異世界大家族〜お母さんは大変です

メタボ戦士

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第156話 子供視点12⑥

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ペンタ 「あった!」

アーニム&ヘプタ 「良かったね。」

ペンタ 「うん···」

アーニム 「運良く潰されずに済んだみたいだね。」

ペンタ 「日頃のおこないが良いからかな〈ドヤッ〉」

ヘプタ 「調子乗るな〈ベシッ〉」

ペンタ 「痛····叩かなくてもいいのに~」

ヘプタ 「体でわからせないと覚えないだろ。」

ペンタ 「サーカスの動物じゃないんだから言葉で言ってよ。」

ヘプタ 「ダルい····」

ペンタ 「何だよもうっ!」

アーニム 「ほら喧嘩しない〈ナデナデ····〉」

ヘプタ 「アーニム、恥ずいから撫でるのやめろよ···」

ペンタ 「子供じゃないんだからさぁ····」

アーニム 「おいら達はまだまだ子供だよ。それにしょうもない喧嘩をする人間は大人でも子供だから。」
 
ヘプタ 「わけわからん。」

ペンタ 「ホントに。なんかどうでもよくなったから、学校内に早く戻ろう。」

アーニム 「うん。」

ヘプタ 「そうだな。」

〈ビュー····バサバサ·····〉

3つ子 「え?」

ドラゴン 「ギャオオオオオ~~·············」

ペンタ 「ここらへんはあらかた死んでいたのにどうして!?」
 
アーニム 「わからない。」

ヘプタ 「そんなことより早く逃げないと!」

ペンタ 「無理だろ、こんな近くじゃ····」

アーニム 「あー···もうお終いだ······」

ヘプタ 「諦めるなよ!まだ策があるはず····」

ペンタ 「お母さん、先立つ不孝をお許しください。」

アーニム 「もっと美味しいもの食べたかったな·····」

ヘプタ 「2人共······クソッ!本当にもう駄目なのか····」

ドラゴン「ギャー〈グゥァ〉」

 ······食われる。   

 3人の気持ちは揃っていた。

〈スパッスゥー·····〉

 ······え?ドラゴンが勝手に半分に····なんで? 

? 「アンタ達大丈夫!!怪我はない!?」
 
 ······聞き覚えのある声。

3つ子 「お母さん?」

ナーダ 「えぇ····」

ドゥーエ 「僕もいるよ。」

ナーダ&ドゥーエ以外 「助かった‥·····〈ぺたん〉」
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