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わたしとアイツと友だち
◆3話①
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明日から仕事だ。朝方に寝て昼過ぎに起きる生活に戻すため、漫画を読んだりと、夜ふかしをして調整をしていた。
いつの間にか寝ていたんだろう、頬っぺたをツンツンされる感覚が伝わって目が覚めた。
「……な、に」
眠たい目を開けると、誰かがいる。
「っ!?」
今にも声が出そうな私の口を押さえて、犯人は囁くように声を掛けてきた。
「俺」
「……何だ、勇樹か。どうしたの?」
「遊びにきた」
「冬馬は?」
「寝てる」
「……今、何時?」
「朝の五時。少しだけ時間ちょーだい?」
勇樹の目的は何となく分かるけど、寝起きでキスとかしたくないから、首を横に振って返事をした。
「だと思って、ミントキャンディでーす」
やっぱりさすが勇樹である。キャンディの包装紙を破って口元に持ってきてくれたから、指ごとパクリといただく。
「これで俺と遊んでくれるぅ?」
「ほんとに少しだけなの?」
「んじゃ、咲希の気の済むまで」
イタズラっぽく笑う勇樹につられて笑うと、顔見せてって言わんばかりに、頬っぺたに手を添えてきた。
目が暗闇に慣れてきた。
お互いにじっと見つめ合う。
勇樹の瞳はとてもキレイで真っすぐで、何だか吸い込まれそうだった。
ああ、本当に、大好きだ。この気持ちが、私の熱と一緒に伝わってくれたらいいのに。
二人の間に言葉はない。しんと静まり返る部屋に響くのは、時計の針の音だけ。ここだけ別空間みたいだって、二人だけの空間だって、変なことを思ってしまう。
それぐらい好きが溢れてる。
勇樹も同じことを思ってくれたらどんなに嬉しいだろう。
手から伝わる何かがあるって分かるけど、やっぱり言葉が欲しいって思う私はワガママだ。
「すき」
我慢出来ずに想いを囁いた。勇樹はすっごく照れてた。かわいいやつめ。
「俺も、すき」
今度はお互いの顔を近付けた。自然とそうなって、ゆっくりと唇を重ねた。ずっと触れたかったモノと触れ合ってる。何度も何度も角度を変えて、今までの距離を埋めるように、夢中で引っ付け合った。
だからこれは自然な流れだ。
勇樹の体重がのし掛かってきた。ベッドに倒れるとキスの続きをした。触れ合うだけのキスが荒々しくなってる。お互いの吐息も熱くなってる。
勇樹も興奮してる。
優しくなくて、荒々しくて、雄っぽい。そう思うと、ザワワッと背中に何かが走った。勇樹の興奮が移ったのかも。
触れ合うだけのキスに夢中の勇樹の唇をペロリと舐めた。一瞬驚いて唇を離してたけど、自分の舌をペロッと出してみせたら、ガブリとそれに食い付いた。
私から絡ませた。勇樹の息が詰まるような吐息にゾワゾワしたものを感じて、心なしかアソコがモゾモゾしてきた。
キスがこんなにも気持ちいいものだったなんて知らなかった。
「っ」
ねっとりと舌全体を使って絡ませてきた。思わず勇樹の腕を掴んだ。それに気づいた勇樹は、また同じように舌を動かした。
今日の私はこのキスが好きらしい。
このキスされるとゾワゾワが深まっていく気がする。勇樹とキスをする、それだけで胸がいっぱいなのに。
「……ん、っ」
ああ、これはダメなやつだ。我慢しなきゃいけないのに、喉の奥から声が出てしまう。
我慢したくないって、体が、心が、叫んでる。
もっともっと勇樹を貪ろうとしてる。
「……咲希」
私の気持ちとは裏腹に、勇樹は唇を離した。全然足りなくて勇樹を見ると、今まで見たことないくらい、見惚れてしまうほど色っぽかった。
勇樹は首に顔を埋め、首を舐めた。ただえさえ敏感なトコロなのに、キスで乗せられた体には十分刺激的で、大袈裟なくらい体が跳び跳ねてしまう。
「っ」
しかも声まで出ちゃいそうで、急いで自分の手で口を押さえたのに、勇樹はそれを知らんふりして、またベロリと舐める。
舐められれば舐められるほど、高まっていく何かがある。
好きって感情もそうだし、欲情もそう。感情のすべてが勇樹に染まって、大好きな勇樹にそうされてるって思ったら、もうダメだった。
「……ねぇ、……もう」
「まーだ。慣らしてないし」
おねだりは通用せず。でも私の体を思ってのことだって分かるから、それ以上は何も言えない。
「一緒にする?」
「一緒に……」
一緒に……の意味が分かる。誰ともやったことがない。それが嫌いってわけじゃなく、やるキッカケがなかったってだけ。そのことを知らない勇樹は、ベッドに仰向けに寝転んだ。
「ほれ、ここに」
促されるまま勇樹の上に乗った。勇樹の顔にお尻を向けて四つん這い。パジャマのズボンを脱がされて、今の恰好がどんなに恥ずかしいもんか思い知った。
「つ!」
逃げるように前に倒れると、勇樹の股間が近づいた。思わず後退すると私のお尻が勇樹に近づく。
何だこれ、どっちも絶対に嫌だ。こんなの恥ずかしすぎる!
「お姉さまの下着、Tバッグだ。えっろーい」
「言わないで」
「ケツ丸出しぃ」
「だから、そういうことを言わないでよ」
「すっげぇ丸見え」
「ッッ」
これって……見られてるんだよね?
お尻のラインも肌も穴も、全部見られてる。
「見ないで」
片手でお尻を隠した。勇樹はその手を掴んで退かしたまま、羞恥心を煽るような言葉を囁き続ける。
「そういや咲希って、ケツの形もキレイだよな」
「はなして」
「スベスベで触り心地も良さそう」
「もう言わないでったら」
「ケツと太ももの境界もいやらしいし、なにより、柔らかそう」
「ん」
お尻の輪郭をなぞる指。触れるか触れないか、意識すればわかるくらいの微妙な力加減。
くすぐったい。でも、その感覚がお尻の輪郭を作っていく。肌をなぞっていく。
たかがこんなことで息が上がってくる。
体が熱くて汗ばむ。
吐息にも似た声が出そうで我慢した。
お尻を触られたくらいで、こんなの……
「あ」
勇樹の大きな手がお尻を掴んだ。強く揉みしだくその手に息が漏れた。
「気持ちいいんだ?」
「ちがう」
「そう? けっこうヒクついてるけどな」
「っ!」
一気に熱くなるのが分かった。ヒクついてる場所がどこなのか、そんなの自分でも分かる。
恥ずかしさでうつ向けば、大きくなってる勇樹のアレが目に入る。
「ぁッ」
見ただけでこれだ。身体中が熱くなる。ゾクゾクが止まらなくなる。
勇樹とする行為はいつもそればかり。
いつも私ばかり。
「わたしも、する」
アレに口を近づけた。服の上からだけど唇でアレを挟んだら、勇樹の体が少し揺れた。
「はっ」
吐息にも似た勇樹の声が耳に届いた。もっと聞きたくて啄むキスを何度もしていれば、指がアソコをなぞった。穴を指先で押して、また割れ目をなぞる。その指先がとある部分を擦った。
「んぁ」
背筋に何かが走る。吐息にも似た声が一瞬で甘い喘ぎ声に変わる。
ゆっくりと擦る指先のせいで、子宮に何かが溜まっていく。
あそこも、体も、出てくる吐息も、唇に挟んでるアレだって、全部、熱い。
汗が止まらない。
「あ、んぁ」
限界を迎えそうなときに指が離れた。イキかけた体はこの先を求めているってのに。
「……悪い、俺がヤバイので……そろそろ」
熱くなった頭で言葉の意味を考えて、服をずらして、生のアレにキスをした。
なんかもう……ダメだ、今すぐ頭まっ白になりたい。
「ちがっ、……あーもう、知らねぇ」
勇樹の指がまた割れ目をなぞって、クリトリスを擦り始める。私はアレを舐めた。さっきより勇樹の息が荒くなった気がした。
「……口に、入れて」
勇樹の甘い声に何かが走る。言われた通りに口を開けてアレを口に入れた。
「……動いて」
口一杯になるそれを動かすのはキツいけど、言われた通りにした。
止まっていた指が動き出す。寸止めをくらっていた体は、待ってましたと言わんばかりにすぐに限界まで高まっていく。
「……んう、……ゆーき、もうっ」
「もーちょい……がまん……」
「んっ」
自分でもおかしいって思うくらい、高まるものがある。
自分の汗と勇樹の匂いがシーツの中で広がっている。
それを嗅ぐだけでさらに熱を持ってしまう。
勇樹の匂い。好きな人の……。
ほら、やっぱり熱い。全部、熱すぎて、もう、我慢出来ない。
「んぅっ、んっ」
「くっ」
それは一緒に、だった。
力強く脈打つアレから出てくる液を感じながら、頭のてっぺんから爪先まで何かが走るとアソコが震えた。
「ンう」
アレから出される精液を喉の奥へと押し込みながら、一緒にイケた余韻を味わう。
張り付くような喉ごし、独特の匂い、勇樹の味。
まるで愛おしいと言わんばかりに、ゴクリと音を立てながら、それを飲む。
「ゆーきの、おいし……い」
そして、今やってしまったことに、顔面が発火した。
勇樹に太ももをポンポンと叩かれて、シーツから出る。ほんとは出たくない。でもこの格好でいるのも嫌だった。
精液を飲んだ。それならまだしも、味わうように飲んで、トドメはおいしいって……
発火した顔をそのままに、勇樹を見た。
なんともいえない表情を浮かべてた。
そして私の頬に手を伸ばし、親指で唇に触れてきた。
「……飲んでくれたんだ?」
「っ」
さっきと同じ、私の好きな甘い声。
うんと頷いて、
「イクほど美味しかった?」
「総じてサイテーっ!」
「あだああああ!!」
勇樹にビンタした。
いつの間にか寝ていたんだろう、頬っぺたをツンツンされる感覚が伝わって目が覚めた。
「……な、に」
眠たい目を開けると、誰かがいる。
「っ!?」
今にも声が出そうな私の口を押さえて、犯人は囁くように声を掛けてきた。
「俺」
「……何だ、勇樹か。どうしたの?」
「遊びにきた」
「冬馬は?」
「寝てる」
「……今、何時?」
「朝の五時。少しだけ時間ちょーだい?」
勇樹の目的は何となく分かるけど、寝起きでキスとかしたくないから、首を横に振って返事をした。
「だと思って、ミントキャンディでーす」
やっぱりさすが勇樹である。キャンディの包装紙を破って口元に持ってきてくれたから、指ごとパクリといただく。
「これで俺と遊んでくれるぅ?」
「ほんとに少しだけなの?」
「んじゃ、咲希の気の済むまで」
イタズラっぽく笑う勇樹につられて笑うと、顔見せてって言わんばかりに、頬っぺたに手を添えてきた。
目が暗闇に慣れてきた。
お互いにじっと見つめ合う。
勇樹の瞳はとてもキレイで真っすぐで、何だか吸い込まれそうだった。
ああ、本当に、大好きだ。この気持ちが、私の熱と一緒に伝わってくれたらいいのに。
二人の間に言葉はない。しんと静まり返る部屋に響くのは、時計の針の音だけ。ここだけ別空間みたいだって、二人だけの空間だって、変なことを思ってしまう。
それぐらい好きが溢れてる。
勇樹も同じことを思ってくれたらどんなに嬉しいだろう。
手から伝わる何かがあるって分かるけど、やっぱり言葉が欲しいって思う私はワガママだ。
「すき」
我慢出来ずに想いを囁いた。勇樹はすっごく照れてた。かわいいやつめ。
「俺も、すき」
今度はお互いの顔を近付けた。自然とそうなって、ゆっくりと唇を重ねた。ずっと触れたかったモノと触れ合ってる。何度も何度も角度を変えて、今までの距離を埋めるように、夢中で引っ付け合った。
だからこれは自然な流れだ。
勇樹の体重がのし掛かってきた。ベッドに倒れるとキスの続きをした。触れ合うだけのキスが荒々しくなってる。お互いの吐息も熱くなってる。
勇樹も興奮してる。
優しくなくて、荒々しくて、雄っぽい。そう思うと、ザワワッと背中に何かが走った。勇樹の興奮が移ったのかも。
触れ合うだけのキスに夢中の勇樹の唇をペロリと舐めた。一瞬驚いて唇を離してたけど、自分の舌をペロッと出してみせたら、ガブリとそれに食い付いた。
私から絡ませた。勇樹の息が詰まるような吐息にゾワゾワしたものを感じて、心なしかアソコがモゾモゾしてきた。
キスがこんなにも気持ちいいものだったなんて知らなかった。
「っ」
ねっとりと舌全体を使って絡ませてきた。思わず勇樹の腕を掴んだ。それに気づいた勇樹は、また同じように舌を動かした。
今日の私はこのキスが好きらしい。
このキスされるとゾワゾワが深まっていく気がする。勇樹とキスをする、それだけで胸がいっぱいなのに。
「……ん、っ」
ああ、これはダメなやつだ。我慢しなきゃいけないのに、喉の奥から声が出てしまう。
我慢したくないって、体が、心が、叫んでる。
もっともっと勇樹を貪ろうとしてる。
「……咲希」
私の気持ちとは裏腹に、勇樹は唇を離した。全然足りなくて勇樹を見ると、今まで見たことないくらい、見惚れてしまうほど色っぽかった。
勇樹は首に顔を埋め、首を舐めた。ただえさえ敏感なトコロなのに、キスで乗せられた体には十分刺激的で、大袈裟なくらい体が跳び跳ねてしまう。
「っ」
しかも声まで出ちゃいそうで、急いで自分の手で口を押さえたのに、勇樹はそれを知らんふりして、またベロリと舐める。
舐められれば舐められるほど、高まっていく何かがある。
好きって感情もそうだし、欲情もそう。感情のすべてが勇樹に染まって、大好きな勇樹にそうされてるって思ったら、もうダメだった。
「……ねぇ、……もう」
「まーだ。慣らしてないし」
おねだりは通用せず。でも私の体を思ってのことだって分かるから、それ以上は何も言えない。
「一緒にする?」
「一緒に……」
一緒に……の意味が分かる。誰ともやったことがない。それが嫌いってわけじゃなく、やるキッカケがなかったってだけ。そのことを知らない勇樹は、ベッドに仰向けに寝転んだ。
「ほれ、ここに」
促されるまま勇樹の上に乗った。勇樹の顔にお尻を向けて四つん這い。パジャマのズボンを脱がされて、今の恰好がどんなに恥ずかしいもんか思い知った。
「つ!」
逃げるように前に倒れると、勇樹の股間が近づいた。思わず後退すると私のお尻が勇樹に近づく。
何だこれ、どっちも絶対に嫌だ。こんなの恥ずかしすぎる!
「お姉さまの下着、Tバッグだ。えっろーい」
「言わないで」
「ケツ丸出しぃ」
「だから、そういうことを言わないでよ」
「すっげぇ丸見え」
「ッッ」
これって……見られてるんだよね?
お尻のラインも肌も穴も、全部見られてる。
「見ないで」
片手でお尻を隠した。勇樹はその手を掴んで退かしたまま、羞恥心を煽るような言葉を囁き続ける。
「そういや咲希って、ケツの形もキレイだよな」
「はなして」
「スベスベで触り心地も良さそう」
「もう言わないでったら」
「ケツと太ももの境界もいやらしいし、なにより、柔らかそう」
「ん」
お尻の輪郭をなぞる指。触れるか触れないか、意識すればわかるくらいの微妙な力加減。
くすぐったい。でも、その感覚がお尻の輪郭を作っていく。肌をなぞっていく。
たかがこんなことで息が上がってくる。
体が熱くて汗ばむ。
吐息にも似た声が出そうで我慢した。
お尻を触られたくらいで、こんなの……
「あ」
勇樹の大きな手がお尻を掴んだ。強く揉みしだくその手に息が漏れた。
「気持ちいいんだ?」
「ちがう」
「そう? けっこうヒクついてるけどな」
「っ!」
一気に熱くなるのが分かった。ヒクついてる場所がどこなのか、そんなの自分でも分かる。
恥ずかしさでうつ向けば、大きくなってる勇樹のアレが目に入る。
「ぁッ」
見ただけでこれだ。身体中が熱くなる。ゾクゾクが止まらなくなる。
勇樹とする行為はいつもそればかり。
いつも私ばかり。
「わたしも、する」
アレに口を近づけた。服の上からだけど唇でアレを挟んだら、勇樹の体が少し揺れた。
「はっ」
吐息にも似た勇樹の声が耳に届いた。もっと聞きたくて啄むキスを何度もしていれば、指がアソコをなぞった。穴を指先で押して、また割れ目をなぞる。その指先がとある部分を擦った。
「んぁ」
背筋に何かが走る。吐息にも似た声が一瞬で甘い喘ぎ声に変わる。
ゆっくりと擦る指先のせいで、子宮に何かが溜まっていく。
あそこも、体も、出てくる吐息も、唇に挟んでるアレだって、全部、熱い。
汗が止まらない。
「あ、んぁ」
限界を迎えそうなときに指が離れた。イキかけた体はこの先を求めているってのに。
「……悪い、俺がヤバイので……そろそろ」
熱くなった頭で言葉の意味を考えて、服をずらして、生のアレにキスをした。
なんかもう……ダメだ、今すぐ頭まっ白になりたい。
「ちがっ、……あーもう、知らねぇ」
勇樹の指がまた割れ目をなぞって、クリトリスを擦り始める。私はアレを舐めた。さっきより勇樹の息が荒くなった気がした。
「……口に、入れて」
勇樹の甘い声に何かが走る。言われた通りに口を開けてアレを口に入れた。
「……動いて」
口一杯になるそれを動かすのはキツいけど、言われた通りにした。
止まっていた指が動き出す。寸止めをくらっていた体は、待ってましたと言わんばかりにすぐに限界まで高まっていく。
「……んう、……ゆーき、もうっ」
「もーちょい……がまん……」
「んっ」
自分でもおかしいって思うくらい、高まるものがある。
自分の汗と勇樹の匂いがシーツの中で広がっている。
それを嗅ぐだけでさらに熱を持ってしまう。
勇樹の匂い。好きな人の……。
ほら、やっぱり熱い。全部、熱すぎて、もう、我慢出来ない。
「んぅっ、んっ」
「くっ」
それは一緒に、だった。
力強く脈打つアレから出てくる液を感じながら、頭のてっぺんから爪先まで何かが走るとアソコが震えた。
「ンう」
アレから出される精液を喉の奥へと押し込みながら、一緒にイケた余韻を味わう。
張り付くような喉ごし、独特の匂い、勇樹の味。
まるで愛おしいと言わんばかりに、ゴクリと音を立てながら、それを飲む。
「ゆーきの、おいし……い」
そして、今やってしまったことに、顔面が発火した。
勇樹に太ももをポンポンと叩かれて、シーツから出る。ほんとは出たくない。でもこの格好でいるのも嫌だった。
精液を飲んだ。それならまだしも、味わうように飲んで、トドメはおいしいって……
発火した顔をそのままに、勇樹を見た。
なんともいえない表情を浮かべてた。
そして私の頬に手を伸ばし、親指で唇に触れてきた。
「……飲んでくれたんだ?」
「っ」
さっきと同じ、私の好きな甘い声。
うんと頷いて、
「イクほど美味しかった?」
「総じてサイテーっ!」
「あだああああ!!」
勇樹にビンタした。
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