異世界大家族〜お母さんは大変です

第218話 子供視点17⑧-²（魔人）魔法戦闘大会編

　······呆気ないものよ。

　簡単に倒せたわ。

　アインス、約束通りお前の寿命の5分の1をいただくぞ。

アインス　『待て。まだ終わっていない。』

　········はっ？全身凍ったのにそんなわけ·····あっぁぁ····！！

〈カチコチ〉

ユイット　「ふぅ～奥の手をがなければ詰んでいたわ···危なwアインス兄さん、今のところここまで追い込んだのはあなただけだから誇りに思っていいよ。あっ聞こえないかw」

モブ観客　「うおおおーーー！！！！！」

モブ女子達　「いやぁーーーアインス様！！！！！」

6つ子　「ユイット凄っ！！」

ナーダ　「相手が油断してから仕留めるなんて流石ね。」

ケイ　「僕とナーダの娘だから当然だよ。ユイットぉーー良い闘いっぷりだったよ♪」

ユイット　「ありがとうみんなw」

審判　「準決勝は2時間後ですので一旦休憩です。ユイットさん、お手数ですけどアインスさんの魔法解除のご協力をお願いいたします。」

ユイット　「わかりました。解除。」

〈ﾀﾗﾀﾗ····〉

アインス　「ゥ゙ッ············」

ユイット　「兄さん大丈·····〈バタッ〉」

〈ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ····ｼｭｯ〉

？　「お前を倒せたらこっちのものだ。あぁ～♡力が漲ってくる。この身体アインスも必要ないな〈ｽｯ···ﾄﾞｻｯ〉」

モブ観客　「わぁーーー化け物！！！」

モブ女子達　「アインス様から····えっ！？」

6つ子　「なんかヤバそうだな。」

ケイ　「僕のユイットが·····そんな·····」

ナーダ　「ケイ、落ち込んでいる暇はないわよ。あの化け物を対処しないと。」

ケイ　「ナーダ······そうだね。僕達の責任だから僕達がやらないとね。」

ナーダ　「うん、その意気よ。行くわよ！！」

ケイ　「あぁ·····」

ドゥーエ　「待ってお母さん、僕達は？」

ナーダ　「アンタ達は避難して。」

6つ子　「わかった。」

ナーダ　「じゃあ行って来るわね。」

6つ子　「行ってらっしゃい。」