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あったかくて優しいその香りに包まれて、僕は君に恋をしている。
第136話
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まぁ、主にはこういったわけで、僕たちは付き合うことになった。提案したのは賢大だ。「ぼ、僕さぁ、つ、翼のこと、す、好きに、な、なったからさぁ?だから、あのあの……」ってテレテレしながら「つ、付き合ってください!」と言ってきた。僕は、付き合うことを望んでいたかと言われると、分からない。でも賢大がそう言うなら大歓迎だった。そもそも、普通に育った僕がなんで男の子が男の子を好きになるってことを知ったかっていうと、それは多分、夏湖ちゃんと明乃ちゃんのせいだと思うんだ。彼女たちはいわゆる、腐女子だろう?いや……人のせいにしちゃいかん。先天的に僕は賢大が好きなんだ。性別:田中賢大、っていう生き物が好きなんだわぁ。分かる?かわいいもん。愛おしいもん。守りたいもん。優しいし。柔らかいし。どこがって?物腰がだよ、バカヤロー☆……失礼。つまりは、この気持ちが恋心だと気づくのに時間がかかったというだけの話なんだね。僕の知り合いにもいるよ、幼馴染とくっついた子が。彼も告られたって言ってたなぁ。まぁ、それはまた別のお話。兎にも角にも、僕たちは正真正銘の、カップルなのだ。そこんとこよろしく。
さて、夜。スーパーで買った材料で唐揚げを作りながら、僕は色々と考えていた。今日の夜はどうしようかと。明日は休みではないか。絶好の……うん、はい。そんなことばっか考えてるからいけないんだよね、もうっ!大学の友達にも、引かれてるんだぜ!いいじゃんねぇ、別に。好きで好きでたまらないんだもの。……って、言ってるけど。本当は不安でたまらない。高校生の頃の、浅はかだった僕たちを恨みたい。同性だって、分かってるはずなのに。永遠に、死ぬまで一緒に居られるのだろうか。居てもいいんだろうか。お金は?結婚は?ひとりの夜は、こうやっていつも、ぐるぐるぐるぐると、将来の不安で脳みそを埋める。いつか賢大と別れないといけない時が来るとしたら?そんなこと、僕にできる?生まれてこの方、賢大しか好きになったことないのに。好きっていうかもう、これは病気だと思う。宗教とか?賢大教。僕は今日も、賢大の幸せのために生きる。みたいな。どうせこの弱い体は、いつ死ぬかも分かんないんだし。せっかくなら大好きな人と居させてほしいものだ。と、玄関のドアが開く音がした。
「たーだーいーまー」
「おかえりー!」
同棲感っ!!賢大は走ってきて、僕に抱きついた。
「おかえり。」
「ただいま。」
外の匂いがする。女の子の匂いがする。
「賢大、誰といたの?」
「え?あ、教授に質問しに行ってた。」
「女の教授?」
「うん。」
「……。」
「翼。今日は何する?夜。」
「えっへへぇ?」
「うわっ、だらしない笑い方!」
賢大は手を洗いに洗面所に行ってしまった。普段、賢大に会いたい賢大に会いたいと思い続けているせいで、実際にそこに賢大が居るのにも関わらず、賢大に会いたいと思ってしまう。僕は気持ちを押し殺して、唐揚げを完成させた。
「美味しそう!」
「他のは出来てるよ。」
「食べよ!」
賢大がテーブルセッティングをしてくれる。僕たちは向かい合って座った。これぞまさに、DOU☆SEI☆KAN!
「いただきます!」
「いただきまーす。」
賢大が僕の唐揚げを口に運ぶ。
「ど、どう?」
「ん!んーん!」
「何言ってるか分かんないけど、多分美味しいって言ってくれてるよね?」
頷く賢大。
「よかったぁ。」
ゴクリと飲み込む。
「美味しいよ、翼!」
満面の笑み。あぁ……かわいい……。
「つ、翼?大丈夫?」
「えっあ」
僕の胸に溜まっていた何かが溢れてしまった。寂しいよ。一人暮らし嫌だよ。賢大に会いたいよ。賢大は慌てて僕のそばに駆け寄って、僕を抱きしめてくれた。
「……寂しくないよ。僕が居るよ。」
はぁ、あったかい。僕は、優しい香りに包まれた。
○本日の出演キャラ
・高畑 翼
・田中 賢大
To be continued…
さて、夜。スーパーで買った材料で唐揚げを作りながら、僕は色々と考えていた。今日の夜はどうしようかと。明日は休みではないか。絶好の……うん、はい。そんなことばっか考えてるからいけないんだよね、もうっ!大学の友達にも、引かれてるんだぜ!いいじゃんねぇ、別に。好きで好きでたまらないんだもの。……って、言ってるけど。本当は不安でたまらない。高校生の頃の、浅はかだった僕たちを恨みたい。同性だって、分かってるはずなのに。永遠に、死ぬまで一緒に居られるのだろうか。居てもいいんだろうか。お金は?結婚は?ひとりの夜は、こうやっていつも、ぐるぐるぐるぐると、将来の不安で脳みそを埋める。いつか賢大と別れないといけない時が来るとしたら?そんなこと、僕にできる?生まれてこの方、賢大しか好きになったことないのに。好きっていうかもう、これは病気だと思う。宗教とか?賢大教。僕は今日も、賢大の幸せのために生きる。みたいな。どうせこの弱い体は、いつ死ぬかも分かんないんだし。せっかくなら大好きな人と居させてほしいものだ。と、玄関のドアが開く音がした。
「たーだーいーまー」
「おかえりー!」
同棲感っ!!賢大は走ってきて、僕に抱きついた。
「おかえり。」
「ただいま。」
外の匂いがする。女の子の匂いがする。
「賢大、誰といたの?」
「え?あ、教授に質問しに行ってた。」
「女の教授?」
「うん。」
「……。」
「翼。今日は何する?夜。」
「えっへへぇ?」
「うわっ、だらしない笑い方!」
賢大は手を洗いに洗面所に行ってしまった。普段、賢大に会いたい賢大に会いたいと思い続けているせいで、実際にそこに賢大が居るのにも関わらず、賢大に会いたいと思ってしまう。僕は気持ちを押し殺して、唐揚げを完成させた。
「美味しそう!」
「他のは出来てるよ。」
「食べよ!」
賢大がテーブルセッティングをしてくれる。僕たちは向かい合って座った。これぞまさに、DOU☆SEI☆KAN!
「いただきます!」
「いただきまーす。」
賢大が僕の唐揚げを口に運ぶ。
「ど、どう?」
「ん!んーん!」
「何言ってるか分かんないけど、多分美味しいって言ってくれてるよね?」
頷く賢大。
「よかったぁ。」
ゴクリと飲み込む。
「美味しいよ、翼!」
満面の笑み。あぁ……かわいい……。
「つ、翼?大丈夫?」
「えっあ」
僕の胸に溜まっていた何かが溢れてしまった。寂しいよ。一人暮らし嫌だよ。賢大に会いたいよ。賢大は慌てて僕のそばに駆け寄って、僕を抱きしめてくれた。
「……寂しくないよ。僕が居るよ。」
はぁ、あったかい。僕は、優しい香りに包まれた。
○本日の出演キャラ
・高畑 翼
・田中 賢大
To be continued…
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ロはモテる!!以上!!!
ロはものすごくモテます(笑)
は「ふぇ!?あ、ありがとうございます!!」
この感じは!!!
この感じは確実に聞いてたやつだね!!!!
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