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第七章 王都公認 案内人適性試験編
60.案内人適性試験
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「あたしに……ですか?」
「ええそうよ。あなたに王都公認の案内人になってもらいたいのよ。そうすれば必然的にこの店も王都公認になるのよ」
「あのースーザンさん、お聞きしたいことがあるのですが……」
「なにエンフィーさん?」
「その、『王都公認の案内人』になるとどうなるんですか?」
ナヴィもそれに続けた。
「はい確かに気になります。正直今のままでも経営的には問題ありません。それに多少忙しさはありますが新規の冒険者様や同行の依頼も緩やかですが売り上げも右肩上がりです」
「ふふふ、ナヴィさん。あなたさっき言ったでしょ。それに今も気づいてないようだけれどあなた達の上昇志向はビシビシと伝わってるわよ」
「え……そんなことは」
「『目指すのはスーパーアドバイザー』『お店を大きくしたい』『緩やかですが右肩上がり』『多少の忙しさ』この発言を聞いてあなた達がこのまま何事もなく店を続けていくのはすごくもったいないことなって私は思ったわ」
「どういうことでしょうか?」
「簡単に言うと『王都公認の案内人』になれば今言ってくれたことのほとんどが解決するわ」
ナヴィは勢いよくその話に食いついた。
「本当ですか!」
「綺麗なお顔だけどちょーっと近づけすぎよナヴィちゃん」
「あ、す、すみません……つい。あはは」
横でエンフィーはその姿を見てくすくすと笑っていた。
「ふふ、お姉ちゃん無駄に経営面の話の食いつきとかいいもんね」
「無駄にって何よ! 大切なことでしょ! すみませんスーザンさん」
「ふふふ、話を続けてもいいかしら?」
「じゃあ具体的に王都公認の案内人になるとどういう待遇を受けられるのかを簡単に説明していくわね」
「「はい、お願いします!」」
「うお、揃った。流石姉妹ね……。うーん何から話せば。そうね。じゃあなったときのメリットとデメリットがあるけどどちらから聞きたいかしら」
「お姉ちゃんに任せます!」
「うん、じゃあデメリットから先にお願いします」
「わかったわ。まぁそっちの方がいいわね。細かくはまた『なる』って決めてからでいいと思うから、大まかには二つあるわ。一つは『王都の案内所本部の傘下に入り、そこの下請けのような形で今のこのお店を運営していくこと』よ」
「う、なんか早速嫌な感じね……」
「ふふ。そうかもしれないわね。騙すようなことはしたくないからこちらも正直に話していくわね」
「まぁ、そちらの方が助かりますので。それで具体的には何をすれば?」
「うん。まずは王都の案内所本部に『月の売り上げの十パーセントを運営維持費として納金すること』そして『基本的に本部からの仕事を優先的に受けること』この二つです」
それを聞いたエンフィーが机を小さく叩き椅子から立ち上がった。
「んな、そんな無茶な! さっきも言いましたけど私たちのお店は確かに売り上げは上がっていますが、まだまだぎりぎりなんです! それに王都の仕事を優先的に受けるって、今までの常連さんを放っておけってことですか、そんなこと……」
「待ってエンフィー、落ち着いて」
「お姉ちゃんどうしてそんな冷静に……」
「スーザンさんは今デメリットの説明をしてくれているのよ、あたし達の都合の悪いことを言ってるのは当たり前だわ」
「む……そうだけど。おほん。スーザンさんすみません取り乱してしまって」
「大丈夫よ。それに、このお店もすごく丁寧に掃除されているし、さっき道中の冒険者の顔を拝見したけど、みんな満足そうな顔をしていたわ。これだけ仕事を大切にしていたらそんな反応になるのは当り前よ」
「ありがとうございます。あの、スーザンさん。維持費は何となく理解できますが、さっきの『基本的に本部からの仕事を優先的に受けること』ってどういうことですか?」
「あぁ、これは後のメリットの話と少し繋がるんだけど、やっぱり案内所にも上級者向けや初心者向けってあるでしょ。あなた達のお店はどちらもやってるそうだけど、要するに本部から冒険者に案内所を斡旋をするの、その時の依頼を優先的に引き受けてほしいってわけよ、特に緊急時の依頼はね」
「緊急時……とは? 」
「例えば魔王軍がダンジョンに現れたときに、討伐を依頼した冒険者の同行をお願いしたりとかかしら」
「あーなるほど。そういうことですか」
「その代わり王都の依頼を受けていただいた際には報酬が普段の倍近く跳ね上がるわ」
「それがメリットってことですね……理解はできました」
「もちろんさっきも言ったけどあくまで『基本的に』よ。別に今あるすべての仕事を投げ出してやれってことはほとんどないから安心してちょうだい。他の所にも頼めるしね。サービスの良さもあなた達のお店の売りでもあると思うし、それを無理に潰すほど本部も鬼ではないわ」
「あ、それなら何となく安心できます。それで、もう一つのデメリットって……?」
「これは、そんなに大したことじゃないわ。『王都公認の案内人は月に一度本部に活動報告をしに行くこと』ね」
「それは大したことなさそうですね」
「ええ、ここに関しても細かくはまたどこかで説明するわ」
なるほど、なかなか厳しい枷ね……。
「よしこれでデメリットの話は終わり! ナヴィさん、エンフィーさん、ではここからはメリットの話ね。あーやっと話せる!」
声のトーンを上げ、スーザンは先ほどの表情とはがらりと変わり笑顔で話し始めた。
「では早速。まずは『報酬に応じた運営費の交付』」
「え、売り上げを渡すのにまたもらえるんですか!?」
「もちろん。前の月の納金の額を見て本部で精査して、こちらから月に一度運営費を渡す仕組みになってるわ」
「歩合制ってことですね」
「その通り。評判が良くて実力のある案内所には本部もお金を惜しまないわ。逆もまた叱りよ」
「いいですね……。そういうの。燃えます!」
「お姉ちゃんから炎が見える……」
「それとは別に申請してもらえれば『案内所の修繕費、改築費の一部補助』もあるわ。もちろんこれも歩合制」
「素晴らしいですね。なんか頑張れそう……」
「ふふ、これもメリットの一部よ。後は例えばさっきも言った『仕事の斡旋』『人手不足のための本部からの派遣の斡旋』『活動報告のための王都までの渡航は本部が足を出すこと』『活動報告の際に現在の確認されているダンジョンマップの譲渡』『王都最新の情報の共有』まだまだあるけどざっとこんなもんね」
「「……」」
ナヴィとエンフィーがぽかんと口を開けながら硬直していた。
「あはは、あのーもしかして全然ピンとこなかったかしら……?」
二人はゆっくりとお互いの顔を見合った。
「お姉ちゃん……」
「ええ、これは……」
「「最高です!」」
二人ががしっとスーザンの手を掴みぶんぶんと振り回した。
「え、え!?」
「本当にほとんど解決されるじゃないですか! お店もそろそろ改築したかったし、それに伴う人手不足も派遣が王都からくるんでしょ、それにやっぱり王都の最新の情報もやっぱりほしいし。素晴らしいわ!『王都公認の案内人』!」
「ええ、お姉ちゃん最高よ! 今すぐなって!」
二人は手を繋ぎその場でくるくると回る。
「「あははは! あはは!」」
「この姉妹。す、すごい目の輝きだし、背景にお花畑が見える……」
「あの、それでこの他にもいろいろあるけど……とりあえず、ナヴィさんこの案内人適性試験。受けていただけますか?」
ナヴィはチラシの前に勢いよく手を置きはっきりと宣言した。
「もちろん受けます! この試験で必ずや『王都公認の案内人』になってみせます!」
第七章 王都公認 案内人適性試験編 始動!
「ええそうよ。あなたに王都公認の案内人になってもらいたいのよ。そうすれば必然的にこの店も王都公認になるのよ」
「あのースーザンさん、お聞きしたいことがあるのですが……」
「なにエンフィーさん?」
「その、『王都公認の案内人』になるとどうなるんですか?」
ナヴィもそれに続けた。
「はい確かに気になります。正直今のままでも経営的には問題ありません。それに多少忙しさはありますが新規の冒険者様や同行の依頼も緩やかですが売り上げも右肩上がりです」
「ふふふ、ナヴィさん。あなたさっき言ったでしょ。それに今も気づいてないようだけれどあなた達の上昇志向はビシビシと伝わってるわよ」
「え……そんなことは」
「『目指すのはスーパーアドバイザー』『お店を大きくしたい』『緩やかですが右肩上がり』『多少の忙しさ』この発言を聞いてあなた達がこのまま何事もなく店を続けていくのはすごくもったいないことなって私は思ったわ」
「どういうことでしょうか?」
「簡単に言うと『王都公認の案内人』になれば今言ってくれたことのほとんどが解決するわ」
ナヴィは勢いよくその話に食いついた。
「本当ですか!」
「綺麗なお顔だけどちょーっと近づけすぎよナヴィちゃん」
「あ、す、すみません……つい。あはは」
横でエンフィーはその姿を見てくすくすと笑っていた。
「ふふ、お姉ちゃん無駄に経営面の話の食いつきとかいいもんね」
「無駄にって何よ! 大切なことでしょ! すみませんスーザンさん」
「ふふふ、話を続けてもいいかしら?」
「じゃあ具体的に王都公認の案内人になるとどういう待遇を受けられるのかを簡単に説明していくわね」
「「はい、お願いします!」」
「うお、揃った。流石姉妹ね……。うーん何から話せば。そうね。じゃあなったときのメリットとデメリットがあるけどどちらから聞きたいかしら」
「お姉ちゃんに任せます!」
「うん、じゃあデメリットから先にお願いします」
「わかったわ。まぁそっちの方がいいわね。細かくはまた『なる』って決めてからでいいと思うから、大まかには二つあるわ。一つは『王都の案内所本部の傘下に入り、そこの下請けのような形で今のこのお店を運営していくこと』よ」
「う、なんか早速嫌な感じね……」
「ふふ。そうかもしれないわね。騙すようなことはしたくないからこちらも正直に話していくわね」
「まぁ、そちらの方が助かりますので。それで具体的には何をすれば?」
「うん。まずは王都の案内所本部に『月の売り上げの十パーセントを運営維持費として納金すること』そして『基本的に本部からの仕事を優先的に受けること』この二つです」
それを聞いたエンフィーが机を小さく叩き椅子から立ち上がった。
「んな、そんな無茶な! さっきも言いましたけど私たちのお店は確かに売り上げは上がっていますが、まだまだぎりぎりなんです! それに王都の仕事を優先的に受けるって、今までの常連さんを放っておけってことですか、そんなこと……」
「待ってエンフィー、落ち着いて」
「お姉ちゃんどうしてそんな冷静に……」
「スーザンさんは今デメリットの説明をしてくれているのよ、あたし達の都合の悪いことを言ってるのは当たり前だわ」
「む……そうだけど。おほん。スーザンさんすみません取り乱してしまって」
「大丈夫よ。それに、このお店もすごく丁寧に掃除されているし、さっき道中の冒険者の顔を拝見したけど、みんな満足そうな顔をしていたわ。これだけ仕事を大切にしていたらそんな反応になるのは当り前よ」
「ありがとうございます。あの、スーザンさん。維持費は何となく理解できますが、さっきの『基本的に本部からの仕事を優先的に受けること』ってどういうことですか?」
「あぁ、これは後のメリットの話と少し繋がるんだけど、やっぱり案内所にも上級者向けや初心者向けってあるでしょ。あなた達のお店はどちらもやってるそうだけど、要するに本部から冒険者に案内所を斡旋をするの、その時の依頼を優先的に引き受けてほしいってわけよ、特に緊急時の依頼はね」
「緊急時……とは? 」
「例えば魔王軍がダンジョンに現れたときに、討伐を依頼した冒険者の同行をお願いしたりとかかしら」
「あーなるほど。そういうことですか」
「その代わり王都の依頼を受けていただいた際には報酬が普段の倍近く跳ね上がるわ」
「それがメリットってことですね……理解はできました」
「もちろんさっきも言ったけどあくまで『基本的に』よ。別に今あるすべての仕事を投げ出してやれってことはほとんどないから安心してちょうだい。他の所にも頼めるしね。サービスの良さもあなた達のお店の売りでもあると思うし、それを無理に潰すほど本部も鬼ではないわ」
「あ、それなら何となく安心できます。それで、もう一つのデメリットって……?」
「これは、そんなに大したことじゃないわ。『王都公認の案内人は月に一度本部に活動報告をしに行くこと』ね」
「それは大したことなさそうですね」
「ええ、ここに関しても細かくはまたどこかで説明するわ」
なるほど、なかなか厳しい枷ね……。
「よしこれでデメリットの話は終わり! ナヴィさん、エンフィーさん、ではここからはメリットの話ね。あーやっと話せる!」
声のトーンを上げ、スーザンは先ほどの表情とはがらりと変わり笑顔で話し始めた。
「では早速。まずは『報酬に応じた運営費の交付』」
「え、売り上げを渡すのにまたもらえるんですか!?」
「もちろん。前の月の納金の額を見て本部で精査して、こちらから月に一度運営費を渡す仕組みになってるわ」
「歩合制ってことですね」
「その通り。評判が良くて実力のある案内所には本部もお金を惜しまないわ。逆もまた叱りよ」
「いいですね……。そういうの。燃えます!」
「お姉ちゃんから炎が見える……」
「それとは別に申請してもらえれば『案内所の修繕費、改築費の一部補助』もあるわ。もちろんこれも歩合制」
「素晴らしいですね。なんか頑張れそう……」
「ふふ、これもメリットの一部よ。後は例えばさっきも言った『仕事の斡旋』『人手不足のための本部からの派遣の斡旋』『活動報告のための王都までの渡航は本部が足を出すこと』『活動報告の際に現在の確認されているダンジョンマップの譲渡』『王都最新の情報の共有』まだまだあるけどざっとこんなもんね」
「「……」」
ナヴィとエンフィーがぽかんと口を開けながら硬直していた。
「あはは、あのーもしかして全然ピンとこなかったかしら……?」
二人はゆっくりとお互いの顔を見合った。
「お姉ちゃん……」
「ええ、これは……」
「「最高です!」」
二人ががしっとスーザンの手を掴みぶんぶんと振り回した。
「え、え!?」
「本当にほとんど解決されるじゃないですか! お店もそろそろ改築したかったし、それに伴う人手不足も派遣が王都からくるんでしょ、それにやっぱり王都の最新の情報もやっぱりほしいし。素晴らしいわ!『王都公認の案内人』!」
「ええ、お姉ちゃん最高よ! 今すぐなって!」
二人は手を繋ぎその場でくるくると回る。
「「あははは! あはは!」」
「この姉妹。す、すごい目の輝きだし、背景にお花畑が見える……」
「あの、それでこの他にもいろいろあるけど……とりあえず、ナヴィさんこの案内人適性試験。受けていただけますか?」
ナヴィはチラシの前に勢いよく手を置きはっきりと宣言した。
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