110 / 167
9章 「綾咲こはね」
110話 みんなでおふろ1
しおりを挟む
「やっぱりひよりちゃんは、絵、上手だなぁ」
「こはねちゃんさんもかわいく描けてますよ!」
「うーん……絵心がなぁ……」
ひよりちゃんがおえかきしている横で描いていた、絵。
感性したからちょっと話して見るも、やっぱり初心者感は拭えない……っていうか人体として成り立っていない。
具体的には、頭と首がななめにくっついている。
これはキメラとかじゃなきゃ成り立たない気がする。
「それに、首と顔だけしか描いてないのに、福笑いに……」
「私だって最初はそうでしたよ!」
そうだよなぁ……イラストっていうのは「らくがきもしたことない」人間にとっては――
「……あれ? こういうの、ちょろっと描いてみて恥ずかしくなってやめちゃった記憶があるのに、どうして急に描こうと思ったんだろ」
「………………………………」
僕は首をひねってみる。
「……引きこもって何もしてなかった時期、ふと『このまま一生なにもせずに終わるのが確実なのよりは、イラストレーターとか漫画家とか小説家になって一発逆転』って思って……でも1日で『こりゃ無理だ』って……」
うーん?
「……うぇっ」
あ、急に吐き気が。
変なもの食べた?
それともカゼ?
「……描きたい何かがあれば、描いてさえいれば。……うん。私みたいに」
ひよりちゃんが、僕の描いた絵を渡してくれる。
「『世界で、たったひとりでも……誰かに、好きって言ってもらえる』。そういう絵が、描けるようになりますよ」
「そっかぁ。うん、そういうのって良いよね」
「はい……だって、私は……こはねさんに、そう言ってもらえて……」
「え? 僕? そ――むむむむむ」
そんな覚えはない――や、ひよりちゃんのイラストは大好きだけども――って言おうとしたら、優花のおててが口を塞いできた。
「ええ、分かります。私も、勉強を――『世界で、たったひとりのある人のため』に、がんばってきましたから」
「そうですかぁ……!」
へー、優花お姉ちゃんのお勉強も。
「たったひとり」……誰だろ。
やっぱお母さんかな?
「ちょうどおえかきも終わったことですし、そろそろみなさんとお別れしましょうね、こはねさん」
「えー!? もう……あ、こんな時間……」
時計は、もうすぐ夕方を差している。
今日は、休みの日だからって――気がつけばひよりちゃん、はるなちゃんにみなみちゃんが家でくつろいでくれている。
お昼過ぎに遊びに来てくれて、みんなでおやつを食べて……楽しかったのに。
けども確かにしょうがない。
僕と違ってみんなはこれからお家に帰るんだ、そろそろ帰らないと――いくら明日が日曜日でも、遅くなったらお母さんたちが不安に……。
「!!」
――日曜日!
僕は閃いた。
そうだ、僕はかしこいんだ。
アルコールと引きこもりで衰えたとはいえ、人の何倍も努力して人の1倍程度のかしこさを身につけられる程度にはかしこいんだ。
いやいやダメじゃんお酒なんて……だいたい、臭くって飲めないでしょ。
お父さんのビールとか、あわあわの後ににがにがでダメだったんだから。
「ひよりちゃん! 今日、お泊まり会しよ!」
「はい! ………………………………えっ」
「そうだよ、そういえば『最近』はしてなかったもんね、ひよりちゃん!」
がしっ。
僕は、ひよりちゃんのおててをおててで握りしめる。
逃がさないよ、ひよりちゃん!
「!? はわ、はわわわわ……っ」
「……見て、ハルナちゃん。あれが、無敵になったこはね様のお姿……」
「純粋な友情……良いわねぇ……キマシタワーね……」
恥ずかしがり屋さんなひよりちゃんは、いつもこうして顔を真っ赤にする。
けども、嫌なときは嫌って言ってくれるはずだから大丈夫そうだ。
「優花お姉ちゃん! ねぇ、良いでしょ!」
「 」
僕は、久しぶりすぎるお泊まり会に心を躍らせて――なぜかひよりちゃんと同じくらいに真っ赤になってるお姉ちゃんを見上げる。
「? お姉ちゃん?」
「……こほん。客間はありませんけど、余っている布団をこのリビングに敷けば、なんとか……」
「うん! お布団は僕が敷くから!」
体力はないけど、お布団くらいは敷けるもん。
「そ、それなら……」
「え?」
「えっ」
「………………………………?」
「………………………………?」
ひよりちゃんと同じ方向に視界が傾く。
「……リビングで寝てもらうのは、はるなおねえちゃんとみなみちゃんじゃないの?」
「えっ」
「ひよりちゃんは、僕と一緒でしょ?」
「!?!?」
「!!!!! は、はるなちゃん……!」
「……落ち着きましょう……タイミングが大切よ……!」
はるなお姉ちゃんたちがおしゃべりに夢中みたいだけど、今はそんなことより。
「ひよりちゃん……一緒に僕のベッドで寝ないの?」
「 」
だって、そう思ったから。
僕たち、「いつも」そうしてたじゃん?
けども、びくっとして……湯気がおでこからしゅうしゅう出始めた気がするひよりちゃん。
イラストレーターさんだから表現が得意なんだね。
絵、でもそれってなんか変――じゃないよ?
むー。
なんか、変なの。
「一緒におふろも入ろうね。洗いっこしよ」
「 」
「え゛っ……こ、こはねさん……?」
「? 優花お姉ちゃんも入る?」
なぜかみんなが静かだ。
変なの。
「……ねぇ、こはねちゃん? 私たちも良い? お泊まり会」
「う゛ぇ゛っ!? い、いきなりぃ!?」
「うん、良いよー! あ、でも、みんなでおふろは難しいかなぁ」
「……よしっ」
「う゛ぇぁぁー……」
あれ、2人はお泊まりしないつもりだったのかな?
でも乗り気だった気がしたんだけども……うーん?
あ、みなみちゃん、ゾンビの真似が上手になってるね。
「それじゃあ――如月ちゃん?」
ぱちんっ。
はるなちゃんが指を鳴らすと――
「――――――はい、車で30分の場所に大型スパ――温泉があります。そこで家族風呂があります」
「でかした!」
「あ、先生、来てたんだ」
「ええ……たった今」
んー?
ぴんぽん、鳴ってなかった気がするけどなぁ……そもそも優花も外に出てない気がするし。
でも僕の気のせいかもだし、黙っとこーっと。
「紅目さんたちの着替えの服――ナイトウェアについては移動中……あるいは温泉施設で購入可能かと」
「つまり、すぐに行けるってことね!」
「……せんせいは一緒にお風呂入って、泊まらないの?」
「えっ」
なぜかいつも――家に来るときでさえ白衣をびしっと忘れない先生が、珍しくびっくりしている。
「……泊まらないの……?」
「う゛っ」
「如月ちゃん? このつぶらな瞳に……勝てるかしらぁ?」
「む、無理ですぅ……!」
「なら、おとなしく……ね?」
「さ、さすがにげろげろ採取ならともかく、いきなりすぎますぅ……!」
はるなちゃんが、ぎゅむっと先生におっぱいを押しつけながら話しかけている。
……先生はいつも、自分から距離を取るんだ。
今日くらい、一緒でも良いって、そう思ったから。
そうだよ。
みんなが仲良く楽しそうにしているのを――自分から距離を取って、悲しい目をして眺めているなんて、とっても寂しすぎるんだ。
そんな子が居たら、そっと手を引いて――多少強引でも良いから仲間に入れて、一緒に遊んじゃえば良いんだからさ。
◇
「あっ」
「? どうしたんですか?」
家の前に止まっていた黒くてかっこいい車――リムジンって言うんだって、運転してたお姉さんが言ってた――花粉症か何かで息がはぁはぁなってた――あと僕のこと、なぜか「きゅん」とか呼んできた――で、うきうきでやってきたはずの温泉。
広い駐車場に着いたよって聞かされたとき、僕は思い出したんだ。
「困った……」
「!? こはねさん、がんばって漏らさないでください!」
「えっ」
優花が何かを言っているけども、そんなことはどうでも良い。
「……漏らす……つまり、配信でのあの水音は……」
「うん……これはほぼ確定……」
みなみちゃんたちがぼそぼそ言ってるのはいつものことだから、それもまたどうでも良い。
「うへ、うへへ……実質ショタっ子のおもらし……」
運転してたお姉さんが蠢いてるけど、それも本当にどうでも良い。
それよりも、
「僕、人が多いところ、無理だったじゃん……」
そんな当たり前すぎることに、みんなを連れて目の前にまで来てから気づいた。
「こはねちゃんさんもかわいく描けてますよ!」
「うーん……絵心がなぁ……」
ひよりちゃんがおえかきしている横で描いていた、絵。
感性したからちょっと話して見るも、やっぱり初心者感は拭えない……っていうか人体として成り立っていない。
具体的には、頭と首がななめにくっついている。
これはキメラとかじゃなきゃ成り立たない気がする。
「それに、首と顔だけしか描いてないのに、福笑いに……」
「私だって最初はそうでしたよ!」
そうだよなぁ……イラストっていうのは「らくがきもしたことない」人間にとっては――
「……あれ? こういうの、ちょろっと描いてみて恥ずかしくなってやめちゃった記憶があるのに、どうして急に描こうと思ったんだろ」
「………………………………」
僕は首をひねってみる。
「……引きこもって何もしてなかった時期、ふと『このまま一生なにもせずに終わるのが確実なのよりは、イラストレーターとか漫画家とか小説家になって一発逆転』って思って……でも1日で『こりゃ無理だ』って……」
うーん?
「……うぇっ」
あ、急に吐き気が。
変なもの食べた?
それともカゼ?
「……描きたい何かがあれば、描いてさえいれば。……うん。私みたいに」
ひよりちゃんが、僕の描いた絵を渡してくれる。
「『世界で、たったひとりでも……誰かに、好きって言ってもらえる』。そういう絵が、描けるようになりますよ」
「そっかぁ。うん、そういうのって良いよね」
「はい……だって、私は……こはねさんに、そう言ってもらえて……」
「え? 僕? そ――むむむむむ」
そんな覚えはない――や、ひよりちゃんのイラストは大好きだけども――って言おうとしたら、優花のおててが口を塞いできた。
「ええ、分かります。私も、勉強を――『世界で、たったひとりのある人のため』に、がんばってきましたから」
「そうですかぁ……!」
へー、優花お姉ちゃんのお勉強も。
「たったひとり」……誰だろ。
やっぱお母さんかな?
「ちょうどおえかきも終わったことですし、そろそろみなさんとお別れしましょうね、こはねさん」
「えー!? もう……あ、こんな時間……」
時計は、もうすぐ夕方を差している。
今日は、休みの日だからって――気がつけばひよりちゃん、はるなちゃんにみなみちゃんが家でくつろいでくれている。
お昼過ぎに遊びに来てくれて、みんなでおやつを食べて……楽しかったのに。
けども確かにしょうがない。
僕と違ってみんなはこれからお家に帰るんだ、そろそろ帰らないと――いくら明日が日曜日でも、遅くなったらお母さんたちが不安に……。
「!!」
――日曜日!
僕は閃いた。
そうだ、僕はかしこいんだ。
アルコールと引きこもりで衰えたとはいえ、人の何倍も努力して人の1倍程度のかしこさを身につけられる程度にはかしこいんだ。
いやいやダメじゃんお酒なんて……だいたい、臭くって飲めないでしょ。
お父さんのビールとか、あわあわの後ににがにがでダメだったんだから。
「ひよりちゃん! 今日、お泊まり会しよ!」
「はい! ………………………………えっ」
「そうだよ、そういえば『最近』はしてなかったもんね、ひよりちゃん!」
がしっ。
僕は、ひよりちゃんのおててをおててで握りしめる。
逃がさないよ、ひよりちゃん!
「!? はわ、はわわわわ……っ」
「……見て、ハルナちゃん。あれが、無敵になったこはね様のお姿……」
「純粋な友情……良いわねぇ……キマシタワーね……」
恥ずかしがり屋さんなひよりちゃんは、いつもこうして顔を真っ赤にする。
けども、嫌なときは嫌って言ってくれるはずだから大丈夫そうだ。
「優花お姉ちゃん! ねぇ、良いでしょ!」
「 」
僕は、久しぶりすぎるお泊まり会に心を躍らせて――なぜかひよりちゃんと同じくらいに真っ赤になってるお姉ちゃんを見上げる。
「? お姉ちゃん?」
「……こほん。客間はありませんけど、余っている布団をこのリビングに敷けば、なんとか……」
「うん! お布団は僕が敷くから!」
体力はないけど、お布団くらいは敷けるもん。
「そ、それなら……」
「え?」
「えっ」
「………………………………?」
「………………………………?」
ひよりちゃんと同じ方向に視界が傾く。
「……リビングで寝てもらうのは、はるなおねえちゃんとみなみちゃんじゃないの?」
「えっ」
「ひよりちゃんは、僕と一緒でしょ?」
「!?!?」
「!!!!! は、はるなちゃん……!」
「……落ち着きましょう……タイミングが大切よ……!」
はるなお姉ちゃんたちがおしゃべりに夢中みたいだけど、今はそんなことより。
「ひよりちゃん……一緒に僕のベッドで寝ないの?」
「 」
だって、そう思ったから。
僕たち、「いつも」そうしてたじゃん?
けども、びくっとして……湯気がおでこからしゅうしゅう出始めた気がするひよりちゃん。
イラストレーターさんだから表現が得意なんだね。
絵、でもそれってなんか変――じゃないよ?
むー。
なんか、変なの。
「一緒におふろも入ろうね。洗いっこしよ」
「 」
「え゛っ……こ、こはねさん……?」
「? 優花お姉ちゃんも入る?」
なぜかみんなが静かだ。
変なの。
「……ねぇ、こはねちゃん? 私たちも良い? お泊まり会」
「う゛ぇ゛っ!? い、いきなりぃ!?」
「うん、良いよー! あ、でも、みんなでおふろは難しいかなぁ」
「……よしっ」
「う゛ぇぁぁー……」
あれ、2人はお泊まりしないつもりだったのかな?
でも乗り気だった気がしたんだけども……うーん?
あ、みなみちゃん、ゾンビの真似が上手になってるね。
「それじゃあ――如月ちゃん?」
ぱちんっ。
はるなちゃんが指を鳴らすと――
「――――――はい、車で30分の場所に大型スパ――温泉があります。そこで家族風呂があります」
「でかした!」
「あ、先生、来てたんだ」
「ええ……たった今」
んー?
ぴんぽん、鳴ってなかった気がするけどなぁ……そもそも優花も外に出てない気がするし。
でも僕の気のせいかもだし、黙っとこーっと。
「紅目さんたちの着替えの服――ナイトウェアについては移動中……あるいは温泉施設で購入可能かと」
「つまり、すぐに行けるってことね!」
「……せんせいは一緒にお風呂入って、泊まらないの?」
「えっ」
なぜかいつも――家に来るときでさえ白衣をびしっと忘れない先生が、珍しくびっくりしている。
「……泊まらないの……?」
「う゛っ」
「如月ちゃん? このつぶらな瞳に……勝てるかしらぁ?」
「む、無理ですぅ……!」
「なら、おとなしく……ね?」
「さ、さすがにげろげろ採取ならともかく、いきなりすぎますぅ……!」
はるなちゃんが、ぎゅむっと先生におっぱいを押しつけながら話しかけている。
……先生はいつも、自分から距離を取るんだ。
今日くらい、一緒でも良いって、そう思ったから。
そうだよ。
みんなが仲良く楽しそうにしているのを――自分から距離を取って、悲しい目をして眺めているなんて、とっても寂しすぎるんだ。
そんな子が居たら、そっと手を引いて――多少強引でも良いから仲間に入れて、一緒に遊んじゃえば良いんだからさ。
◇
「あっ」
「? どうしたんですか?」
家の前に止まっていた黒くてかっこいい車――リムジンって言うんだって、運転してたお姉さんが言ってた――花粉症か何かで息がはぁはぁなってた――あと僕のこと、なぜか「きゅん」とか呼んできた――で、うきうきでやってきたはずの温泉。
広い駐車場に着いたよって聞かされたとき、僕は思い出したんだ。
「困った……」
「!? こはねさん、がんばって漏らさないでください!」
「えっ」
優花が何かを言っているけども、そんなことはどうでも良い。
「……漏らす……つまり、配信でのあの水音は……」
「うん……これはほぼ確定……」
みなみちゃんたちがぼそぼそ言ってるのはいつものことだから、それもまたどうでも良い。
「うへ、うへへ……実質ショタっ子のおもらし……」
運転してたお姉さんが蠢いてるけど、それも本当にどうでも良い。
それよりも、
「僕、人が多いところ、無理だったじゃん……」
そんな当たり前すぎることに、みんなを連れて目の前にまで来てから気づいた。
4
あなたにおすすめの小説
辺境ギルドの受付嬢ですが、冒険者の嘘は帳簿でぜんぶバレます
蒼月よる
ファンタジー
素材の重さが申告と合わない。鑑定書の書式がおかしい。冒険者が持ち込む報告書には、いつもどこかに嘘がある。
辺境の小さなギルド支部で、受付嬢ナタリアは今日も一人、帳簿を武器に冒険者たちの嘘と向き合っている。剣も魔法も使えない。でも素材を見る目と、数字の辻褄を見抜く勘だけは、誰にも負けない。
持ち込まれた棘鱗の産地が違う。新人冒険者の目が妙に鋭い。腕のいい薬師が素性を隠している。書類を処理するだけの毎日のはずが、カウンターの向こうには不思議な人々と、小さな謎が絶えない。
一話完結の日常謎解き。辺境の受付カウンターから覗く、冒険者たちの嘘と真実の物語。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
ダンジョン嫌いの元英雄は裏方仕事に徹したい ~うっかりA級攻略者をワンパンしたら、切り抜き動画が世界中に拡散されてしまった件~
厳座励主(ごんざれす)
ファンタジー
「英雄なんて、もう二度とごめんだ」
ダンジョン出現から10年。
攻略が『配信』という娯楽に形を変えた現代。
かつて日本を救った伝説の英雄は、ある事情から表舞台を去り、ダンジョン攻略支援用AI『アリス』の開発に没頭する裏方へと転身していた。
ダンジョンも、配信も、そして英雄と呼ばれることも。
すべてを忌み嫌う彼は、裏方に徹してその生涯を終える……はずだった。
アリスの試験運用中に遭遇した、迷惑系配信者の暴挙。
少女を救うために放った一撃が、あろうことか世界中にライブ配信されてしまう。
その結果――
「――ダンジョン嫌いニキ、強すぎるだろ!!」
意図せず爆増するファン、殺到するスポンサー。
静寂を望む願いをよそに、世界は彼を再び『英雄』の座へと引きずり戻していく。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
ブラック企業で倒れた私を、ネトゲ仲間の社長が強制保護して溺愛しています
紅 与一
恋愛
過労で倒れた私を救ったのは、
ネトゲ仲間――そしてIT企業の若き社長。
「もう君は、僕の管理下だよ」
退院と同時に退職手続きは完了。
住む場所も、生活も、すべて彼に囲われた。
外出制限、健康管理、過保護な独占欲。
甘くて危険な“保護生活”の中で、
私は少しずつ彼に心を奪われていく――。
元社畜OL×執着気味の溺愛社長
囲い込み同棲ラブストーリー。
異世界で鍛冶屋をやってるだけのはずが、神々に最強認定されてハーレムができてた件
えりぽん
ファンタジー
平凡な青年リクは、異世界に転生して鍛冶屋として静かに暮らしていた――はずだった。
だが、彼が何気なく作った剣は竜を貫き、魔王をも滅ぼすほどの威力を秘めていた。本人はただの職人のつもりでも、周囲からは「神の使徒」として崇められ、王女や聖女、果ては魔族までが次々と彼の元に集う。
「俺、本当にただの鍛冶屋なんですが……?」
気づけば彼は、闇の勢力も聖なる教団も巻き込む世界最大の戦争の鍵を握る存在に――。
これは、無自覚に最強となった青年が世界を変える、“作るだけ無双ファンタジー”。
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる