戦隊ヒロイン16

うかかなむらる

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僕が守るね

第123話

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 今日は体育祭です。
ぽ「頑張ろうね!」
祐「目指すは優勝!」
冬「赤組が優勝だー!」
紅「まずは楽しみたいところだけどね。」
私たちのクラスは、今年は赤組。体育祭前の掃除を行いながら、私たちは無駄話をしていた。特に冬音ちゃんはなんだかそわそわしている。
紅「冬音ちゃん、何そわそわしてるの?」
冬「え、え?そ、そわそわしてないしてない。」
祐「してるだろ~。」
ぽ「武雪くんとは、進展ないの?」
冬「な、無いよ……?」
紅「好きなら好きって言えばいいのに。」
冬「い、嫌だ嫌だ!恥ずかしいじゃん、今さらさぁ。」
冬音ちゃんは顔を真っ赤っかにして訴えた。
祐「可愛いな~冬音。」
ぽ「恋する乙女だね♡」
冬「も、も~、やめてよ~。」
と、そこに、中村くんが通りかかった。
ぽ「あ!中村くん~!」
武「やっほ。体育祭だね。」
冬音ちゃんは顔を手で仰ぎながらそっぽを向く。
武「冬音ちゃん?」
冬「ん、ん?」
武「お昼ご飯、一緒に食べようね。」
冬「ふぇ!?」
武「お母さんたちが一緒に食べたいんだってさ。」
冬「あ、あぁ。うんうん、食べる食べる。」
武「じゃあ、そういうことで。赤には負けないからね~。」
祐「青には負けねーぞ!」
中村くんはひらひら手を振って去って行った。
冬「はぁ~……。」
ぽ「あ、掃除終わりだ!」
そこに先生がやって来た。
先生「中村さんと鈴木さん、保健委員だよね?ちょっと手伝ってくれない?」
ぽ「はーい。」
冬「はい!」
てくてくと去っていくふたり。
祐「……。」
紅「ふたりで片付けなきゃだね。」
祐「だな。」
私は祐美ちゃんとふたりで掃除道具を片付けた。
祐「紅葉は何に出るんだっけ。」
紅「何回聞くの~?パン食い競走と、大玉転がしだってば。」
祐「あ、あぁ。ごめん。見逃したくなくて。」
なぜか胸がざわめく。
紅「冬音ちゃんとぽぽも、ちゃんと見てよね。」
祐「分かってるよ。」
祐美ちゃんはなぜか視線を落とした。
紅「どうした?」
祐「いや……なんでも。」
祐美ちゃんは私の二の腕を掴んだ。
紅「何よ~。」
祐「なんだよぉ。いいじゃんか別に。」
祐美ちゃんのほっぺをつっつく。案外照れ屋さんだから、笑っちゃうよね。
祐「ん。」
紅「か~わいい。」
祐「や、やめろよ恥ずかしい……。」
祐美ちゃんは私の頬を両手で挟んだ。
紅「~!」
祐「っふ。かわいい。」
紅「も、もう!教室に戻るよ!」
祐「うん。」
分かってる。そう、やっぱりそうなの。そうなの?私たちふたりは教室に戻って、はちまきを巻き合った。


○本日の出演キャラ
・小林 紅葉
・山田 祐美
・中村 冬音
・ 鈴木 ぽぽ
・中村 武雪



To be continued…
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