お金を稼ぎたい私が読んだ、人生の「攻略本」

文章で金持ちになる教科書

今回紹介するのは、「しかまる（福田卓馬）」さんの、「文章で金持ちになる教科書」だ。

著書のタイトル通り、「文章でお金を稼ぐ方法」が書かれており、そのツール・手段として「ブログ運営」を挙げている。

著者である「しかまる」さんは、在職中に

「会社辞めて、今よりも素晴らしい人生に変えたいなー」

と思い、その副業としてブログを選択し、そのブログ単体で、月間最高収益300万円を達成したんだ。

著書では、「収益300万円」を達成することが出来た秘訣が「これでもか！」と詰められている。

では、著書の私のオススメポイントを2つ紹介しよう。


①かなり実用的


著書では、ブログで収益を獲得するために、

「どのような年代・性別を対象にするのか」
「ブルーオーシャン層（競合が少ない・人と余り被らないジャンル）の見つけ方」
「差別化・テーマを狭くするために」

などが、記述されているが、

その下準備・ブログ作成にいおいて、

「Excel」の使用を勧められているんだ。

そのメリットを説明しよう。

ブログには「今見ている」ページから、「近しいジャンル」のページへと見るボタンがある。

「お腹に効くダイエット器具」のページの最後に、「お腹に効くダイエット食材」のページにつながるアイコン。

このように、人の「求めているニーズ」に合わせた、ついクリックしたくなる「謡い文句のタイトル」が表示されているはずだ。

この「謳い文句のタイトル」をクリックさせることで、ブログ運営者は更にアクセス数を稼ぎ、紹介した商品まで買って貰えれば、さらに利益を挙げることが出来る。

ここで、肝となるのだが、「どの記事を、どの記事に繋げる」かだ。

適当な記事を同士をリンクさせては、もちろんいけない。

「ダイエット器具紹介」のページの最後に、「健康的な筋肉の付け方」のリンクページのあるブログがあったとして、君はそのブログの「リピーター」になるだろうか。

微妙なセンスの噛み合わなさに、離れていくんじゃないだろうか。

それでは、長期的な利益獲得を継続が難しくなる。

それを防ぐため、著書では「Excel」を用いてのブロク作成が進められており、

「書けるネタ・書きたいネタ」
「記事から記事のリンク先」

といった風に、順を追って「Excel」での使い方が記載されている。

ブログ運営に興味のある人は、この「下準備」を行い、ブログ運営のイメージ像を探すのも良いと思うぞ。


②長期的な計画は絶対


著書はブログ運営する上で長期的な計画を立てることを推している。

最速でも一年。

毎日ブログのネタと向き合っても、それぐらいは覚悟しろと、著者は言ってるんだ。

この「言葉の鋭さ」「言い切った」感に、私は凄く感動した。

ブログで副業をしたいと考えているなら、常識だろう。

確かに、その通りだ。

だが、人間はズルい生き物なんだ。

失敗しても、どにかして誤魔化そうとしたこと、ないだろうか？

失敗しても「いい経験だった！」と言って、「失敗した」事実から何も学ばなかったことは、ないだろうか？

残念ながら、それが人間だ。

私にも心当たりがあるし、ない人間のほうが「おかしい」と正直思う。

だが、そのときの自分を素直に「嫌い」になることが大事なんだ。

嫌いになることは、今からでも遅くない。

著書の「ブログは最速でも１年は覚悟」という文章に、

「楽してお金を稼ごう」としている自分が肥大化していることに、はっきりと気がつくことが出来たんだ。

「Excel」というツール利用を前提とした実用本だからこそ、著者の言葉は、ストレートに私に響いたんだと思う。

まあ、さすがに「響いた」部分に関しては人それぞだ。私自身、人よりもズルく生きたいと思う性根だと、自覚している部分があることも大きいと思うし……。

だが、「当たり前」を忘れていないかの確認は絶対だ。

常識で人とズレてしまうと、ブログのセンスまでもズレてしまう可能性があるんだ。

それも「魅力」としてするのか、人を「魅了させるセンス」を持つのかは、君次第だ。


最後に、①と②をまとめると、ブログを運営するためには、

「何を、どの層に、どんな内容で狙う」といった入年な下準備、と「長期的な計画」を前提とした根気が必要。

著書には、他にもブログを作成・運営する上で気を付けなければならない「ポカ」や、利益獲得するための正しい手順などが記述されている。

今回は紹介することが出来なかったが、興味のある人は、ぜひ購入して読んでくれ。

以上で、「しかまる（福田卓馬）」さんの「文章で金持ちになる教科書」の紹介を終わります。

ありがとうございました。