17 / 24
第17話 館内地図が“作戦図”になった日(※奥さま、迷子の概念を更新される)
しおりを挟む
執務室を出る頃には、夜はすっかり深かった。
それでもリリアの胸の中は、不思議と静かだった。怖さが消えたわけじゃない。むしろ、怖いものの形がはっきりしたぶん、ちゃんと抱えられるようになった――そんな感じ。
廊下を歩く二人の距離は、相変わらず近い。
近いのに、糸はない。
代わりに、さっき交わした「はい」が、足音と一緒に並んでいる気がした。
寝室の前まで来て、リリアが小さく言う。
「公爵さま、眠ってくださいね」
レオンハルトは即答しなかった。
即答しないのが、答えみたいなものだった。
「……努力する」
「努力じゃなくて、実行です」
「……」
「約束、です」
リリアが真面目に言うと、レオンハルトの眉がほんの少しだけ動いた。
「……約束は守る」
「じゃあ、今夜は“寝る”を守ってください」
「……善処する」
「善処はダメです」
その瞬間、背後から乾いた咳払いが一つ。
エルザだった。いつの間に。
「旦那さま。奥さまの仰る通りです」
「……聞いている」
「聞くだけではなく、実行でございます」
エルザが淡々と言い、手帳を閉じた。
ぱたん。
その音だけで、レオンハルトの背筋が少しだけ正しくなる。
(侍女長、強い……)
リリアが感心していると、エルザは続けた。
「なお、館内地図の件、承りました」
「早い!」
「想定内でございます」
やめてほしい、想定内の万能感。
レオンハルトが低く言った。
「……地図は明朝」
「夜明け前に」
「……」
負けた。
冷徹公爵、夜明け前に負けた。
*
翌朝。
リリアが目を覚ますと、寝室のテーブルに“それ”が鎮座していた。
大きな紙。
立派な封蝋。
そして、タイトルが太字で書かれている。
『公爵邸 内部導線図(奥さま用)』
リリアはぱちぱちと瞬きをした。
(導線図……?)
エルザがカーテンを開けながら、いつも通りの声で言う。
「奥さま。こちらが館内地図でございます」
「地図じゃなくて導線図になってます……!」
「旦那さまのご希望です」
その“ご希望”って言い方、すでに危険な匂いがする。
リリアが紙を広げると、そこには――
• 廊下が色分けされ
• 角ごとに“見通し”の注釈がつき
• さらに、部屋の前に小さな印がいくつも打ってある
そして凡例。
赤:奥さまの通行推奨(安全)
黄:侍女同伴で通行
黒:旦那さまの許可が必要
黒!? 許可制が導入されてる!
「黒が多すぎません!?」
エルザは淡々と答えた。
「旦那さまは慎重でございますので」
慎重って言えば何でも許されると思ってる。
その時、扉がノックされて、カイルが顔を出した。
目の下にうっすらクマ。胃薬は握っていない。今日は強い。
「奥さま……それ、“作戦図”です」
「作戦図……」
「旦那さまが夜明け前まで、廊下の曲がり角の死角を検証して作らせました」
リリアは青ざめた。
「えっ、寝てないんですか!?」
カイルは力なく頷く。
「寝てません。……“言い訳なしで大切にする”って、こういう方向に暴れます」
暴れ方が硬派すぎる。
リリアは導線図を持ったまま寝室を飛び出そうとして――エルザに止められた。
「奥さま。走らないでくださいませ。転びます」
「転びません!」
「転ぶ未来が見えます」
未来予知やめて。
*
朝食の席。
レオンハルトは、すでに座っていた。
姿勢は完璧。顔は冷徹。けれど、その目の下の影が正直すぎる。
リリアは椅子に座るなり、導線図を机に置いた。
「公爵さま……これ、作戦図です」
「地図だ」
「黒が多いです!」
「必要だ」
「必要の基準が“公爵さまの不安”になってませんか?」
レオンハルトの指が、カップの取っ手をきゅ、と握る。
一拍置いて、低く言った。
「……なっている」
認めた。
認めるのが早い。
リリアは、胸がきゅっとなりかけて、慌てて蜂蜜茶を飲んだ。
(きゅっは危ない。もう糸はないけど、私の心臓がもたない)
「公爵さま」
「……何だ」
「寝てください」
「……寝る」
即答。
即答の割に、信用が薄い。
リリアがじっと見ると、レオンハルトが言い訳の代わりに、珍しく“提案”を出した。
「……交換条件だ」
「交換条件?」
「地図の黒を減らす」
「減らすんですか!?」
「……努力する」
「努力じゃなくて実行です」
カイルが横で小さく拍手しそうになって、エルザに睨まれてやめた。
リリアは真剣に頷く。
「じゃあ、黒を減らしてください。その代わり、公爵さまは寝てください」
レオンハルトは少し黙ってから、低く言った。
「……二つ、守る」
「二つ?」
「寝る。……地図を改訂する」
改訂。
硬派、文書で愛を語り始めている。
リリアは笑ってしまいそうになり、こらえた。
「はい。改訂、期待してます」
その瞬間、レオンハルトがほんの少しだけ目を柔らかくした。
「……期待されるのは、弱い」
「弱いんですか?」
「弱い」
即答。
リリアはうっかり言ってしまった。
「可愛いですね」
言った瞬間、カイルがむせた。
「げほっ……!」
エルザがナプキンを差し出す。
「カイル。今日は胃ではなく肺です」
レオンハルトは固まったまま、低く言った。
「……可愛くない」
「可愛いです」
「……冷徹だ」
「冷徹で可愛いです」
意味がわからないのに、リリアは本気だった。
レオンハルトの耳が、ほんの少し赤い気がした。
*
その日の午前。
リリアは導線図を片手に、屋敷の廊下を歩いた。
「赤の道だけ歩けば迷子にならない……」
呟いた瞬間、背後から低い声。
「……なる」
振り返ると、レオンハルトがいた。
(え、仕事は?)
リリアが目を丸くしていると、レオンハルトは真顔で言う。
「改訂のため、検証する」
「検証って……一緒に歩くんですか?」
「歩く」
即答。
そして当たり前のように、リリアの半歩前に出る。
(これ、護衛というより……監視……いや、夫……)
リリアが考えていると、レオンハルトが廊下の角で立ち止まり、淡々と言った。
「ここは黒」
「ここ、客間の前ですよ?」
「……危険だ」
「危険じゃないです!」
「危険にする人間がいる」
エドワードを思い出して、リリアは口をつぐんだ。
確かに、いる。
リリアは導線図を見下ろして、小さく言う。
「じゃあ……黄にしてください。侍女同伴なら」
レオンハルトは一拍置いて、頷いた。
「……黄にする」
改訂が進んだ。
その素直さが、なんだか嬉しくて、リリアは思わず笑う。
「公爵さま、地図、上手に使えますね」
レオンハルトは少しだけ目を細める。
「……君が迷子になるのは嫌だ」
「迷子、そんなにしますか?」
「する」
即答。
「私、そんなに……」
「する」
二回目。
断言が強い。
リリアはふにゃっと笑って、降参した。
「じゃあ、迷子にならないように頑張ります」
その言葉に、レオンハルトの歩幅が少しだけ落ち着く。
(ほんとに、私の言葉で落ち着くんだ)
呪いはもうないのに。
言い訳もないのに。
それでも、彼の心の揺れは、リリアの返事で静まる。
それが嬉しくて、少し怖い。
*
午後、事件が起きた。
公爵邸に、一通の封書が届いたのだ。
封蝋は華やかで、香水が紙から漂ってきそうな勢い。
差出人は――
「エドワード・フォン・ラズリー」
カイルが青ざめて言う。
「……いつぞやの貴公子です」
リリアは封書を見つめて、喉が乾いた。
(来た……)
その横で、レオンハルトの空気が静かに冷える。
凍る一歩手前の冷え方。
「……読むな」
「え、でも私宛て――」
「読むな」
二回目。
リリアは困ってエルザを見る。
エルザは無表情で言った。
「奥さま。議題でございます」
「議題?」
「①奥さまの安全、②旦那さまの自制、③社交界の爆心地処理」
爆心地処理って何。
レオンハルトが低く言う。
「……燃やす」
「燃やさないでください!」
リリアが反射で止めると、レオンハルトが一瞬だけ目を柔らかくする。
そして、硬派の結論。
「……今夜、会議だ」
「また執務室ですか?」
「……落ち着く」
リリアは封書を抱えたまま、なぜか笑ってしまった。
怖いのに笑う。
でも、今は――ひとりで怖がっていないから。
「じゃあ今夜、会議しましょう」
レオンハルトが頷く。
「……逃げるな」
「逃げません」
約束は、今日も生きている。
そして、封書の中身が何であれ。
今夜の執務室は、また静かな決戦会場になる予感しかしなかった。
(つづく)
それでもリリアの胸の中は、不思議と静かだった。怖さが消えたわけじゃない。むしろ、怖いものの形がはっきりしたぶん、ちゃんと抱えられるようになった――そんな感じ。
廊下を歩く二人の距離は、相変わらず近い。
近いのに、糸はない。
代わりに、さっき交わした「はい」が、足音と一緒に並んでいる気がした。
寝室の前まで来て、リリアが小さく言う。
「公爵さま、眠ってくださいね」
レオンハルトは即答しなかった。
即答しないのが、答えみたいなものだった。
「……努力する」
「努力じゃなくて、実行です」
「……」
「約束、です」
リリアが真面目に言うと、レオンハルトの眉がほんの少しだけ動いた。
「……約束は守る」
「じゃあ、今夜は“寝る”を守ってください」
「……善処する」
「善処はダメです」
その瞬間、背後から乾いた咳払いが一つ。
エルザだった。いつの間に。
「旦那さま。奥さまの仰る通りです」
「……聞いている」
「聞くだけではなく、実行でございます」
エルザが淡々と言い、手帳を閉じた。
ぱたん。
その音だけで、レオンハルトの背筋が少しだけ正しくなる。
(侍女長、強い……)
リリアが感心していると、エルザは続けた。
「なお、館内地図の件、承りました」
「早い!」
「想定内でございます」
やめてほしい、想定内の万能感。
レオンハルトが低く言った。
「……地図は明朝」
「夜明け前に」
「……」
負けた。
冷徹公爵、夜明け前に負けた。
*
翌朝。
リリアが目を覚ますと、寝室のテーブルに“それ”が鎮座していた。
大きな紙。
立派な封蝋。
そして、タイトルが太字で書かれている。
『公爵邸 内部導線図(奥さま用)』
リリアはぱちぱちと瞬きをした。
(導線図……?)
エルザがカーテンを開けながら、いつも通りの声で言う。
「奥さま。こちらが館内地図でございます」
「地図じゃなくて導線図になってます……!」
「旦那さまのご希望です」
その“ご希望”って言い方、すでに危険な匂いがする。
リリアが紙を広げると、そこには――
• 廊下が色分けされ
• 角ごとに“見通し”の注釈がつき
• さらに、部屋の前に小さな印がいくつも打ってある
そして凡例。
赤:奥さまの通行推奨(安全)
黄:侍女同伴で通行
黒:旦那さまの許可が必要
黒!? 許可制が導入されてる!
「黒が多すぎません!?」
エルザは淡々と答えた。
「旦那さまは慎重でございますので」
慎重って言えば何でも許されると思ってる。
その時、扉がノックされて、カイルが顔を出した。
目の下にうっすらクマ。胃薬は握っていない。今日は強い。
「奥さま……それ、“作戦図”です」
「作戦図……」
「旦那さまが夜明け前まで、廊下の曲がり角の死角を検証して作らせました」
リリアは青ざめた。
「えっ、寝てないんですか!?」
カイルは力なく頷く。
「寝てません。……“言い訳なしで大切にする”って、こういう方向に暴れます」
暴れ方が硬派すぎる。
リリアは導線図を持ったまま寝室を飛び出そうとして――エルザに止められた。
「奥さま。走らないでくださいませ。転びます」
「転びません!」
「転ぶ未来が見えます」
未来予知やめて。
*
朝食の席。
レオンハルトは、すでに座っていた。
姿勢は完璧。顔は冷徹。けれど、その目の下の影が正直すぎる。
リリアは椅子に座るなり、導線図を机に置いた。
「公爵さま……これ、作戦図です」
「地図だ」
「黒が多いです!」
「必要だ」
「必要の基準が“公爵さまの不安”になってませんか?」
レオンハルトの指が、カップの取っ手をきゅ、と握る。
一拍置いて、低く言った。
「……なっている」
認めた。
認めるのが早い。
リリアは、胸がきゅっとなりかけて、慌てて蜂蜜茶を飲んだ。
(きゅっは危ない。もう糸はないけど、私の心臓がもたない)
「公爵さま」
「……何だ」
「寝てください」
「……寝る」
即答。
即答の割に、信用が薄い。
リリアがじっと見ると、レオンハルトが言い訳の代わりに、珍しく“提案”を出した。
「……交換条件だ」
「交換条件?」
「地図の黒を減らす」
「減らすんですか!?」
「……努力する」
「努力じゃなくて実行です」
カイルが横で小さく拍手しそうになって、エルザに睨まれてやめた。
リリアは真剣に頷く。
「じゃあ、黒を減らしてください。その代わり、公爵さまは寝てください」
レオンハルトは少し黙ってから、低く言った。
「……二つ、守る」
「二つ?」
「寝る。……地図を改訂する」
改訂。
硬派、文書で愛を語り始めている。
リリアは笑ってしまいそうになり、こらえた。
「はい。改訂、期待してます」
その瞬間、レオンハルトがほんの少しだけ目を柔らかくした。
「……期待されるのは、弱い」
「弱いんですか?」
「弱い」
即答。
リリアはうっかり言ってしまった。
「可愛いですね」
言った瞬間、カイルがむせた。
「げほっ……!」
エルザがナプキンを差し出す。
「カイル。今日は胃ではなく肺です」
レオンハルトは固まったまま、低く言った。
「……可愛くない」
「可愛いです」
「……冷徹だ」
「冷徹で可愛いです」
意味がわからないのに、リリアは本気だった。
レオンハルトの耳が、ほんの少し赤い気がした。
*
その日の午前。
リリアは導線図を片手に、屋敷の廊下を歩いた。
「赤の道だけ歩けば迷子にならない……」
呟いた瞬間、背後から低い声。
「……なる」
振り返ると、レオンハルトがいた。
(え、仕事は?)
リリアが目を丸くしていると、レオンハルトは真顔で言う。
「改訂のため、検証する」
「検証って……一緒に歩くんですか?」
「歩く」
即答。
そして当たり前のように、リリアの半歩前に出る。
(これ、護衛というより……監視……いや、夫……)
リリアが考えていると、レオンハルトが廊下の角で立ち止まり、淡々と言った。
「ここは黒」
「ここ、客間の前ですよ?」
「……危険だ」
「危険じゃないです!」
「危険にする人間がいる」
エドワードを思い出して、リリアは口をつぐんだ。
確かに、いる。
リリアは導線図を見下ろして、小さく言う。
「じゃあ……黄にしてください。侍女同伴なら」
レオンハルトは一拍置いて、頷いた。
「……黄にする」
改訂が進んだ。
その素直さが、なんだか嬉しくて、リリアは思わず笑う。
「公爵さま、地図、上手に使えますね」
レオンハルトは少しだけ目を細める。
「……君が迷子になるのは嫌だ」
「迷子、そんなにしますか?」
「する」
即答。
「私、そんなに……」
「する」
二回目。
断言が強い。
リリアはふにゃっと笑って、降参した。
「じゃあ、迷子にならないように頑張ります」
その言葉に、レオンハルトの歩幅が少しだけ落ち着く。
(ほんとに、私の言葉で落ち着くんだ)
呪いはもうないのに。
言い訳もないのに。
それでも、彼の心の揺れは、リリアの返事で静まる。
それが嬉しくて、少し怖い。
*
午後、事件が起きた。
公爵邸に、一通の封書が届いたのだ。
封蝋は華やかで、香水が紙から漂ってきそうな勢い。
差出人は――
「エドワード・フォン・ラズリー」
カイルが青ざめて言う。
「……いつぞやの貴公子です」
リリアは封書を見つめて、喉が乾いた。
(来た……)
その横で、レオンハルトの空気が静かに冷える。
凍る一歩手前の冷え方。
「……読むな」
「え、でも私宛て――」
「読むな」
二回目。
リリアは困ってエルザを見る。
エルザは無表情で言った。
「奥さま。議題でございます」
「議題?」
「①奥さまの安全、②旦那さまの自制、③社交界の爆心地処理」
爆心地処理って何。
レオンハルトが低く言う。
「……燃やす」
「燃やさないでください!」
リリアが反射で止めると、レオンハルトが一瞬だけ目を柔らかくする。
そして、硬派の結論。
「……今夜、会議だ」
「また執務室ですか?」
「……落ち着く」
リリアは封書を抱えたまま、なぜか笑ってしまった。
怖いのに笑う。
でも、今は――ひとりで怖がっていないから。
「じゃあ今夜、会議しましょう」
レオンハルトが頷く。
「……逃げるな」
「逃げません」
約束は、今日も生きている。
そして、封書の中身が何であれ。
今夜の執務室は、また静かな決戦会場になる予感しかしなかった。
(つづく)
10
あなたにおすすめの小説
エリート医務官は女騎士を徹底的に甘やかしたい
鳥花風星
恋愛
女騎士であるニーナには、ガイアという専属魔術医務官がいる。エリートであり甘いルックスで令嬢たちからモテモテのガイアだが、なぜか浮いた話はなく、結婚もしていない。ニーナも結婚に興味がなく、ガイアは一緒いにいて気楽な存在だった。
とある日、ニーナはガイアから女避けのために契約結婚を持ちかけられる。ちょっと口うるさいただの専属魔術医務官だと思っていたのに、契約結婚を受け入れた途端にガイアの態度は日に日に甘くなっていく。
恐怖侯爵の後妻になったら、「君を愛することはない」と言われまして。
長岡更紗
恋愛
落ちぶれ子爵令嬢の私、レディアが後妻として嫁いだのは──まさかの恐怖侯爵様!
しかも初夜にいきなり「君を愛することはない」なんて言われちゃいましたが?
だけど、あれ? 娘のシャロットは、なんだかすごく懐いてくれるんですけど!
義理の娘と仲良くなった私、侯爵様のこともちょっと気になりはじめて……
もしかして、愛されるチャンスあるかも? なんて思ってたのに。
「前妻は雲隠れした」って噂と、「死んだのよ」って娘の言葉。
しかも使用人たちは全員、口をつぐんでばかり。
ねえ、どうして? 前妻さんに何があったの?
そして、地下から聞こえてくる叫び声は、一体!?
恐怖侯爵の『本当の顔』を知った時。
私の心は、思ってもみなかった方向へ動き出す。
*他サイトにも公開しています
【完結】気味が悪い子、と呼ばれた私が嫁ぐ事になりまして
まりぃべる
恋愛
フレイチェ=ボーハールツは両親から気味悪い子、と言われ住まいも別々だ。
それは世間一般の方々とは違う、畏怖なる力を持っているから。だが両親はそんなフレイチェを避け、会えば酷い言葉を浴びせる。
そんなフレイチェが、結婚してお相手の方の侯爵家のゴタゴタを収めるお手伝いをし、幸せを掴むそんなお話です。
☆まりぃべるの世界観です。現実世界とは似ていますが違う場合が多々あります。その辺りよろしくお願い致します。
☆現実世界にも似たような名前、場所、などがありますが全く関係ありません。
☆現実にはない言葉(単語)を何となく意味の分かる感じで作り出している場合もあります。
☆楽しんでいただけると幸いです。
☆すみません、ショートショートになっていたので、短編に直しました。
☆すみません読者様よりご指摘頂きまして少し変更した箇所があります。
話がややこしかったかと思います。教えて下さった方本当にありがとうございました!
女嫌いな辺境伯と歴史狂いの子爵令嬢の、どうしようもなくマイペースな婚姻
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
恋愛
「友好と借金の形に、辺境伯家に嫁いでくれ」
行き遅れの私・マリーリーフに、突然婚約話が持ち上がった。
相手は女嫌いに社交嫌いな若き辺境伯。子爵令嬢の私にはまたとない好条件ではあるけど、相手の人柄が心配……と普通は思うでしょう。
でも私はそんな事より、嫁げば他に時間を取られて大好きな歴史研究に没頭できない事の方が問題!
それでも互いの領地の友好と借金の形として仕方がなく嫁いだ先で、「家の事には何も手出し・口出しするな」と言われて……。
え、「何もしなくていい」?!
じゃあ私、今まで通り、歴史研究してていいの?!
こうして始まる結婚(ただの同居)生活が、普通なわけはなく……?
どうやらプライベートな時間はずっと剣を振っていたい旦那様と、ずっと歴史に浸っていたい私。
二人が歩み寄る日は、来るのか。
得意分野が文と武でかけ離れている二人だけど、マイペース過ぎるところは、どこか似ている?
意外とお似合いなのかもしれません。笑
不憫な侯爵令嬢は、王子様に溺愛される。
猫宮乾
恋愛
再婚した父の元、継母に幽閉じみた生活を強いられていたマリーローズ(私)は、父が没した事を契機に、結婚して出ていくように迫られる。皆よりも遅く夜会デビューし、結婚相手を探していると、第一王子のフェンネル殿下が政略結婚の話を持ちかけてくる。他に行く場所もない上、自分の未来を切り開くべく、同意したマリーローズは、その後後宮入りし、正妃になるまでは婚約者として過ごす事に。その内に、フェンネルの優しさに触れ、溺愛され、幸せを見つけていく。※pixivにも掲載しております(あちらで完結済み)。
家族から邪魔者扱いされた私が契約婚した宰相閣下、実は完璧すぎるスパダリでした。仕事も家事も甘やかしも全部こなしてきます
さら
恋愛
家族から「邪魔者」扱いされ、行き場を失った伯爵令嬢レイナ。
望まぬ結婚から逃げ出したはずの彼女が出会ったのは――冷徹無比と恐れられる宰相閣下アルベルト。
「契約でいい。君を妻として迎える」
そう告げられ始まった仮初めの結婚生活。
けれど、彼は噂とはまるで違っていた。
政務を完璧にこなし、家事も器用に手伝い、そして――妻をとことん甘やかす完璧なスパダリだったのだ。
「君はもう“邪魔者”ではない。私の誇りだ」
契約から始まった関係は、やがて真実の絆へ。
陰謀や噂に立ち向かいながら、互いを支え合う二人は、次第に心から惹かれ合っていく。
これは、冷徹宰相×追放令嬢の“契約婚”からはじまる、甘々すぎる愛の物語。
指輪に誓う未来は――永遠の「夫婦」。
守護契約のはずが、精霊騎士の距離が近すぎて心拍がもちません―― 距離ゼロで溺愛でした。
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済:全8話⭐︎
ーー条項:心拍が乱れたら抱擁せよ(やめて)
村育ちの鈍感かわいい癒し系ヒロイン・リリィは、王都を目指して旅に出たはずが――森で迷子になった瞬間、精霊騎士エヴァンに“守護契約”されてしまう!
問題は、この騎士さまの守護距離が近すぎること。
半歩どころか背後ぴったり、手を繋ぐのも「当然」、心拍が乱れたら“抱擁条項”発動!?
周囲は「恋人だろ!」と総ツッコミなのに、本人たちは「相棒です!」で通常運転。
守護(と言い張る)密着が止まらない、じわ甘コメディ異世界ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる