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第2章
第五話 ㉜ ~激戦の予算会議~ エピローグ 朱里視点
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第五話 ㉜
~エピローグ~
朱里視点
「予算会議終わったよー!!!!」
バーン!!
と、体育館の扉を開け、女子バスケの部長の堺(さかい)さんと、男子バスケの部長の堀内さんが体育館に戻ってきた。
「堺部長ー!!予算はどうなりました?」
私のチームメイトの同級生が、堺さんに問いかけている。
「なかなか面白いやり方だなぁとは思ったけど、多分私たちの部活ならたくさん予算が貰えると思う!!」
と、堺さんは私を見て、ニヤッと笑った。
あ、これは私に『支援金』がたくさん入るって期待してる顔だ。
あはは……私には彼氏いるんだけどなぁ
そして、
「みんなしゅーごー!!!!」
と、堺さんが大きな声で私たちを呼んだ。
堺さんと堀内さんが、男子と女子の部員を全員集めて、たった今行われた予算会議の説明をし始める。
私は悠斗から話を聞いていたから、理解出来ていたけど、初めて聞く他の部員たちは、なんかよくわかってないような感じだ。
「部長!!とりあえず試合に勝てばお金貰えるってことでいいですか!?」
「簡単に言えばそういうこと!!」
堺さんのその言葉に、チームメイトは沸き立った。
「朱里の彼氏、面白いことするね!!」
「予算会議の動画が『生徒会チャンネル』ってのにアップされてるみたいだから、部活終わったら見てみようかな」
と、みんな好意的に受け止めてるみたいだ。
「ふぅ……良かったね、朱里。いーんちょーの案は受け入れられてるみたいでさ」
ゆーこちゃんも少し不安だったみたいだ。
でも、みんなに受け入れられてて良かったね、悠斗。
私もホッとした気持ちでいると、堺さんが私を呼んできた。
「朱里ー、ちょっと来て!!」
「はい!!」
私は返事をすると、足の具合を確かめながら駆け寄る。
「足は良くなったみたいだね」
「はい!!無理はできませんが、シュート練とかランニングとかから始めて行こうと思います」
「うん。それがいいよ」
そして、堺さんが少しだけトーンを変えて話をしてくる。
「朱里、気を付けた方がいいよ?」
「え?何をですか」
キョトンとする私に、堺さんが耳打ちする。
「あんたの彼氏。やばいカッコよかったわよ」
「………え?」
ゆ、悠斗がカッコイイのはいつもの事だと思……ってなに惚気けてるの私!!
「えと……どういう意味ですか?」
疑問符を浮かべる私に堺さんが言う。
「予算会議であんたの彼氏が討論の場に立ってるのは知ってるでしょ?」
「はい」
『表』の予算会議と『裏』の予算会議についても悠斗から聞いてる。
蒼井さんの代わりに討論の場に立って、話をするってのも知ってる。
「朱里だから話すけど、裏の予算会議ってのも聞いてるんでしょ?」
「はい。知ってます。動画配信が終わってからが本当の勝負だ。って悠斗から」
「その裏の予算会議で、野球部の須藤くんを完全にやり込めて、あんたの彼氏の独壇場だったわよ」
私は、堀内くんっていう最愛の彼氏がいるから別に大丈夫だったけど、ほかの独り身の女の子はかなりヤバイ目であんたの彼氏を見てたわよ?
「…………えぇ」
そ、それは予想外だったなぁ……
「特にやばかったのは蒼井生徒会長よ」
「…………やっぱり」
私はなんとなく、そんな予感がしていた。
「須藤くんに完全にやられて意気消沈してる所を、あんたの彼氏が颯爽と現れて助けてあげる。これで惚れない女なんて居ないわよね」
流石は女たらしのハーレム王。だと思ったわね。
そんなことを言う堺さん。
はぁ…………まぁ、わかってたけどさ。
どんどんライバルが増えていく…………
「予算の追加を申請する紙を用意してるのも知ってるでしょ?」
「はい。申請に手間がかかりますが、良い案だと思いました」
「申請書の提出先があんたの彼氏でさ、質問の受付もあんたの彼氏なわけよ」
「えぇ。知ってます。でないと詩織ちゃんとか蒼井さんに、下心いっぱいの男の人が殺到しちゃいますからね」
と、そこまで言ったところで私は気が付いた。
「…………気が付いた?」
「……はい」
下心丸出しの女の子が悠斗に殺到するじゃん……
「……私が、気を付けなさい。と言った意味がわかった?」
「……はぁ……はい。理解しました」
明日から、悠斗に女の子が殺到するだろう。
もーーーーーー!!!!
ま、負けないんだから!!!!
そんな話をしていると、部活の終了の時間を知らせるチャイムが鳴った。
堺さんは私に最後の言葉を掛けてくれる。
「あんたの彼氏は、昼の放送で、朱里と付き合ってるって明言してるから、そこまで露骨なことをする女の子は少ないと思う」
「……そう願いたいですね」
辟易とした表情の私に、堺さんは言う。
「でも、蒼井生徒会長だけは本気で来ると思うから、注意した方がいいわよ」
「はい。それは確信に近いものがあるんで」
私の言葉に、堺さんが笑う。
「お互い、モテる男を彼氏にすると大変よね!!」
私はその言葉に笑う。
「そうですね!!ほかの女に負けないように頑張りましょう!!」
私はそう言うと、更衣室へと向かった。
はぁ……詩織ちゃんだけでも強敵なのに、蒼井さんまでやってくるとか……
でも仕方ない。だって悠斗はカッコイイから。
あの二人に負けないように、私も女を磨いて行こう!!
と、とりあえず……胸の大きさでは二人に勝てないけど、悠斗は脚フェチだから、そっち方面で攻めて行こう!!
私はそんなことを考えながら、更衣室でユニフォームから制服に着替えて行った。
~エピローグ~
朱里視点
「予算会議終わったよー!!!!」
バーン!!
と、体育館の扉を開け、女子バスケの部長の堺(さかい)さんと、男子バスケの部長の堀内さんが体育館に戻ってきた。
「堺部長ー!!予算はどうなりました?」
私のチームメイトの同級生が、堺さんに問いかけている。
「なかなか面白いやり方だなぁとは思ったけど、多分私たちの部活ならたくさん予算が貰えると思う!!」
と、堺さんは私を見て、ニヤッと笑った。
あ、これは私に『支援金』がたくさん入るって期待してる顔だ。
あはは……私には彼氏いるんだけどなぁ
そして、
「みんなしゅーごー!!!!」
と、堺さんが大きな声で私たちを呼んだ。
堺さんと堀内さんが、男子と女子の部員を全員集めて、たった今行われた予算会議の説明をし始める。
私は悠斗から話を聞いていたから、理解出来ていたけど、初めて聞く他の部員たちは、なんかよくわかってないような感じだ。
「部長!!とりあえず試合に勝てばお金貰えるってことでいいですか!?」
「簡単に言えばそういうこと!!」
堺さんのその言葉に、チームメイトは沸き立った。
「朱里の彼氏、面白いことするね!!」
「予算会議の動画が『生徒会チャンネル』ってのにアップされてるみたいだから、部活終わったら見てみようかな」
と、みんな好意的に受け止めてるみたいだ。
「ふぅ……良かったね、朱里。いーんちょーの案は受け入れられてるみたいでさ」
ゆーこちゃんも少し不安だったみたいだ。
でも、みんなに受け入れられてて良かったね、悠斗。
私もホッとした気持ちでいると、堺さんが私を呼んできた。
「朱里ー、ちょっと来て!!」
「はい!!」
私は返事をすると、足の具合を確かめながら駆け寄る。
「足は良くなったみたいだね」
「はい!!無理はできませんが、シュート練とかランニングとかから始めて行こうと思います」
「うん。それがいいよ」
そして、堺さんが少しだけトーンを変えて話をしてくる。
「朱里、気を付けた方がいいよ?」
「え?何をですか」
キョトンとする私に、堺さんが耳打ちする。
「あんたの彼氏。やばいカッコよかったわよ」
「………え?」
ゆ、悠斗がカッコイイのはいつもの事だと思……ってなに惚気けてるの私!!
「えと……どういう意味ですか?」
疑問符を浮かべる私に堺さんが言う。
「予算会議であんたの彼氏が討論の場に立ってるのは知ってるでしょ?」
「はい」
『表』の予算会議と『裏』の予算会議についても悠斗から聞いてる。
蒼井さんの代わりに討論の場に立って、話をするってのも知ってる。
「朱里だから話すけど、裏の予算会議ってのも聞いてるんでしょ?」
「はい。知ってます。動画配信が終わってからが本当の勝負だ。って悠斗から」
「その裏の予算会議で、野球部の須藤くんを完全にやり込めて、あんたの彼氏の独壇場だったわよ」
私は、堀内くんっていう最愛の彼氏がいるから別に大丈夫だったけど、ほかの独り身の女の子はかなりヤバイ目であんたの彼氏を見てたわよ?
「…………えぇ」
そ、それは予想外だったなぁ……
「特にやばかったのは蒼井生徒会長よ」
「…………やっぱり」
私はなんとなく、そんな予感がしていた。
「須藤くんに完全にやられて意気消沈してる所を、あんたの彼氏が颯爽と現れて助けてあげる。これで惚れない女なんて居ないわよね」
流石は女たらしのハーレム王。だと思ったわね。
そんなことを言う堺さん。
はぁ…………まぁ、わかってたけどさ。
どんどんライバルが増えていく…………
「予算の追加を申請する紙を用意してるのも知ってるでしょ?」
「はい。申請に手間がかかりますが、良い案だと思いました」
「申請書の提出先があんたの彼氏でさ、質問の受付もあんたの彼氏なわけよ」
「えぇ。知ってます。でないと詩織ちゃんとか蒼井さんに、下心いっぱいの男の人が殺到しちゃいますからね」
と、そこまで言ったところで私は気が付いた。
「…………気が付いた?」
「……はい」
下心丸出しの女の子が悠斗に殺到するじゃん……
「……私が、気を付けなさい。と言った意味がわかった?」
「……はぁ……はい。理解しました」
明日から、悠斗に女の子が殺到するだろう。
もーーーーーー!!!!
ま、負けないんだから!!!!
そんな話をしていると、部活の終了の時間を知らせるチャイムが鳴った。
堺さんは私に最後の言葉を掛けてくれる。
「あんたの彼氏は、昼の放送で、朱里と付き合ってるって明言してるから、そこまで露骨なことをする女の子は少ないと思う」
「……そう願いたいですね」
辟易とした表情の私に、堺さんは言う。
「でも、蒼井生徒会長だけは本気で来ると思うから、注意した方がいいわよ」
「はい。それは確信に近いものがあるんで」
私の言葉に、堺さんが笑う。
「お互い、モテる男を彼氏にすると大変よね!!」
私はその言葉に笑う。
「そうですね!!ほかの女に負けないように頑張りましょう!!」
私はそう言うと、更衣室へと向かった。
はぁ……詩織ちゃんだけでも強敵なのに、蒼井さんまでやってくるとか……
でも仕方ない。だって悠斗はカッコイイから。
あの二人に負けないように、私も女を磨いて行こう!!
と、とりあえず……胸の大きさでは二人に勝てないけど、悠斗は脚フェチだから、そっち方面で攻めて行こう!!
私はそんなことを考えながら、更衣室でユニフォームから制服に着替えて行った。
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