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第59話『僕はもう赤ちゃんじゃない 3』
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武雪くんから出たのは、思いがけない言葉だった。
武「僕が変身します。」
武雪くんは、幼稚園バッグから梨の形の……以下略。
武「アンシーズナブルT2!」
チ「2人で大丈夫ですか?」
武「大丈夫です。ね、冬音ちゃん?」
冬「そりゃあ、もう!武雪くんが来てくれたら最強っ!」
私たちがブリアに向かって走り出した、その時。
?「待ちなさい。」
女の人の声が響き渡った。武雪くんのママだ。
マ「危ないことはやめなさいって言ったでしょ。」
武「でも……僕と冬音ちゃんしかいないんだよ。」
マ「……。」
武雪くんママは、武雪くんの腕を掴んだ。
マ「やめなさい。あんなに大きいのよ。……怪我したらどうするの。」
武「大丈夫だよ。この服が守ってくれるよ。」
マ「……あなたはまだ5歳なのよ。」
武「5歳でも、こうやって敵と戦う人に選ばれたことには変わりないよ。冬音ちゃんだってそうじゃん。」
マ「ママは反対です。子どもがこんなことをするものではありません。」
オ「……。」
武「僕は戦いたい!ママは見たことある?はるちゃんや翔悟くんたちが戦ってる時、かっこいいんだよ?」
マ「見たことあるわよ。かっこいいとも思う。けど……。」
武「離して。あいつに町が壊されるよ。」
でも、武雪くんママは手を離さない。チェリーが、武雪くんママの肩を掴んだ。
チ「安全は、わたくしたち大人が保証いたします。お願いですから、今はその手を離していただけませんか。」
マ「……安全かどうかなんて、分からないわ。」
チ「それでも、お願いします。子どもがやりたい事は、出来るだけ尊重してくれませんか。」
マ「私だってそうしたいわよ。でも、危ないのは嫌だわ……武雪が心配。」
チ「武雪くんは、立派な男の子ですよ。わたくしたちは、武雪くんなら大丈夫だと思っています。お母様も、了承してくださったのではないのですか?」
マ「あの時は、私もよく分かってなかったの……。」
チ「武雪くんが戦いたい、と言っているのです。どうか、お願いします。子どもの未来を、絶たないでください。親に未来を奪われた子供は……っ。」
チェリーが、両拳を握りしめて俯いた。
ス「……これまで、私たちと武雪くんは、色々なところに一緒に遊びに行きました。その時は、どうして私たちに預けてくださったんですか?」
マ「……それは、あなたたちなら……。」
ス「それなら……今回も、私たちを信じてください。武雪くんなら、大丈夫です。」
武「ママ。僕を育てたのは誰?僕がしっかりしてるのは、知ってるでしょ?」
マ「……そうね……うん。」
腕を離す。
マ「あまり、無茶はしないのよ。」
武「うん。ありがとう。さぁ、行こう、冬音ちゃん!」
冬「あ、う、うん!」
ちょっとだけ気を抜いていました。
武冬「はぁぁっ!!」
この後、学生たちに「おいしいところを持っていくな!」って怒られました。てへっ。
*本日の主要人物*
・中村冬音
・中村武雪
・武雪のママ
・伊藤チェリー
・佐藤ストロベリー
☆次回☆
『アンシーズナブルケンカーズ』
主人公が不在でも話は進むのさっ!!
(冒頭、BL注意)
『僕はもう赤ちゃんじゃない』完
To be continued…
武「僕が変身します。」
武雪くんは、幼稚園バッグから梨の形の……以下略。
武「アンシーズナブルT2!」
チ「2人で大丈夫ですか?」
武「大丈夫です。ね、冬音ちゃん?」
冬「そりゃあ、もう!武雪くんが来てくれたら最強っ!」
私たちがブリアに向かって走り出した、その時。
?「待ちなさい。」
女の人の声が響き渡った。武雪くんのママだ。
マ「危ないことはやめなさいって言ったでしょ。」
武「でも……僕と冬音ちゃんしかいないんだよ。」
マ「……。」
武雪くんママは、武雪くんの腕を掴んだ。
マ「やめなさい。あんなに大きいのよ。……怪我したらどうするの。」
武「大丈夫だよ。この服が守ってくれるよ。」
マ「……あなたはまだ5歳なのよ。」
武「5歳でも、こうやって敵と戦う人に選ばれたことには変わりないよ。冬音ちゃんだってそうじゃん。」
マ「ママは反対です。子どもがこんなことをするものではありません。」
オ「……。」
武「僕は戦いたい!ママは見たことある?はるちゃんや翔悟くんたちが戦ってる時、かっこいいんだよ?」
マ「見たことあるわよ。かっこいいとも思う。けど……。」
武「離して。あいつに町が壊されるよ。」
でも、武雪くんママは手を離さない。チェリーが、武雪くんママの肩を掴んだ。
チ「安全は、わたくしたち大人が保証いたします。お願いですから、今はその手を離していただけませんか。」
マ「……安全かどうかなんて、分からないわ。」
チ「それでも、お願いします。子どもがやりたい事は、出来るだけ尊重してくれませんか。」
マ「私だってそうしたいわよ。でも、危ないのは嫌だわ……武雪が心配。」
チ「武雪くんは、立派な男の子ですよ。わたくしたちは、武雪くんなら大丈夫だと思っています。お母様も、了承してくださったのではないのですか?」
マ「あの時は、私もよく分かってなかったの……。」
チ「武雪くんが戦いたい、と言っているのです。どうか、お願いします。子どもの未来を、絶たないでください。親に未来を奪われた子供は……っ。」
チェリーが、両拳を握りしめて俯いた。
ス「……これまで、私たちと武雪くんは、色々なところに一緒に遊びに行きました。その時は、どうして私たちに預けてくださったんですか?」
マ「……それは、あなたたちなら……。」
ス「それなら……今回も、私たちを信じてください。武雪くんなら、大丈夫です。」
武「ママ。僕を育てたのは誰?僕がしっかりしてるのは、知ってるでしょ?」
マ「……そうね……うん。」
腕を離す。
マ「あまり、無茶はしないのよ。」
武「うん。ありがとう。さぁ、行こう、冬音ちゃん!」
冬「あ、う、うん!」
ちょっとだけ気を抜いていました。
武冬「はぁぁっ!!」
この後、学生たちに「おいしいところを持っていくな!」って怒られました。てへっ。
*本日の主要人物*
・中村冬音
・中村武雪
・武雪のママ
・伊藤チェリー
・佐藤ストロベリー
☆次回☆
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To be continued…
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