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Episode.1
過去
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今日は待ちに待った小学校の入学式。私はクラス表を見る。
「2組10番……」
私は2組になった。
入学式後。私達は教室に誘導された。私は席に着くと、今まで見た中で1番かっこいい男子生徒が目に止まった。私はこの男子生徒と後々、付き合う事になる。その男子生徒の名は、おかもとみつゆき。私はおかもと君と出会い、小学1年生を終えた。
小学2年生、2学期頃。私は学区内を散歩していた。私が通う学校の体育館は2階と1階に行くための、石で造られた階段が体育館の横に設けられている。私はそこで、1年の頃同じクラスだったおかもと君を見かけた。おかもと君は、2人の友達を連れていた。そして、1年の頃と同様……今まで見た中で1番かっこいい。私はその『見た目がかっこいい』という安直な理由で、おかもと君を好きになった。私はおかもと君を好きになってから『同じクラスにもう1回なりたい……』と想いを抱いてしまった。そして、その想いを抱いたまま私達は小学3年生に進級した。
小学3年生の頃。私はクラス表に目を通す。当時のクラス表は男女別だ。
「あった! 13番」
私の名は松本友希。私は再び、クラス表に目を通すと……私の好きな人おかもと君の名前があった。私が強く願ったのか、その願いが叶った。当時の私はそれだけで満足だった。私はおかもと君と同じクラスになれただけで、幸せだった。その後の3年間……私とおかもと君は、同じクラスになることは無かった。そして私達は小学校を卒業した。
中学校に進学して、数ヶ月が経過した。今日は中間考査1日目で、後に知るのだがおかもと君の誕生日だった。休み時間に私はテラスに友達の山本愛斗に、連行された。テラスには、男子生徒2人係で拘束されていた……おかもと君の姿だった。私はおかもと君の胸元の刺繍を見る。胸ポケットの上に岡本光行と漢字で書かれていた。私は当時、岡本くんをひらがなで覚えていた。すると、山本君が私の耳にこう囁いた。
「岡本に告白しろ!」
と。私は吃驚してしまった。
《私がいつから、岡本くんが好きだって気付いたの?》
私がそんなことを思っていると、岡本くんは拘束していた男子生徒2人に、ゲンコツを1発おみまいしていた。私は教室に戻ろうとする岡本くんに
「私と付き合ってください!」
と。告白した。後々思うのだが、なぜ私は考査の日に告白なんてしたのだろうか。彼の返答は
「ゴメン! 俺……彼女居るんだ……」
だった。つまり、見事にフラれた。私は考査最終日に岡本くんが、彼女と一緒に下校する現場を目撃した。彼女の名は近藤郁江。私が岡本くんの彼女を知ったのは2年後だった。私はこの事を知った日以来、岡本くんに近づく事はなかった。
「2組10番……」
私は2組になった。
入学式後。私達は教室に誘導された。私は席に着くと、今まで見た中で1番かっこいい男子生徒が目に止まった。私はこの男子生徒と後々、付き合う事になる。その男子生徒の名は、おかもとみつゆき。私はおかもと君と出会い、小学1年生を終えた。
小学2年生、2学期頃。私は学区内を散歩していた。私が通う学校の体育館は2階と1階に行くための、石で造られた階段が体育館の横に設けられている。私はそこで、1年の頃同じクラスだったおかもと君を見かけた。おかもと君は、2人の友達を連れていた。そして、1年の頃と同様……今まで見た中で1番かっこいい。私はその『見た目がかっこいい』という安直な理由で、おかもと君を好きになった。私はおかもと君を好きになってから『同じクラスにもう1回なりたい……』と想いを抱いてしまった。そして、その想いを抱いたまま私達は小学3年生に進級した。
小学3年生の頃。私はクラス表に目を通す。当時のクラス表は男女別だ。
「あった! 13番」
私の名は松本友希。私は再び、クラス表に目を通すと……私の好きな人おかもと君の名前があった。私が強く願ったのか、その願いが叶った。当時の私はそれだけで満足だった。私はおかもと君と同じクラスになれただけで、幸せだった。その後の3年間……私とおかもと君は、同じクラスになることは無かった。そして私達は小学校を卒業した。
中学校に進学して、数ヶ月が経過した。今日は中間考査1日目で、後に知るのだがおかもと君の誕生日だった。休み時間に私はテラスに友達の山本愛斗に、連行された。テラスには、男子生徒2人係で拘束されていた……おかもと君の姿だった。私はおかもと君の胸元の刺繍を見る。胸ポケットの上に岡本光行と漢字で書かれていた。私は当時、岡本くんをひらがなで覚えていた。すると、山本君が私の耳にこう囁いた。
「岡本に告白しろ!」
と。私は吃驚してしまった。
《私がいつから、岡本くんが好きだって気付いたの?》
私がそんなことを思っていると、岡本くんは拘束していた男子生徒2人に、ゲンコツを1発おみまいしていた。私は教室に戻ろうとする岡本くんに
「私と付き合ってください!」
と。告白した。後々思うのだが、なぜ私は考査の日に告白なんてしたのだろうか。彼の返答は
「ゴメン! 俺……彼女居るんだ……」
だった。つまり、見事にフラれた。私は考査最終日に岡本くんが、彼女と一緒に下校する現場を目撃した。彼女の名は近藤郁江。私が岡本くんの彼女を知ったのは2年後だった。私はこの事を知った日以来、岡本くんに近づく事はなかった。
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