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キルバーン公爵の茶会③
振り返るとキルバーン公爵が立っていた。
侵入していたことがバレた!!
すごくマズイ展開になってしまっている、、、。
「キルバーン公爵殿、、何故ここにいらっしゃるのですか?」
俺が慎重に質問をした。
「何故?逆に第二王子殿下はお気付きになったからこそ、ここにいらっしゃるのではないのですか?」
気づく?
何にだ??
「もしやお気付きになられていないのにここにいらっしゃったんですか?」
キルバーン公爵が怪しむように聞いてきた。
どうすればいいのだろうか。
怪しまれている、、。
「もちろん気づいてますよ、キルバーン侯爵様。
これが今回の茶会のゲームなのですね?」
ステラが俺の前にスッと入って代わりに答えてくれた。
「ハッハッハ!そうでしょう、やはりお気付きでしたよね。
あなたは、、、第二王子殿下の奴隷の方ですね?
身分が上の者の会話に突如入ることは本来決して許されませんよ。
、、、まあ、許しましょう。
何故なら、、、」
キルバーン公爵はそこまでいうとステラにグッと近づくと何かを囁いた。
ステラは少し固まったがその後微笑みながら
「許して頂きありがとうございます。
今後気をつけます。」
と、穏やかに返していた。
何を言われたんだ?
よくわからなかったが、聞いてはいけないような圧があったため聞くことができなかった。
俺はステラにボソッと呟いた。
「ステラ、、。
そんなことよりも何故これがゲームだと分かったんだ?
キルバーン公爵は何も言ってなかったぞ?」
「出てきたお菓子を思い出してください。
出てきた順の1番目の文字を繋げると、、宝物となるはずですよ。
通りで何故か宝物庫の鍵が開けやすく、使用人も少なかったわけですね。」
そういうことか、、。
俺が一人で納得しているとキルバーン公爵が話し始めた。
「このゲームは誰が魔法石のある部屋まで1番に辿り着けるかのゲームだったんですよ。
皆様にはお伝えせずにずっと始まっていたのです。
ヒントはお菓子だけなので、誰も気づかなかった場合はお知らせさせて頂こうとしていましたがね、、。
まあ、とにかく、ゲームの優勝者は第二王子殿下ですね。
景品は、、何がよろしいですか?
全てを差し上げることはできませんが、ものによっては景品としてお渡しできます。」
そうかゲームに勝ったのだから景品がもらえるのか!
ステラの袖口に隠れていたアロンダさんがこっそりとつぶやく。
『魔法石をもらえ。』
そうだった。
魔法石にフロンドの手がかりがあるかもしれないんだ!
「それでは、、遠慮なく、、。
この台にある魔法石が欲しいのですか、、いただけませんか?」
「魔法石か、、。
ハハっ。いいでしょう。
ですが、、この魔法石の噂を知らないのですか?
私が長年秘蔵にしていると噂されているこの魔法石ですが、、秘蔵にしてるのは私ではなく、先代の公爵、つまり私の父と言った方が正しいんですよ。
父上が最後まで大事にしていたので私も管理していたんですが、、。
この魔法石は毎日大量の魔法をあげないとすぐに人を殺すまで魔法を吸いたがるんです。
ええ、まあ何人かはすでに犠牲になっているんですが、、、。
そしてここ数年は特にうめき声が激しいんです。
とにかく私としては一刻も早く手放したかったんですよ。
ですので第二王子殿下に景品として差し上げるのは何も問題がないのです。
ですが、、第二王子殿下、これは管理が難しいものです。
大丈夫でしょうか?」
「もちろんです。
私がしっかり管理いたします。」
俺の言葉を聞くとキルバーン公爵は台にいくつかの魔法をかけてた後、ゆっくりとその魔法石を取ると俺の手に乗せてくれた。
「頼みましたよ、、」
「ええ。」
俺は大切に受け取った。
はずだった。
「フォッフォッフォッ。
いいところを邪魔して悪いんじゃが、、、優勝者はこのワシじゃな!!
ちょっとばかし眠りすぎておったが、ワシは前日からここにおって身を潜めておったぞ。」
老人の声がして暗闇から老人が現れた。
ん?
なんだかこの老人見覚えがあるような、、、、。
キルバーン公爵が驚いたような顔をした。
「ゲルン殿、、、。
だから前日に訪れたのですね。
いつも通り勝手に帰ってのかと思いましたが、、まさかここで身を隠されていたとは、、。」
ゲルンと呼ばれた老人は俺を見ると笑い始めた。
「フォッフォッフォッ!
第二王子殿下、お久しぶりですね。」
声をかけられてやっと気づいた。
この老人!会いたい人とかの魔法石を売っていた老人だ!
「お知り合いなのですか?
この方はフィオナの祖父のゲルン・キルバーン殿です。」
キルバーン公爵が紹介してくれた。
この老人、キルバーン公爵家の人だったのか!
しかし何故あんなところで魔法石を売っていたんだ?
「ワシは魔法石が大好きなのじゃ。
そして商売も好きじゃ。
魔法石は有能じゃからのう。
庶民にも貴族にも売りつけとるのじゃ。
どちらにもあるのだったら城下町で売るのが1番じゃ。」
老人は俺の心を読んだように答えてくれた。
そうか、だから高価なはずの魔法石があの値段であんなところで売っていたのか。
あの時は気づかなかかったけど、後から実は疑問に思っていたのだ。
だが、老人がキルバーン公爵の人だったとしたら納得がいく。
金持ちの遊びみたいなものなのだろうか。
「そんなことはいいのじゃ。
それよりもワシが優勝者だろう。
ワシに景品としてその魔法石をくれ。
その膨大な魔力量、研究に使えそうなんじゃ!」
「ですが、、もう第二王子殿下に渡してしまいました。」
キルバーン公爵が困ったように言った。
どうしよう。
確かに1番にきたものだったらこの老人が優勝者なのか、、。
「いいえ、ご主人様が優勝者だと私は思います。
ゲルン様は前日とおっしゃいましたよね?
これは茶会のゲームです。
茶会が始まる前にここにいたのでは、失格だと思います。
もし、これが許されるのなら、不公平だと思います。」
ステラが反論してくれた。
「だがそんなルールはないじゃろう!」
老人も激しく反論した。
「ルールをしっかりと設けなかった私が悪いですね。
やはり一旦私が預かりましょう。」
キルバーン公爵が申し訳なさそうに俺に手を伸ばしてきた。
「いや、大丈夫です。
ゲルン殿。それならゲームしませんか?
このゲームに私が勝ったら私のもの、ゲルン殿が勝ったら潔く差し上げましょう。」
「どういうゲームをするつもりじゃ。」
「完全な運を使ったゲームですよ。
その名も、、、”じゃんけん”です。」
「じゃんけん??」
この場にいる俺以外の全員の顔が疑問で染まった。
俺はルールを説明した。
「ルールはわかっていただけましたか?
これなら完全な運のゲームですよね?
もちろん魔法は無しですよ。
そして私がハンデとして私が五回勝ったら私の勝利、ゲルン殿が3回勝ったら私の負けです。」
「面白そうじゃな、、。
よし、乗ったぞ!」
こうしてじゃんけん大会が始まった。
結果は、、、
ギリギリ俺が勝った!!!
嬉しすぎる!!
良かった。
これでアロンダさんの相棒の手掛かりが手に入った。
ずっと感じていたアロンダさんの圧もやっと軽くなった。
ゲルン殿は悔しそうにしている。
そんなところに誰かが入ってきた。
「お祖父様!!!
ここにいらしたのですね!」
慌ただしく入ってきたのは、フィオナ嬢だ。
「皆様私のお祖父様がご迷惑をおかけして申し訳ございません。
いつも勝手に消えてしまうので昨日から私の家の者がずっと探していたのですが、まさか本家にいらしたなんて、、。
お祖父様が発見されたと報告を聞いて急いで参りましたわ。」
ゲルン殿のお迎えに来たみたいだ。
ひとまず魔法石が手に入ったのでしっかりしまうと俺たちは本館を出た。
、、、、気絶させた護衛のことは謝った。
キルバーン公爵は驚いたようだったが、許してくれた。
良かった、、。
侵入していたことがバレた!!
すごくマズイ展開になってしまっている、、、。
「キルバーン公爵殿、、何故ここにいらっしゃるのですか?」
俺が慎重に質問をした。
「何故?逆に第二王子殿下はお気付きになったからこそ、ここにいらっしゃるのではないのですか?」
気づく?
何にだ??
「もしやお気付きになられていないのにここにいらっしゃったんですか?」
キルバーン公爵が怪しむように聞いてきた。
どうすればいいのだろうか。
怪しまれている、、。
「もちろん気づいてますよ、キルバーン侯爵様。
これが今回の茶会のゲームなのですね?」
ステラが俺の前にスッと入って代わりに答えてくれた。
「ハッハッハ!そうでしょう、やはりお気付きでしたよね。
あなたは、、、第二王子殿下の奴隷の方ですね?
身分が上の者の会話に突如入ることは本来決して許されませんよ。
、、、まあ、許しましょう。
何故なら、、、」
キルバーン公爵はそこまでいうとステラにグッと近づくと何かを囁いた。
ステラは少し固まったがその後微笑みながら
「許して頂きありがとうございます。
今後気をつけます。」
と、穏やかに返していた。
何を言われたんだ?
よくわからなかったが、聞いてはいけないような圧があったため聞くことができなかった。
俺はステラにボソッと呟いた。
「ステラ、、。
そんなことよりも何故これがゲームだと分かったんだ?
キルバーン公爵は何も言ってなかったぞ?」
「出てきたお菓子を思い出してください。
出てきた順の1番目の文字を繋げると、、宝物となるはずですよ。
通りで何故か宝物庫の鍵が開けやすく、使用人も少なかったわけですね。」
そういうことか、、。
俺が一人で納得しているとキルバーン公爵が話し始めた。
「このゲームは誰が魔法石のある部屋まで1番に辿り着けるかのゲームだったんですよ。
皆様にはお伝えせずにずっと始まっていたのです。
ヒントはお菓子だけなので、誰も気づかなかった場合はお知らせさせて頂こうとしていましたがね、、。
まあ、とにかく、ゲームの優勝者は第二王子殿下ですね。
景品は、、何がよろしいですか?
全てを差し上げることはできませんが、ものによっては景品としてお渡しできます。」
そうかゲームに勝ったのだから景品がもらえるのか!
ステラの袖口に隠れていたアロンダさんがこっそりとつぶやく。
『魔法石をもらえ。』
そうだった。
魔法石にフロンドの手がかりがあるかもしれないんだ!
「それでは、、遠慮なく、、。
この台にある魔法石が欲しいのですか、、いただけませんか?」
「魔法石か、、。
ハハっ。いいでしょう。
ですが、、この魔法石の噂を知らないのですか?
私が長年秘蔵にしていると噂されているこの魔法石ですが、、秘蔵にしてるのは私ではなく、先代の公爵、つまり私の父と言った方が正しいんですよ。
父上が最後まで大事にしていたので私も管理していたんですが、、。
この魔法石は毎日大量の魔法をあげないとすぐに人を殺すまで魔法を吸いたがるんです。
ええ、まあ何人かはすでに犠牲になっているんですが、、、。
そしてここ数年は特にうめき声が激しいんです。
とにかく私としては一刻も早く手放したかったんですよ。
ですので第二王子殿下に景品として差し上げるのは何も問題がないのです。
ですが、、第二王子殿下、これは管理が難しいものです。
大丈夫でしょうか?」
「もちろんです。
私がしっかり管理いたします。」
俺の言葉を聞くとキルバーン公爵は台にいくつかの魔法をかけてた後、ゆっくりとその魔法石を取ると俺の手に乗せてくれた。
「頼みましたよ、、」
「ええ。」
俺は大切に受け取った。
はずだった。
「フォッフォッフォッ。
いいところを邪魔して悪いんじゃが、、、優勝者はこのワシじゃな!!
ちょっとばかし眠りすぎておったが、ワシは前日からここにおって身を潜めておったぞ。」
老人の声がして暗闇から老人が現れた。
ん?
なんだかこの老人見覚えがあるような、、、、。
キルバーン公爵が驚いたような顔をした。
「ゲルン殿、、、。
だから前日に訪れたのですね。
いつも通り勝手に帰ってのかと思いましたが、、まさかここで身を隠されていたとは、、。」
ゲルンと呼ばれた老人は俺を見ると笑い始めた。
「フォッフォッフォッ!
第二王子殿下、お久しぶりですね。」
声をかけられてやっと気づいた。
この老人!会いたい人とかの魔法石を売っていた老人だ!
「お知り合いなのですか?
この方はフィオナの祖父のゲルン・キルバーン殿です。」
キルバーン公爵が紹介してくれた。
この老人、キルバーン公爵家の人だったのか!
しかし何故あんなところで魔法石を売っていたんだ?
「ワシは魔法石が大好きなのじゃ。
そして商売も好きじゃ。
魔法石は有能じゃからのう。
庶民にも貴族にも売りつけとるのじゃ。
どちらにもあるのだったら城下町で売るのが1番じゃ。」
老人は俺の心を読んだように答えてくれた。
そうか、だから高価なはずの魔法石があの値段であんなところで売っていたのか。
あの時は気づかなかかったけど、後から実は疑問に思っていたのだ。
だが、老人がキルバーン公爵の人だったとしたら納得がいく。
金持ちの遊びみたいなものなのだろうか。
「そんなことはいいのじゃ。
それよりもワシが優勝者だろう。
ワシに景品としてその魔法石をくれ。
その膨大な魔力量、研究に使えそうなんじゃ!」
「ですが、、もう第二王子殿下に渡してしまいました。」
キルバーン公爵が困ったように言った。
どうしよう。
確かに1番にきたものだったらこの老人が優勝者なのか、、。
「いいえ、ご主人様が優勝者だと私は思います。
ゲルン様は前日とおっしゃいましたよね?
これは茶会のゲームです。
茶会が始まる前にここにいたのでは、失格だと思います。
もし、これが許されるのなら、不公平だと思います。」
ステラが反論してくれた。
「だがそんなルールはないじゃろう!」
老人も激しく反論した。
「ルールをしっかりと設けなかった私が悪いですね。
やはり一旦私が預かりましょう。」
キルバーン公爵が申し訳なさそうに俺に手を伸ばしてきた。
「いや、大丈夫です。
ゲルン殿。それならゲームしませんか?
このゲームに私が勝ったら私のもの、ゲルン殿が勝ったら潔く差し上げましょう。」
「どういうゲームをするつもりじゃ。」
「完全な運を使ったゲームですよ。
その名も、、、”じゃんけん”です。」
「じゃんけん??」
この場にいる俺以外の全員の顔が疑問で染まった。
俺はルールを説明した。
「ルールはわかっていただけましたか?
これなら完全な運のゲームですよね?
もちろん魔法は無しですよ。
そして私がハンデとして私が五回勝ったら私の勝利、ゲルン殿が3回勝ったら私の負けです。」
「面白そうじゃな、、。
よし、乗ったぞ!」
こうしてじゃんけん大会が始まった。
結果は、、、
ギリギリ俺が勝った!!!
嬉しすぎる!!
良かった。
これでアロンダさんの相棒の手掛かりが手に入った。
ずっと感じていたアロンダさんの圧もやっと軽くなった。
ゲルン殿は悔しそうにしている。
そんなところに誰かが入ってきた。
「お祖父様!!!
ここにいらしたのですね!」
慌ただしく入ってきたのは、フィオナ嬢だ。
「皆様私のお祖父様がご迷惑をおかけして申し訳ございません。
いつも勝手に消えてしまうので昨日から私の家の者がずっと探していたのですが、まさか本家にいらしたなんて、、。
お祖父様が発見されたと報告を聞いて急いで参りましたわ。」
ゲルン殿のお迎えに来たみたいだ。
ひとまず魔法石が手に入ったのでしっかりしまうと俺たちは本館を出た。
、、、、気絶させた護衛のことは謝った。
キルバーン公爵は驚いたようだったが、許してくれた。
良かった、、。
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昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
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誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。