16 / 43
16.人材収集
しおりを挟む
調子に乗って壁に大穴を空けた代償に、またも折れた俺の右腕。
痛い。
「にゅ!」
そんな俺の右腕を、シルフィア様は光魔法で治療していた。
なんとお優しい……このマサキ、感涙の極みである。
「ふーん。それが光魔法ね」
「はえー。マサキさんモンスターを使役するんですね。凄いです」
凄いと賞賛を受けるのは嬉しいこと。
だが、俺がモンスターを使役するというのは過ち。
「間違えないでいただきたい。シルフィア様がご主人。使役されているのは私だ」
「は、はあ……?」
「なんでそんな誇らしげなんだか……とにかく、さっきはありがとう。シルフィア……さま?」
俺の頭上で座り込むシルフィア様を物珍しそうに見つめる2人。
衣料品店の少女。
アリサとミーシャ。
少々おかしな出会いであったが、戦いを通して俺たちは友情を育む事に成功した。
「あ、あの……お店の壁と床に大穴が開いているんですけど……」
「これ……アリサの親父さん見たら怒るわよ?」
成功したのだ。
が、少女を前に少々ハッスルしすぎたようである。
「あんた。モンスター退治で稼いで修理しなさいよね」
腕の治療に1000万円必要なのだ。言われずとも稼ぐ予定である。
今さらその額が100万や200万円。
多少増えたところで誤差のようなもの。
それよりも。
「床の大穴は貴様だろう。稼ぐ当てはあるのか?」
天才の俺とは異なり、ただの少女でしかないミーシャ。
100万円を稼ぐとなれば、身体を売るしか無理だろう。
やれやれだが、少女を助けるのも貴族の義務。
初めては、心優しい俺が買ってやるとするか。
「ふん。モンスター退治で稼いでやるわよ」
おのれ……さすが異世界。
余計な金策手段があったものだ。
「じゃさ。あんた。マサキ? 明日、アタシと一緒にモンスター退治に行かない?」
「駄目だよ。ミーシャちゃん。村の外へ出たら駄目だって」
「へーきへーき。子供だけだとダメだけど、大人と一緒なら大丈夫だって」
ようは外へ狩りに連れて行ってくれと。
そう言いたいのだろう。
精霊アイで覗き見るその能力。
────────────────────────────────────
名前:ミーシャ
性別:美少女
体力:190
魔力:90
────────────────────────────────────
一般成人男性の体力、魔力はおおよそ100だという。
未だ少女の年齢にして、すでにミーシャの体力はその数値を大きく上回っていた。
おまけに、スキルだろう。おかしな蹴り技を持つときたものだ。
これは掘り出し物かもしれない。
俺が人里で成すべきは人材収集。
天才軍師といえど一人で戦争に勝つことはできない。
軍師の策に従い手足として働く配下が必要。
いうならば五虎猛将軍。
まだまだ未成熟なミーシャではあるが、今後の成長にも期待できるとあらば、今のうちに唾をつけておくのが得策というもの。
「外は危険だぞ? 私の指示に従ってもらうなら同行しよう」
「指示? おかしな命令には従わないわよ?」
俺は天才軍師。現代に甦る諸葛亮孔明。
その知力は某三国国盗りゲームで例えるならMAXの100(推定)
指示を間違えるなど、ありえないこと。
俺はミーシャと明日の外出を約束。
アリサの両親が戻る前に、素早く衣料品店を脱出する。
続いて俺は、武器屋の看板を掲げるドアを開いた。
「ごめん。武器を見せていただきたい」
「あいよ。好きに見な」
店員は普通のおっさん。
なら特に見るべきものはない。
俺は槍を買った。終わり。
続いて俺は、雑貨屋のドアを開く。
「ごめん。商品を見せていただきたい」
「あいよ。好きに見な」
またもや店員はおっさん。
面白くも何ともない。
俺は薬草を10枚買った。終わり。
これで狩りの準備は整った。
時刻は夕刻。
少し早いが宿を探すとするか。
夜はモンスターが凶暴化すると同時に、俺の光合成も役を成さなくなる。
無理をする必要はない。
翌朝。
「おっそーい。早く早く」
村の柵の手前。
歩く俺に向けて手を振るミーシャ。
危険なモンスター退治に向かうというのにウキウキである。
しかもその隣には、アリサまでもが一緒であった。
「おはよう。もしかしてアリサ君も一緒に行くのか?」
「もちろんよ!」
「はわわ。なんで私まで……」
店番であるアリサ。可愛い。
往々にしてこういう弱そうな奴こそ強キャラだったりするもの。
精霊アイで覗き見るアリサ。
────────────────────────────────────
名前:アリサ
性別:美少女
体力:50
魔力:60
────────────────────────────────────
俺の期待を裏切り、普通に雑魚である。
まるで戦力にならないが、店番の少女であればこんなものだろう。
本当にモンスターと戦うつもりか?
「楽しみにしているところを少々言いづらいのだが、アリサ君には危険ではなかろうか?」
「ノープロブレム。楽勝よ!」
「楽しみにしてないですし、どう考えても危険だよ!」
その根拠のない自信はどこから湧いて来るのであろう?
そもそも2人ともまともな武器、防具すら装備していない。
「アタシは天才よ。モンスターなんてポイよ。ポイ!」
「い、いちおう包丁と鍋の蓋を持ってきたけど……やっぱり無理だよね?」
何が天才か?
確かにミーシャには才能があるのだろう。
だが、いささかその才能に溺れてやしないだろうか?
真の天才は決して増長しないもの。
偉業を成そうとも、また俺何かやっちゃいました? ととぼけるものだ。
真の天才は決して相手を侮らないもの。
まさか手ぶらで外出など。馬鹿のやる事である。
おまけに包丁と鍋の蓋は、ただのギャグである。
そもそもが自分で自分を天才など……とても信用できるものではない。
「何よ? あんた。昨日手ぶらで外へ出たって言うじゃない?」
……あれは若かりし頃の過ち。
人が気にしている忘れたい過去を。
「いいから行くわよ。こっち」
「ま、待ってよー」
そんな俺を置いて、さっさと出入口である門へと向かう2人。
いや。忘れてはならない。
慢心こそが最大の敵。
油断こそが怪我一生。
その結果。俺は片腕を失ったのだから。
だからこそ。今。
うら若き未来ある少女を傷ものにするわけにはいかない。
俺はズタ袋から薬草を取りだし口に入れる。不味い。
────────────────────────────────────
体力:260 ↑70
魔力:50 ↑20
────────────────────────────────────
昨晩からお腹が減るたび、ちょくちょく食べる薬草。
シルフィア様も夕ご飯抜きで魔石を食べてくれている。
お蔭で俺の体力、魔力は飛躍的に向上していた。
未来を創るのは子供だという。
ならば、その子供を守るのが大人である俺の務め。
俺の配下として取り立てる。その前に死なれては困るのだから。
痛い。
「にゅ!」
そんな俺の右腕を、シルフィア様は光魔法で治療していた。
なんとお優しい……このマサキ、感涙の極みである。
「ふーん。それが光魔法ね」
「はえー。マサキさんモンスターを使役するんですね。凄いです」
凄いと賞賛を受けるのは嬉しいこと。
だが、俺がモンスターを使役するというのは過ち。
「間違えないでいただきたい。シルフィア様がご主人。使役されているのは私だ」
「は、はあ……?」
「なんでそんな誇らしげなんだか……とにかく、さっきはありがとう。シルフィア……さま?」
俺の頭上で座り込むシルフィア様を物珍しそうに見つめる2人。
衣料品店の少女。
アリサとミーシャ。
少々おかしな出会いであったが、戦いを通して俺たちは友情を育む事に成功した。
「あ、あの……お店の壁と床に大穴が開いているんですけど……」
「これ……アリサの親父さん見たら怒るわよ?」
成功したのだ。
が、少女を前に少々ハッスルしすぎたようである。
「あんた。モンスター退治で稼いで修理しなさいよね」
腕の治療に1000万円必要なのだ。言われずとも稼ぐ予定である。
今さらその額が100万や200万円。
多少増えたところで誤差のようなもの。
それよりも。
「床の大穴は貴様だろう。稼ぐ当てはあるのか?」
天才の俺とは異なり、ただの少女でしかないミーシャ。
100万円を稼ぐとなれば、身体を売るしか無理だろう。
やれやれだが、少女を助けるのも貴族の義務。
初めては、心優しい俺が買ってやるとするか。
「ふん。モンスター退治で稼いでやるわよ」
おのれ……さすが異世界。
余計な金策手段があったものだ。
「じゃさ。あんた。マサキ? 明日、アタシと一緒にモンスター退治に行かない?」
「駄目だよ。ミーシャちゃん。村の外へ出たら駄目だって」
「へーきへーき。子供だけだとダメだけど、大人と一緒なら大丈夫だって」
ようは外へ狩りに連れて行ってくれと。
そう言いたいのだろう。
精霊アイで覗き見るその能力。
────────────────────────────────────
名前:ミーシャ
性別:美少女
体力:190
魔力:90
────────────────────────────────────
一般成人男性の体力、魔力はおおよそ100だという。
未だ少女の年齢にして、すでにミーシャの体力はその数値を大きく上回っていた。
おまけに、スキルだろう。おかしな蹴り技を持つときたものだ。
これは掘り出し物かもしれない。
俺が人里で成すべきは人材収集。
天才軍師といえど一人で戦争に勝つことはできない。
軍師の策に従い手足として働く配下が必要。
いうならば五虎猛将軍。
まだまだ未成熟なミーシャではあるが、今後の成長にも期待できるとあらば、今のうちに唾をつけておくのが得策というもの。
「外は危険だぞ? 私の指示に従ってもらうなら同行しよう」
「指示? おかしな命令には従わないわよ?」
俺は天才軍師。現代に甦る諸葛亮孔明。
その知力は某三国国盗りゲームで例えるならMAXの100(推定)
指示を間違えるなど、ありえないこと。
俺はミーシャと明日の外出を約束。
アリサの両親が戻る前に、素早く衣料品店を脱出する。
続いて俺は、武器屋の看板を掲げるドアを開いた。
「ごめん。武器を見せていただきたい」
「あいよ。好きに見な」
店員は普通のおっさん。
なら特に見るべきものはない。
俺は槍を買った。終わり。
続いて俺は、雑貨屋のドアを開く。
「ごめん。商品を見せていただきたい」
「あいよ。好きに見な」
またもや店員はおっさん。
面白くも何ともない。
俺は薬草を10枚買った。終わり。
これで狩りの準備は整った。
時刻は夕刻。
少し早いが宿を探すとするか。
夜はモンスターが凶暴化すると同時に、俺の光合成も役を成さなくなる。
無理をする必要はない。
翌朝。
「おっそーい。早く早く」
村の柵の手前。
歩く俺に向けて手を振るミーシャ。
危険なモンスター退治に向かうというのにウキウキである。
しかもその隣には、アリサまでもが一緒であった。
「おはよう。もしかしてアリサ君も一緒に行くのか?」
「もちろんよ!」
「はわわ。なんで私まで……」
店番であるアリサ。可愛い。
往々にしてこういう弱そうな奴こそ強キャラだったりするもの。
精霊アイで覗き見るアリサ。
────────────────────────────────────
名前:アリサ
性別:美少女
体力:50
魔力:60
────────────────────────────────────
俺の期待を裏切り、普通に雑魚である。
まるで戦力にならないが、店番の少女であればこんなものだろう。
本当にモンスターと戦うつもりか?
「楽しみにしているところを少々言いづらいのだが、アリサ君には危険ではなかろうか?」
「ノープロブレム。楽勝よ!」
「楽しみにしてないですし、どう考えても危険だよ!」
その根拠のない自信はどこから湧いて来るのであろう?
そもそも2人ともまともな武器、防具すら装備していない。
「アタシは天才よ。モンスターなんてポイよ。ポイ!」
「い、いちおう包丁と鍋の蓋を持ってきたけど……やっぱり無理だよね?」
何が天才か?
確かにミーシャには才能があるのだろう。
だが、いささかその才能に溺れてやしないだろうか?
真の天才は決して増長しないもの。
偉業を成そうとも、また俺何かやっちゃいました? ととぼけるものだ。
真の天才は決して相手を侮らないもの。
まさか手ぶらで外出など。馬鹿のやる事である。
おまけに包丁と鍋の蓋は、ただのギャグである。
そもそもが自分で自分を天才など……とても信用できるものではない。
「何よ? あんた。昨日手ぶらで外へ出たって言うじゃない?」
……あれは若かりし頃の過ち。
人が気にしている忘れたい過去を。
「いいから行くわよ。こっち」
「ま、待ってよー」
そんな俺を置いて、さっさと出入口である門へと向かう2人。
いや。忘れてはならない。
慢心こそが最大の敵。
油断こそが怪我一生。
その結果。俺は片腕を失ったのだから。
だからこそ。今。
うら若き未来ある少女を傷ものにするわけにはいかない。
俺はズタ袋から薬草を取りだし口に入れる。不味い。
────────────────────────────────────
体力:260 ↑70
魔力:50 ↑20
────────────────────────────────────
昨晩からお腹が減るたび、ちょくちょく食べる薬草。
シルフィア様も夕ご飯抜きで魔石を食べてくれている。
お蔭で俺の体力、魔力は飛躍的に向上していた。
未来を創るのは子供だという。
ならば、その子供を守るのが大人である俺の務め。
俺の配下として取り立てる。その前に死なれては困るのだから。
0
あなたにおすすめの小説
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる