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第3部 あの恋の続きを始める
3-1【番外篇 下 最賀忠は恋を知らぬべきだった】
しおりを挟む「アンタがいない人生なんて……」
人間、最愛の者が居なくても生きていけるものだ。
物理的には。食べて、寝て、起きて、働くのをメカニズムに組み込まれているからだ。
受動的な毎日に嫌気が差したとしても、腹は空くし、排泄だってしたくなる。眠くなれば、瞼を閉じる。生命活動を強制的に止めることは、酸素を吸うなと同じで不可能である。
あの後、勝手に取ってつけられた婚約者と理事長の前で頭を下げて婚約を正式に破棄した。
まず婚約者の話がでっち上げられたのは、先天性心疾患を持つ患者への術後フォローについてだった。
先天性心疾患とは、生まれつき心臓や血管の構造の一部が正常とは異なる病気を指す。
およそ百人に一人の割合で生じ、発症の原因としては母親が風疹に感染していたり、糖尿病等の病気を患っている場合の他に遺伝子異常等が挙げられる。
ファロー四徴症の既往を持つ理事長の娘のセカンドオピニオンと言う形で相談されたのがきっかけだった。
ファロー四徴症とは右心室肥大や心室中隔欠損、大動脈騎乗、肺動脈狭窄・漏斗部狭窄等の四つの特徴をもつ心疾患を呼ぶ。
また、肺動脈狭窄で血流が少なくなり、血液中の酸素が不足することで唇や指先等が青紫色に変化するチアノーゼを引き起こす。
当初は患者名を伏せられており、小児の頃根治手術を施行後十数年経過した患者の記録を勤務中に見せられたのが発端だ。
理事長は現在のボンクラ院長の父親で、代々都草総合病院は都草家の世襲によって受け継がれている。子供は二人おり、その片割れである長女は先天性の心疾患を持っていることは誰しもが知っていた。
勿論、最賀も代々医師家系の人間には優秀なかかりつけ医含め親も医者なのだから問題無いな、と正直気にも留めていなかった。
その日までは。
循環器内科医として勤務するのは、院長と最賀、そして実施での勉強真っ最中の専攻医の三人である。
理事長の手代森は神経内科医で、専門外の分野だからかある日詳細なデータと手術記録等を持ってこっそりやって来た。
打刻間近であったので、ギリギリになんだよ、とは思いながらも相手は理事長様である。
勿論、快く作り笑顔を貼り付けて医局の片隅にあるゴミ箱が並んだ場所で目を通した。
「──ええと、その。僕の個人的な意見ですが……。ファロー四徴症術後、結構年数経過あるのでトレッドミルやMRIの読影結果もあれば……」
言われるまで最低限の情報しか出さないのは、詳細を話すべきかどうか躊躇っている証拠だ。
患者はきっと、芸能人や有名スポーツ選手等のVIPであろう。
有名人だろうと、最賀にとっては患者以外の括りにはならない。医療は等しく、差別化無く受けられる日本国民の権利である。
最賀は理事長へ見解をさらりと報告して、会釈しとっとと帰路に着いた。こう言う案件は非常にややこしく複雑である。
適任は大学病院の教授に紹介状発行して、こんな中堅規模の病院よりも然るべき最先端医療機器を導入する場所に紹介するのが良い。
だが、事態は予測の斜め上に行った。
「この方が、最賀先生?」
理事長が直々に食事を誘って来たことは、どうも雲行きが怪しいと思ったが。
ほぼ強制力を持つ御誘いに渋々、スーツで会員制フレンチレストランへ重たい足取りで向かった。
ボーイに案内されるがままについて行くと、見慣れた寂しくなった禿げ頭の理事長と、女性。
ショートボブの艶やかな黒髪とめかし込んだ服装や化粧からは、品位がひしひしと伝わってくる。同時に、これは唯の食事会ではなかったのだと悟る。
「最賀君、遅かったじゃないか。もうワインを開けてしまったよ」
「……すみません、PCI (※)が入ったので」
※ 経皮的冠動脈インターベンション。脚の付け根等からカテーテルを挿入し狭窄した冠動脈を治療する方法。
「働き者だなあ、感心、感心。それはそうと、うちの娘の英世だ」
「先生の見解をお聞かせ頂いたことで、本当に助かりました!」
──ん? 助かった……?は?
理事長から紹介を預かったのは、愛娘である手代森英世だった。淡い桃色のツイード調のワンピースの袖口はフレアになっており、女性らしさを演出している。
鎖骨下にはビジューと煌めく宝石が使われたリボンブローチが経済格差を物語る。にこりと御令嬢スマイルに、最賀は緊張のあまり喉に流し込んだ冷水を咽せそうになった。
それからは運ばれてくる前菜から旬の魚で彩ったポワレも味が全く感じられなかった。
味蕾が機能していないとすら、思える程に冷や汗が背中を伝って気持ちが悪い。
はは、と愛想笑いと冗談を交えながら異色なフレンチコースを嗜んだ気がした。ナイフとフォークを落とさなかっただけ、偉いものだ。
最初に運ばれきたのは氷漬けた物の上に、螺旋状に冷えた生牡蠣、そして檸檬。手で貝を触って、檸檬を搾るなんて汚れるし、何故顔合わせに面倒な物を敢えて注文したのだろうか。
──どうして手が汚れる生牡蠣なんか選んだんだよクソジジイ!
生牡蠣が丸々、プリッとした肉感のある新鮮な真珠の様な造形が目の前にある。最初に生牡蠣をチョイスするとは、サッパリさせたいのだろうが。フィンガーボールなんて久し振りに見た。
続いてリゾットと来るので、最後の柚子シャーベットが恋しい。
何故か貝柱が切られておらず、最賀はげんなりしながらナイフで引っ掛け切り落とす。手が汚れるので、と娘に渡そうとした。
「……え?」
「あ……檸檬か。失礼、どうぞ」
「お優しいんですね……最賀さんとお呼びしても?」
「はあ……お好きにどうぞ」
これは世に言う見合いの打診なのだろう。
現実的に見れば、悪くない話だ。理事長の娘と結婚すれば、婿入りとして副院長の座も近付く。
野心家であれば、尚更引き受けるべきであり、運が味方してくれたと飛び上がって喜ぶべきなのだ。
けれども、結婚だの見合いだの、興味のない最賀はあやふやな返事をしてしまった。そもそも恋愛感情が湧かないのが不思議だった。
緊張して頬を赤らめている娘は見目麗しく、控え目で、そして地域医療を担う都草総合病院の理事長の娘である。きっと、家庭的で良い妻になるだろう。
──同期が聞いたら、この波に乗れって言うんだろうなあ……。
何処か他人事の様に聞こえてしまったのは、恐らく最賀は家庭を築くイメージが湧かなかったからだ。
だが、女と出会ってからは、院内の噂は気にするなと言い訳をした。好きも愛しているも女にしか言いたくないし、勝手に婚約者気取りの令嬢は好き勝手愛想振り撒いている。
胃が痛いのは明白で、流石に無碍にし続けるのは限界で理事長へ何度か申し出た。
けれども、娘可愛さに望みが無くても少しの間は夢を見させてやってくれ、だと。悪夢だ。
数ヶ月間の我慢だから、と肩に手を置かれた老年の掌に力が入るのは言葉の無い命令である。
──いや、夢見たいのはこっちなんだが?
甘いヴァニラの香りが白衣に移って気持ちが悪い。真っ白なボディークリームで保湿された細い腕が絡みついたり、人の手で念入りにケアされた艶髪を撫でて欲しいと猫撫で声で甘えられる。
全部が、気味の悪い出来事だ。理事長の大事な娘に冷たく言い放てないのを良いことに、立場を利用して周囲を牽制する強かさも嫌悪した。
そんな数ヶ月だったはずが、一年を越えたあの日。
女と全てを投げ出して現実から逃げた。
柵も無く、開放感と共に女の手を握れた一瞬一瞬が幸せだった。
三日だけでも、灰色の世界から背中を向けられたのは、今日も後悔していない。
女と別れてから、人目も気にせず蹲って静かに涙を落とした。大人の男である自分が手を引くべきだったのに、辛い思いをさせた罪は重かった。
婚約破棄を蒼白い顔で最賀から申し出たのは、帰路についた翌日だった。
老舗のカフェテリアに呼び出されて、三度目の打診したがった理事長と娘の前で。頭を深々と下げて、地位も名誉も要らないと告げた。
理事長は心底驚いた顔をしたが、恋愛結婚は互いに思い合わないと駄目だもんなあと呆気なく引いてくれたが。
顔をぐしゃぐしゃに涙と鼻水で濡れた娘から、熱々の緑茶とガムシロたっぷりなアイスラテを頭からかけられても、動じなかった。
ダークブラウンのアイラインは涙ですっかり滲んでいる。眉目秀麗な令嬢でも、顔を歪めて怒声を浴びせる姿を持っているのだと知った。
心は凍てつく氷の様に、既に冷え切っていたし、せめて女との約束だけを胸に生きて行きたかったからだ。
その場は何とか外堀を囲った強制力のある婚約は無事破棄となったものの、最賀は世間体を気にした理事長の置き土産があるなとは憶測した。
年頃の愛娘の我儘だったとしても、一応ペナルティは課せられるだろう、と。
その憶測は核心をついたのか。
代わりに待っていたのは、院内での悪評と噂であった。
予約の患者は大いに減ったし、都草総合病院には居られず、系列病院のある山間の中に最近法人化した小さな田舎町の病院へ異動になった。慣れない土地、地元意識の強い患者の中で揉まれていくこととなる。
ブラック企業ばりの労働環境の劣悪さは凄まじく、中堅クラスの医者はどんどん退職届を提出するわ、研修医のドロップアウトは歯止めが効かず。残った人間で多くの患者を診るなんて不可能に近かった。
最賀は風当たりが強く、同僚や看護師達からの嫌がらせを一番に受けた。理事長の愛娘を誑かした挙句、婚約破棄をしたと。
身も蓋もない噂は悪循環を及ぼすには十分だった。
同性からの同情心に加えて、同僚の医師達からも理事長を怒らせたと腫物、邪魔者扱いをされる始末だ。
処置につかない、無意味な報告、緊急搬送で上がって来た患者の担当を殆ど押し付ける等陰湿だった。自身が招いたことではあったが、最早朦朧としている頭ではどうだって良かった。
馬車馬の如く働き、有給は合ってないような物で。数年が経過すると、心も体もボロボロだった。
白髪は増えたし、食欲も無い。毎日胃痛と冷や汗で、研修医の頃に流動食を摂取していた時と同じ様な食生活。
──卵とじうどん、またいつか食べられたら……なんて、夢のまた夢、か。
胃が痛い。胃痙攣を起こしているのか、猛烈な腹痛と冷や汗が止まらない。水を飲んでも嘔吐してしまうので、今では流動食ばかりだ。食事ままならない業務量に、体力も追い付かない。
研修医時代を思い出した。食事が喉を通らなくて、何だかタイムスリップでもしたのだろうかなんて自虐的にしていないと立っているのもやっとである。
──いっそ、目の前で倒れてやろうか。どんなに嫌な奴でも、救護するのが仕事なんだから!
「おい、落としたぞ」
大学病院の理事長の長男坊である早坂善次へ、長ったらしくも強制参加である学会で声を掛けられた。
相変わらず捻くれた感じで眉間に皺を寄せている。今一番に会いたく無い人物だ。
早坂善次はなんでも持っている。金も地位も、家柄故に欲しい物は全て手に入る境遇の持ち主である。
外車を乗り回していたのが、急にパタッとやめたらしい。高燃費の四駆車に買い替えて、と嫌味を溢す同期から耳にしたがどんな心境の変化だろうか。
鍵の付いたブランド物のレザー調のキーケースを指で振り回している姿は、反感を買うのは言うまでもない。
早坂の手には最賀が唯一残された物が握られていた。もう数年前に貰った物なので、やや状態は悪い。真っ白なリボンは、今では擦れて光沢さは欠けている。
「──悪い、それ俺の私物だ」
渡す素振りはフェイントだった。ひょい、と最賀の手をすり抜けて子供じみた悪戯をされる。
にやにや悪い笑みを浮かべて、何が楽しいのか。最賀は胃が痛いのに、くだらないことに時間を費やしたくなくて、穏便に済ませようと謝罪したが。
「女物のリボン? 女々しいなお前、別れた女の物か?」
──女々しい?俺が一番そう思ってる!
苛々と胃の軋み具合が連動している。沸点がぐっと勢い良く上昇して、最賀は思わず口車に乗ってしまう。
「……それこそ、お前は財閥令嬢様との結婚生活は順風満帆だろう。さぞかし羨ましい限りだよ」
「はあ? お前、知っててそれ、言うのかよ?」
「落ちこぼれた俺には、風の噂しか聞かないもので」
早坂は政略結婚をしたのは有名だった。資金繰りでも何でも潤沢な財政を誇る財閥の御令嬢を妻として迎えた。
病院の跡取りとして、スポンサーを増やし後継を作るのは責務で、相手も早坂国立大学病院の太いパイプラインを欲するのは明白だ。互いの思惑に板挟みになるのは、生まれながら苦労もあっただろう。
そんな早坂だったが、離婚をしたと言う噂は風に乗ってきた。国立大を退職し、野良にでもなったのか。
けれども、胸元の参加証には国際メディカルセンターと綴られている。別の病院に移籍したらしい。症例数を積み上げ、順風満帆に好き勝手手術を行い権力を振り翳していた男は今ではまるで別人にも見えた。
「ふん、そんな辺境で燻ってて、さぞ美味い汁でも吸ってりゃあ良いさ」
美味い汁があればとっくに啜っている。
しかし、生憎職場には冷え切ったインスタントの味噌汁しか置いていない。飲む暇を与えてすらくれず、気が付けばすっかり冷めた冷汁になっているからだ。
何をどう、聞いているか最賀は知らないが、多くの悪意のある言葉はお腹いっぱいだった。
「──キャリア落ちした俺を嘲笑って、時間のむ……だ」
胃がギリギリと締め付けられる。脂汗が額に滲んで、会話をするのも億劫になるくらいだ。壁に手をついて、深呼吸を促す。激痛のあまり立っていられなくなりそうだ。
「……おい、お前。医者として言う、胃カメラ最後にいつ受けた」
「いや、三年前……か」
げほ、と咳き込む。激しくて、喉から迫り上がってくる。掌には真っ赤な吐血。胃潰瘍のキーワードが頭を掠める。見て見ぬふりをして、自分の不調を誤魔化し続けた皺寄せが来たのだと最賀は思った。
生い立ちが、家族愛に包まれて、経済的支援もあってなんら疑いもせず医学の道へ進めていたら良かったのだろうか。
夢を追う人間を馬鹿にする人々ばかり見ていたせいか、最賀はいつだって視線を下にして生きてきた。
魅力を振り撒いて札束を得て、夢の礎にすることだって可能でも、自身の力で手に入れることの大切さを時折強く感じる。
──俺は、本当は……俺だけの力で、あいつを。
上腹部を抑えて、痛みを受け流そうとする。冷や汗は背中までびっしょりと濡らしていたし、倒れるならせめて職場で床に転がりたかった。蔑む瞳で見詰めるスタッフに一世一代の大迷惑を掛けて、療養を勝ち取れば良い。
ただ、タイミング悪く第一目撃者は気の合わない早坂なのは運が悪かった。
「胃潰瘍疑い、だな。受診しろ、直ぐに。俺に言われたくなけりゃあな」
「……うる、さ……ぐ、げぇっ、は、はぁ」
「俺のこと誰だと思ってんだよ、消化器外科医様だぞ。知り合いは診るの慎重になんだよ」
労わる言葉すら無いのは、返って最賀的にも楽だった。変に気を遣われると、どんな見返りを求められても困るからだ。俺が非番で善意で診た、なんて吹聴されてもそれはそれで面倒だった。
「はは……もう誤魔化せない、なあ」
ストレスを抱えようと、無視をされようとも。地域医療に貢献する使命感だけで、現場に立っていた。無理が祟ったのは、必然なのである。
「──紹介状書いてやる。吐血を目撃したよしみだ、それ持って此処行け」
結論から言えば、やっぱり胃潰瘍だった。
今回は有無を言わさず経口内視鏡を選択することとなった。管が太く病変を鮮明に観察しやすく、ポリープ切除や細胞採取に適しているからだ。
ただ、嘔吐反射が強い患者には経鼻内視鏡の選択肢もある。管が細く、喉や鼻に局所麻酔を用いる量も少ない為、検査後に仕事へ戻れると言うメリットもあるのだ。
そのせいか、午前休みを取得して受けに来る患者も、待合室に見られた。
早坂の歪な字で書かれた紹介状と、口利きによってスムーズに受診をすることが出来た。
だが、勿論担当医師には唾が飛ぶ勢いで怒られたのは唯一の不幸だろう。
最賀の胃カメラの画像は潰瘍が認められ、胃癌との鑑別を行った後に治療方針を固めることとなった。
胸焼けや吐き気は普段から自覚症状があり、自分の体を大事にしてやれなかったのは医者の不養生なのか。
初期症状の自覚があったものの、無茶なシフトをこなして働く社畜化した医者へ告知するほど暇じゃあないと告げられた。流石、早坂の知人である。辛辣な物言いに最賀は苦笑するしかなかった。
治療方法としては手術をせず、胃の負担にならぬよう刺激物やアルコールを控えて、ストレスを緩和するよう指導が入った。胃潰瘍が治り次第、ピロリ菌の除菌治療を行うスケジュールとなった。
また、仕事を減らすよう言い渡された。当直は控え、数週間の薬物治療。
そして経過を観察する為に胃カメラ。検査、薬、検査のハードスケジュールの甲斐あってか、束の間の休息にもなっただろう。
丁度、胃潰瘍の前兆があってから、最賀は何度も繰り返しある夢を見るようになった。
悪夢ばかりだ。それも、質が悪い夢。
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