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アニドル4『7月29日と30日』
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楽屋に、桜小路が飛び込んできた。
「おぉい!聞いた!?ライブ!!東京ドームで初ライブ!!決まったって!!」
「まじかよ!」
「すげー!!」
「ついにか!!」
「東京ドーム!!」
「ぃやったー!!」
携帯をいじったり、本を読んだり、じゃれ合ったり、「☆ごぉです☆」の最新情報を調べたりしていた楽屋内が一気に華やいだ。
「いやー、もう感動的ー!」
デビューしてからさらに涙腺が緩んだ真玉はすでにうるうるしている。
「集まるかな、お客さん。」
永穂が心配そうに目を泳がす。
「何を言ってんの恭兄、この三年でどれだけ飛躍したと思ってるんだよ!」
いつもはテンションの高低差がない桜小路も、アガりまくりでまくしたてた。
「そうだぞ!きらのドラマも始まるんだぜ!」
淳田がここぞとばかりに雲母を称える。淳田は雲母に憧れを抱いているのだ。
「なぁ!賢太郎!」
「あぁ。」
「なんだよ、テンション低いな。」
「いや、ライブっていつくらいの予定かなーと思って。」
「7月29日の夜、30日の昼と夜の、3回公演だと。」
「ま、まじで!?」
「ん?なにが?」
「い、いや……。」
「☆ごぉです☆」の5周年記念パーティーの日が、7月30日だなんて、口が裂けても言えない……と蓼丸は思った。
アニドル5『7月29日と30日two』へ続く!
「おぉい!聞いた!?ライブ!!東京ドームで初ライブ!!決まったって!!」
「まじかよ!」
「すげー!!」
「ついにか!!」
「東京ドーム!!」
「ぃやったー!!」
携帯をいじったり、本を読んだり、じゃれ合ったり、「☆ごぉです☆」の最新情報を調べたりしていた楽屋内が一気に華やいだ。
「いやー、もう感動的ー!」
デビューしてからさらに涙腺が緩んだ真玉はすでにうるうるしている。
「集まるかな、お客さん。」
永穂が心配そうに目を泳がす。
「何を言ってんの恭兄、この三年でどれだけ飛躍したと思ってるんだよ!」
いつもはテンションの高低差がない桜小路も、アガりまくりでまくしたてた。
「そうだぞ!きらのドラマも始まるんだぜ!」
淳田がここぞとばかりに雲母を称える。淳田は雲母に憧れを抱いているのだ。
「なぁ!賢太郎!」
「あぁ。」
「なんだよ、テンション低いな。」
「いや、ライブっていつくらいの予定かなーと思って。」
「7月29日の夜、30日の昼と夜の、3回公演だと。」
「ま、まじで!?」
「ん?なにが?」
「い、いや……。」
「☆ごぉです☆」の5周年記念パーティーの日が、7月30日だなんて、口が裂けても言えない……と蓼丸は思った。
アニドル5『7月29日と30日two』へ続く!
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