【完結】ダンジョンに置き去りにされたのでダンジョンに潜りません!【本編・番外編】

夏見颯一

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番外編119.【廃菌床、それは甘美なる発酵】

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 とてもシュールな光景だった。
 頭の上にキノコが生えて、胞子を振りまいて……

「本気で胞子でやられたって言うのかよ!」

 その大きな叫びとなった独り言が理解出来たのは、エリオルだけだった。
 あのときは広がりを知らなかったので反王家派と限定していたが、かつて自分で口にした懸念の割に、アイル自身は本気で信じてはいなかった。
 キノコの胞子とは何処まで狂気に満ちているのだろう。
 イリミアが本体のキノコ人間(焼却処分希望)と同じ湿気た感情を持っていたのは偶然にしても、精霊剣の欠片の補助もなく生えまくっている精霊キノコに恐怖しかなかった。
 イリミアが暴れるほどに埃と思いたい胞子が飛ぶ。

 近くにいた騎士が咳き込んだ。
 そろそろ極小精霊の腹も限界が近付いているのかもしれない。
「離れて下さい、彼女は毒を振りまいています!」
 流石、訓練を受けている騎士は瞬時に檻から距離を取った。
 遅れてアイルが後退する。

「毒ですか? ……持ち物検査ではイリミアは毒など持っていなかった筈です」
「本人の……一部が毒を持っているのです。その毒を吸い込むとキノコが生えてきます!」

 騎士達は大真面目な顔をするアイルを見た。
 やや間を置いて、そう言えばフォルクロアだったな、と思い直した。
「我々には分かりません」
 言葉を尽くす職業ではないので、副団長はあっさり言った。
「キノコなんです。超絶キノコなんです。キノコ人間(増殖中)から増えた有害なキノコなんです」
「より分からなくなったので、きちんとした説明をお願いします!」
「我が国の支配を企むキノコ人間(諸悪根源)から生まれたキノコ達は、人間に寄生して仲間を増やしてキノコによるキノコ人間(人外)の為の世界を実現しようとしているのです!」
「全然意味分からなくなりましたよ!?」
「僕は物凄く正確に言いましたよ!?」

 事情を知っているエリオルは確かに合ってはいるが、間違っているようにしか聞こえないアイルの説明にある種の才能を感じた。
 説明を求める副団長と、コミュ障だったから仕方ないとアイルが言い合う一方で、暴れて胞子を補給して頭にキノコを更に増やすイリミア。
 混沌にエリオルは目眩がした。

「アイル様、言葉で説明は諦めましょう。一時的にアイル様と同じ光景を見せる事は可能でしょうか?」
「あー……どうでしょう。皆、見せる事は出来る?」
『閉鎖空間だし、ここにいる間ならな!』

 特に合図もなく騎士達の視界は切り替わった。
「うわぁ……」
 大きな悲鳴を上げる者はいなかった。
 ただ、騎士達はアイル達が見ていた精霊の世界のキノコ的真実を知って、顔色を失った。
 副団長1人だけが興味深そうに口の端を歪ませて、イリミアの頭上で胞子をまき散らすキノコを見ていた。
「これはこれは……」

『これもエロか……』
『この状態はエロいからな』
『まあ、初級だろ』

 精霊の言っている事はさっぱりだし、副団長の考えている事は深淵過ぎてアイルには何の想像も出てこなかった。
 チラリとエリオルを見ると、緩く首を振った。
 正直エリオル自身、副団長がエロマスターであった事実を直視出来ていなかった。尊敬していた人物の真実にショックもあるので、なるべくアイルにも振って欲しくはなかった。

 一通り副団長を除く全員が動揺したところでアイルは、
「それで、このキノコを何とかしたいのです」
 雑に目的を話した。
 ほとんど何も説明していないと同等であったが、頭にキノコが生えて人間が暴れている姿を見せられては、騎士も何も尋ねなかった。
「毟れないのですか?」
「人間は触れないのですよ。精霊は胞子が出る前なら毟れたそうですが」

 丁度、好奇心に負けた精霊がイリミアのキノコをつついたと同時に丸呑みされ、キノコは消化したとばかりにボンと大きく爆発して胞子をまき散らした。

「食精霊キノコですので」
「冷静に言う話なんですか!?」
「精霊は割と可食なんですよ。精霊王なんて何度も食べられてます」

 アイルにしたら今更な話も、騎士達は初耳で、見た光景にも衝撃のあまり膝をつく騎士もいた。
「人間にも精霊にもどうにもならないキノコを何とかしたいのですが、何か良い方法はないでしょうか?」
「流石に何処をどう指摘したら良いのか分かりませんね……」
 フォルクロアから縁遠かった騎士達が人生的にも想定外の困惑の極みに落とされ、沈黙がしばらく続いた。

「痛い!」

 その悲鳴はイリミアだった。
 先程まで痛覚をなくしたように一心に床や壁を叩いていたのが正気に戻ったかと思いきや、喉を掻きむしり苦しげにのたうち回っていた。
「何が……」
 突然様子が変わった事に戸惑う者達を尻目に、副団長が備品の薬品をイリミアに投げつけ、折の横のレバーを下げた。
 微かな薬品臭に、エリオルはふらついた。檻の上から下りてきた金属製の扉がイリミアとを隔てると、同時に換気用の非常窓が開いて風が吹き込んだ。

「丁度良い動作確認になりましたね」
「今のは?」
 薬品が植物由来だったからか足下の覚束ない騎士達とは対照的に、アイルは平然としていた。
「麻酔薬ですよ。結構強烈な薬で、吸い込むと大型の魔物でも昏倒させられます」
 隔離されるような重罪人は麻薬の影響下か、魔物に取り付かれたか、精霊に悪戯されたかのいずれかで、直接取り押さえるより安全という理由で強烈な麻酔薬が檻の外には常備されていた。
 アイルは調子の悪そうに膝をついたり壁に手をついている他の騎士達を見やり、
「……副団長は大丈夫そうですね」
「私のはただの慣れですよ」

『その程度の薬はエロマスターには効かないぜ……』
『お前、それくらい分かれよ……』
『そんなんじゃ中級のエロにすら辿り着けないぜ……』

 したり顔の羽虫精霊達にイラッとしたアイルは、
「事態とは無関係な話ですが、一つだけ教えて頂けませんか? 貴方は今、どういう状態なのですか?」
 唐突で曖昧な質問に、副団長はしばし考え込んだ。
「精霊様達は何と?」
「教えてくれないので本人にお尋ねしております」
 質問の意味が完全に分かった副団長は優しい笑みを浮かべて、
「前も後ろも使用済みになったら、少しは教えてあげても良いですよ」

 その言葉すらアイルにはさっぱり意味が分からなかったので、信用の出来る大人であるエリオルを振り返ると、余程薬で体調が悪くなったのか俯き膝をついて動かなくなった。
 他はさっと顔を逸らした。
 精霊を見ると、

『止せよ……精霊にだって言うのが危険なレベルって存在するのさ……』
「いや、いい加減少しは教えてよ!」
 我慢が出来なくなってアイルは叫んだ。

「副団長はルートル公爵の愛人です!」
 本当はあまり公にしてはいけない他人のプライベードだが、アイルが止まらないので騎士の1人が言った。
 そして、アイルは全てを理解した。
 いや、全然さっぱり何ら理解はしていないが、説明の要らないエロだと言う事が分かったので、これ以上は聞きたくないと思っただけだ。
 
 よく左遷されないね……。

 アイルの呆れ顔に、
「私はこれでもエロ以外も有能なんですよ」
「すみません。やっぱり僕は未成年なので程ほどでお願いします」
 バレたら積極的に口にしてくるのは、やはりルートル公爵の関係者と言う事だろう。
 前もってエロマスターの情報を得ていた割に、沼がそこにあるなら先に教えて欲しかったと思うアイルだった。



 解毒薬を飲んだ騎士達が復調してから再度アイル達はイリミアの檻の前に向かった。
 重い扉を開けた先で、先程と同様に血だらけの手と、引っ掻き傷まみれの首と、暴れてはだけたドレスのまま、仰向けに昏倒していた。
 胸は小さく上下しているので、生きている事は間違いなかった。

「なかなかの変死体に見えますね」
「それなりにエロい既婚女性の寝相でしょう。そこはもう少し年頃の男としてロマンティックに熱い情熱を語っても宜しいのでは?」
「キノコが目に付くのでキノコ以外の何者でもありません」

 苗床の意識が失われた事に関係しているのか、キノコは胞子をまき散らすのを止めていた。
 もしかすると休止状態かも知れないとアイルは思った。
「ちょっと近くで観察したいのですが」
「食べられたらどうするんですか? ちょっと痛いでは済みませんよ」
 これはエリオルも積極的に止めた。
 一応アイルは人間の括りなので先程の精霊のように食べられる事はないが、エリオルはアイルが人間だとはやや納得していなかった。

「いやでも、キノコをどうにかする方法を考えないと」
「もうキノコが生えた人間を皆切り伏せるで良いのではないでしょうか?」
「胞子が飛ぶので湿気た感情を持っていたら何処までも感染? 増殖? していきますし、切っている間に騎士もキノコを生えさせますよ」

 聞いた騎士達は一様に嫌そうな顔をした。
 職務には忠実でいたいが、何か得体の知れないものが生えてくるのだけは避けたかった。

「まあ、普通に考えればキノコを食べる生き物でも探すべきでしょうね」
 最初にキノコの処分法の話が出てからずっと考えていたエリオルがそう言った。
 人間は触れないし、精霊も食べられるので触ってはいけない。
 どう考えても取れる手立てなど限られていた。

「なら、アイル様がよく連れている魔物型の精霊ならいけるのでは? 骨とかバリバリいっているでしょう」
 他の騎士達も意見を出し始めた。
「ベルネさんにそんな危険な物を食べさせたくありません」
「やってみても良いんじゃないですか?」
「あんな得体の知れないキノコ人間(産廃)から生まれたキノコの子孫なんて食べて、キノコに浸食されたらどうするんですか? 可哀想でしょう」
 アイルと騎士達が言い合っていると、
「魔物には美味しいかも知れませんよ?」

 副団長の一言に、アイルはちょっと考え込んだ。
 出来ればアイルとしてはベルネには美味しい物を食べて貰いたいと思っている。

「食べられなかったり、不味い物は分かる程度には知能があるのでしょう? 試してみてはいかがですか」
 試すだけなら被害はない。
「万が一丸呑みしても、今なら全員が口を噤めばなかった事になります」
「なるほど。危険は少ないようですね。では呼びましょう」

 エリオルも含めた騎士達が押し黙った事には気付かず、アイルはベルネを呼び出した。
 現れたベルネは戸惑う事もなく、アイルの元へ一直線に這いずって来る。
「ベルネさん、キノコは好き?」
 尋ねてもベルネは揺れるだけだった。
 アイルはベルネを抱えてギリギリまで下りに近付いて、
「ベルネさん、あの女性の頭のキノコだけ食べる事は出来ます?」

 体を大きく揺らしたベルネはアイルの腕から飛び出して、倒れたイリミアの近くにベチャリと音を立てて着地をした。
「あんな事出来るんだな……」
 魔物観察状態になっている騎士達は感心しながら見ている事が出来たのは一瞬だけだった。
 大口を開けてベルネはイリミアの頭ごと飲み込んだ。
「うわああぁぁぁぁ!」
 慌てて鍵を開けようにも、外から様子を窺うだけの予定だったので誰も鍵を持っていなかった。
「大丈夫ですよ、ほら」
 アイルの言葉通りベルネが移動すると、イリミアの頭上のキノコは消えていた。
 ただちょっとイリミアの頭は魔物の唾液塗れとなっているので、後で水か浄化の魔法を使う必要があった。

「……ベルネさんがキノコ食べられるなら割と簡単そう?」
「キノコの処分は良いのですが、残った人間の方は所謂廃菌床ですよね? こちらはどうしましょう?」
 そろそろアイルも分かってきた。
 副団長はルートル公爵の同類だと。
 今後の事を聞かないでくれるかなとアイルは思いながら、
「神殿で……可能かは分かりませんが、治療を試みるべきでしょうね」
「菌糸が何処まで伸びているかが問題でしょうか。手や足なら何とか切って治療出来ますが、頭にまで菌糸が伸びているかも知れないイリミアの場合は、連れていっても無駄ではないでしょうか」
「具体的に言ってきますね……一応全員治療で良いじゃないですか。少しでも手間を省こうとするのは騎士団の悪癖ですよ」

 そう諫めるアイルとしても、頭に菌糸が伸びている可能性を聞いてしまうと手遅れではないかと思ってしまった。
 似たような単語を聞いたような、そう、脳菌?
 副団長と一緒だったため、若干アイルも疲れていたかも知れない。

 キノコを食べ終えたベルネがズルズルとアイルの足下に戻ってきたので、アイルはベルネを抱きかかえた。

「キノコは美味しかったですか?」
『……骨ッポイ……』
「キノコだよね!?」

 見た目の割にキノコは固かったのか、味が骨に近かったのか。
 胞子の出所、全くコミュニケーションの取れなかったイリミアが何処でキノコの菌を取り込んだかは分からなかったが、キノコの処分法だけは取り敢えず判明した。



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