14 / 55
第14話『ニャコト写本』
しおりを挟む
「偉大なる大司教アッシュさまの偉大なる功績を祝して!」
「「「かんぱーい!!!」」」
ウルタール村の長が音頭を取り、宴は始まった。
まず、あの事件の後の話をかいつまんで説明したい。
あの外道極悪老人は、ギルドに突き出された後も完全に白を切り通そうとしたそうだが、尋問官がなんらかの方法で余罪を吐かせた。そして、二人は打ち首となった。
さすがはプロの仕事といったところだろ。尋問官が、吐かせた自白で判明したことなのだが、実はウルタール村での一件は、氷山の一角にすぎなかった。
老夫婦が別の場所に設けた小屋に、邪悪な錬金術の素材や生贄として使われる予定だった人間たちが閉じ込められていた。栄養失調でかなり危ない状況ではあったが、捕らえられた人々の命は全員救うことができた。
その後、ウルタール村の村長と協力しながらギルドとの間の折衝や諸々の煩雑な事後処理に対応するのに数日時間がかかったが、やっと平穏がかえってきた。
そして平和な日々を勝ち取った事を祝う祝勝会だ。
「蜂蜜酒。慣れるとこれはなかなかいけますね」
「ありがとうございます。大司教さま、私に注がせてください」
村長がお酒を注いでくれている。蜂蜜酒はこの村の特産品だそうだ。蜂蜜に水を入れて発酵して作った酒だそうだ。色はウィスキーに近い。ほのかに蜂蜜の香りはするが、甘さはないので食事ともあうのも良い。
「アッシュ、どれも新鮮でおいしいねっ。素朴で、ほっとするなっ」
「そうだな。黄金の英雄亭も悪くはないが、冒険者向けに味付けされているから少し塩気が強いな。こういう素材の味を感じられる、家庭的料理もたまには悪くない」
「なんか、ポークルの里のママの手料理思いだしちゃった」
「おふくろの味か。嫌いじゃない」
まあ、おふくろの味は8割くらいは近所のスーパーの惣菜の味だがな。小エビの入ったかき揚げとか、めんつゆかけて食べると最高だ。
テレビとかにでてくる家庭料理はあまりに豪華すぎる。おかずが何種類も出てくるなんて異世界より、よっぽどファンタジーだ。作る人の負担があまりに大きすぎる。
「アッシュも家庭的な味って、好きかなっ?」
「まあな。俺は二度と食べることは叶わない。なおさらそう感じる」
「そっか……アッシュも、いろいろあったんだね。ごめんねっ」
「いい。気にするな。大した話じゃない」
ちょっと影を感じさせるムードで語ったが、事実はしょーもない話だ。ブラック企業で無理して働いてたら脳の血管が破裂して死んだというだけだからな。
そんな俺にもう一度生きる機会を与えてくれた知らない誰かには感謝している。こっちの世界では長生きしたいと思っている。
そうそう、いまになって思うのは掛け捨ての生命保険に入っておいて良かったということだ。零細企業の社長にほぼ強制で入らされたゾニー生命の掛け捨て保険。
毎月5千円の掛け捨てで死亡時に1億5千万円保証。振り込み先はオフクロだ。生前、ろくに親孝行もできなかったが、せめて葬式代の足しくらいにはなったかな。
「ポークルの里かぁ、一度は行ってみたいものだ。俺は迷宮都市しか知らないから」
「里には宿はないけど、アッシュなら私の家に泊まるの大歓迎だよ」
「そうか」
「そのっ。アッシュを私の、パパとママにも紹介したいからー、……なんてっ。ウソウソ! じょーだんっ。本気にしないでねっ。てへへっ」
「ふむ?」
「私のママの手料理はおいしいから、ご飯だけでも食べていって欲しいなーって」
「そうか。それは楽しみだ」
ポークル族の里か。迷宮探索をひと段落したら、遊びに行ってみるのも楽しそうだ。まあ、まずは金だ。
「あなたがアッシュ様でしょうか?」
入れ代わり立ち代わりで村の住人が来て、お酒を注いでいく。それにしてもここまでのおおごとになるとは思っていなかった。
黒猫を抱えた褐色の少年が俺のもとに来た。
「アッシュ様、命より大切にしていたこの子を救ってくれてありがとうございました」
「ああ、その黒猫のことだね。猫ちゃんも元気になったようで何よりだ」
「はい! すべて、アッシュ様のおかげです」
「そうか」
「はい。ささやかですが僕の感謝の気持ちに、この魔導書を」
名称:ナコト写本
解説:LVアップ時の能力値の変動幅が-10~+10になる。司教専用装備
「僕は300年生きてきましたが、アッシュ様のように素晴らしい人族は初めてお会いしました。人族はガメつく、愚かで、下等な存在と思っていましたが……アッシュ様を見て、僕も考えを改めなければいけないと思いました」
……。まぁ……彼が最後の方に言っていたのは聞かなかった事にしよう。きっと人族と過去に戦争とか面倒なアレコレが有ったのだろう。それにしても300歳か。
「300歳ですか。ずいぶんと長命な種族なのですね」
「ははっ、そうですね。僕の種族は数が少なく、名すらないマイナーな種族です。そうそう、その魔導書はデメリットもあります。不要でしたら売り払ってください。300年前には、魔導書の所有権をめぐって戦争があったほどですので、そこそこの金額にはなるはずですよ。では、お邪魔しました」
少年は深々と最敬礼をして、去っていった。300年かー。長生きだな。エルフも100歳くらいってきいたけど。さすが異世界。
それにしても、この魔導書はかなり使えるな。ボーナスポイントをリセマラできる俺にとってはメリットしかないじゃないか。
司教はLVアップに必要な経験値が盗賊の約1.8倍だ。このままではステラと差が開いてしまうところだったが、なんとかなりそうだ。これは、良いアイテムを手に入れた。
◇ ◇ ◇
ここはウルタール村の宿泊施設。
「すごいお祝いだったね」
「そうだな。お腹がパンパンだ」
バタバタが続いていてボーナスポイントを割り振る時間がなかった。先日の一件でレベルが上っている。寝る前に、ボーナスポイントを確定しようという話になった。
【ボーナスポイント(24)】
名前:ステラ
種族:ポークル
職業:盗賊
LV:11↑ (+4)
筋力:5
体力:25↑ (+4)
知恵:7
信仰:7
速さ:53↑ (+10)
幸運:53↑ (+10)
特殊:なし
装備:ボーパルナイフ
装備:ねこの指輪
【ボーナスポイント(30)】
名前:アッシュ
種族:人間
職業:司教
LV:8↑ (+3)
筋力:30↑ (+6)
体力:57↑ (+12)
知恵:12
信仰:57↑ (+12)
速さ:8
幸運:9
特殊:鑑定
装備:メイス
装備:ナコト写本〈呪〉
信仰の加護はパーティー全体に影響をおよぼす。敵の即死魔法の判定にも影響するから重要度は高い。そして解呪や鑑定の成功率にも影響する。
体力もひとりで前衛3人以上の魔獣の攻撃を受けることを前提とするので重要だ。筋力は端数を振れば十分すぎるか。
「うわっ。アッシュの魔導書、呪われているけど……、大丈夫?」
「ああ、問題ない。呪いの装備じゃないと得られないメリットもあるからな」
「えっ、……そうなのっ?!」
「うむ。司教は呪いの装備を複数個装備することができるのだ」
この世界とよく似たレトロゲームにもあった裏技だ。どうやらこちらの世界でも使えるようだ。
「へー。すごい」
「まあ、信仰の能力値が低い者が装備すると命中率や回避率が下がるデメリットもある。基本的にはオススメしない」
「じゃ、私はやめといた方が良さそうだね」
「そうだな。それに盗賊は装備できる種類が多い。無理に呪われた物を装備する必要はない」
「そっか」
「うむ。それじゃ。そろそろ寝るぞ」
「だね。もう夜も遅いもんね」
まだ10時だけどね。この世界の人は寝る時間が早い。健全で良いことだ。
「明日から2階層に挑戦だ。ゆっくり休もう」
「うん。おやすみなさい」
「おやすみ」
俺は部屋のランタンを消して眠りについた。
「「「かんぱーい!!!」」」
ウルタール村の長が音頭を取り、宴は始まった。
まず、あの事件の後の話をかいつまんで説明したい。
あの外道極悪老人は、ギルドに突き出された後も完全に白を切り通そうとしたそうだが、尋問官がなんらかの方法で余罪を吐かせた。そして、二人は打ち首となった。
さすがはプロの仕事といったところだろ。尋問官が、吐かせた自白で判明したことなのだが、実はウルタール村での一件は、氷山の一角にすぎなかった。
老夫婦が別の場所に設けた小屋に、邪悪な錬金術の素材や生贄として使われる予定だった人間たちが閉じ込められていた。栄養失調でかなり危ない状況ではあったが、捕らえられた人々の命は全員救うことができた。
その後、ウルタール村の村長と協力しながらギルドとの間の折衝や諸々の煩雑な事後処理に対応するのに数日時間がかかったが、やっと平穏がかえってきた。
そして平和な日々を勝ち取った事を祝う祝勝会だ。
「蜂蜜酒。慣れるとこれはなかなかいけますね」
「ありがとうございます。大司教さま、私に注がせてください」
村長がお酒を注いでくれている。蜂蜜酒はこの村の特産品だそうだ。蜂蜜に水を入れて発酵して作った酒だそうだ。色はウィスキーに近い。ほのかに蜂蜜の香りはするが、甘さはないので食事ともあうのも良い。
「アッシュ、どれも新鮮でおいしいねっ。素朴で、ほっとするなっ」
「そうだな。黄金の英雄亭も悪くはないが、冒険者向けに味付けされているから少し塩気が強いな。こういう素材の味を感じられる、家庭的料理もたまには悪くない」
「なんか、ポークルの里のママの手料理思いだしちゃった」
「おふくろの味か。嫌いじゃない」
まあ、おふくろの味は8割くらいは近所のスーパーの惣菜の味だがな。小エビの入ったかき揚げとか、めんつゆかけて食べると最高だ。
テレビとかにでてくる家庭料理はあまりに豪華すぎる。おかずが何種類も出てくるなんて異世界より、よっぽどファンタジーだ。作る人の負担があまりに大きすぎる。
「アッシュも家庭的な味って、好きかなっ?」
「まあな。俺は二度と食べることは叶わない。なおさらそう感じる」
「そっか……アッシュも、いろいろあったんだね。ごめんねっ」
「いい。気にするな。大した話じゃない」
ちょっと影を感じさせるムードで語ったが、事実はしょーもない話だ。ブラック企業で無理して働いてたら脳の血管が破裂して死んだというだけだからな。
そんな俺にもう一度生きる機会を与えてくれた知らない誰かには感謝している。こっちの世界では長生きしたいと思っている。
そうそう、いまになって思うのは掛け捨ての生命保険に入っておいて良かったということだ。零細企業の社長にほぼ強制で入らされたゾニー生命の掛け捨て保険。
毎月5千円の掛け捨てで死亡時に1億5千万円保証。振り込み先はオフクロだ。生前、ろくに親孝行もできなかったが、せめて葬式代の足しくらいにはなったかな。
「ポークルの里かぁ、一度は行ってみたいものだ。俺は迷宮都市しか知らないから」
「里には宿はないけど、アッシュなら私の家に泊まるの大歓迎だよ」
「そうか」
「そのっ。アッシュを私の、パパとママにも紹介したいからー、……なんてっ。ウソウソ! じょーだんっ。本気にしないでねっ。てへへっ」
「ふむ?」
「私のママの手料理はおいしいから、ご飯だけでも食べていって欲しいなーって」
「そうか。それは楽しみだ」
ポークル族の里か。迷宮探索をひと段落したら、遊びに行ってみるのも楽しそうだ。まあ、まずは金だ。
「あなたがアッシュ様でしょうか?」
入れ代わり立ち代わりで村の住人が来て、お酒を注いでいく。それにしてもここまでのおおごとになるとは思っていなかった。
黒猫を抱えた褐色の少年が俺のもとに来た。
「アッシュ様、命より大切にしていたこの子を救ってくれてありがとうございました」
「ああ、その黒猫のことだね。猫ちゃんも元気になったようで何よりだ」
「はい! すべて、アッシュ様のおかげです」
「そうか」
「はい。ささやかですが僕の感謝の気持ちに、この魔導書を」
名称:ナコト写本
解説:LVアップ時の能力値の変動幅が-10~+10になる。司教専用装備
「僕は300年生きてきましたが、アッシュ様のように素晴らしい人族は初めてお会いしました。人族はガメつく、愚かで、下等な存在と思っていましたが……アッシュ様を見て、僕も考えを改めなければいけないと思いました」
……。まぁ……彼が最後の方に言っていたのは聞かなかった事にしよう。きっと人族と過去に戦争とか面倒なアレコレが有ったのだろう。それにしても300歳か。
「300歳ですか。ずいぶんと長命な種族なのですね」
「ははっ、そうですね。僕の種族は数が少なく、名すらないマイナーな種族です。そうそう、その魔導書はデメリットもあります。不要でしたら売り払ってください。300年前には、魔導書の所有権をめぐって戦争があったほどですので、そこそこの金額にはなるはずですよ。では、お邪魔しました」
少年は深々と最敬礼をして、去っていった。300年かー。長生きだな。エルフも100歳くらいってきいたけど。さすが異世界。
それにしても、この魔導書はかなり使えるな。ボーナスポイントをリセマラできる俺にとってはメリットしかないじゃないか。
司教はLVアップに必要な経験値が盗賊の約1.8倍だ。このままではステラと差が開いてしまうところだったが、なんとかなりそうだ。これは、良いアイテムを手に入れた。
◇ ◇ ◇
ここはウルタール村の宿泊施設。
「すごいお祝いだったね」
「そうだな。お腹がパンパンだ」
バタバタが続いていてボーナスポイントを割り振る時間がなかった。先日の一件でレベルが上っている。寝る前に、ボーナスポイントを確定しようという話になった。
【ボーナスポイント(24)】
名前:ステラ
種族:ポークル
職業:盗賊
LV:11↑ (+4)
筋力:5
体力:25↑ (+4)
知恵:7
信仰:7
速さ:53↑ (+10)
幸運:53↑ (+10)
特殊:なし
装備:ボーパルナイフ
装備:ねこの指輪
【ボーナスポイント(30)】
名前:アッシュ
種族:人間
職業:司教
LV:8↑ (+3)
筋力:30↑ (+6)
体力:57↑ (+12)
知恵:12
信仰:57↑ (+12)
速さ:8
幸運:9
特殊:鑑定
装備:メイス
装備:ナコト写本〈呪〉
信仰の加護はパーティー全体に影響をおよぼす。敵の即死魔法の判定にも影響するから重要度は高い。そして解呪や鑑定の成功率にも影響する。
体力もひとりで前衛3人以上の魔獣の攻撃を受けることを前提とするので重要だ。筋力は端数を振れば十分すぎるか。
「うわっ。アッシュの魔導書、呪われているけど……、大丈夫?」
「ああ、問題ない。呪いの装備じゃないと得られないメリットもあるからな」
「えっ、……そうなのっ?!」
「うむ。司教は呪いの装備を複数個装備することができるのだ」
この世界とよく似たレトロゲームにもあった裏技だ。どうやらこちらの世界でも使えるようだ。
「へー。すごい」
「まあ、信仰の能力値が低い者が装備すると命中率や回避率が下がるデメリットもある。基本的にはオススメしない」
「じゃ、私はやめといた方が良さそうだね」
「そうだな。それに盗賊は装備できる種類が多い。無理に呪われた物を装備する必要はない」
「そっか」
「うむ。それじゃ。そろそろ寝るぞ」
「だね。もう夜も遅いもんね」
まだ10時だけどね。この世界の人は寝る時間が早い。健全で良いことだ。
「明日から2階層に挑戦だ。ゆっくり休もう」
「うん。おやすみなさい」
「おやすみ」
俺は部屋のランタンを消して眠りについた。
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる