スキル・ディーフ 違法スキル「スキル泥棒」で相手を蹂躙

レミクロ

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第2章 ノマル砦防衛戦

第2話 敵襲

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アトラ兵「敵襲!敵襲!」

夜間の襲撃であったため、多くが寝起きの兵であった。

ラビア「今動けるやつは動け!私も後方支援する!」

ガピ「私は負傷兵の避難を。」

ラビア「おっけー、こっちすぐにでも終わらせてくるわ。」

あーあめんどくさい事になったなぁ…
ま、こっちは色々スキル持ってるし、勝てるでしょ。

しかもうちらの兵は練度も高いし、質のいい装備だから死ぬ可能性は結構低いはず。

しかしこの爆破音は爆灰矢だな…
あんな昔の弾薬使って、確かに対人戦では効果はあるけど
こんな頑丈な壁を壊せるぐらいの破壊力はないからなぁ…

まぁいいか、逆にこっちはまぁまぁ最新型の武器だし。

ヒュュュュ…

ドゥゴォォォン

あらら、こんな独り言話してる場合じゃないか、
さて動きますかね。


そしてラビアは正面城門の上空で今の戦いを見ていた。
(ラビアは飛行スキルを持っているから飛んでいる。)

うーーん…
結構押されちゃってるか…

そうだ、この間、ネクロマンサーからスキル貰った(盗んだ)んだったんや使ってみよ。

   ラビア「死技  デッドボディ リバァイバル」

そしたら一斉に死体が動き出した。
それと同時に「死者命令」というスキルを手に入れた。

おぉ!これ凄いじゃん!
早めにネクロマンサー探しとけばよかった。

まぁ、命令は帝都軍の攻撃でいいかなっと。

そして命令をした、モールデッド(死者)は帝都軍に襲い始めた。
さてさて、ここはモールデッド達に任せといて、兵士を下がらせるよ。

脳内無線(ラビア)「アトラ兵につぐ…最前線の戦い…は我がモールデッド達に任せて、下がりなさい。」

てかモールデッド達は命令を聞いて実行するだけの脳のないあれだと思ってたけど以外に連携ができている…これは生の兵士ではなくて、死の兵士を使った方が人を犠牲にせずに済むな…
超おもしろいじゃん!

もっと調べたいところだけど今は戦い中だしなぁ…

ん?あれって…

ふと下を見るとなんとそこにはあのバラスティック帝国の皇帝がいた。


へぇ…皇帝自らも戦うその意思さすがだねぇ…
だけどここは私たちの領地。
さすがの皇帝だろうが数で圧倒できるだろう。

さて、私は皇帝はアトラ兵に任せといて帝都軍の前線を壊そっかなっと。

そしてラビアは最前線に来た。

ラビア「雷技 雷槍!」

フゥゥゥゥゥン!

帝都軍「うわぁぁぁぁぁ!」

さてさてこの重騎士は何のスキルを持ってるのかなぁ?

ラビア「…スキル解析…」

  スキル解析……以下のものが解析出来ました。

「馬呼び出し」…

「身体強化」…

「大剣操作」…

「防御崩し」…

「大防御」…

ほぇ~…なんだぁ…こいつもそんな大したもんじゃないなぁ…
てか多分ここら辺の兵って多分こんな感じしかないのかなぁ…
はぁ…面白くないなぁ…

腹いせとしてここら辺の兵士全員ぶっ殺すか。


そしてラビアは大軍相手でも1人だけでおよそ1万人ほど倒していた。そして20分ほど戦っていた。

そして…

脳内無線「……様…ラビア様…」

脳内無線「こちら…ノマル砦 二の丸 守備隊」

脳内無線「新皇帝 マフ・ザラドットフィールド たった1人によって、三の丸 防衛失敗し、二の丸まで撤退するも…まもなく破られてしまいます…支援をお願い致します…」

脳内無線(ラビア)「了解…今そっちに行く、それまで耐えていろ。」

脳内無線「了解」


ちっ あいつ結構やるじゃねぇかよ…これは油断しすぎた…
ここはモールデッド達に任せて、急いで二の丸に向かわなければ!


  その頃    二の丸 …


アトラ兵長「ラビア様が来るまで耐えるのだ!」

キィィン!

カキィィィン!


ドゥゴォォォン!

アトラ兵「うわぁぁぁぁぁ!」

アトラ兵「( ゚∀゚):∵グハッ!!」

アトラ兵長「おい!しっかりせい!もう少しの辛抱や!」

アトラ衛生兵「搬送準備!」


アトラ衛生兵達「行くぞ  1っ2っ3!」

アトラ兵が束になって、囮になってそっちに集中が行くはずなのに遠距離兵の攻撃を全部避けやがる…なんて強者だ…レベルがどれぐらいかは分からないが侮れないな…ラビア様が来るまでなるべく犠牲を少なくしなければ…今後の計画に大支障がでる…

アトラ兵長「ここだ!」

アトラ兵長「せい!」

キィィン!

マフ「ふっ」

アトラ兵長「まずっ!」

グサッ!

…………


   そしてラビアが二の丸に着いた。

………

ラビア「なん…だよ…これ…」

二の丸では至る所にある死体・剣で削れたあと・黒煙が上がっていて、見るに堪えない所であった…

ラビア「生存者はいないのか…?」

沢山死体を触ってみるもどれも脈がなかった。

ラビア「くそっ!私が油断していなければ!」

そして…沢山の死体の中に兵長がいた…

ラビア「くっ!この仇は絶対!」

そしてあいつが向かうであろう 本丸 へ向かった。


 その頃 本丸入口…

アトラ兵「撤退!撤退!」

ドドドドド!

アトラ副兵長「本丸まで下がり、本丸を最終防衛ラインとする!
全軍撤退!」

ラビアが向かっている最中に、アトラ兵は本丸を最終防衛ラインとして、最後の抵抗をする準備をしていた。

アトラ兵「副兵長  ただいま動ける兵でおよそ400人  負傷兵はおよそ500人です!」

くっ  初めは3000人ぐらい居たのにも関わらず、今はこのぐらいしか残っていないのか…

それにしてもあれはほんとに皇帝という職業なのだろうか?
皇帝にしては身体能力も高いし、攻撃スキルも普通の戦士並になる…

オマケにステータスの知力もきっと高いのだろう…

しかしこのまま はいどうぞ と易々とこのノマル砦を渡す訳にはいかん!何としてもここで食い止める!

アトラ兵「全員配置に着きました。」

アトラ兵副兵長「了解。指示があるまで攻撃をするな。」

………

アトラ兵「副兵長 来ました!」

脳内無線(副兵長)「全軍……攻撃開始!」

ヒュュュュン!

ドゥォォォォン!

ドドドドドド!

ドゥゴォォォォン!

一瞬にして、爆発音や矢の射抜く音などがけたたましく鳴り響いた。


…………

ラビア「くそっ!遠くからでもわかる!攻撃が開始された、早く行かないと!」

本丸には黒煙が複数上がっていた。

……

ラビア「よし!着いた!」


辺りは火の海、本丸の沢山の穴から弓矢やバリスタなどの矢が1人に対して、飛ばしていた。

どれもあの皇帝は全てを跳ね返していた。

そして私は浮いたまま本丸の中に入って、副兵長に会った。

副兵長「これは!ラビア様よくぞ ご無事で!」

ラビア「今 兵はどれぐらいいる」

副兵長「今の兵の数は…」

………


ラビア「なるほど…わかった。」

そしてそのとき…

ドドドド!

ラビア「なんだ?!」

沢山の足音が遠くから聞こえてきた。

アトラ兵「ラビア様! ただいま城門が破られ、そこから沢山の兵士が本丸まで来た模様!」

ラビア「くそっ!さすがに守りきれなかったか…」

くっ慣れないことのせいで自分の頭ん中がぐちゃぐちゃだ…
何をすればいいのかが出てこない!

アトラ兵「ラビア様 ご命令を!」

頭の中が真っ白になっていた…

私さえ油断してなければ…しっかりしていれば!

そうだ、私だって強い…今まで死んだ仲間達がいるのに自分だけ指示してる側なんてダメだ!
私ならあいつに勝てる!勝てると思わないと!
私が死んでもガピが司令を取ってくれる…
戦わなくては!

ラビア「私が前線に出る!」

副兵長「なっ!ダメです、死んでしまったらどうするのですか!」

ラビア「うるさい…ここの最高司令官は私!あんたなんかに指示される立場ではない!」

副兵長「す、すみません…」

ラビア「それと全員ここから避難して。」

副兵長「了解いたしました!」

………

そして全軍撤退後  私は本丸入口前の広場で、あいつと睨めあっていた。

マフ「このままノマル砦を返してくれれば、何もしない。」

ラビア「……」


……
………
…………

   「禁忌! ニュークリア エクスプロージョン!」

キュィィィィィィィン!!!


ドォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!

                           次回  二重人格

…世界の主な種族・特徴…

・エルフ族…耳が長く、長寿  200歳ぐらい

・ドワーフ族…背が小さく、鍛冶が得意 100歳ぐらいが限界値

・人族…人間、だいたい100歳ぐらいが限界値 

・獣族…ケモノミミ・尻尾モフモフ出会ったりと可愛らしい種族。

・天使族…幻の存在として太古から色んな書物に書かれている、存在があやふやな種族、今でも目撃情報が耐えない。

…世界の歴史…三つ…

白亜時代…今記されている記録の中で1番古い歴史。
文明は全く発展してなく。王や村ですらなかった時代。
大昔だから記録が少ない。

第1次零度時代…1番初めの氷河期…小惑星が何個もぶつかり、そして理由は定まっていないが1番有力な説で当たったあまりの衝撃で一気に世界中の火山が大噴火してその灰で、57年間灰によって、太陽光が入ってこず、凍りつくような時代が続いた。

再生時代…氷河期が終わり、植物がまた生え始め、元の姿に戻ろうと再生する時代…ちなみに氷河期だけで昔の人口5万人が世界でおよそ2000人しか生き残れなかった。






















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