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10.終わり
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パトカーの中。俺と下羽は、パトカーに乗せられて学校か家に返されるはず。
「これって欠席扱いにならないよな」
俺は窓の外を見ていた。覇郎が暴れてパトカーに乗ることを、拒んでいる。素直に乗って欲しいのだが。下羽は、布で体を覆っていた。警察官が持ってきてくれたのだ。
「下羽……」
俺は下羽に話しかける。
「何?」
下羽が俺の顔を覗き込む。俺は下を向いていた。
「ここで言っていいのか分からないし……心が落ち着いていないかもしれないけど、俺……ここで伝えないと一生伝わないと思うから今ここで言う」
俺は下羽を向き、両肩を掴む。
「下羽……俺と付き合ってください……」
俺は覇郎に誘拐され、裸にされて、コスプレされて浄化食と称した汚物に近い食べ物を食べそうになった下……いや久着に告白した。けど、ここで伝えないと下羽を守れないと思った。
「うん……今はまだ返事できないけど、いつか返事するから」
下羽は、返事をすることを約束してくれた。結局俺らはそれぞれの家に返された。
ー完ー
「これって欠席扱いにならないよな」
俺は窓の外を見ていた。覇郎が暴れてパトカーに乗ることを、拒んでいる。素直に乗って欲しいのだが。下羽は、布で体を覆っていた。警察官が持ってきてくれたのだ。
「下羽……」
俺は下羽に話しかける。
「何?」
下羽が俺の顔を覗き込む。俺は下を向いていた。
「ここで言っていいのか分からないし……心が落ち着いていないかもしれないけど、俺……ここで伝えないと一生伝わないと思うから今ここで言う」
俺は下羽を向き、両肩を掴む。
「下羽……俺と付き合ってください……」
俺は覇郎に誘拐され、裸にされて、コスプレされて浄化食と称した汚物に近い食べ物を食べそうになった下……いや久着に告白した。けど、ここで伝えないと下羽を守れないと思った。
「うん……今はまだ返事できないけど、いつか返事するから」
下羽は、返事をすることを約束してくれた。結局俺らはそれぞれの家に返された。
ー完ー
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