異世界大家族〜お母さんは大変です

第149話 マッサージ

？　「ﾅｰﾀﾞ···起きて」

ナーダ　「ん······誰？」

？　「僕だよ僕·····」

ナーダ　「ケイ？」

ケイ　「そうだよナーダ。」

ナーダ　「何で私の部屋にいるの？」

ケイ　「逢いたくなったから瞬間移動で来ちゃった✩」

ナーダ　「そうなのね。じゃあ満足した？」

ケイ　「まだ。」

ナーダ　「そう····じゃあ何がしたいの？」

ケイ　「マッサージをさせて欲しいんだ。」

ナーダ　「マッサージ？急に何で？」

ケイ　「日頃疲れているナーダを癒やしたくて·····駄目かな·····」

ナーダ　「そういうことならいいよ。やって～·····」

ケイ　「わかったらじゃあうつ伏せになって。」

ナーダ「はい〈ｺﾞﾛｯ〉」

ケイ　「じゃあするよ。〈グイ·······〉力加減はどう？」

ナーダ　「んぅ···気持ちいいよ。正直期待してなかったけど上手いね。」

ケイ　「ありがとう。マッサージって魔力の巡りを良くさせるから、こうやってたまにやるといいんだよ〈グイグイ·····ﾓﾐﾓﾐ····〉」

ナーダ　「そうなんだ～確かになんかいつもより体に巡る魔力が淀んでいない気がする。」

ケイ　「そっか····ちゃんといい効果が出て良かった。合わないと逆に魔力が淀んじゃうから。〈トントン·····〉」

ナーダ　「そっか。ていうか何でそんなにマッサージに詳しいの？」

ケイ　「いつかこうやって愛する妻にマッサージを出来たらと思って勉強していたことがあったんだ〈ﾓﾐﾓﾐ····〉」

ナーダ　「へぇー願いが叶って良かったねw」

ケイ　「うん〈グイグイ····〉よし終わりだよ。」

ナーダ　「ありがとう、回復魔法をかけたときより体が軽いよ。」

ケイ　「良かった。じゃあ帰るね。」

ナーダ　「待って。」

ケイ　「何？」

ナーダ　「ここ〈ｽﾘｽﾘ〉のマッサージもして欲しいな♡」

ケイ　「いいの？」

ナーダ　「ケイのここ〈サワサワ〉でやって♡」

ケイ　「わかった。じゃあ僕の家に行こうか。」

ナーダ　「いいよここで。待てない♡」

ケイ　「わかったよ。じゃあリクエストに答えるね。」

ナーダ　「うん♡」

　その後朝まで熱いマッサージが施された。