女神スキル転生〜知らない間に無双します〜

悠任 蓮

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2章:魔法学校編

12話簡単すぎちゃった

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「やばい、やばい急がなきゃ!」

今日は魔法学校の受験の日だ。

「セーフ。間に合った。」

ここが王都立魔法学校か?
改めて見るとめちゃくちゃでかい。

そして、受付へ向かう。

「こんにちは。受験番号は何番ですか?」

「7483番です。」

よく考えたら7483番もあるってことは受ける人って7000人以上いるのか!?

「分かりました。C棟の2階の会議室に行ってください。」

「分かりました。」











やっと着いた。結構遠いな。

会議室には机が100個以上並んでいる。椅子はその3倍はある。
右隣の席にはすごく可愛い子が座り、左隣にもすごく可愛い子が座った。

試験中デレデレしちゃうかもな。
話しかけてみるか。

「よろしくね。」

「あ、はい。よろしくお願いします。」

もう一人の子にも

「よろしくね。」

「よろしくですー。」

やばい。可愛い。

おっ試験が始まるみたいだ。
解答用紙と問題用紙が配られる。
問題用紙多いな。

「では、はじめっ!」

問題用紙を見る。
文字でかっ!

____________________________________ 
                       問題1
イクンが1個あります。友達に2個もらいました。何個になりましたか?

____________________________________ 

いやっ簡単すぎだろ。
ちなみにイクンとはみかんを酸っぱくした感じの果物だ。

その後もサクサク問題を解いていく。
ほぼ全て足し算や引き算だったが、最後の穴埋めクイズみたいなやつは掛け算だった。

「試験終わり!」

試験が終わった。簡単すぎて早く終わり1時間くらい待たされた。

周りから声が聞こえてくる。

「難しすぎる。」

「最後の問題見たこともない。」

「何これ?」

そんな会話を盗み聞きしていると右隣の子が話しかけて来た。

「テストどうでした?」

「全部行けたかな?あと敬語じゃなくていいよ。」

「すごい。私は最後の問題全く分からなかった。」

「名前聞いてもいい?」

「ミリアです。ミリア・リーズ」

ミリアっていうのかいい名前だな。

「アーロン・ミレット、アーロンって呼んで。」

「アーロンよろしく。」

「こちらこそよろしく。ミリア。」

「君はどうだった?テスト。」

「結構良かったと思います。あなたは?」

「あなたじゃ言いにくいだろアーロンでいいよ。全部解けたと思う。」

「おーすごい。あっ、私もユナでいいよ。」

ユナって日本人ぽいな。
日本のことを思い出すなー。

「次は魔力検査です。移動してください。」

「バイバイ。アーロン。」

「バイバイ。ユナ」




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