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光と影の章『新たな可能性』【両side】
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【小駒side】
私は今朝のニュースで将基面歩が強要罪で逮捕されたことを知った。そして、昨日の非公式戦で希士が出ていたのを知った。私は加面楽と連絡を取って希士をカフェに呼び出した。
カフェ。私と希士は四人から六人が座れる席に、加面楽はカウンター席で私を監視。一応、他の客さんも居るということで。
「昨日の非公式戦……見たよ」
私が非公式戦を視聴していたことを告発した。
「そう」
希士は、たぶん認めた。
「なんで、あんなことしたの?」
私が問いかけると
「俺が、将棋に熱中できたのはココマのおかげなんだ……ココマが将棋で戦う姿を見て、俺は頑張れる! そしてココマの曲を聴いたら元気が出るんだ!」
希士は続けて
「俺はアイドルのココマも、女流棋士のココマも、アイドル棋士のココマも好きだ! 今は無理かもしれないけど、俺と付き合って欲しい!」
希士は手を差し出す。アイドルがコンサート終了後に握手会をするみたいに。私はどうしようか迷っていると加面楽が、握手をする仕草を見せる。私は希士と握手して
「これからも、よろしくね!」
と。私は告白をOKした。
「けど、将棋部の顧問をどうにかして欲しいな?」
私が顧問のことを言うと
「大丈夫……もう捕まったから」
希士はあっさりと答える。
「そう……なんだ? なら良かった……あともうココマはアイドルじゃないし、女流棋士でもないよ……」
私はもうどちらの道も無くなってしまった。
「そうなのか……じゃあ、新たな仕事見つかるといいね! 応援するよ!」
希士は、私を応援してくれるみたいだ。こうして、希士は私のファンであり、彼氏になりました。
【希士side】
将棋部部室。愛薬部長が考え込んでいる。
「なぁ、顧問どうするよ? 活動続けられねぇぞ?」
愛薬部長が、顧問の指名を出した紙を出す。
「けど、将棋知ってるのって鬼塚先生だけなんだよな」
部員の一人が言う。
「他に将棋知ってる先生っていたか?」
他の部員が問いかける。
「いや、鬼塚先生以外いねぇよ……」
鬼塚先生の名前を出した部員が答えた。
「なぁ! 希士は顧問になりそうな人いねぇのか?」
愛薬部長が聞く。
「ココマは?」
俺は提案する。
「え? ココマって元アイドル棋士の?」
愛薬部長が首を傾げる。
「うん……仕事なくて困っているから、顧問にさせてみたら? 将棋の知識もあるし」
俺は提案してみると
「おう! 分かった……じゃあ、誰か連絡とか取れる人いるか?」
愛薬部長が問いかける。
「俺が呼ぶよ」
俺は加面楽に電話をかける。
数十分後。
「お待たせ!」
ココマが到着した。
「うおー! ココマが顧問になったぜ!」
愛薬部長がペンライトを振る。
「まだ決まったわけじゃないから!」
俺は愛薬部長を止める。
「鬼塚先生が居なくなって、部活が続けられないんだ……でも、他の先生は将棋の知識が無いからココマに顧問を任せたいんだけど……いいかな?」
俺は事情をココマに話すと
「いいよ! 顧問になりましょう……輝夢エンタテインメント蹴ってきたし……」
ココマは輝夢エンタテインメントには、戻らなかったらしい。恋愛・結婚禁止の事務所だったみたいだ。
「それじゃあ、毎回ミーティングの後にココマが一曲披露しますね!」
ココマ顧問が入り部活の活動を再開した。その後、この将棋部は
『唯一アイドルがいた部活』
として、附属高校の歴史に名を刻んだ。
ー完ー
私は今朝のニュースで将基面歩が強要罪で逮捕されたことを知った。そして、昨日の非公式戦で希士が出ていたのを知った。私は加面楽と連絡を取って希士をカフェに呼び出した。
カフェ。私と希士は四人から六人が座れる席に、加面楽はカウンター席で私を監視。一応、他の客さんも居るということで。
「昨日の非公式戦……見たよ」
私が非公式戦を視聴していたことを告発した。
「そう」
希士は、たぶん認めた。
「なんで、あんなことしたの?」
私が問いかけると
「俺が、将棋に熱中できたのはココマのおかげなんだ……ココマが将棋で戦う姿を見て、俺は頑張れる! そしてココマの曲を聴いたら元気が出るんだ!」
希士は続けて
「俺はアイドルのココマも、女流棋士のココマも、アイドル棋士のココマも好きだ! 今は無理かもしれないけど、俺と付き合って欲しい!」
希士は手を差し出す。アイドルがコンサート終了後に握手会をするみたいに。私はどうしようか迷っていると加面楽が、握手をする仕草を見せる。私は希士と握手して
「これからも、よろしくね!」
と。私は告白をOKした。
「けど、将棋部の顧問をどうにかして欲しいな?」
私が顧問のことを言うと
「大丈夫……もう捕まったから」
希士はあっさりと答える。
「そう……なんだ? なら良かった……あともうココマはアイドルじゃないし、女流棋士でもないよ……」
私はもうどちらの道も無くなってしまった。
「そうなのか……じゃあ、新たな仕事見つかるといいね! 応援するよ!」
希士は、私を応援してくれるみたいだ。こうして、希士は私のファンであり、彼氏になりました。
【希士side】
将棋部部室。愛薬部長が考え込んでいる。
「なぁ、顧問どうするよ? 活動続けられねぇぞ?」
愛薬部長が、顧問の指名を出した紙を出す。
「けど、将棋知ってるのって鬼塚先生だけなんだよな」
部員の一人が言う。
「他に将棋知ってる先生っていたか?」
他の部員が問いかける。
「いや、鬼塚先生以外いねぇよ……」
鬼塚先生の名前を出した部員が答えた。
「なぁ! 希士は顧問になりそうな人いねぇのか?」
愛薬部長が聞く。
「ココマは?」
俺は提案する。
「え? ココマって元アイドル棋士の?」
愛薬部長が首を傾げる。
「うん……仕事なくて困っているから、顧問にさせてみたら? 将棋の知識もあるし」
俺は提案してみると
「おう! 分かった……じゃあ、誰か連絡とか取れる人いるか?」
愛薬部長が問いかける。
「俺が呼ぶよ」
俺は加面楽に電話をかける。
数十分後。
「お待たせ!」
ココマが到着した。
「うおー! ココマが顧問になったぜ!」
愛薬部長がペンライトを振る。
「まだ決まったわけじゃないから!」
俺は愛薬部長を止める。
「鬼塚先生が居なくなって、部活が続けられないんだ……でも、他の先生は将棋の知識が無いからココマに顧問を任せたいんだけど……いいかな?」
俺は事情をココマに話すと
「いいよ! 顧問になりましょう……輝夢エンタテインメント蹴ってきたし……」
ココマは輝夢エンタテインメントには、戻らなかったらしい。恋愛・結婚禁止の事務所だったみたいだ。
「それじゃあ、毎回ミーティングの後にココマが一曲披露しますね!」
ココマ顧問が入り部活の活動を再開した。その後、この将棋部は
『唯一アイドルがいた部活』
として、附属高校の歴史に名を刻んだ。
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