聖獣召喚に巻き込まれた俺、モフモフの通訳をしてたら冷徹騎士団長に外堀を埋められました

たら昆布

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外伝2

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 陽だまりのテラスで、ルル、ポム、ハク、そしてバルドスが集まっていた。

ルル:『……ふぅ、ようやくあの執着男がいなくなったか。最近のゼクスは、アキを抱きしめる力が強すぎて、我の入る隙間が狭いのだ』

ポム:『ポムもそう思うポム! こないだなんて、ポムがアキの頭に乗ろうとしたら、団長が目からビーム出しそうな顔で睨んできたポム。怖いポム!』

ハク:『……だが、あの男がいなければ、アキはもっと多くの外敵に狙われていただろう。あのセレスとかいうキラキラ王子もそうだ。……守護者としては、認めざるを得ない』

バルドス:『ふん。我からすれば、どいつもこいつも器が小さい。アキは我の「よしよし」さえあれば、それだけで幸せなのだ。……まあ、あの男が焼いてくれる肉は、そこそこ美味いがな』

ルル:『結局、食い物に釣られているだけではないか。……しかし、アキはなぜあんなにゼクスに甘いのだ? 我には分かる。アキはあの男が「寂しそうな顔」をすると、途端に判断力が鈍るのだ』

ポム:『それは、アキが優しすぎるからポム。……でも、夜中に二人でこっそりケーキを食べているのを見たポム。ポムにも一口欲しかったポム……』

ハク:『……帰ってきたぞ。アキの匂いだ』

 その瞬間、さっきまで不満を垂れていた聖獣たちが、一斉に尻尾を振り、玄関へと猛ダッシュした。
 
「ただいまー! みんな、いい子にしてた?」

 アキの笑顔を見た瞬間、彼らの脳内からは「ゼクスへの愚痴」は完全に消え去り、「いかにして団長より先にアキに触れるか」という熾烈な競争が再び幕を開けるのだった。
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