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更なるプロデュース
another2 黒部半兵衛
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北海道、播磨医療病院内を闊歩する老人――黒部半兵衛に一通の電話が鳴る。
相手は――現総理大臣、葉桜洋平であった。
『もしもし、先生』
「先生はいかんよ。君は、今や我が国の総理なのだから。現場を引いた僕に畏まる必要はない」
黒部半兵衛は一人称をわしから僕へと変え、気持ちの背筋を少し張る。
『そうはいきません。私にとって、あなたは永遠の師匠なんですから』
「師匠か。君は僕のことをそう呼んでくれていたね。久しぶりに聞くと、少し胸の中からホヤホヤとして良い気分になるね」
『何度でも呼びますよ、師匠』
少しの談笑を終え、話は本題へと移った。
『――ところで、先生』
「師匠呼びは辞めたのかい?」
『茶化さないでください。本当のところ、この年で師匠呼びするのは恥ずかしいです』
「ハハハ、それは済まないことをした。
……それで、どうかしたのかい?」
『はい。先生、太井剣という映画監督のことを知っていますか?』
黒部半兵衛は足を止める。
「知っているとも。有名な映画監督で、最近亡くなった」
『はい。そして、その経済損失は日本にとって大きいみたいなんです』
「この先10年は停滞するだろうね。だが、それが世の流れだろう。服のブームみたいに、株の変動みたいに、情勢なんて些細なきっかけで変わるし、それを最大限少ない形で抑えるのが政府の仕事だ」
黒田半兵衛の覇気が伴った自論に、電話先の葉桜洋平は笑うしかなかった。
『さすが、先生。いつになっても貴方に勉強させて頂いてます』
「――いいや、今のは私のミスだ。現場を引いたといのに説教癖が抜けきっていない。失礼なことを言ってしまった。謝るよ」
『そんな! こちらのほうこそ不甲斐ないばかりで――』
「いいや。そんなことはない――といっても、君が素直に頷く訳がなかったね」
黒部半兵衛は昔の情景を思い浮かべながら葉桜洋平に言う。
「済まない、話の腰を折ってしまっていたね。
……聞く限りどうやら、太井剣という映画監督の死が引き金になったみたいだね」
『はい。政府主導で二代目太井剣を選考する、という妙な提案を受けまして……』
政府主導という言葉に黒部半兵衛は最初は困惑していたが――すぐに答えを見つけることが出来た。
(これは、葉桜君には少し無理解なことだっただろうね)
「提案したのは70代ぐらいの人だっただろう」
『え? はい、それぐらいの方でしたね』
「ああ、やはりその世代か」
『……どういう意味ですか?』
「君は確か子どもの頃、海外に住んでいたね。だったら、少し難しいだろうね。
……彼らの世代はまさしく『太井世代』だったんだよ」
聞き慣れない言葉に葉桜洋平は深く質問した。
「言葉の通りの意味だ。あの世代にとって太井剣の映画が一番熱狂されていたときなんだ。それこそ、神格化されるほどにね。おや、大袈裟だと思ったんだろう?」
『いや――神格化と言われましても』
「それほど、あの世代にとって娯楽は貴重なものだったんだよ。まあ、私は家のことで忙しい時期だったから、その映画を見なかったんだけどね」
対岸の火事だと言われてもおかしくないほど、人気だったことを黒部半兵衛は想起する。
「確か、あのときどこかの有名な芸術家が彼をこう呼んでいたな。
――映画界のダヴィンチって」
電話先で葉桜洋平が息を飲む。
『……少し、誇張しすぎでは』
「だよね。僕もそう思うよ」
『もう、いつからそんな冗談が上手くなったんですか?』
「ハハハ、孫にでも鍛えられていたかな?」
和やかに笑い合い――黒部半兵衛が一つ提案をした。
「その二代目太井剣の選考なんだけど、僕も裏で動いてもいいかな?」
『ええ、先生がですか!?』
「そんな驚かなくてもいいじゃないか?」
『すいません、先生はそういうのには疎い方かと思っておりまして』
確かにそうだ、と黒部半兵衛は同調する。
「僕もそう思っていたんだけど、何せ暇だから。少しづつ見てるんだ」
『そうだったんですか! 今度、面白い映画を教えてください!』
「ああ、いいよ。その代わりと言ってはなんだけど、君にも少し動いて貰いたいんだ」
『……内容によりますね、先生の提案は本当に無理と可能の境目ギリギリですから』
「それは申し訳ないね」
『もう慣れっこですよ』
溌剌とした声で葉桜洋平は返した。
「とはいえ、今回は本当に少しだけ動いて貰う程度だから」
『それは残念です』
葉桜洋平の少し落ち込んだ声に黒部半兵衛は微笑する。
『それで、先生はどうして選考に興味が? 好きな映画監督でもいるのですか?』
「――まあ、当たらずも遠からずというところかな? ハハハ、僕も『太井世代』のことを言えないね」
言葉を濁らせながら黒部半兵衛は答えを返す。
『気になるところですが、それは次のお楽しみにしておいた方が良さそうですね。
それで、先生? 動いて欲しいとは仰られましたが、具体的には何をすれば宜しいでしょうか?』
「今は時間を稼いでくれれば十分だよ。話が話だけに、こちらも入念に準備をしておきたいから」
『判りました。それで――』
その後、幾つか話し合いって――10分後、黒部半兵衛は電話を切った。
「話は終わったようですね」
黒部半兵衛を探しに来た播磨所長が言う。
「待たして、すまなかったね」
「いいえ。スポンサーあっての我々ですから」
熊のような背と肩幅、皮肉交じりの言葉と不愛想な表情を、黒部半兵衛はどこか楽し気に見ている。
「ところで、話は本当なんですよね? 彼らの社会復帰の改善の目途が出たのいうのは?」
「まだ、可能性の話――だったが、今しがた協力者が一人増えた。思っているよりも、時間はかからないかもしれない」
「感謝します」
二人は道を歩いて、先へと進む。
「それにしても……暴力の心の病と考えるのは、医学界としても珍しいほうだろう」
「はい。とても、珍しいほうかと」
「君はどう考えている?」
「単純に一括りには出来ないですね」
二人は所長室に着き、そこで播磨所長はとある資料を黒部半兵衛に渡した。
熟読に5分。
「……どうですかね?」
「……そうだな、取り合えず。この4人がいいだろう」
「……!? この四人は中でも、とりわけ問題児ですよ!」
「大丈夫、問題はないよ」
驚愕する播磨所長とは対照的に、黒部半兵衛は涼し気に答える。
「彼らは敵を倒すことに生き甲斐さえ感じている。僕たちの計画におあつらえ向きだ。それに、ああいう生意気な若者にこそ、世界の広さを伝えるべきだ。……一、大人の義務としてね。
……ああ、あともう少し選びたいから、次の資料を渡して欲しい」
「それは、もちろんです。……どうぞ」
「うん、ありがとう」
その後、何人かスカウトしていく黒部半兵衛を、播磨所長はキツネに化かされたような気分で眺めていた。
◇ ◇ ◇
二週間が経った。
播磨所長の長年の願いでもあった『暴力という心の病』を持つ患者の社会復帰――その成功体が生まれた。
無論一成功例に過ぎず、まだ根拠も乏しいものであったが、その強い可能性に惹かれた播磨所長は、黒部半兵衛の紹介の元、現場医療監督として『僕たち』の一員に加わった。
そのチームの名前は――まだ存在しない。
相手は――現総理大臣、葉桜洋平であった。
『もしもし、先生』
「先生はいかんよ。君は、今や我が国の総理なのだから。現場を引いた僕に畏まる必要はない」
黒部半兵衛は一人称をわしから僕へと変え、気持ちの背筋を少し張る。
『そうはいきません。私にとって、あなたは永遠の師匠なんですから』
「師匠か。君は僕のことをそう呼んでくれていたね。久しぶりに聞くと、少し胸の中からホヤホヤとして良い気分になるね」
『何度でも呼びますよ、師匠』
少しの談笑を終え、話は本題へと移った。
『――ところで、先生』
「師匠呼びは辞めたのかい?」
『茶化さないでください。本当のところ、この年で師匠呼びするのは恥ずかしいです』
「ハハハ、それは済まないことをした。
……それで、どうかしたのかい?」
『はい。先生、太井剣という映画監督のことを知っていますか?』
黒部半兵衛は足を止める。
「知っているとも。有名な映画監督で、最近亡くなった」
『はい。そして、その経済損失は日本にとって大きいみたいなんです』
「この先10年は停滞するだろうね。だが、それが世の流れだろう。服のブームみたいに、株の変動みたいに、情勢なんて些細なきっかけで変わるし、それを最大限少ない形で抑えるのが政府の仕事だ」
黒田半兵衛の覇気が伴った自論に、電話先の葉桜洋平は笑うしかなかった。
『さすが、先生。いつになっても貴方に勉強させて頂いてます』
「――いいや、今のは私のミスだ。現場を引いたといのに説教癖が抜けきっていない。失礼なことを言ってしまった。謝るよ」
『そんな! こちらのほうこそ不甲斐ないばかりで――』
「いいや。そんなことはない――といっても、君が素直に頷く訳がなかったね」
黒部半兵衛は昔の情景を思い浮かべながら葉桜洋平に言う。
「済まない、話の腰を折ってしまっていたね。
……聞く限りどうやら、太井剣という映画監督の死が引き金になったみたいだね」
『はい。政府主導で二代目太井剣を選考する、という妙な提案を受けまして……』
政府主導という言葉に黒部半兵衛は最初は困惑していたが――すぐに答えを見つけることが出来た。
(これは、葉桜君には少し無理解なことだっただろうね)
「提案したのは70代ぐらいの人だっただろう」
『え? はい、それぐらいの方でしたね』
「ああ、やはりその世代か」
『……どういう意味ですか?』
「君は確か子どもの頃、海外に住んでいたね。だったら、少し難しいだろうね。
……彼らの世代はまさしく『太井世代』だったんだよ」
聞き慣れない言葉に葉桜洋平は深く質問した。
「言葉の通りの意味だ。あの世代にとって太井剣の映画が一番熱狂されていたときなんだ。それこそ、神格化されるほどにね。おや、大袈裟だと思ったんだろう?」
『いや――神格化と言われましても』
「それほど、あの世代にとって娯楽は貴重なものだったんだよ。まあ、私は家のことで忙しい時期だったから、その映画を見なかったんだけどね」
対岸の火事だと言われてもおかしくないほど、人気だったことを黒部半兵衛は想起する。
「確か、あのときどこかの有名な芸術家が彼をこう呼んでいたな。
――映画界のダヴィンチって」
電話先で葉桜洋平が息を飲む。
『……少し、誇張しすぎでは』
「だよね。僕もそう思うよ」
『もう、いつからそんな冗談が上手くなったんですか?』
「ハハハ、孫にでも鍛えられていたかな?」
和やかに笑い合い――黒部半兵衛が一つ提案をした。
「その二代目太井剣の選考なんだけど、僕も裏で動いてもいいかな?」
『ええ、先生がですか!?』
「そんな驚かなくてもいいじゃないか?」
『すいません、先生はそういうのには疎い方かと思っておりまして』
確かにそうだ、と黒部半兵衛は同調する。
「僕もそう思っていたんだけど、何せ暇だから。少しづつ見てるんだ」
『そうだったんですか! 今度、面白い映画を教えてください!』
「ああ、いいよ。その代わりと言ってはなんだけど、君にも少し動いて貰いたいんだ」
『……内容によりますね、先生の提案は本当に無理と可能の境目ギリギリですから』
「それは申し訳ないね」
『もう慣れっこですよ』
溌剌とした声で葉桜洋平は返した。
「とはいえ、今回は本当に少しだけ動いて貰う程度だから」
『それは残念です』
葉桜洋平の少し落ち込んだ声に黒部半兵衛は微笑する。
『それで、先生はどうして選考に興味が? 好きな映画監督でもいるのですか?』
「――まあ、当たらずも遠からずというところかな? ハハハ、僕も『太井世代』のことを言えないね」
言葉を濁らせながら黒部半兵衛は答えを返す。
『気になるところですが、それは次のお楽しみにしておいた方が良さそうですね。
それで、先生? 動いて欲しいとは仰られましたが、具体的には何をすれば宜しいでしょうか?』
「今は時間を稼いでくれれば十分だよ。話が話だけに、こちらも入念に準備をしておきたいから」
『判りました。それで――』
その後、幾つか話し合いって――10分後、黒部半兵衛は電話を切った。
「話は終わったようですね」
黒部半兵衛を探しに来た播磨所長が言う。
「待たして、すまなかったね」
「いいえ。スポンサーあっての我々ですから」
熊のような背と肩幅、皮肉交じりの言葉と不愛想な表情を、黒部半兵衛はどこか楽し気に見ている。
「ところで、話は本当なんですよね? 彼らの社会復帰の改善の目途が出たのいうのは?」
「まだ、可能性の話――だったが、今しがた協力者が一人増えた。思っているよりも、時間はかからないかもしれない」
「感謝します」
二人は道を歩いて、先へと進む。
「それにしても……暴力の心の病と考えるのは、医学界としても珍しいほうだろう」
「はい。とても、珍しいほうかと」
「君はどう考えている?」
「単純に一括りには出来ないですね」
二人は所長室に着き、そこで播磨所長はとある資料を黒部半兵衛に渡した。
熟読に5分。
「……どうですかね?」
「……そうだな、取り合えず。この4人がいいだろう」
「……!? この四人は中でも、とりわけ問題児ですよ!」
「大丈夫、問題はないよ」
驚愕する播磨所長とは対照的に、黒部半兵衛は涼し気に答える。
「彼らは敵を倒すことに生き甲斐さえ感じている。僕たちの計画におあつらえ向きだ。それに、ああいう生意気な若者にこそ、世界の広さを伝えるべきだ。……一、大人の義務としてね。
……ああ、あともう少し選びたいから、次の資料を渡して欲しい」
「それは、もちろんです。……どうぞ」
「うん、ありがとう」
その後、何人かスカウトしていく黒部半兵衛を、播磨所長はキツネに化かされたような気分で眺めていた。
◇ ◇ ◇
二週間が経った。
播磨所長の長年の願いでもあった『暴力という心の病』を持つ患者の社会復帰――その成功体が生まれた。
無論一成功例に過ぎず、まだ根拠も乏しいものであったが、その強い可能性に惹かれた播磨所長は、黒部半兵衛の紹介の元、現場医療監督として『僕たち』の一員に加わった。
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