしい。が、酒の席でのお涙頂戴は、アテにならない。
ただ、分かったのは清浦が、迷っていた祝いの品に、芋の茎を勧めたという変わり者だということと、夜は店、朝は下駄屋で小銭を稼ぐ生活を送っているということだ。
文字通り朝から晩まで働き詰めのワケは、この店にあるという。明らかに、客入りが悪い。
「お客、いないのですか?」
近衛が、ズバッと斬り込んだ。気を悪くしないか、とも思ったが玉三郎は、よくぞ聞いてくれたと語りだす。
太客がいない店に、売れっ子芸者を派遣する置屋もなく、来たとしても、おひねりも渡せない。
最近では、芸者も下の下、引退した婆さんのような者を派遣されると、一通り嘆いて見せると、忌々しげに唇を尖らせ
「柳橋だし、客の入りも良い。儲けないわけがない!とか、言っちゃって参っちまうよ!嘘さ、大嘘!あんちきしょー!」
つまり、騙されて買ってしまい、朝も働かないと、やってられないと云うことだ。
「成る程ねぇ。でも、芸者なんて飽きてる連中だ。ねぇさんの芸を見せてくれないかい?」
何気ない一言だったが、これが意外と良かった。客がいないのなら、皆も混ざればいいと下働きまで座敷に招き入れ、酒がなくなると、適当に誰かが取りに行くという、あり得ない状態だったが「昔は、人の家にお邪魔して勝手に台所を漁ったものさ」と、笑う清浦は懐かしそうに眼を細めた。
そんな上役をどう見たのか、近衛はパッと明るい表情を作ると、何処から持ち出してきたのか、朱色の盃を差し出した。
「さあ、清浦さん!光留さんのお祝いです。無礼講といきましょう!」
この提案に、異を唱える者などいない。わっ!と、歓声があがると、上も下もなく盃の回し合いになった。
店の者も含めて、太鼓を鳴らし、歌を唄う。
陽気な清浦と玉三郎ねぇさんが、手を取り合って鹿鳴館の紳士淑女と、円舞の真似事をするのに、近衛が「お上手です!」などと、声をかけ、四つん這いで光留の元へ寄ってくる姿は、とても近衛家の者とは思えない、かなり酔っているのだろう。
「清浦さん、大層 喜んでらっしゃいましたよ。貴方のご婚約。最近、お疲れがみえましたが、吹き飛んだようで」
次官としての職務と、山縣の密命をこなすのに難儀しているのだろう。
弱音を吐かないのは清浦らしいと思うが、頬が熱を持ち、頭がぼんやりとすることから、気の利いた励ましの言葉を伝えることは出来ず、ただ 乾いた笑いを漏らすのが精一杯だった。
なので、婚約祝いの座敷が、どんな風に閉められたのか分からない。
その前に寝てしまったからだ。うっすらと瞼を上げると、暗くて周りが窺えない。
背越しに人肌の温もりがし、白粉の香りが鼻をくすぐったことに一瞬、晃子に顔向けが出来ない事態かと、冷っとしたが薄暗い中、こんもりと山を築く影は、ひとつ、ふたつではない。
昨晩、騒いでいた者達がゴロゴロと雑魚寝をしているのだろう。
と、なると背中にピタリと張り付いているのは、真冬の寒さに震える女中が潜り込んできたと思われた。
―― ああ、駄目だ。眠気が襲ってきた。
皆は、まだ寝静まっている。もう一眠りと光留は瞼を綴じた。
◆◆◆◆◆
ガタリと、木戸が鳴る音がし奈緒は、顔を上げた。まだ、使用人達も寝静まる刻限だ。火急の用向きで、他家の使用人でも来たのか?と、手に持つ薪を かまどに投げ入れると立ち上がる。
「誰?」
警戒心を露にし、かけた言葉に返ってきたのは「誰、じゃありませんよ。僕です」という、聞きなれた声――。
「お帰りなさいませ」
「寒い、湯はあります?」
「いえ、今、火を起こしているところです」
「ああ、かまど番ですか」
光留は、台所に上がり込むと六畳ほどの部屋へ入り込んだ。使用人が当番で詰める一間だ。夜間訪れる者の対応を兼ね、かまどに火を起こす者が 前日の夜から寝泊まりする。
津多子の女中でも、この番は回ってくることで、奈緒が火を起こしているようだ。
「何だ、もう布団を上げているんですか」
「かまど番の時間ですので」
「一眠りさせて貰おうと思ったのに」
「お部屋へ」
「部屋で寝たら、朝食に間に合わない」
光留は、吐き捨てると寝転がった。
今日は、日曜で官庁は休みだ。起床が遅れれば、離れで食事をすれば良いのだが、どうしても同席しないといけないと考えているのだろう。奈緒は、自身が羽織る綿入れを光留に掛けた。
「ご報告ですか?」
「ええ、それより座布団とかないですか?枕代わり」
「下働きが座布団なんて……」
「ああ、朝から小言なんて真っ平です。膝」
「え?」
「膝を貸しなさいって。ホラ、頭を持ち上げているのは、結構ツライから早く」
言っていることは本気なのだろう。ブルブルと震えるブロンドの下に、崩した膝を滑り込ませた。
「電話で報告はしていますが、自分の口から伝えるべきことですからね。僕の婚約が決まったのですから。大変、気を揉ませたでしょうし」
「全くです。しかし、白粉の匂いが ぷんぷんするのは如何なことか」
「とんだ鉄砲女郎で、しがみついてきて難儀しました。玉三郎という名でしたが、聞きたいですか?」
「聞きません。晃子様がお知りになったら、どう思われるか」
瞼を綴じる光留には、その言葉が苛立ちを含んでいるように聞こえた。
「きっと笑ってくれますよ。それより、奈緒が側室候補だと耳に入ったのが、僕としてはキツイ。誰が、若奥様の耳に入れたのか……知っています?」
「……こんなことをなさるから、誤解をされるんですよ!」
奈緒は、膝を思いっきりずらした。
畳に打ち付けられた頭は、ゴッと鈍い音をたて「痛ッ!! 」と言う、小さな悲鳴が かまどから爆ぜる杉の葉と共に、辺りに響いた。
昨晩は、仮装でもしているのか女物に、身を飾りたてた男が出て来て、驚いたが話してみると気風が良く、直ぐに打ち解けた。
玉三郎ねぇさんと呼ばれる男は、旅芸人だったが体調を崩し、この地に根を張ったと云う経歴の持ち主らしい。が、酒の席でのお涙頂戴は、アテにならない。
ただ、分かったのは清浦が、迷っていた祝いの品に、芋の茎を勧めたという変わり者だということと、夜は店、朝は下駄屋で小銭を稼ぐ生活を送っているということだ。
文字通り朝から晩まで働き詰めのワケは、この店にあるという。明らかに、客入りが悪い。
「お客、いないのですか?」
近衛が、ズバッと斬り込んだ。気を悪くしないか、とも思ったが玉三郎は、よくぞ聞いてくれたと語りだす。
太客がいない店に、売れっ子芸者を派遣する置屋もなく、来たとしても、おひねりも渡せない。
最近では、芸者も下の下、引退した婆さんのような者を派遣されると、一通り嘆いて見せると、忌々しげに唇を尖らせ
「柳橋だし、客の入りも良い。儲けないわけがない!とか、言っちゃって参っちまうよ!嘘さ、大嘘!あんちきしょー!」
つまり、騙されて買ってしまい、朝も働かないと、やってられないと云うことだ。
「成る程ねぇ。でも、芸者なんて飽きてる連中だ。ねぇさんの芸を見せてくれないかい?」
何気ない一言だったが、これが意外と良かった。客がいないのなら、皆も混ざればいいと下働きまで座敷に招き入れ、酒がなくなると、適当に誰かが取りに行くという、あり得ない状態だったが「昔は、人の家にお邪魔して勝手に台所を漁ったものさ」と、笑う清浦は懐かしそうに眼を細めた。
そんな上役をどう見たのか、近衛はパッと明るい表情を作ると、何処から持ち出してきたのか、朱色の盃を差し出した。
「さあ、清浦さん!光留さんのお祝いです。無礼講といきましょう!」
この提案に、異を唱える者などいない。わっ!と、歓声があがると、上も下もなく盃の回し合いになった。
店の者も含めて、太鼓を鳴らし、歌を唄う。
陽気な清浦と玉三郎ねぇさんが、手を取り合って鹿鳴館の紳士淑女と、円舞の真似事をするのに、近衛が「お上手です!」などと、声をかけ、四つん這いで光留の元へ寄ってくる姿は、とても近衛家の者とは思えない、かなり酔っているのだろう。
「清浦さん、大層 喜んでらっしゃいましたよ。貴方のご婚約。最近、お疲れがみえましたが、吹き飛んだようで」
次官としての職務と、山縣の密命をこなすのに難儀しているのだろう。
弱音を吐かないのは清浦らしいと思うが、頬が熱を持ち、頭がぼんやりとすることから、気の利いた励ましの言葉を伝えることは出来ず、ただ 乾いた笑いを漏らすのが精一杯だった。
なので、婚約祝いの座敷が、どんな風に閉められたのか分からない。
その前に寝てしまったからだ。うっすらと瞼を上げると、暗くて周りが窺えない。
背越しに人肌の温もりがし、白粉の香りが鼻をくすぐったことに一瞬、晃子に顔向けが出来ない事態かと、冷っとしたが薄暗い中、こんもりと山を築く影は、ひとつ、ふたつではない。
昨晩、騒いでいた者達がゴロゴロと雑魚寝をしているのだろう。
と、なると背中にピタリと張り付いているのは、真冬の寒さに震える女中が潜り込んできたと思われた。
―― ああ、駄目だ。眠気が襲ってきた。
皆は、まだ寝静まっている。もう一眠りと光留は瞼を綴じた。
◆◆◆◆◆
ガタリと、木戸が鳴る音がし奈緒は、顔を上げた。まだ、使用人達も寝静まる刻限だ。火急の用向きで、他家の使用人でも来たのか?と、手に持つ薪を かまどに投げ入れると立ち上がる。
「誰?」
警戒心を露にし、かけた言葉に返ってきたのは「誰、じゃありませんよ。僕です」という、聞きなれた声――。
「お帰りなさいませ」
「寒い、湯はあります?」
「いえ、今、火を起こしているところです」
「ああ、かまど番ですか」
光留は、台所に上がり込むと六畳ほどの部屋へ入り込んだ。使用人が当番で詰める一間だ。夜間訪れる者の対応を兼ね、かまどに火を起こす者が 前日の夜から寝泊まりする。
津多子の女中でも、この番は回ってくることで、奈緒が火を起こしているようだ。
「何だ、もう布団を上げているんですか」
「かまど番の時間ですので」
「一眠りさせて貰おうと思ったのに」
「お部屋へ」
「部屋で寝たら、朝食に間に合わない」
光留は、吐き捨てると寝転がった。
今日は、日曜で官庁は休みだ。起床が遅れれば、離れで食事をすれば良いのだが、どうしても同席しないといけないと考えているのだろう。奈緒は、自身が羽織る綿入れを光留に掛けた。
「ご報告ですか?」
「ええ、それより座布団とかないですか?枕代わり」
「下働きが座布団なんて……」
「ああ、朝から小言なんて真っ平です。膝」
「え?」
「膝を貸しなさいって。ホラ、頭を持ち上げているのは、結構ツライから早く」
言っていることは本気なのだろう。ブルブルと震えるブロンドの下に、崩した膝を滑り込ませた。
「電話で報告はしていますが、自分の口から伝えるべきことですからね。僕の婚約が決まったのですから。大変、気を揉ませたでしょうし」
「全くです。しかし、白粉の匂いが ぷんぷんするのは如何なことか」
「とんだ鉄砲女郎で、しがみついてきて難儀しました。玉三郎という名でしたが、聞きたいですか?」
「聞きません。晃子様がお知りになったら、どう思われるか」
瞼を綴じる光留には、その言葉が苛立ちを含んでいるように聞こえた。
「きっと笑ってくれますよ。それより、奈緒が側室候補だと耳に入ったのが、僕としてはキツイ。誰が、若奥様の耳に入れたのか……知っています?」
「……こんなことをなさるから、誤解をされるんですよ!」
奈緒は、膝を思いっきりずらした。
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