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Episode.7:性癖【助平side】
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1月中旬。冬休みを過ぎてから、裸野が学校に来なくなった。裸野がいじめられていたのは、知っていたが助けることが出来なかった。助けたら、俺が今度的にされると思っていたから。今までは『スケベ』と呼ばれだけで済んだけど、それ以上何かされるのは正直辛かったと思う。けど、それを裸野に押し付けている自分は、最低な人間だと思う。誰かに相談して解決策を見つけたい。俺の中で裸野はかけがえの無い存在になった。
《この感情から来た『助けたい』は、あの人に聞くしかない!》
俺は、他クラスから恋中誠心を引っ張り出し階段の踊り場へ連行した。誠心は、俺の友達でありマジもんの恋愛マスターでもある。
「助平……いきなり、オレをここに呼び出して何の用だ?」
誠心は、俺を見つけてくる。瞳の奥には微かだがハートのマークが見える。これが恋愛マスターの瞳か。
「俺のクラスメイトの裸野が、学校に来なくなったから助けたいんだ」
俺が悩みを言うと
「その裸野は、助平が好きな人か?」
と聞く。
「あぁ、恋をしている人だ!」
と答えた。これをドンピシャで当てる誠心は凄いと思う。
「裸野の知っていること……少しだけ教えてくれ……それが引き金になっている可能性がある」
誠心は、メモ帳を取り出す。
「裸野は……重い隠しごとを持っているみたい」
俺は始業式の日を話した。
「去年の12月に京都行ったろ? たぶんあの時……隠しごと(?)がバレたんじゃ?」
誠心は、そう答えた。だが、修学旅行でそんなあっさりバレるものなのだろうか。
「主犯格は誰か知っているのか?」
誠心は、その裸野をいじめの的にさせた人物を問う。
「居るとしたら、裸野と同じ班の人の仲だけど」
すると、誠心は俺の班での名簿を渡した。
「オレ会計で、全クラスで誰が何円使ったか確かめているんだ」
誠心はそれを易々と俺に差し出していいのだろうか。
「悪戸がいる」
俺は裸野のいる班の名簿を確認すると悪戸の名前があった。俺が中学時代の時に振った女子だ。
「たぶん……その人が犯人だ」
誠心は、疑心暗鬼かもしれないが悪戸が犯人だと位置付けた。
「裸野を助けたいなら、まず悪戸をどうにかするんだ……」
誠心は、そう言って自分のクラスに戻った。俺も自分のクラスに戻り、どうやって悪戸をやっつけようか考えた。
《確か、悪戸のノート落とした時、ノートのページめくってしまった時があったな……英語のノートだったから、その中に紛れて何かのサイトのURLが貼っていたはず》
俺は英語の教科を担当していた。合併クラスということもあるが、全員分のファイルを集めて教科担任に運びに行くのが主な業務だ。俺はそのURLをスマホで調べたら、スカトロの動画サイトだった。
《もしかして、悪戸はスカトロが好きな性癖なんじゃ?》
俺はまた悪戸の英語ノートを、落としてページを捲った。どうやら、1ページに一つずつ書いているみたいだ。
《どうして、担当教師は気付かないんだ?》
俺は、悪戸をやっつける作戦を立て実行に移す。
屋上。
「助平くん? どうしたの?」
悪戸が来た。すぐ俺が『話したいことがある』と言っただけで、来たからだ。
「ちょっと教室じゃ聞かれたらマズイから……ここで話そうと思って」
俺はスマホの画面を見せる。
「これ、英語のノートに書いてあったURLのサイトなんだけど?」
俺が聞くと
「助平くん! もしかして、あたしのノート見たの⁉︎ 最低なんだけど」
悪戸の口調が変わっている。
「裸野を不登校にさせたのもお前だろ! 俺はな、裸野がどんな大ごとを隠していたからは知らない……だがそれを深掘りしなかった」
俺は続けて
「悪戸がこのサイト見ていて汚物が大好きな性癖な持ち主だと知って、正直気持ち悪くなった……もう、裸野をいじめようだなんて考えるな!」
俺はもし、悪戸もこんな性癖バラされたらいじめの的になる。もちろん、俺は他の人にバラしてはいない。人の秘密は聞くがバラさないし広めない。だが、悪戸は人の秘密を知り、広めた。俺だってムッツリスケベだし、バレたくない。裸野にはバラしたけど。
「裸野の家にでも向かうか」
俺は裸野と歩いた登下校路を歩いた。
《この感情から来た『助けたい』は、あの人に聞くしかない!》
俺は、他クラスから恋中誠心を引っ張り出し階段の踊り場へ連行した。誠心は、俺の友達でありマジもんの恋愛マスターでもある。
「助平……いきなり、オレをここに呼び出して何の用だ?」
誠心は、俺を見つけてくる。瞳の奥には微かだがハートのマークが見える。これが恋愛マスターの瞳か。
「俺のクラスメイトの裸野が、学校に来なくなったから助けたいんだ」
俺が悩みを言うと
「その裸野は、助平が好きな人か?」
と聞く。
「あぁ、恋をしている人だ!」
と答えた。これをドンピシャで当てる誠心は凄いと思う。
「裸野の知っていること……少しだけ教えてくれ……それが引き金になっている可能性がある」
誠心は、メモ帳を取り出す。
「裸野は……重い隠しごとを持っているみたい」
俺は始業式の日を話した。
「去年の12月に京都行ったろ? たぶんあの時……隠しごと(?)がバレたんじゃ?」
誠心は、そう答えた。だが、修学旅行でそんなあっさりバレるものなのだろうか。
「主犯格は誰か知っているのか?」
誠心は、その裸野をいじめの的にさせた人物を問う。
「居るとしたら、裸野と同じ班の人の仲だけど」
すると、誠心は俺の班での名簿を渡した。
「オレ会計で、全クラスで誰が何円使ったか確かめているんだ」
誠心はそれを易々と俺に差し出していいのだろうか。
「悪戸がいる」
俺は裸野のいる班の名簿を確認すると悪戸の名前があった。俺が中学時代の時に振った女子だ。
「たぶん……その人が犯人だ」
誠心は、疑心暗鬼かもしれないが悪戸が犯人だと位置付けた。
「裸野を助けたいなら、まず悪戸をどうにかするんだ……」
誠心は、そう言って自分のクラスに戻った。俺も自分のクラスに戻り、どうやって悪戸をやっつけようか考えた。
《確か、悪戸のノート落とした時、ノートのページめくってしまった時があったな……英語のノートだったから、その中に紛れて何かのサイトのURLが貼っていたはず》
俺は英語の教科を担当していた。合併クラスということもあるが、全員分のファイルを集めて教科担任に運びに行くのが主な業務だ。俺はそのURLをスマホで調べたら、スカトロの動画サイトだった。
《もしかして、悪戸はスカトロが好きな性癖なんじゃ?》
俺はまた悪戸の英語ノートを、落としてページを捲った。どうやら、1ページに一つずつ書いているみたいだ。
《どうして、担当教師は気付かないんだ?》
俺は、悪戸をやっつける作戦を立て実行に移す。
屋上。
「助平くん? どうしたの?」
悪戸が来た。すぐ俺が『話したいことがある』と言っただけで、来たからだ。
「ちょっと教室じゃ聞かれたらマズイから……ここで話そうと思って」
俺はスマホの画面を見せる。
「これ、英語のノートに書いてあったURLのサイトなんだけど?」
俺が聞くと
「助平くん! もしかして、あたしのノート見たの⁉︎ 最低なんだけど」
悪戸の口調が変わっている。
「裸野を不登校にさせたのもお前だろ! 俺はな、裸野がどんな大ごとを隠していたからは知らない……だがそれを深掘りしなかった」
俺は続けて
「悪戸がこのサイト見ていて汚物が大好きな性癖な持ち主だと知って、正直気持ち悪くなった……もう、裸野をいじめようだなんて考えるな!」
俺はもし、悪戸もこんな性癖バラされたらいじめの的になる。もちろん、俺は他の人にバラしてはいない。人の秘密は聞くがバラさないし広めない。だが、悪戸は人の秘密を知り、広めた。俺だってムッツリスケベだし、バレたくない。裸野にはバラしたけど。
「裸野の家にでも向かうか」
俺は裸野と歩いた登下校路を歩いた。
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