異世界大家族〜お母さんは大変です

メタボ戦士

文字の大きさ
147 / 251

第147話 夕食後

しおりを挟む
〈パチ〉

全員 「ご馳走様でした。」 

ナーダ 「アンタ達、私はケイとユイットを送ってくるから夕食の後片付けをしなさい。」

7つ子 「え~何で?」

ナーダ 「ケイにやったこと····」

7つ子 「わかったよ、やるよ。」

ナーダ 「よろしい、じゃあ行ってくるわね。」

7つ子 「いってらっしゃい。」

ナーダ 「ケイ、ユイット行こう。」

ケイ 「うん。」 

ユイット 「うにゅ」


〈ガチャ〉
 
ナーダ 「ただいま~~···なんちゃって」

ケイ 「おかえり〈ギュッ〉」

ナーダ 「ケイ、『おかえり』は家にいた人が言う言葉だよ。」

ケイ 「わかってる。でも言いたかったんだもん。ナーダも言ってよ、僕が『ただいま』って言うから。」

ナーダ 「わかったよ。」

ケイ 「ただいま。」

ナーダ 「おかえり〈ギュッ〉····何か新婚みたいね。」

ケイ 「お忘れのようだけど『新婚みたい』じゃなくて新婚だから。」

ナーダ 「そういえばそうだったわね。慣れすぎて忘れていたわ。」

ケイ 「忘れるなんて酷いよ~w〈ポカポカ····〉」

ナーダ 「ごめんってwまぁ忘れるぐらい居心地が良いってことだから許してよ。」

ケイ 「それならいいか·····」

ナーダ 「納得してもらって良かったわ。お風呂も入りたいし自分の家に戻るわね。」

ケイ 「お風呂ならこっちにもあるからまだここにいてよ。」

ナーダ 「ヤダ!自分の家のお風呂でのびのび入浴したいから帰る。」

ケイ 「僕の家のお風呂は嫌いかい?」

ナーダ 「嫌いじゃないけど、今日は自分の家でのびのび入浴したい気分なのよ。」

ケイ 「それならしょうがないか。じゃあ入浴後は僕の家に戻ってくれる?」

ナーダ 「絶対は無理だけど戻れたら戻るね。じゃあね。」

ケイ 「バイバイ。」

〈ガチャ〉

 ·······戻って来なそうだな····まぁ来ると信じよう。


 1時間後。

ナーダ 「来たよ····z···あっごめん寝てた。」

ケイ 「眠そうだね。」

ナーダ 「風呂後だから····〈フラ····〉」

〈ガシッ〉
 
ケイ 「ホッ···危な····」

ナーダ 「ナイスキャッチ······」

ケイ 「今日は流石に出来なそうだから帰った方がいいんじゃない?」

ナーダ 「別に私が寝た状態でも出来るしいいじゃん。」

ケイ 「寝た状態はリアクションがなくて寂しいからヤりたくない。だから帰って。」

ナーダ 「前はしたくせに·····」

ケイ 「あのときはごめんね。欲に負けてついヤっちゃった。」

ナーダ 「謝られても·······まぁいいわ、帰るわね····チュ」

ケイ 「じゃあねおやすみ···チュ」

〈ガチャン〉」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

【第2章完結】最強な精霊王に転生しました。のんびりライフを送りたかったのに、問題にばかり巻き込まれるのはなんで?

山咲莉亜
ファンタジー
 ある日、高校二年生だった桜井渚は魔法を扱うことができ、世界最強とされる精霊王に転生した。家族で海に遊びに行ったが遊んでいる最中に溺れた幼い弟を助け、代わりに自分が死んでしまったのだ。  だけど正直、俺は精霊王の立場に興味はない。精霊らしく、のんびり気楽に生きてみせるよ。  趣味の寝ることと読書だけをしてマイペースに生きるつもりだったナギサだが、優しく仲間思いな性格が災いして次々とトラブルに巻き込まれていく。果たしてナギサはそれらを乗り越えていくことができるのか。そして彼の行動原理とは……?  ロマンス、コメディ、シリアス───これは物語が進むにつれて露わになるナギサの闇やトラブルを共に乗り越えていく仲間達の物語。 ※HOT男性ランキング最高6位でした。ありがとうございました!

狼になっちゃった!

家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで? 色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!? ……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう? これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。

音が光に変わるとき

しまおか
大衆娯楽
黒人顔の少年、巧が入部したサッカークラブに、ある日年上の天才サッカー少女の千夏が加入。巧は千夏の練習に付き合う。順調にサッカー人生を歩んでいた千夏だったが突然の不幸により、巧と疎遠になる。その後互いに様々な経験をした二人は再会。やがて二人はサッカーとは違う別のスポーツと出会ったことで、新たな未来を目指す。しかしそこに待っていたのは……

処理中です...