女装男子と私

メタボ戦士

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140話 GW⑮(亜樹)1日目

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 ······ホントにやっていいのかな。

 でもそう要求されたんだからやるか。

 深呼吸をしてから、太ももに顔を近づけた。

 ほんのり温かい液体は甘く、わずかにアンモニアのような刺激的な香りがした。
 
 美月は僕の仕草に目を閉じ、唇を噛み締めた。

 恥ずかしい気持ちと、どこか興奮する気持ちが入り混じっている顔に見えた。

 僕は舌を出し、慎重に液体を舐め始めた。

 肌は予想以上に滑らかで、温かかった。

 ゆっくりと舌を動かし、液体をすべて舐め尽くすまでその動作を繰り返した。

 美月は最初は恥ずかしさで顔を赤らめていたが、次第に快感に身を任せるようになった。 

「····もっと」

 美月は思わずそう呟いた。

 僕はその言葉に驚き、顔を上げた。

「····え?」

 美月は再び目を閉じ、唇を噛み締めた。

「····いいの?」

 もう一度確認するように尋ねた。

 それに美月はうなずいて、再び目を閉じた。

 僕は美月の両足を広げ、ゆっくりと体を近づけていった。

 自分自身の呼吸は荒くなり、心臓が鼓動を早めているのを感じた。

 美月は僕の熱視線を感じ、体中の血が沸騰しているような感覚に襲われているように見えた。

「····亜樹·····」

 美月の声が震える。

 僕は耳元で囁く。

「もっと欲しい?」

 そう聞くと彼女はゆっくりうなずいた。

 僕はゆっくりと下着の中に手を滑り込ませた。
 
 手が温かい肌に触れると、静電気が走るような感覚が走った。

 僕はゆっくりと指を動かし、内側を撫でる。

 美月は、その感触に思わず息を呑んだ

「あ、亜樹…」

 声が甘く震える。

 僕は美月の反応に気を良くし、さらに大胆に動き始める。

 指を深くまで差し込み、ゆっくりと奥を刺激する。

 美月はその刺激に耐えきれず、体を震わせる。

「もっと…もっと…」

 誘惑する言葉に、さらに情熱的に動き出そうとし·····

〈ドンドンドン····〉

 やかましいノック音で夢見心地な空間から一気に現実に戻される。

「美月~~いつまで寝てるんだよ。もう夕食の時間だぞ。起きろ寝坊助!!」

「ナツキ·····うるさいわね···すぐ行くから先にダイニングの方に行ってなさいよ!!」

「わかった···じゃあお前も10分以内に来いよ!!」

「はいはい····さっさと行きなさいよ。」

「行くけど遅刻すんなよ。」

「······はぁ····危な。亜樹···もう終わりね。」

「えっ····もうちょっと····」

「ごめんね····夏樹が待ってるから急がないと。シャワー浴びて来る。」

 そう言うと美月は僕の指を抜いて部屋から出て行った。

「クン·····チュプチュ····」

 ······美味しい。
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