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それっぽい本音は盗み聞かせるほうがいい。
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ゼファルの側近であるリュシエンと話したその日の晩。私は息子にメッセージを送った。
それは、小説の中のユリウス様が幾度となく足を運んだ場所についてである。
本来は他の貴族を呼んでお茶をしたり絵画を見たり音楽を鑑賞したりと、様々な交流の場として使われる部屋。サロンだ。
この屋敷のサロンの壁は、庭がよく見えるようにと採光用とを兼ねて一面に窓が作られているため、日中は惜しみない陽光が降り注ぐ。
しかし、公爵夫人は心を壊して酒におぼれ、公爵は家に戻らない。サロンを使用する者はおらず、部屋の中には普段使わないソファやテーブル、カーテンなど。半ば物置のようになっていた。
若くして公爵の地位を継いだユリウス様はそんなサロンのカーテンをすべて開け、ものでいっぱいの部屋でまどろむのが好きだった。
暖かな日差しが、物であふれた空間が、自分はあの地下室から逃げ出せたのだと教えてくれるから。
サロンは公爵邸にいい思い出がないユリウス様の唯一心安らげる場所だったのだ。
だからきっと、息子もこのサロンを気に入るはずだ。
メッセージカードには『突然全てが変わってしまってまだ落ち着かないでしょう。今は誰も使っていないサロンがあるの。もしも人の目に疲れて一人になりたいときには使いなさい。お母様も使うことがあるかもしれないけれど、お互い知らないふりをしましょうね』と書き記し。
使用人たちにはティアナを通してサロンには近づかないようにとお触れを出した。
毎日消灯の際にカーテンを閉めに入るだけに留めて日中はそっとしておくように、と。
ユリウスを地下室から出してから一週間。
私も何度かサロンに足を運んだ。それは、ユリウスがユリウス様のようにこの部屋を使ってくれているかのと、どのくらいの頻度で使っているのかの確認だ。
そして、私はあることに気が付いた。どうやら、息子は自分が部屋を出る時にきちんとカーテンを閉めているらしいということ。
つまり逆説的に、サロンのカーテンが開いている時はユリウスはサロンの中にいて、私が近づくのを察知して部屋のどこかに隠れているのだ。
残念ながら気配何てわからないので、確認できたためしはないが。
それに気が付いてからというもの、私はカーテンが開いている時は意識して「ユリウス……」と推しの名前を呟くようにした。
本当に彼が同じ部屋の中にいるのなら、きっと聞いてくれているはずだ。
それから、私は毎朝朝食の前にサロンに行くようになった。
はじめはカーテンが閉まっていることが多かったけれど、二週間もするとカーテンが開いていることが多くなる。
私はそれにほくそ笑みながら、今日も推しの名前を呼んだ。
「お母様……、ユリウスはわたしを許してくれるかしら……。それとも、こんなひどい母親の事なんて……、もう…………」」
とか。
「髪の毛はあの人に似ていたわ。でも、目は私とお母様と同じ色だったわ……。ふふっ、家族なのだもの、当たり前よね。今まで、そんなことにも気が付けなかったけれど……」
とか。
「女神セレイア様、どうかユリウスに安らぎと癒しを。貴女の御手が、夜の帳のごとく包み守らんことを」
とか。
とにかくユリウスのことを気にかけているアピールをふんだんにしておいた。
実際にはどれくらいこの言葉がユリウスに届いたかは知らないが、打てる手は打てたはず。
そろそろ次のステップに進まなければ。
その日の晩、リュシエンを呼び、「ゼファル様にお会いしたいの……」と伝えたのだ。
私の死亡フラグを折るために必要なのは、何もユリウスからの好感度回復だけではない。
まず第一に、リュシエンの懐柔。アイツはゼファルが死ねばきっと私のことを始末する。現状、エリオノーラは公爵家に不利益しかもたらさないからだ。
次に、ゼファルの『死』の回避。そもそもゼファルが死ななければユリウスが公爵家の当主になることがないし、リュシエンが私を始末しようとすることもなくなるだろう。
ユリウス様の成人の次の日に、ゼファル・アウグスト・シュトラウス公爵の死んだのにはエリオノーラも関わっている。
別に彼女がヒステリックになってリュシエンにゼファルの暗殺を頼んだように、エリオノーラが誰かに依頼したわけではない。
しかし、彼を邪魔に思う政敵は『ゼファルがエリオノーラを愛していること』と『ゼファルとエリオノーラが顔を合わせてすらいないこと』を策にうまく組み込んだのだ。
これを回避するには、もう手っ取り早く夫であるゼファルとの仲を改善するのが一番だ。
夫であるゼファルは、私がリュシエンにお願いしたその日の夜中に帰ってきていたらしい。
仕事が早い。そして優先順位のつけ方が露骨である。どれだけエリオノーラのことが好きなのよ。
その日の朝、目が覚めるや否やリュシエンが部屋にやってきて、「ゼファル様から、よろしければ朝食にお招きしたいと言伝を預かっております」と言われたときの気持ちがわかる?
『その気遣いの一割でもいいからユリウス様に回さんかい!』と思わず心の中でツッコんだ。すぐに『それだと私の死亡フラグ回避できないからやっぱなし』と発言を取り消したけど。
小説の中で、ゼファル様はエリオノーラがその美しい銀の髪をなびかせて、ミステリアスな紫の目をきゅっと細めて笑う姿に恋をした。
花が咲き乱れる王都の植物園で、婚約者に『あなたが愛おしい!』と全身で告げるその無邪気さに一瞬で心を奪われたのだ。
ゼファルが恋をしたのはかつての私だ。記憶を取り戻した私を変わらず愛してくれる保証はない。
息子を産み、五年もの長きにわたり心を病んでいた私に当時の無邪気さを演出することもできない。
やろうものなら、ゼファルはよくともリュシエンと彼のもう一人の部下に怪しまれる。
だから、逆に私はうんと儚く見える装いに身を包んだ。
コルセットをぎゅうと絞め、エリオノーラがずっと避けていたゼファルの目の色である青を基調としたモーニングドレス。目と全く同じ色はもっと濃い色なのだけど、儚さを強調するためにペールブルーにした。
緩く結い上げた銀髪はおくれ毛を少し残し、朝露のような真珠のアクセサリーで上品に仕上げる。
レースのショールを肩に羽織って部屋を出ると、ユリウス様が成長したらこうなるだろうと容易に想像できる美丈夫がこちらを見て目を見開いた。
ゼファル・アウグスト・シュトラウス公爵。『雷冠の継承者』のヒーロー、ユリウス様の父親であり、すべての元凶となってしまった男。
愛する女に好きの一言を告げることもできず。かといって愛する女を手放すこともできなかった哀れな男。
あぁ、でも。本当に見た目はドストライク♡推しのユリウス様にそっくりだわ♡
緩みそうになる頬に力を入れた微妙な表情に、ゼファルの表情が悲し気にゆがめられた。
あぁ、私がゼファルを見て表情をゆがめたと思ったのね。間違いではないけれど、そこに込められた意味は違うわ。
私はゼファルが何かを言うよりも前に、すっと腕を持ち上げた。
「……エスコートしてくださる?…………あなた」
「君が許してくれるなら」
私の手を自身の軽く曲げた腕に導くと、ゼファルは私を気にしながらひどくゆったりとした動きで歩き出した。
「ねぇ、朝食の前に、サロンで少しお話しませんか?」
「もちろんだ。だが、サロンは今整ってはいないはずだが」
「いいの。あなたと、人の目がない場所でただゆっくり聞きたいことがあるだけなの」
それ以降お互いの間に言葉はなく。手を添えた彼の腕から緊張が伝わってくる。
だが、緊張しているのはお互い様だ。
私が呼べばゼファルは必ず時間を作る。小説で語られたような、エリオノーラにすべての愛を注ぐような人物ならばそうすると信じていた。
そしてユリウスは、今私の思惑通り毎朝朝食の前にサロンに潜み、そこで母親である私の懺悔を聞いている。
人間は、与えられた情報よりも、自分で探り当てた情報を信じるものだ。
だからこそ、私は今日『夫との確執』をユリウスに盗み聞かせるのだ。
それは、小説の中のユリウス様が幾度となく足を運んだ場所についてである。
本来は他の貴族を呼んでお茶をしたり絵画を見たり音楽を鑑賞したりと、様々な交流の場として使われる部屋。サロンだ。
この屋敷のサロンの壁は、庭がよく見えるようにと採光用とを兼ねて一面に窓が作られているため、日中は惜しみない陽光が降り注ぐ。
しかし、公爵夫人は心を壊して酒におぼれ、公爵は家に戻らない。サロンを使用する者はおらず、部屋の中には普段使わないソファやテーブル、カーテンなど。半ば物置のようになっていた。
若くして公爵の地位を継いだユリウス様はそんなサロンのカーテンをすべて開け、ものでいっぱいの部屋でまどろむのが好きだった。
暖かな日差しが、物であふれた空間が、自分はあの地下室から逃げ出せたのだと教えてくれるから。
サロンは公爵邸にいい思い出がないユリウス様の唯一心安らげる場所だったのだ。
だからきっと、息子もこのサロンを気に入るはずだ。
メッセージカードには『突然全てが変わってしまってまだ落ち着かないでしょう。今は誰も使っていないサロンがあるの。もしも人の目に疲れて一人になりたいときには使いなさい。お母様も使うことがあるかもしれないけれど、お互い知らないふりをしましょうね』と書き記し。
使用人たちにはティアナを通してサロンには近づかないようにとお触れを出した。
毎日消灯の際にカーテンを閉めに入るだけに留めて日中はそっとしておくように、と。
ユリウスを地下室から出してから一週間。
私も何度かサロンに足を運んだ。それは、ユリウスがユリウス様のようにこの部屋を使ってくれているかのと、どのくらいの頻度で使っているのかの確認だ。
そして、私はあることに気が付いた。どうやら、息子は自分が部屋を出る時にきちんとカーテンを閉めているらしいということ。
つまり逆説的に、サロンのカーテンが開いている時はユリウスはサロンの中にいて、私が近づくのを察知して部屋のどこかに隠れているのだ。
残念ながら気配何てわからないので、確認できたためしはないが。
それに気が付いてからというもの、私はカーテンが開いている時は意識して「ユリウス……」と推しの名前を呟くようにした。
本当に彼が同じ部屋の中にいるのなら、きっと聞いてくれているはずだ。
それから、私は毎朝朝食の前にサロンに行くようになった。
はじめはカーテンが閉まっていることが多かったけれど、二週間もするとカーテンが開いていることが多くなる。
私はそれにほくそ笑みながら、今日も推しの名前を呼んだ。
「お母様……、ユリウスはわたしを許してくれるかしら……。それとも、こんなひどい母親の事なんて……、もう…………」」
とか。
「髪の毛はあの人に似ていたわ。でも、目は私とお母様と同じ色だったわ……。ふふっ、家族なのだもの、当たり前よね。今まで、そんなことにも気が付けなかったけれど……」
とか。
「女神セレイア様、どうかユリウスに安らぎと癒しを。貴女の御手が、夜の帳のごとく包み守らんことを」
とか。
とにかくユリウスのことを気にかけているアピールをふんだんにしておいた。
実際にはどれくらいこの言葉がユリウスに届いたかは知らないが、打てる手は打てたはず。
そろそろ次のステップに進まなければ。
その日の晩、リュシエンを呼び、「ゼファル様にお会いしたいの……」と伝えたのだ。
私の死亡フラグを折るために必要なのは、何もユリウスからの好感度回復だけではない。
まず第一に、リュシエンの懐柔。アイツはゼファルが死ねばきっと私のことを始末する。現状、エリオノーラは公爵家に不利益しかもたらさないからだ。
次に、ゼファルの『死』の回避。そもそもゼファルが死ななければユリウスが公爵家の当主になることがないし、リュシエンが私を始末しようとすることもなくなるだろう。
ユリウス様の成人の次の日に、ゼファル・アウグスト・シュトラウス公爵の死んだのにはエリオノーラも関わっている。
別に彼女がヒステリックになってリュシエンにゼファルの暗殺を頼んだように、エリオノーラが誰かに依頼したわけではない。
しかし、彼を邪魔に思う政敵は『ゼファルがエリオノーラを愛していること』と『ゼファルとエリオノーラが顔を合わせてすらいないこと』を策にうまく組み込んだのだ。
これを回避するには、もう手っ取り早く夫であるゼファルとの仲を改善するのが一番だ。
夫であるゼファルは、私がリュシエンにお願いしたその日の夜中に帰ってきていたらしい。
仕事が早い。そして優先順位のつけ方が露骨である。どれだけエリオノーラのことが好きなのよ。
その日の朝、目が覚めるや否やリュシエンが部屋にやってきて、「ゼファル様から、よろしければ朝食にお招きしたいと言伝を預かっております」と言われたときの気持ちがわかる?
『その気遣いの一割でもいいからユリウス様に回さんかい!』と思わず心の中でツッコんだ。すぐに『それだと私の死亡フラグ回避できないからやっぱなし』と発言を取り消したけど。
小説の中で、ゼファル様はエリオノーラがその美しい銀の髪をなびかせて、ミステリアスな紫の目をきゅっと細めて笑う姿に恋をした。
花が咲き乱れる王都の植物園で、婚約者に『あなたが愛おしい!』と全身で告げるその無邪気さに一瞬で心を奪われたのだ。
ゼファルが恋をしたのはかつての私だ。記憶を取り戻した私を変わらず愛してくれる保証はない。
息子を産み、五年もの長きにわたり心を病んでいた私に当時の無邪気さを演出することもできない。
やろうものなら、ゼファルはよくともリュシエンと彼のもう一人の部下に怪しまれる。
だから、逆に私はうんと儚く見える装いに身を包んだ。
コルセットをぎゅうと絞め、エリオノーラがずっと避けていたゼファルの目の色である青を基調としたモーニングドレス。目と全く同じ色はもっと濃い色なのだけど、儚さを強調するためにペールブルーにした。
緩く結い上げた銀髪はおくれ毛を少し残し、朝露のような真珠のアクセサリーで上品に仕上げる。
レースのショールを肩に羽織って部屋を出ると、ユリウス様が成長したらこうなるだろうと容易に想像できる美丈夫がこちらを見て目を見開いた。
ゼファル・アウグスト・シュトラウス公爵。『雷冠の継承者』のヒーロー、ユリウス様の父親であり、すべての元凶となってしまった男。
愛する女に好きの一言を告げることもできず。かといって愛する女を手放すこともできなかった哀れな男。
あぁ、でも。本当に見た目はドストライク♡推しのユリウス様にそっくりだわ♡
緩みそうになる頬に力を入れた微妙な表情に、ゼファルの表情が悲し気にゆがめられた。
あぁ、私がゼファルを見て表情をゆがめたと思ったのね。間違いではないけれど、そこに込められた意味は違うわ。
私はゼファルが何かを言うよりも前に、すっと腕を持ち上げた。
「……エスコートしてくださる?…………あなた」
「君が許してくれるなら」
私の手を自身の軽く曲げた腕に導くと、ゼファルは私を気にしながらひどくゆったりとした動きで歩き出した。
「ねぇ、朝食の前に、サロンで少しお話しませんか?」
「もちろんだ。だが、サロンは今整ってはいないはずだが」
「いいの。あなたと、人の目がない場所でただゆっくり聞きたいことがあるだけなの」
それ以降お互いの間に言葉はなく。手を添えた彼の腕から緊張が伝わってくる。
だが、緊張しているのはお互い様だ。
私が呼べばゼファルは必ず時間を作る。小説で語られたような、エリオノーラにすべての愛を注ぐような人物ならばそうすると信じていた。
そしてユリウスは、今私の思惑通り毎朝朝食の前にサロンに潜み、そこで母親である私の懺悔を聞いている。
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