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5章 全世界にバレた僕の顔
51話 顔バレ――カウントダウン中
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「……ホットパンツって結構楽だなぁ」
僕は、短パン――短いパンツ?って言うのかな?――よりも脚のつけ根に迫る短さのぱんつではないパンツを穿いた状態のそれを、イスの上であぐらをかいたまま、ふと思う。
「まるで小学生に戻ったような快適さ……や、小学生の前半での服装なんて覚えてないけど……」
小学校男子といえば、短パン。
少なくとも小4くらいまでは。
そんな偏見もあるけども、残念ながら当時の僕はそういうものに関してまるっきり関心が無かったから覚えていないんだ。
「……検索してみたら小学校女子から短パンもといホットパンツ勢はそこそこ……やっぱ女子ってずるくない? 男子はせいぜいが短パンか長ズボンの2択なのにさぁ」
さわさわさわ。
ぞくぞくぞく。
「んっ……」
ぴくっ。
体が勝手に反応する。
さわさわさわ。
ぞくぞくぞく。
「……ふぅ。くすぐったい……そりゃあ男だったときは長ズボンだったから、脚のつけ根とかふくらはぎのおしり側とかおしりとか股とか触らないよなぁ……」
ふにふにふに。
……女の子の下半身は、柔らかい。
男のそれは?
残念ながら、当分のあいだはおあずけらしい。
「……いやいや、男でこんなとこ触るのなんて変態だろ……なのに女子だとそうじゃない不思議……ずるさ……」
僕はなんとなくで――適当な動画を見ながら、ホットパンツの隙間から手を差し込んで、不思議なぞくぞくを楽しんでいた。
――「触ってるうちに変な気持ちになって」。
そういうのを体験したいって気持ちが含まれていたかは――黙秘しておく。
◇
「そうそう、そうなんだよ。普段学校でしゃべらない根暗で日陰者で居るか居ないか分からなくてつまらなくて存在感なくて陰キャで……ふぐぅ……おえっ……く、くぴくぴ……!」
【草】
【自虐芸が輝くこはねちゃん】
【こはねちゃん……無理しないで……】
【何か最近危うい場面が】
【ローに傾きかけてる気が……】
僕は危うく失敗するところだった。
学校生活でのトラウマを、配信で自分からこじ開けそうになったんだ。
「ぷはぁ……ふぅ。とにかくそんな人間でもさ、しゃべるのが嫌いってわけじゃないんだ。ただその周囲の人と馴染めてなくってさ……あと自分の興味あることを話せる相手が見つからなかったり、コミュ障こじらせてそもそも挨拶できないだけで、一度慣れたら普通にしゃべれるんだよ。休み時間ずっととか、こうして配信とかでもさ」
【わかる】
【うっ……(心停止】
【↑わかる(心停止】
【お前もか……(心停止】
【みんな、静かになったな……(心停止】
【草】
【幽霊の集まりかな?】
【ゾンビでは?】
コミュニケーションに難を持つ、僕たち。
そういう悲しい存在も、興味があることにだけは興味があって、つまりはいくらでもしゃべれるんだ。
「まぁ大抵が一方通行――人生における会話の経験値が低すぎて、その経験値ってのは使わないと時間経過で減少するから子供のころは普通に友達居ても、なんか変にこじらせて数年経っちゃうと空気とか読めなくなってさ、話振られて急にテンションと緊張上がっちゃってうわずった高い声で早口で滑舌悪く突然語り出す、いわゆる『オタクくんめっちゃしゃべるじゃん』ってろろろろろろろ」
びちゃびちゃびちゃびちゃ。
む、ミュートが間に合わなかった。
「おえ゛っ……ふぐっ……えぇぇぇ゛……っ!」
ついでで喉の奥が勝手にえずく。
「うぇぇ゛ぇ゛……えぇ゛っ……」
……なんか最近、体が変だ。
妙に吐きやすいっていうか、感情が昂ぶりやすいっていうか。
……女の子だからかな。
【苦しい】
【泣かないで】
【こはねさん、ほんと無理しないで?】
【心が痛い】
【自虐ってさ、自分を痛めつけてるんだよな】
【ああ……】
【自虐には防衛本能からのものもあるんだよ】
【気持ちは分かる でもやめてほしい】
【でもさ、自虐すると気持ちがギリギリのラインでなんとかなるんだよな】
【分かる】
【いのちのなんちゃら<URL>】
【こはねちゃんウォッチ勢ボランティア部<URL>】
【いつも貼られるURL】
【なんか増えてるけど普通に優しい】
【こはねちゃんはガチ勢だからなぁ……】
【ファッション勢で居てほしかったこの気持ち】
【せめてライト勢で居てほしかった 今はもう共感するどころか心配になっちゃってるよ】
【分かる】
【最初は「お、同類だ」→「俺より重症すぎてしなしなだよ」→「護らねば」】
【わかる】
【かわいい声でかなり緩和されてるけど……】
【普通に苦しそうに吐いてて胸が潰れそう】
「……ふぅ。あ、ごめんね? げろげろはちゃんと用意しといたエチケット袋に入ったからPCとかは大丈夫」
きゅきゅっと袋を絞り、ゴミ箱へシュート。
あとはしゅっしゅっと消臭スプレー。
これで万全だ。
「こくこくこく……ぷは。こういうときは常温になって来つつあるミルクが1番だねぇ」
【全部の音が聞こえちゃってる……】
【取り繕うことさえ、もう……】
【収益化、まだ……? なんでもいいから支援させて……】
【普通に知り合いの頼りになるカウンセラーに……】
【しょうがないよ、いくら周囲が願っても本人が望まないと……】
【そこが厳しいんだよなぁ】
【未成年なら保護者が無理やり……それでも悪化して最悪のケースってのもあるしなぁ】
【こういうのはタイミングもあるからなぁ】
【体の病気もそうだけど、心のそれは目に見えないし本人にも分からないからねぇ……】
【せめてコメント欄で笑わせてあげないと……】
【コメント欄の保護者たちがおろおろしている】
【どんな人間でもなるわ、こんなん……】
【いい人ほどダメージを受ける配信……それがこはねちゃんだ】
◇
「ソシャゲって良いよね。デイリーにウィークリー、マンスリーにイベント限定期間ごとにタスクがあるからさ。それをひとつずつ消していく作業をしてると、こんなニートでも仕事してる気持ちになれるんだ。ソシャゲはニートとか暇な学生の救世主だよ」
ぽちぽちぽちぽち。
コメント欄さんたちの中から素晴らしいアイデアをいただいた僕は、早速で前からやっているソシャゲ――ソーシャルゲーム、スマホゲームとかブラウザゲームを複数、タスクをこなすだけの作業も配信している。
……正直、普通にゲームやってるより楽なのが悲しいね。
【分かる】
【それで「めんどくさくてやってられん」とか日常が忙しくて離れる人が健全なんだ】
【そうならなかったやつは……ま、そういうことだよな】
【悪いことばかりではないんだが】
【朝の更新時間とかで起きる癖とかな】
【なんだかんだ潤うんだよなぁ……変な縛りとか課金しちゃうけど】
「分かる。まぁ僕はこの生活のせいで、結構よくタスクの期限とかアプデのタイミングミスっていろいろ取りこぼしてるんだけど。まぁガチ勢ってのじゃないし」
年月と回数だけは重ねたゲームたち。
「でも、地道に素材とか集めてキャラ強化しといて、イベントで好みのキャラを引いたり強化したりクリアしたりできたときは、やっぱしといて良かったって思うよね……時間の浪費でしかないけども、それも含めてのコンテンツだし。あとSNSとか動画でみんなの反応見るのも好き」
【わかる】
【もはや生活リズムに組み込まれてるからなぁ】
【退屈な授業とか会議とかの友達】
【リモートだと作業がめっちゃ捗るんだわ】
【ソシャゲ数種類なら余裕で回せるよね】
【その時間の時給分くらいは課金しても良いって気持ちになれるんだ】
【↑わかる】
【わかる……すごくよくわかる】
「うんうん。めんどくさいのも別の作業しながらだと案外できるよね。あれって不思議。なんか得した気分になるんだ」
かちかちかち。
「あと、こうしてタスクが1個ずつ減ってくのは気持ちいい。……これ、勉強とかで発揮できてたらなぁ……ほら、今は学校でも僕のときよりゲームっぽくやる気出させてくれるアプリとかあるみたいだし……ああ、ああいうのこそ僕のときにほしかったなぁ……」
僕はしょんぼりした。
【うっ……(トラウマ直撃】
【うっ……(この前の追試】
【↑学生は今からやれ】
【やってる こはねちゃんの声を聞きながらやってる】
【配信ないときは観てないアーカイブから追ってる】
【コンテンツ自体はかなりのボリュームだからね】
【えらい】
【草】
「あ、そういうので使ってくれてるとありがたい――先生?」
【ひより「理不尽すぎません!?」】
やっぱり居た。
【草】
【草】
【隙あらばママを追い出したい娘】
【息子だよ?】
【ショタよ?】
【はいはいさっさと帰れ】
【草】
【ひより「ところでこはねさんは今日のキャラでどの子が好きですか?」】
「先生が次の試験勉強をしているのなら教えます」
【ひより「ぐぅ」】
「はいはい、お家に帰りましょうねー」
本当はBAN――アカウントごと、この配信を見られないようにしたい。
でも、したくない。
その折衷案だ。
【草】
【ひでぇ】
【まぁニートとか落伍者のあるある話に現役の学生さんが混じるのは邪悪でしかないし】
【俺って邪悪だったの!?】
【草】
【コメント欄も意外と自虐が多いよな】
【こはねちゃんさんのいろいろに深くうなずくやつらばかりだからな……】
【この配信、ひやひやするんだけど】
【わかる】
【なんか爆弾の起動スイッチが既に押されてて、いつ爆発するか分からない的な怖さがあるよな……】
【それでも追ってしまうんだ この気持ちは一体……?】
僕は、短パン――短いパンツ?って言うのかな?――よりも脚のつけ根に迫る短さのぱんつではないパンツを穿いた状態のそれを、イスの上であぐらをかいたまま、ふと思う。
「まるで小学生に戻ったような快適さ……や、小学生の前半での服装なんて覚えてないけど……」
小学校男子といえば、短パン。
少なくとも小4くらいまでは。
そんな偏見もあるけども、残念ながら当時の僕はそういうものに関してまるっきり関心が無かったから覚えていないんだ。
「……検索してみたら小学校女子から短パンもといホットパンツ勢はそこそこ……やっぱ女子ってずるくない? 男子はせいぜいが短パンか長ズボンの2択なのにさぁ」
さわさわさわ。
ぞくぞくぞく。
「んっ……」
ぴくっ。
体が勝手に反応する。
さわさわさわ。
ぞくぞくぞく。
「……ふぅ。くすぐったい……そりゃあ男だったときは長ズボンだったから、脚のつけ根とかふくらはぎのおしり側とかおしりとか股とか触らないよなぁ……」
ふにふにふに。
……女の子の下半身は、柔らかい。
男のそれは?
残念ながら、当分のあいだはおあずけらしい。
「……いやいや、男でこんなとこ触るのなんて変態だろ……なのに女子だとそうじゃない不思議……ずるさ……」
僕はなんとなくで――適当な動画を見ながら、ホットパンツの隙間から手を差し込んで、不思議なぞくぞくを楽しんでいた。
――「触ってるうちに変な気持ちになって」。
そういうのを体験したいって気持ちが含まれていたかは――黙秘しておく。
◇
「そうそう、そうなんだよ。普段学校でしゃべらない根暗で日陰者で居るか居ないか分からなくてつまらなくて存在感なくて陰キャで……ふぐぅ……おえっ……く、くぴくぴ……!」
【草】
【自虐芸が輝くこはねちゃん】
【こはねちゃん……無理しないで……】
【何か最近危うい場面が】
【ローに傾きかけてる気が……】
僕は危うく失敗するところだった。
学校生活でのトラウマを、配信で自分からこじ開けそうになったんだ。
「ぷはぁ……ふぅ。とにかくそんな人間でもさ、しゃべるのが嫌いってわけじゃないんだ。ただその周囲の人と馴染めてなくってさ……あと自分の興味あることを話せる相手が見つからなかったり、コミュ障こじらせてそもそも挨拶できないだけで、一度慣れたら普通にしゃべれるんだよ。休み時間ずっととか、こうして配信とかでもさ」
【わかる】
【うっ……(心停止】
【↑わかる(心停止】
【お前もか……(心停止】
【みんな、静かになったな……(心停止】
【草】
【幽霊の集まりかな?】
【ゾンビでは?】
コミュニケーションに難を持つ、僕たち。
そういう悲しい存在も、興味があることにだけは興味があって、つまりはいくらでもしゃべれるんだ。
「まぁ大抵が一方通行――人生における会話の経験値が低すぎて、その経験値ってのは使わないと時間経過で減少するから子供のころは普通に友達居ても、なんか変にこじらせて数年経っちゃうと空気とか読めなくなってさ、話振られて急にテンションと緊張上がっちゃってうわずった高い声で早口で滑舌悪く突然語り出す、いわゆる『オタクくんめっちゃしゃべるじゃん』ってろろろろろろろ」
びちゃびちゃびちゃびちゃ。
む、ミュートが間に合わなかった。
「おえ゛っ……ふぐっ……えぇぇぇ゛……っ!」
ついでで喉の奥が勝手にえずく。
「うぇぇ゛ぇ゛……えぇ゛っ……」
……なんか最近、体が変だ。
妙に吐きやすいっていうか、感情が昂ぶりやすいっていうか。
……女の子だからかな。
【苦しい】
【泣かないで】
【こはねさん、ほんと無理しないで?】
【心が痛い】
【自虐ってさ、自分を痛めつけてるんだよな】
【ああ……】
【自虐には防衛本能からのものもあるんだよ】
【気持ちは分かる でもやめてほしい】
【でもさ、自虐すると気持ちがギリギリのラインでなんとかなるんだよな】
【分かる】
【いのちのなんちゃら<URL>】
【こはねちゃんウォッチ勢ボランティア部<URL>】
【いつも貼られるURL】
【なんか増えてるけど普通に優しい】
【こはねちゃんはガチ勢だからなぁ……】
【ファッション勢で居てほしかったこの気持ち】
【せめてライト勢で居てほしかった 今はもう共感するどころか心配になっちゃってるよ】
【分かる】
【最初は「お、同類だ」→「俺より重症すぎてしなしなだよ」→「護らねば」】
【わかる】
【かわいい声でかなり緩和されてるけど……】
【普通に苦しそうに吐いてて胸が潰れそう】
「……ふぅ。あ、ごめんね? げろげろはちゃんと用意しといたエチケット袋に入ったからPCとかは大丈夫」
きゅきゅっと袋を絞り、ゴミ箱へシュート。
あとはしゅっしゅっと消臭スプレー。
これで万全だ。
「こくこくこく……ぷは。こういうときは常温になって来つつあるミルクが1番だねぇ」
【全部の音が聞こえちゃってる……】
【取り繕うことさえ、もう……】
【収益化、まだ……? なんでもいいから支援させて……】
【普通に知り合いの頼りになるカウンセラーに……】
【しょうがないよ、いくら周囲が願っても本人が望まないと……】
【そこが厳しいんだよなぁ】
【未成年なら保護者が無理やり……それでも悪化して最悪のケースってのもあるしなぁ】
【こういうのはタイミングもあるからなぁ】
【体の病気もそうだけど、心のそれは目に見えないし本人にも分からないからねぇ……】
【せめてコメント欄で笑わせてあげないと……】
【コメント欄の保護者たちがおろおろしている】
【どんな人間でもなるわ、こんなん……】
【いい人ほどダメージを受ける配信……それがこはねちゃんだ】
◇
「ソシャゲって良いよね。デイリーにウィークリー、マンスリーにイベント限定期間ごとにタスクがあるからさ。それをひとつずつ消していく作業をしてると、こんなニートでも仕事してる気持ちになれるんだ。ソシャゲはニートとか暇な学生の救世主だよ」
ぽちぽちぽちぽち。
コメント欄さんたちの中から素晴らしいアイデアをいただいた僕は、早速で前からやっているソシャゲ――ソーシャルゲーム、スマホゲームとかブラウザゲームを複数、タスクをこなすだけの作業も配信している。
……正直、普通にゲームやってるより楽なのが悲しいね。
【分かる】
【それで「めんどくさくてやってられん」とか日常が忙しくて離れる人が健全なんだ】
【そうならなかったやつは……ま、そういうことだよな】
【悪いことばかりではないんだが】
【朝の更新時間とかで起きる癖とかな】
【なんだかんだ潤うんだよなぁ……変な縛りとか課金しちゃうけど】
「分かる。まぁ僕はこの生活のせいで、結構よくタスクの期限とかアプデのタイミングミスっていろいろ取りこぼしてるんだけど。まぁガチ勢ってのじゃないし」
年月と回数だけは重ねたゲームたち。
「でも、地道に素材とか集めてキャラ強化しといて、イベントで好みのキャラを引いたり強化したりクリアしたりできたときは、やっぱしといて良かったって思うよね……時間の浪費でしかないけども、それも含めてのコンテンツだし。あとSNSとか動画でみんなの反応見るのも好き」
【わかる】
【もはや生活リズムに組み込まれてるからなぁ】
【退屈な授業とか会議とかの友達】
【リモートだと作業がめっちゃ捗るんだわ】
【ソシャゲ数種類なら余裕で回せるよね】
【その時間の時給分くらいは課金しても良いって気持ちになれるんだ】
【↑わかる】
【わかる……すごくよくわかる】
「うんうん。めんどくさいのも別の作業しながらだと案外できるよね。あれって不思議。なんか得した気分になるんだ」
かちかちかち。
「あと、こうしてタスクが1個ずつ減ってくのは気持ちいい。……これ、勉強とかで発揮できてたらなぁ……ほら、今は学校でも僕のときよりゲームっぽくやる気出させてくれるアプリとかあるみたいだし……ああ、ああいうのこそ僕のときにほしかったなぁ……」
僕はしょんぼりした。
【うっ……(トラウマ直撃】
【うっ……(この前の追試】
【↑学生は今からやれ】
【やってる こはねちゃんの声を聞きながらやってる】
【配信ないときは観てないアーカイブから追ってる】
【コンテンツ自体はかなりのボリュームだからね】
【えらい】
【草】
「あ、そういうので使ってくれてるとありがたい――先生?」
【ひより「理不尽すぎません!?」】
やっぱり居た。
【草】
【草】
【隙あらばママを追い出したい娘】
【息子だよ?】
【ショタよ?】
【はいはいさっさと帰れ】
【草】
【ひより「ところでこはねさんは今日のキャラでどの子が好きですか?」】
「先生が次の試験勉強をしているのなら教えます」
【ひより「ぐぅ」】
「はいはい、お家に帰りましょうねー」
本当はBAN――アカウントごと、この配信を見られないようにしたい。
でも、したくない。
その折衷案だ。
【草】
【ひでぇ】
【まぁニートとか落伍者のあるある話に現役の学生さんが混じるのは邪悪でしかないし】
【俺って邪悪だったの!?】
【草】
【コメント欄も意外と自虐が多いよな】
【こはねちゃんさんのいろいろに深くうなずくやつらばかりだからな……】
【この配信、ひやひやするんだけど】
【わかる】
【なんか爆弾の起動スイッチが既に押されてて、いつ爆発するか分からない的な怖さがあるよな……】
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