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39 遠乗り当日
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今日は遠乗り当日。
朝からお弁当の用意をしている。
昨日作ったスジ煮と、卵シリングのサンドイッチを作っていると、ロック料理長が他のおかずや、お茶を用意してくれた。
「作ってくれたの?ありがとう。」
「昨日のスジ煮のお礼です。美味しかったです。」
「あれは、協力してくれたお礼だったのだけれど。」
「また、よろしくお願いします。」
「それは、こちらのセリフよ。」
そうして、出掛ける準備をしていると、来客の知らせが来たので、急いで玄関に向かう。
玄関には、既に家族が集合していた。
ドアは開かれており、ジェイク様もいる。
「リア、ジェイクが来たけれど、もう出れるのかい?」
私は荷物と、自分の姿をざっと見た。
今日は、スカートではあるがフリルがあるわけでもなく、シンプルなものにショートブーツという動きやすい格好だ。
「大丈夫です。出れます。」
「そうか。なら、気をつけて行っておいで。」
「はい。…お待たせ致しました。」
「いや。済まない、会いたくて早く来てしまった。」
「まぁ。」
私がポーッとしていると、後ろからお母様が声をかけた。
「ジェイク様、1つよろしいかしら?」
「はい。オパール婦人。」
「お母様?」
「女性は、準備に時間がかかるのです。ましてや、大好きな人と出かける時は特に。これからは、時間に余裕を持てるよう迎えにいらしてくださいね。」
お母様…。
「…はい。失礼致しました。」
「それでは、気をつけて行ってらっしゃい。」
「はい。行ってきます。」
私は、ジェイク様が乗ってきた馬に乗せてもらう。正面ではなく、横向きに座った。
この座り方、怖い…。
「荷物はこれだけか?」
小さなバスケットを指す。
「はい。」
「そうか。では、出発するぞ。」
馬が動くと体勢が崩れ、後ろから支えてくれているジェイク様の腕を、強く掴んでしまった。
「落とさないから安心してくれ。」
ジェイク様を見ると、見上げる形になる。
「はい。」
ち、近い…。
思わず、俯いた。
すると、頭の上から話しかけられた。
「…夫人を怒らせてしまったな。」
「あれは、怒っているのとは違うと思います。」
「そうなのか?」
「えぇ。怒るときはもっと、こう、どす黒いですので…。」
「どす黒い?」
「うーん、見えない何かがあると言うか…。」
「…そうか。それなら良いんだが。」
「はい。きっと大丈夫ですよ。それにしても、今日は晴れて良かったですね。」
「そうだな。」
「馬での移動も気持ちがいいです。」
「それは良かった。それに、乗馬が苦手だと聞いていたが、上手く乗れている。」
「ジェイク様が支えてくれていますから。今度から、乗馬も練習しようと思います。」
「まぁ、乗れるに越したことは無いかもしれないが…。」
「?」
言葉が止まったので、ジェイク様を見る。
「こうして、一緒に乗る機会が減るのは寂しい…と、思う。」
「!」
ジェイク様は、前を見据えたまま、耳まで真っ赤になっていた。
きっと、私も顔が赤くなっている。
「じょ、乗馬を習っても…ま、また、こうして遠乗りに来たいです。」
「そうか。」
「はい。」
恥ずかしい…。
か、会話どうしよう…。
そこで、ふと気づく。
ドッ、ドッ、ドッ
これは、ジェイク様の心臓の音?
…速い。
クスッ
私は嬉しくなって、小さく笑った。
「どうした?」
「いえ。」
そして、ジェイク様の胸にもたれかかった。
「私は、幸せ者です。」
「そ、そうか。」
「はい。」
そのまま時間が過ぎ、目的地についた。
そこは、澄んだ青色の湖の畔だった。
「わぁ!綺麗ですね!」
「馴れない馬上は疲れただろう。少し、休もう。」
「はい。ジェイク様、お腹は空いていますか?」
「うん?そう言われれば、空いたな。」
「お弁当を用意してあります。食べましょう?」
「ああ、ありがとう。」
私はシートを敷き、準備を始めた。
「何をしているんだ?」
「お弁当を食べる準備ですが…。」
「スターチスが言っていた。オパール家流か?」
「あ、そうですね。私の前の世界は、このシートの上に直に座って、お弁当を食べます。…抵抗、ありますか?」
「いや、遠征の時は野営もするからな。特に、気にはならないな。」
「それなら、良かったです。ジェイク様、こちらへどうぞ。」
私は靴を脱ぎ座ると、隣をポンと叩いた。
「靴を脱ぐのか?」
「脱いだほうが、疲れが取れると思いますが、脱ぎにくかったら履いたままでも。」
「いや、脱いでみよう。」
ジェイク様は、ブーツを脱ぎシートに座る。
「気持ちが良いな。」
「お茶もありますよ。」
「頂こう。」
私は、コップにお茶を注ぎ、ジェイク様に渡した。
!!
「これは…まだ温かい。これも、リアのアイディアか?」
「幼い頃に話したら、我が家の料理長が、考えてくれました。こちらも、どうぞ。」
蓋を開けて、お弁当も差し出した。
「美味しそうだな。どれから食べるかな。」
ジェイク様は迷いながらも、スジ煮のサンドイッチを手に取り、口に入れた。
「これは!」
「どうですか?」
「美味しい。今までにない食感だ。」
「良かった。実はそれ、お肉のスジで、捨てられてしまう部分なんです。」
「そうなのか?」
「はい。前の世界では、煮込んで美味しく食べてたので、今回作ってみました。」
「作った?リアが?」
「はい。結構、料理が好きだったのですよ。」
「料理人だったのか?」
「いいえ。全て自分で行う生活でしたので、料理人ではないですが、ある程度はできるのです。」
「そうか。リアの手料理を、もっと色々食べてみたいな。」
「ぜひ!また、作りますね。」
「あぁ、頼む。」
話をしながら、私がサンドイッチを1つ食べている間に、ジェイク様の分はほとんど食べ終わっていた。
「もっと食べますか?」
「良いのか?」
「もちろんです。どれにしますか?」
「では、先程の肉のサンドイッチを貰っても?」
「はい、スジ煮ですね。口に合ったようで、嬉しいです。」
そうして、楽しい食事の時間を過ごした。
朝からお弁当の用意をしている。
昨日作ったスジ煮と、卵シリングのサンドイッチを作っていると、ロック料理長が他のおかずや、お茶を用意してくれた。
「作ってくれたの?ありがとう。」
「昨日のスジ煮のお礼です。美味しかったです。」
「あれは、協力してくれたお礼だったのだけれど。」
「また、よろしくお願いします。」
「それは、こちらのセリフよ。」
そうして、出掛ける準備をしていると、来客の知らせが来たので、急いで玄関に向かう。
玄関には、既に家族が集合していた。
ドアは開かれており、ジェイク様もいる。
「リア、ジェイクが来たけれど、もう出れるのかい?」
私は荷物と、自分の姿をざっと見た。
今日は、スカートではあるがフリルがあるわけでもなく、シンプルなものにショートブーツという動きやすい格好だ。
「大丈夫です。出れます。」
「そうか。なら、気をつけて行っておいで。」
「はい。…お待たせ致しました。」
「いや。済まない、会いたくて早く来てしまった。」
「まぁ。」
私がポーッとしていると、後ろからお母様が声をかけた。
「ジェイク様、1つよろしいかしら?」
「はい。オパール婦人。」
「お母様?」
「女性は、準備に時間がかかるのです。ましてや、大好きな人と出かける時は特に。これからは、時間に余裕を持てるよう迎えにいらしてくださいね。」
お母様…。
「…はい。失礼致しました。」
「それでは、気をつけて行ってらっしゃい。」
「はい。行ってきます。」
私は、ジェイク様が乗ってきた馬に乗せてもらう。正面ではなく、横向きに座った。
この座り方、怖い…。
「荷物はこれだけか?」
小さなバスケットを指す。
「はい。」
「そうか。では、出発するぞ。」
馬が動くと体勢が崩れ、後ろから支えてくれているジェイク様の腕を、強く掴んでしまった。
「落とさないから安心してくれ。」
ジェイク様を見ると、見上げる形になる。
「はい。」
ち、近い…。
思わず、俯いた。
すると、頭の上から話しかけられた。
「…夫人を怒らせてしまったな。」
「あれは、怒っているのとは違うと思います。」
「そうなのか?」
「えぇ。怒るときはもっと、こう、どす黒いですので…。」
「どす黒い?」
「うーん、見えない何かがあると言うか…。」
「…そうか。それなら良いんだが。」
「はい。きっと大丈夫ですよ。それにしても、今日は晴れて良かったですね。」
「そうだな。」
「馬での移動も気持ちがいいです。」
「それは良かった。それに、乗馬が苦手だと聞いていたが、上手く乗れている。」
「ジェイク様が支えてくれていますから。今度から、乗馬も練習しようと思います。」
「まぁ、乗れるに越したことは無いかもしれないが…。」
「?」
言葉が止まったので、ジェイク様を見る。
「こうして、一緒に乗る機会が減るのは寂しい…と、思う。」
「!」
ジェイク様は、前を見据えたまま、耳まで真っ赤になっていた。
きっと、私も顔が赤くなっている。
「じょ、乗馬を習っても…ま、また、こうして遠乗りに来たいです。」
「そうか。」
「はい。」
恥ずかしい…。
か、会話どうしよう…。
そこで、ふと気づく。
ドッ、ドッ、ドッ
これは、ジェイク様の心臓の音?
…速い。
クスッ
私は嬉しくなって、小さく笑った。
「どうした?」
「いえ。」
そして、ジェイク様の胸にもたれかかった。
「私は、幸せ者です。」
「そ、そうか。」
「はい。」
そのまま時間が過ぎ、目的地についた。
そこは、澄んだ青色の湖の畔だった。
「わぁ!綺麗ですね!」
「馴れない馬上は疲れただろう。少し、休もう。」
「はい。ジェイク様、お腹は空いていますか?」
「うん?そう言われれば、空いたな。」
「お弁当を用意してあります。食べましょう?」
「ああ、ありがとう。」
私はシートを敷き、準備を始めた。
「何をしているんだ?」
「お弁当を食べる準備ですが…。」
「スターチスが言っていた。オパール家流か?」
「あ、そうですね。私の前の世界は、このシートの上に直に座って、お弁当を食べます。…抵抗、ありますか?」
「いや、遠征の時は野営もするからな。特に、気にはならないな。」
「それなら、良かったです。ジェイク様、こちらへどうぞ。」
私は靴を脱ぎ座ると、隣をポンと叩いた。
「靴を脱ぐのか?」
「脱いだほうが、疲れが取れると思いますが、脱ぎにくかったら履いたままでも。」
「いや、脱いでみよう。」
ジェイク様は、ブーツを脱ぎシートに座る。
「気持ちが良いな。」
「お茶もありますよ。」
「頂こう。」
私は、コップにお茶を注ぎ、ジェイク様に渡した。
!!
「これは…まだ温かい。これも、リアのアイディアか?」
「幼い頃に話したら、我が家の料理長が、考えてくれました。こちらも、どうぞ。」
蓋を開けて、お弁当も差し出した。
「美味しそうだな。どれから食べるかな。」
ジェイク様は迷いながらも、スジ煮のサンドイッチを手に取り、口に入れた。
「これは!」
「どうですか?」
「美味しい。今までにない食感だ。」
「良かった。実はそれ、お肉のスジで、捨てられてしまう部分なんです。」
「そうなのか?」
「はい。前の世界では、煮込んで美味しく食べてたので、今回作ってみました。」
「作った?リアが?」
「はい。結構、料理が好きだったのですよ。」
「料理人だったのか?」
「いいえ。全て自分で行う生活でしたので、料理人ではないですが、ある程度はできるのです。」
「そうか。リアの手料理を、もっと色々食べてみたいな。」
「ぜひ!また、作りますね。」
「あぁ、頼む。」
話をしながら、私がサンドイッチを1つ食べている間に、ジェイク様の分はほとんど食べ終わっていた。
「もっと食べますか?」
「良いのか?」
「もちろんです。どれにしますか?」
「では、先程の肉のサンドイッチを貰っても?」
「はい、スジ煮ですね。口に合ったようで、嬉しいです。」
そうして、楽しい食事の時間を過ごした。
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