女装男子と私

メタボ戦士

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94話 誕生日当日⑦

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「チーズインハンバーグのセットと季節のデラックスパフェになります。ごゆっくりどうぞ。」

「はい。」

「美月、昼食なのにパフェにしたんだね。それもデラックスってw」  

「甘党だからいいの。亜樹こそチーズインハンバーグってプッ·····お子様w」

「だって好きなんだもん。」 

「あっそ···まぁ食べよう。」

「うん。」

「「いただきます。〈スッ〉パクッ····美味」」

「パフェ最高!」

「ハンバーグも美味しいよ。」

「「一口いる?····あっ···被ったw」」

「〈スッ〉亜樹あ~んw」

「えっ···いいの?」  

「何w?恥ずかしいの?」
 
「パクッ····」

「え····」

 ·····同じことしたとき夏樹は照れてたのに恐るべし幼馴染。

「凄い嬉しかった♡じゃあお返し〈スッ〉あ~ん」

「パクッ····美味しい。」

「美月、口にソースが····ペロッ」

「ちょっ····舐めないで。」

 ······なんだこいつ~ほぼ口にキスやん。

「ごめんつい····お返しにやっていいよ〈ツンツン〉」

「やるかぁ~!」

「残念✩」

「もう!馬鹿やってないで食べよう。」

「うん。」

「パク····パク······」

 ······舐められてから味がしないな······でもその代わりにドキドキが押し寄せて来る·····まるで波のようにプッ····クソポエムw

「美月、楽しそうだねw」
 
「ただの思い出し笑い。」

「そっか。」

 
 しばらくして。

「「ご馳走様。」」

「支払いは僕がしとくね。」

「プラネタリウム代を払わせたし悪いよ。」

「気にしないで。今日の主役なんだし。」

「ありがとう。お言葉に甘えるわ。」
 
「どんどん甘えて·····それでもっと好きになってよ。」

「好きだよ。」
 
「え?」

「友達としてw」

「な~んだ。じゃあ会計してくるね。」

「行ってら。」
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