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キーンっておとがするの
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りゅうじくんはお母さんといっしょのふとんでねむっていました。
でもりゅうじくんは、なかなかねつけません。
とおくからキーンっておとがして、りゅうじくんはきになってねむれないのです。
「ねえお母さん、このおとってなあに?」
りゅうじくんはお母さんにきいてみることにしました。
おかあさんはうーんとかんがえると、
「どのおとがきになるの?」
とたずねました。
りゅうじくんは、
「キーンってするこのおと!」
そういって、みみをおさえるフリをします。
お母さんは、そのかっこうがおかしくて、ふふっと笑いました。
「そのおとはね、はたらきもののおとなんだよ」
「はたらきもののおと?」
りゅうじくんはききかえしました。
はたらきもの?
いったいそれはなんだろう。
「はたらきものは、はたらいてるもののことだよ」
りゅうじくんはおどろきました。
いつもならみんなねむってるこんなじかんに、はたらいてるものがいるなんてびっくりだったからです。
「はたらきものはだれなのー?」
りゅうじくんは、気になってお母さんにききます。
「それはね、テレビくんのおとだよ」
「テレビくん?」
テレビくんってテレビのこと?
でもたしかに、テレビからキーンっておとがします。
「テレビくんは、いつでもえいぞうをながせるようにまってるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
テレビはリモコンでかんたんにつきます。それはテレビくんが、いつでもつけるようにはたらいてるからだったのです。
「じゃあ、このおとはー?」
りゅうじくんは、べつのおともきこえていました。
ブーンっていうおと。
お母さんは、りゅうじくんにやさしくおしえてくれました。
「それはね、れいぞうこちゃんのおとだよ」
「れいぞうこちゃん?」
れいぞうこちゃんってれいぞうこのこと?
「れいぞうこちゃんは、たべものをひやすためにがんばってるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
れいぞうこをあけると、いつもつめたいジュースがはいってます。りゅうじくんはジュースがとってもだいすき。
「じゃあじゃあ、このおとはー?」
りゅうじくんはそとからきこえるおとも気になっていました。
じりじりじりっていうおと。
これもお母さんがおしえてくれました。
「それはね、むしさんのおとだよ」
「むしさん?」
むしさんってむしのこと?
「むしさんは、コンサートのためにおんがくをれんしゅうしてるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
むしさんは、いつかおおきなところでコンサートをひらくのがゆめなのです。そうしてじまんのおとでみんなをよろこばせたいのです。
「みんなはたらきものなんだね」
「そうなんだよ、みんなはたらきものなんだよ」
りゅうじくんも、なんだかはたらきたくなっちゃいました。
「お母さん、ぼくもはたらきたくなっちゃったよ」
お母さんは、ふふっと笑いました。
「りゅうじくんは、おひるにいっぱいあそぶのがおしごとだよ」
「そうなの?」
りゅうじくんは、おひるにそとであそぶのがとってもだいすき。
「だからいまはたくさんねむっておこうね」
「わかった」
りゅうじくんは、もういっかい目をつむりました。
たくさんのおとがきこえます。
テレビくんのおと。
れいぞうこちゃんのおと。
むしさんのおと。
おかあさんのいきをするおと。
りゅうじくんは、そのおとをきいてるうちにねむくなっちゃいました。
みんなはたらきもの。
りゅうじくんもあしたになったら、おそとでいっぱいあそぼうね。
だからきょうは、おやすみなさい。
でもりゅうじくんは、なかなかねつけません。
とおくからキーンっておとがして、りゅうじくんはきになってねむれないのです。
「ねえお母さん、このおとってなあに?」
りゅうじくんはお母さんにきいてみることにしました。
おかあさんはうーんとかんがえると、
「どのおとがきになるの?」
とたずねました。
りゅうじくんは、
「キーンってするこのおと!」
そういって、みみをおさえるフリをします。
お母さんは、そのかっこうがおかしくて、ふふっと笑いました。
「そのおとはね、はたらきもののおとなんだよ」
「はたらきもののおと?」
りゅうじくんはききかえしました。
はたらきもの?
いったいそれはなんだろう。
「はたらきものは、はたらいてるもののことだよ」
りゅうじくんはおどろきました。
いつもならみんなねむってるこんなじかんに、はたらいてるものがいるなんてびっくりだったからです。
「はたらきものはだれなのー?」
りゅうじくんは、気になってお母さんにききます。
「それはね、テレビくんのおとだよ」
「テレビくん?」
テレビくんってテレビのこと?
でもたしかに、テレビからキーンっておとがします。
「テレビくんは、いつでもえいぞうをながせるようにまってるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
テレビはリモコンでかんたんにつきます。それはテレビくんが、いつでもつけるようにはたらいてるからだったのです。
「じゃあ、このおとはー?」
りゅうじくんは、べつのおともきこえていました。
ブーンっていうおと。
お母さんは、りゅうじくんにやさしくおしえてくれました。
「それはね、れいぞうこちゃんのおとだよ」
「れいぞうこちゃん?」
れいぞうこちゃんってれいぞうこのこと?
「れいぞうこちゃんは、たべものをひやすためにがんばってるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
れいぞうこをあけると、いつもつめたいジュースがはいってます。りゅうじくんはジュースがとってもだいすき。
「じゃあじゃあ、このおとはー?」
りゅうじくんはそとからきこえるおとも気になっていました。
じりじりじりっていうおと。
これもお母さんがおしえてくれました。
「それはね、むしさんのおとだよ」
「むしさん?」
むしさんってむしのこと?
「むしさんは、コンサートのためにおんがくをれんしゅうしてるの。だからはたらきもの」
「そうなんだ」
むしさんは、いつかおおきなところでコンサートをひらくのがゆめなのです。そうしてじまんのおとでみんなをよろこばせたいのです。
「みんなはたらきものなんだね」
「そうなんだよ、みんなはたらきものなんだよ」
りゅうじくんも、なんだかはたらきたくなっちゃいました。
「お母さん、ぼくもはたらきたくなっちゃったよ」
お母さんは、ふふっと笑いました。
「りゅうじくんは、おひるにいっぱいあそぶのがおしごとだよ」
「そうなの?」
りゅうじくんは、おひるにそとであそぶのがとってもだいすき。
「だからいまはたくさんねむっておこうね」
「わかった」
りゅうじくんは、もういっかい目をつむりました。
たくさんのおとがきこえます。
テレビくんのおと。
れいぞうこちゃんのおと。
むしさんのおと。
おかあさんのいきをするおと。
りゅうじくんは、そのおとをきいてるうちにねむくなっちゃいました。
みんなはたらきもの。
りゅうじくんもあしたになったら、おそとでいっぱいあそぼうね。
だからきょうは、おやすみなさい。
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