157 / 167
12章 日常に立ちはだかる敵と味方と
162話 コメント欄は地獄
しおりを挟む
【変なのばっか居るな、この配信】
【こはねちゃんのアクが強すぎて霞んでるけどね……】
【それはそう】
【ていうかほんと何の話してたんだっけ?】
【こはねちゃんのかわいさ?】
【こはねちゃんのかわいそさ?】
【変なのに絡まれてるからなぁ】
【変なの(俺たち】
【それはそう】
【草】
【場所と相手が限定的ではあるけどトーク力とコミュ力もあって、定期的にギャン泣きすることによって庇護欲と労働意欲をかき立て、本気を出せば数十分走り続けられる体力もあるんだよな、こはねちゃん 性格と能力がなにひとつ噛み合っていないところがレッサーパンダみあるよな オンゲーで連戦できる神業できるくらいだからやっぱゲーム配信がベストなのにそれを自分から封印するとか露とかも噛み合ってないよな】
【なんの取り柄もない引きこもりダメニートとは一体……】
【※数年引きこもってあの身体能力と持久力です】
【え、やばくね?】
【本来のスペックはやべーんだけどなぁ……】
【こういうのは主観だからなぁ】
【それな】
【スポーツとか勉強とか対人関係とか、性格とかでの向き不向きと体のそれはなかなか合わないからね】
【こはねちゃんがその辺をクリアしたらつよそう】
【マジでつよつよだよ いやほんとマジで】
【嫁のもらい手が あ、違うか、レッサーパンダの飼い主もすぐにろろろろろ】
【男はやめろ彼氏はやめろ旦那はやめろ】
【お兄ちゃんだとか弟だとか言い訳はやめろ】
【ペットだって言い訳もやめろ】
【おろろろろ】
【NTRの波動がぁぁぁぁ】
【あああああ】
【百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚】
【草】
【草】
【一気に発狂してて草】
【なんで自爆してるの、この人たち……?】
【男はね、アイドルでも年下の女兄弟でもなんでも、男の気配を想像しただけで脳が破壊される生き物だからね……】
【大丈夫大丈夫 こはねちゃん、女の子の方が好きって言ってたし】
【そ、そうだそうだ!】
【何だ安心した】
【このげろげろはどうしてくれる!】
【げろげろを欲してるらしい介護班にあげれば?】
【え? じゃあ要る? これ】
【え こはねちゃんのげろげろ以外要らない……小動物系美少女のげろげろ以外欲しくない……】
【草】
【草】
【贅沢で草】
【吐瀉物にも好みはあるのか……】
【え、だってかわいい推しの体内から排泄されたんだからかわいいし興奮しない? 涙とかよだれとか汗とかいろいろなのとおんなじで 推しの体液よ?】
【えぇ……】
【分かるのが悔しい】
【分かるのか……】
【こいつ……】
【この流れだと絶対もっとやべーのが来るからげろげろの話題はおしまいにしよう?】
【と、とにかく基礎スペックはやたらと高い、高校生だと言い張ってる小動物系ひより先生情報だとがんばれば高1女子(全校集会の背の順でも1番前)な女の子、でも心は男なもんだから男心は完璧につかんでる ……総合的に欠点すら長所になるから無敵なんじゃね?】
【それな】
【こはねちゃんの異常なまでの卑屈ささえなければなぁ】
【あるからこそ全力で守護りたくなるんだろ?】
【それはそう】
【こはねちゃんはそのままで良いんだよ】
【それな】
【あれで自尊心が並以上で怖いものなしなら、それはそれで悪女になる気が】
【男と話題を合わせられて、男の好きな話題に乗ってくれるロリっ子か……】
【大変によろしいな】
【けど……】
【大丈夫じゃない……?】
【定期的にギャン泣きするし……】
【レッサーパンダになるからかわいいいきもの枠で済みそう】
【人見知りなところも保護生物枠だよな!】
【草】
【あとはもうちょい最近の女性Vらしく胸元配信とかしてくれたらですね】
【ぐへへ】
【胸……?(アバターの平坦を眺めながら】
【じゃあお前は普段着らしいぶかぶかトレーナーとか、普通のシャツからこの前の脱出配信の本来の目的で買いそろえた服とか、首筋とか鎖骨とか肩とかがちらちら見えたりするこはねちゃんを見る必要はないんだな?】
【ごめんなさい \50000】
【正直でよろしい】
【草】
【こはねちゃんは子供体型……ふむ……】
【興奮はしないと思うけど試してみないと判断ができかねるな】
【そうそう、実験しないとね】
【どうにかお姉ちゃんをそそのかして裏垢解禁をだな……】
【あんまりえっちだとムームルさんからも怒られるし、こはねちゃん自身もレッサーパンダになっちゃうから案配が大切だな】
【介護班のみなさん 招集です】
【会議を開催しましょう】
【良いですね】
【ひより「まかせてください!」】
【ハルナ「私の配信に出したげても良いよ?」】
【ミナミ「盗撮風……っていうのはどう……?」】
◇
「………………………………なにやってるの、君たち……」
ふと、配信前の待機所――ちょっと長めに放置してたところへやってきた僕は、膨大な数のコメントとしょうもない議論の数々を発見した。
発見して――――やっぱり男は、いや。
推しを見つけた人間ってのは、こうも馬鹿になれるんだろうって呆れると同時に――ちょっとだけ恥ずかしくなった。
【こはねちゃんのアクが強すぎて霞んでるけどね……】
【それはそう】
【ていうかほんと何の話してたんだっけ?】
【こはねちゃんのかわいさ?】
【こはねちゃんのかわいそさ?】
【変なのに絡まれてるからなぁ】
【変なの(俺たち】
【それはそう】
【草】
【場所と相手が限定的ではあるけどトーク力とコミュ力もあって、定期的にギャン泣きすることによって庇護欲と労働意欲をかき立て、本気を出せば数十分走り続けられる体力もあるんだよな、こはねちゃん 性格と能力がなにひとつ噛み合っていないところがレッサーパンダみあるよな オンゲーで連戦できる神業できるくらいだからやっぱゲーム配信がベストなのにそれを自分から封印するとか露とかも噛み合ってないよな】
【なんの取り柄もない引きこもりダメニートとは一体……】
【※数年引きこもってあの身体能力と持久力です】
【え、やばくね?】
【本来のスペックはやべーんだけどなぁ……】
【こういうのは主観だからなぁ】
【それな】
【スポーツとか勉強とか対人関係とか、性格とかでの向き不向きと体のそれはなかなか合わないからね】
【こはねちゃんがその辺をクリアしたらつよそう】
【マジでつよつよだよ いやほんとマジで】
【嫁のもらい手が あ、違うか、レッサーパンダの飼い主もすぐにろろろろろ】
【男はやめろ彼氏はやめろ旦那はやめろ】
【お兄ちゃんだとか弟だとか言い訳はやめろ】
【ペットだって言い訳もやめろ】
【おろろろろ】
【NTRの波動がぁぁぁぁ】
【あああああ】
【百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚百合結婚】
【草】
【草】
【一気に発狂してて草】
【なんで自爆してるの、この人たち……?】
【男はね、アイドルでも年下の女兄弟でもなんでも、男の気配を想像しただけで脳が破壊される生き物だからね……】
【大丈夫大丈夫 こはねちゃん、女の子の方が好きって言ってたし】
【そ、そうだそうだ!】
【何だ安心した】
【このげろげろはどうしてくれる!】
【げろげろを欲してるらしい介護班にあげれば?】
【え? じゃあ要る? これ】
【え こはねちゃんのげろげろ以外要らない……小動物系美少女のげろげろ以外欲しくない……】
【草】
【草】
【贅沢で草】
【吐瀉物にも好みはあるのか……】
【え、だってかわいい推しの体内から排泄されたんだからかわいいし興奮しない? 涙とかよだれとか汗とかいろいろなのとおんなじで 推しの体液よ?】
【えぇ……】
【分かるのが悔しい】
【分かるのか……】
【こいつ……】
【この流れだと絶対もっとやべーのが来るからげろげろの話題はおしまいにしよう?】
【と、とにかく基礎スペックはやたらと高い、高校生だと言い張ってる小動物系ひより先生情報だとがんばれば高1女子(全校集会の背の順でも1番前)な女の子、でも心は男なもんだから男心は完璧につかんでる ……総合的に欠点すら長所になるから無敵なんじゃね?】
【それな】
【こはねちゃんの異常なまでの卑屈ささえなければなぁ】
【あるからこそ全力で守護りたくなるんだろ?】
【それはそう】
【こはねちゃんはそのままで良いんだよ】
【それな】
【あれで自尊心が並以上で怖いものなしなら、それはそれで悪女になる気が】
【男と話題を合わせられて、男の好きな話題に乗ってくれるロリっ子か……】
【大変によろしいな】
【けど……】
【大丈夫じゃない……?】
【定期的にギャン泣きするし……】
【レッサーパンダになるからかわいいいきもの枠で済みそう】
【人見知りなところも保護生物枠だよな!】
【草】
【あとはもうちょい最近の女性Vらしく胸元配信とかしてくれたらですね】
【ぐへへ】
【胸……?(アバターの平坦を眺めながら】
【じゃあお前は普段着らしいぶかぶかトレーナーとか、普通のシャツからこの前の脱出配信の本来の目的で買いそろえた服とか、首筋とか鎖骨とか肩とかがちらちら見えたりするこはねちゃんを見る必要はないんだな?】
【ごめんなさい \50000】
【正直でよろしい】
【草】
【こはねちゃんは子供体型……ふむ……】
【興奮はしないと思うけど試してみないと判断ができかねるな】
【そうそう、実験しないとね】
【どうにかお姉ちゃんをそそのかして裏垢解禁をだな……】
【あんまりえっちだとムームルさんからも怒られるし、こはねちゃん自身もレッサーパンダになっちゃうから案配が大切だな】
【介護班のみなさん 招集です】
【会議を開催しましょう】
【良いですね】
【ひより「まかせてください!」】
【ハルナ「私の配信に出したげても良いよ?」】
【ミナミ「盗撮風……っていうのはどう……?」】
◇
「………………………………なにやってるの、君たち……」
ふと、配信前の待機所――ちょっと長めに放置してたところへやってきた僕は、膨大な数のコメントとしょうもない議論の数々を発見した。
発見して――――やっぱり男は、いや。
推しを見つけた人間ってのは、こうも馬鹿になれるんだろうって呆れると同時に――ちょっとだけ恥ずかしくなった。
5
あなたにおすすめの小説
辺境ギルドの受付嬢ですが、冒険者の嘘は帳簿でぜんぶバレます
蒼月よる
ファンタジー
素材の重さが申告と合わない。鑑定書の書式がおかしい。冒険者が持ち込む報告書には、いつもどこかに嘘がある。
辺境の小さなギルド支部で、受付嬢ナタリアは今日も一人、帳簿を武器に冒険者たちの嘘と向き合っている。剣も魔法も使えない。でも素材を見る目と、数字の辻褄を見抜く勘だけは、誰にも負けない。
持ち込まれた棘鱗の産地が違う。新人冒険者の目が妙に鋭い。腕のいい薬師が素性を隠している。書類を処理するだけの毎日のはずが、カウンターの向こうには不思議な人々と、小さな謎が絶えない。
一話完結の日常謎解き。辺境の受付カウンターから覗く、冒険者たちの嘘と真実の物語。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
しがない電気屋のおっさん、異世界で家電召喚ライフしてたら民から神格化され魔王から狙われる
長月 鳥
ファンタジー
町の電気屋として細々と暮らしていた俺、轟電次郎(とどろき でんじろう)。
ある日、感電事故であっけなく人生終了──のはずが、目を覚ましたら異世界だった。
そこは魔法がすべての世界。
スマホも、ドライヤーも、炊飯器も、どこにもない。
でもなぜか俺だけは、“電力を生み出し家電を召喚できる”という特異体質を持っていて──
「ちょっと暮らしやすくなればそれでいい」
そんなつもりで始めた異世界ライフだったのに……
家電の便利さがバレて、王族に囲まれ、魔導士に拉致され、気が付けば──
「この男こそ、我らの神(インフラ)である!」
えぇ……なんでそうなるの!?
電気と生活の知恵で異世界を変える、
元・電気屋おっさんのドタバタ英雄(?)譚!
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
ダンジョン嫌いの元英雄は裏方仕事に徹したい ~うっかりA級攻略者をワンパンしたら、切り抜き動画が世界中に拡散されてしまった件~
厳座励主(ごんざれす)
ファンタジー
「英雄なんて、もう二度とごめんだ」
ダンジョン出現から10年。
攻略が『配信』という娯楽に形を変えた現代。
かつて日本を救った伝説の英雄は、ある事情から表舞台を去り、ダンジョン攻略支援用AI『アリス』の開発に没頭する裏方へと転身していた。
ダンジョンも、配信も、そして英雄と呼ばれることも。
すべてを忌み嫌う彼は、裏方に徹してその生涯を終える……はずだった。
アリスの試験運用中に遭遇した、迷惑系配信者の暴挙。
少女を救うために放った一撃が、あろうことか世界中にライブ配信されてしまう。
その結果――
「――ダンジョン嫌いニキ、強すぎるだろ!!」
意図せず爆増するファン、殺到するスポンサー。
静寂を望む願いをよそに、世界は彼を再び『英雄』の座へと引きずり戻していく。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
ブラック企業で倒れた私を、ネトゲ仲間の社長が強制保護して溺愛しています
紅 与一
恋愛
過労で倒れた私を救ったのは、
ネトゲ仲間――そしてIT企業の若き社長。
「もう君は、僕の管理下だよ」
退院と同時に退職手続きは完了。
住む場所も、生活も、すべて彼に囲われた。
外出制限、健康管理、過保護な独占欲。
甘くて危険な“保護生活”の中で、
私は少しずつ彼に心を奪われていく――。
元社畜OL×執着気味の溺愛社長
囲い込み同棲ラブストーリー。
異世界で鍛冶屋をやってるだけのはずが、神々に最強認定されてハーレムができてた件
えりぽん
ファンタジー
平凡な青年リクは、異世界に転生して鍛冶屋として静かに暮らしていた――はずだった。
だが、彼が何気なく作った剣は竜を貫き、魔王をも滅ぼすほどの威力を秘めていた。本人はただの職人のつもりでも、周囲からは「神の使徒」として崇められ、王女や聖女、果ては魔族までが次々と彼の元に集う。
「俺、本当にただの鍛冶屋なんですが……?」
気づけば彼は、闇の勢力も聖なる教団も巻き込む世界最大の戦争の鍵を握る存在に――。
これは、無自覚に最強となった青年が世界を変える、“作るだけ無双ファンタジー”。
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる