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7.保健室【久着side】

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 翌日。私は昨日、あの神服部くんと話した所に行くと『定休日』で休みだった。それで、絆創膏で隠そうと思い保健室に向かった。
 保健室。私が保健室に着くと、ロープみたいなもので私が足がもつれ倒れてしまった。挙げ句の果てに、スカートまで捲れてしまった。
「うわ! マジでノーパンじゃん!」
男子生徒だ。さっきのやつは、ここで待ち伏せしていた男子生徒の仕掛けたトラップだったんだ。
「雷脅して正解だった!」
しかも、1人じゃない。完全私の予想だけど3人はいる。
「なぁなぁ、なんでノーパンなんだよぉ」
男子生徒2人は、私を保健室のベッドに乗せペニスを私の口近くに突きつける。そして奥にいる男子生徒は、スマホのカメラを私に向けて
「インスタで拡散だな!」
と。言っている。私は奥にいる男子生徒の名前だけは分かった。服多六恩ふくだろくおんだ。
「おい、俺のしゃぶれよ……」
私から見て、左の男子生徒がペニスを強引に私の口に入れようとする。私は従おうとした時
「ブヘッ!」
六恩が倒れた。
「「どうした⁉︎」」
私にペニスを突きつけていた男子生徒2人も後ろを見る。
「この変態2人映したらインスタ炎上しそう……」
神服部くんは、六恩から取ったスマホで下半身を露出させている男子生徒2人を撮っていた。そして
「『この2人、露出狂すぎてワロタw』で、投稿しよう!」
神服部くんは、投稿までしようとしていた。
「「くそ! 覚えておけ!」」
男子生徒2人は、ズボンを履き六恩を背負って逃げて行った。
「下羽、大丈夫か?」
神服部くんは、私を3度も助けてくれた。
「あの……さっきあげた投稿消した方がいいんじゃない? いくら、人のものでも……」
私が投稿消すように促すと、神服部くんは画面を見せる。何も映っていない。
「俺が、本当に撮ると思った?」
神服部くんは、2人を追い払うためスマホで操作するフリをしたのだ。私は、神服部くんを本当に信用できるようになった。
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