女装男子と私

メタボ戦士

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131話 GW⑥1日目

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「出来ましたよ。春野様。」

「ありがとうございます。」

 ·····普段の10倍増しに可愛くなったから夏樹に自慢しよ♪

〈ガチャ〉

「わぁ····綺麗だね。」

「亜樹·····」

 ······残念····先に夏樹に見せたかったな。

 亜樹は全肯定だからちょっとな····

〈ガチャ〉

「美月、そろそろ終わっ····亜樹····」

「お邪魔虫君どうしたの?」

「お邪魔はお前だろ····今から美月とツーショットを撮るつもりだから消えろよ。」

「やだね。君はお情けでパーティーに参加させるんだからさぁ····分をわきまえてくれないと追い出すよ。」

「ウザ!器の小さいお坊ちゃんだな。絶対お前の代で倒産しそうw」

「は?ふざけるなよ〈ガッ〉」

「やるか?〈ガッ〉」

「こらこら····2人共、せっかく素敵なタキシードを着ているんだから顔の引っ張りなんて不毛なこと今すぐやめな。」

「「わかったよ。」」

「偉い偉い·····すぐやめられるところは大人だね。」

「頭撫でてくれないの?」

「髪のセットが崩れるから控えたの。」

「そんなのすぐ直させるから問題ないよ。」

「じゃあ〈ナデナデ〉」

「えヘヘッ····w」

「ズル、俺も。」

「いいの?」

「俺はあそこの馬鹿坊っちゃんと違って自分で直せるから問題ない。」

「ちっ」

「じゃあ····」

〈ガッ〉

「亜樹····手を掴まれたら夏樹の頭が撫でれないんだけど?」

「こんな奴の頭なんて撫でなくていい···僕だけを撫でてよ。」

「それは不平等だから駄目よ。私は2人共大切な友達だから平等に仲良くしたいのよ。」

「酷い!美月の二股女!!〈ガチャ··ダッ·····〉」

「亜樹····」

 ······久しぶりに怒らせちゃった。

 どうしよう。

「邪魔者はいなくなったから写真撮ろうw」

「ごめん····後で··〈ガチャ····ダッ·····〉」

 ······謝りに行く?いや····違うな····でも追いかけないと。
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