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番外編1
ある日の午後。僕は魔導師団に忘れ物をしたことに気づき、定時後(!)に渋々、本部のゼノの執務室を訪ねた。
「ゼノさーん、入りますよー」
返事がない。どうやら会議か何かで席を外しているらしい。
僕は勝手に扉を開け、彼のデスクに向かった。すると、部屋の奥に隠されたカーテン付きの棚が目に入った。
「……何、これ」
好奇心に負けてカーテンを開けた僕は、絶句した。
そこには、僕が仕事で使い切って捨てたはずの『インクの空瓶』、僕が一度だけ貸した『ハンカチ(洗濯済み)』、さらには僕が昔書いた『おやつ買い出しメモ』までが、神々しい金色の額縁に入れられて飾られていたのだ。
中央には「リト様、今日で出会って百三十日目」というプレートが。
「……怖い。この人、僕のゴミを聖遺物扱いしてる……!」
僕は恐怖に震えながら、音を立てずに部屋を脱出した。
その日の夜、ゼノが「リト殿! 今日、私の部屋に貴殿の香りが残っていたのですが、もしや私の私物を愛でに来てくださったのですか!?」と目を輝かせてやってきたが、僕は無言で家の鍵を三重にかけた。
「ゼノさーん、入りますよー」
返事がない。どうやら会議か何かで席を外しているらしい。
僕は勝手に扉を開け、彼のデスクに向かった。すると、部屋の奥に隠されたカーテン付きの棚が目に入った。
「……何、これ」
好奇心に負けてカーテンを開けた僕は、絶句した。
そこには、僕が仕事で使い切って捨てたはずの『インクの空瓶』、僕が一度だけ貸した『ハンカチ(洗濯済み)』、さらには僕が昔書いた『おやつ買い出しメモ』までが、神々しい金色の額縁に入れられて飾られていたのだ。
中央には「リト様、今日で出会って百三十日目」というプレートが。
「……怖い。この人、僕のゴミを聖遺物扱いしてる……!」
僕は恐怖に震えながら、音を立てずに部屋を脱出した。
その日の夜、ゼノが「リト殿! 今日、私の部屋に貴殿の香りが残っていたのですが、もしや私の私物を愛でに来てくださったのですか!?」と目を輝かせてやってきたが、僕は無言で家の鍵を三重にかけた。
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