僕がVRの姫プと女装にのめり込んでリアルでメス堕ちして男装女子に喰われるまで。~男がことごとく女の子になるVRなチャットという魔境~

あずももも

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4章 リアルとバーチャルとメス堕ちの融合

55話 ルーチェさんに揉まれた

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「……本当に良いのね?」
「はい」

「本当の本当に?」
「だって、しないと信じてくれないんでしょう?」

ごくり。

席を立った彼女が、座ったままの僕の横に来ている。

「……セクハラで訴えたり」
「しませんって」

「……じゃ、行くわよ?」
「はい」

――ふにゅっ。

「んっ……」

ぱふっ、と――女装のための、ほんの少しだけ盛っているブラジャーの柔らかいパッドの感覚が、僕の胸を押してくる。

「…………ちょっとはあるみたいだけど」
「あ、これ、シリコンの。肌に貼るあれです」

「あー、あれかー……」

「ルーチェさんも知ってるんですか?」
「そりゃあ普段から盛って――じゃなくてっ!?」

ぱっと両手を離して――なぜか真っ赤な顔になって下がる彼女。

「これで分かりましたか?」
「分かった! 分かったから!」

――あれから10分くらい押し問答しても、僕のことをかたくなに男として認めてくれなかったルーチェさん。

とうとうしびれを切らした僕は、「だったら触ってみれば良いじゃないですか、胸を」って提案。

変な間があったけども「さすがに下はちょっと……」って言ったら胸でいいってことになった。

……いや、別に証明とかする必要ないんだけども……ほら、そこは男としてのプライドと、いつまでも女の子疑惑が残ってるのは困るってことでね?

「     」
「す、隅の席だから選ばれし私たちにしか見えなかったけど……」
「と、年下の子が……揉ませてた……!」
「何!? そういうプレイ!?」
「店員さんから見えないように気を引くわよ……!」

「……んっ」

揉まれた拍子にちょっとズレちゃった下着を戻す。

……これもまた、メス堕ちしてからなぜか肌の感覚が敏感で、思わず声出ちゃうようになっちゃったんだよなぁ。

メス堕ち、こわぁ……。

「………………………………」

「ふぅ……」

恥ずかしいけど、聞こえてないだろうし大丈夫……ヒカリみたいな地獄耳なんてそうそういないから。

「……男の子……なのよね?」

「? そうですよ?」
「……そ、そう……」

なんだかぎくしゃくとしながら席に戻る彼女。

……リヒターさんみたいに対人が苦手ってわけじゃなかったはずなんだけどな?

「……じゃ、じゃあもしかして……文化祭のためにって」
「あ、学園祭ですね。はい、そのためにです」

普段は嘘をつくのも苦手だし、ついたらついたで本当のことと嘘のどっちが事実だかすぐに分からなくなっちゃうから嘘はつかないようにしている。

……でも、さすがに女装を「VRなチャットでアバターに入ってたらメス堕ちしてたので」ってのは恥ずかしすぎるから……うん、これは男のプライドのためだから……。

「……でもこれだけ完璧なら、もう男の娘よね……」

「? はい、男ですね」

なにが完璧なのかは分からないけども、とりあえずで男――年上の彼女からすれば「男の子」だろうな――とは認めてくれたみたい。

「でも、レイくんが自分で言ってたよりずっとかわいいわ!」

「そ、そんなこと……」
「そんなことなくないの!」

テーブルの対面から身を乗り出してきた彼女が、テーブルに置いていた僕の手を握りしめてくる。

「!?」

「正直今でも体型のコンプレックス抱えてるから男の娘とか自虐か性癖かで言い張ってる女の子かもって思うくらいにはかわいいの! まさに私がVRでなりきってる小動物系で庇護欲かき立てる見た目と話し方なレイくんが!」

「……えっと、その……ごめんなさい?」
「ふーっ、ふーっ……ご、ごめんねっ、大声出しちゃって!」

かいた汗をハンカチで拭いながら――その拭い方も丁寧で、ひと目で普段の動作が分かる彼女が、一気にお茶を飲み干す。

……そうなんだ。

ルーチェさんは、そういう願望があってVRなチャット始めて――うん、確かに普段からぶりっ子しながらそういう感じにしてるね。

僕とかリヒターさんとかと一緒のとき以外は声がオクターブ上がって甘い声になってるもんね。

「……大丈夫です。僕も、その気持ち分かりますから」

うん……男どもにちやほやされるのも、目線が明らかに胸とかおしりに向くの――バーチャルでだけども――気持ち、良いもんね。

ううん、今日も外を歩いてたときにナンパされたりしたとき、さりげなくおしりとか触られてぞくってしたもん。

僕はメス堕ちこそしてるけども男に……ってのは考えたことはない。

でも、男を手玉に取って弄びたいっていう願望は――うん、理解できちゃったから。

「……修羅場はどうなったのかしら……」
「どうやらロリおねみたいね」
「ロリというよりは儚げな女の子だけど……相対的にはロリね」
「なるほど……素敵ね……!」
「主導権は小さい子で感情が昂ぶるのは綺麗な子……百合って良いわね……」

ちょっとルーチェさんがハッスルしちゃってたけども、周囲もかなりうるさいからそこまで見られてなさそう。

「……と、とりあえず今日の話は僕たちだけの秘密ってことで……いいですか?」
「ええ……さりげなく恥ずかしいこと言っちゃったし、お願い……」

――で。

リアルのルーチェさんは綺麗系の人だからか――今さらながらにさっきの剣幕が恥ずかしかったらしく、頭を抱えてテーブルに突っ伏した。

……うん、年下の男に、しかもリアルでは初対面の相手にあそこまであけすけに言うし、胸揉むしだからね……。

でも、大丈夫です。

女装して外出してる僕に比べたら、恥ずかしいなんてことは絶対ないですから。

「……?」

ふと、隣の席で騒がしかったマダムたちがおとなしくなっているのに気がつく。

そんな彼女たちは――なぜかお肌がつやつやしていた。
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