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告白
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目覚めると俺は知らない部屋で寝ていた。
視界に入る全てのものが豪華で高価そうなものばかりだ。
まあ、今のところ天井の飾りしか見えないが、、。
ここはどこなんだ?
俺は早く本屋に戻らなきゃいけない。
次の仕事がまだ待っているのだ。
俺は体を起こそうと思ったが動かなかった。
一生懸命動こうとして、やっと手首が少しだけ、ジャラッという音とともに動いた。
この感覚を俺は知っていた。
アロンダさんとフランドさんが別れる時、俺とステラの身についていた魔道具だ。
全く動けない。
なんでこんなことになったんだっけ。
ああ、そうだ俺は確かステラに馬車で連れ去られたんだ。
ステラはどこにいるんだ?
「誰かー!
いませんかー?」
助けを呼ぶ声を出してみたがあたりは静まりかえっていた。
何もできないのでしばらく待っていた。
すると、扉が開く音が聞こえた。
「誰でもいいので助けてくれませんか?
俺をここから出してください!」
俺が声をかけるとその人物はベッドのそばまで歩いてきた。
「まさか逃げられるとお思いですか?
ご主人様。」
「ステラ!!!!
ステラがやったのか!?」
「ええ、もちろん私がやりましたよ。」
「なんでこんなことを!」
「なんでこんなことをするのかって?
もちろんご主人様に責任を取ってもらうためですよ。」
「責任?」
「私を捨てようとするからですよ。
私はいらないんですよね?
でもいいんです。
私はご主人様が必要です。
生きていくのに必要なんです。
ご主人様は私をこんなふうにした責任を取らないといけないですよね?」
俺がステラを捨てようとした?
なんの話だ?
俺の理解が追いつく前にステラはベッドに乗った。
そして俺の上に覆い被さった。
ステラと鼻先が触れそうな距離まで顔が近づく。
ステラの瞳はその奥に何かの激情がこもっていることがわかる暗く濁った目をしていた。
「そんな怯えた顔をしても無駄ですよ。
私は、、私はあなたを今日ここで手に入れる。
私のものして二度と離さない。
ずっと私の檻の中で生きていくんです。
大丈夫です。
あなたが私を捨てる前に、私がそんなことをさせない。
あなたは私という檻の中で私に守られて暮らすんです。
私はあの男よりも幸せにできる。
私ももう二度とあなたのそば以外のどこにもいかない。
はら、あの日の約束通りの”ずっと一緒”ですよね? 」
違う。
怯えているんじゃない。
どうして、どうしてなんだ。
どうしてそんなにまた寂しそうな目をする?
ステラの言っていることはよく分からないけど、ステラが望むなら俺だってステラと一緒にいたい。
だけどその一緒にいるステラはそんな目をしたステラじゃないんだ。
あの時みたいに柔らかく優しく笑ってほしいんだ。
何も言えない俺をステラは泣きそうな顔で見下ろしていた。
「あなたの心が私のものでなくても、、せめて体くらいは私のものしてもいいでしょう?」
「ステラーーーんんっ!!」
言いかけた言葉はステラに唇を奪われたのとともに消えてしまう。
何度も角度を変えて振ってくるキスに思考が乱されていく。
歯列をこじ開けられ、逃げようとした舌先を追いかけられる。
舌を絡まれ深く混ざり合う。
こんな状況でも快感を感じてしまう自分がいた。
自らも口を薄く開いて応じてしまう。
「んっ、、はぁ、んっ!、、、はぁ、、」
やっと離れた唇は銀色の糸を引いていた。
「、、、キスだけでこんなふうになってしまうなんて、、。
本当に結婚できるんですか?」
ステラが煽るように聞いてきた。
結婚?
なんのことだ?
だめだ、何も考えられない。
そのままステラに着ていた薄い上の服を破られた。
そしてステラのでは鎖骨をなぞりそのまま下に降りてくる。
「この傷消えてないんですね、、。」
ステラが俺が刺された時の傷跡を撫でた。
もう何も感覚なんて感じないはずの傷跡がまるで熱を持ったかのように熱くなる。
そして傷の中心にある俺の胸の頂を吸い上げた。
そのままステラに舐められていると、最初はもどかしいだけだった熱が徐々に形を伴ってきた。
「あっいやだっ、、まってっ、、あぁっ」
俺のやめてという声はステラに届いていないのか全くやめてくれない。
「この傷跡は私とあなたとのつながりだった、、。
あなたは私を守ってこの傷ができてしまった。
だけど私はこの傷を喜んでいました。
あなたと私を縛っていた専属奴隷契約の奴隷紋と同じ場所にあるから。
戦場にいる時私はあなたを思って何度も奴隷紋をなぞりました。
あなたと私はずっと繋がっていると信じて戦ってきた。
だけどあなたは他の人のものになってしまった。
最初はそれでもいいと、仕方のないことだと自分に言い聞かせた!
私はあなたの姿を見て、あなたのそばにいるだけで幸せだと思い込もうとした。
だけど、無理でした、、。
本当は嫌で嫌でたまらなかった。
そしてさらにはあなたは私とのもう唯一となってしまった契約という縛りを解除しようって言ったんです。
あの男と結婚するから私はもういらないんですか?
私は、、私はあなたにとってそんなに簡単に捨てられる男だったんですか?」
いつのまにか愛撫は止み、代わりに降ってきたのはステラの涙だった。
俺もボーッとしていた頭がだんだん冷静さを取り戻してきた。
そして自分だけこんなふうに言われることに怒りが湧いてきた。
「そんなこと言うなら、、ステラだってそうじゃないか!
結婚、、、?
それを言うならそっちだろ!
ステラだってアルルと結婚するんだろ!?
俺は約束をずっと覚えていてステラを待っていたんだ。
だけどステラはアルルを見初めたんだ。
捨てたのはどっちだ!
俺は、、俺は待ってたんだ。
なのにステラ6年も俺を迎えにこないし、その間に結婚の噂だろう?
なあ、どっちが酷いんだ?
婚約のフリと本当の結婚だぞ?
そっちこそ、、俺はそんなに忘れられるほどの男だったのか?」
俺はステラの顔を見ないように目を瞑って一気に捲し立てた。
なのにステラからの返答は一切なくて怖くなって恐る恐る目を開けた。
視界にステラを映して驚いてしまった。
ステラは驚いている顔をしたまま固まっていた。
「ステラ、、?
何か言ってくれよ。」
俺は怖くなって声をかけた。
「婚約のフリ、、?
婚約してないんですか?」
そこなのか?
気になるのは!
俺が逆に驚いていると俺の手を掴みさらに強く聞いてきた。
「答えてください。
婚約してないんですか?
今後結婚の予定もないですか?」
「してないです、、。
それにありません。」
圧に負けてなぜか敬語で答えてしまった。
「ならなぜ私と契約解除しようと、、?」
「それはアルルがステラと結婚するから、、。
俺から解放しなきゃと思って、、」
「私とアルルが結婚?
なんのことですか?」
「え?
アルルはステラと結婚すると言っていたぞ?」
「私とアルルの間には何もありませんが?」
え、どう言うことだ、、、?
俺は一瞬でわからなくなってしまった。
ちゃんと整理しなきゃ。
きっとしっかりした話し合いが必要だ。
そう思っていると急に扉が開かれた。
「ステラ様!
起きてください!!
って、、、キャァァァァ!!!!!」
女性の叫び声が聞こえた。
なんなんだ!?
俺は体が動かせないため何が起きてるか何一つわからなかった。
「何事だ!!!」
今度は男性の声が聞こえてきた。
「下がれ。
何もない。」
「、、、はっ!!」
男性が出ていく音が聞こえた。
甲冑の音がしたので騎士か?
「鍵を閉め忘れていたか、、、。」
ステラがボソリと呟いた。
いや、早く魔法具をとってくれないかな?
視界に入る全てのものが豪華で高価そうなものばかりだ。
まあ、今のところ天井の飾りしか見えないが、、。
ここはどこなんだ?
俺は早く本屋に戻らなきゃいけない。
次の仕事がまだ待っているのだ。
俺は体を起こそうと思ったが動かなかった。
一生懸命動こうとして、やっと手首が少しだけ、ジャラッという音とともに動いた。
この感覚を俺は知っていた。
アロンダさんとフランドさんが別れる時、俺とステラの身についていた魔道具だ。
全く動けない。
なんでこんなことになったんだっけ。
ああ、そうだ俺は確かステラに馬車で連れ去られたんだ。
ステラはどこにいるんだ?
「誰かー!
いませんかー?」
助けを呼ぶ声を出してみたがあたりは静まりかえっていた。
何もできないのでしばらく待っていた。
すると、扉が開く音が聞こえた。
「誰でもいいので助けてくれませんか?
俺をここから出してください!」
俺が声をかけるとその人物はベッドのそばまで歩いてきた。
「まさか逃げられるとお思いですか?
ご主人様。」
「ステラ!!!!
ステラがやったのか!?」
「ええ、もちろん私がやりましたよ。」
「なんでこんなことを!」
「なんでこんなことをするのかって?
もちろんご主人様に責任を取ってもらうためですよ。」
「責任?」
「私を捨てようとするからですよ。
私はいらないんですよね?
でもいいんです。
私はご主人様が必要です。
生きていくのに必要なんです。
ご主人様は私をこんなふうにした責任を取らないといけないですよね?」
俺がステラを捨てようとした?
なんの話だ?
俺の理解が追いつく前にステラはベッドに乗った。
そして俺の上に覆い被さった。
ステラと鼻先が触れそうな距離まで顔が近づく。
ステラの瞳はその奥に何かの激情がこもっていることがわかる暗く濁った目をしていた。
「そんな怯えた顔をしても無駄ですよ。
私は、、私はあなたを今日ここで手に入れる。
私のものして二度と離さない。
ずっと私の檻の中で生きていくんです。
大丈夫です。
あなたが私を捨てる前に、私がそんなことをさせない。
あなたは私という檻の中で私に守られて暮らすんです。
私はあの男よりも幸せにできる。
私ももう二度とあなたのそば以外のどこにもいかない。
はら、あの日の約束通りの”ずっと一緒”ですよね? 」
違う。
怯えているんじゃない。
どうして、どうしてなんだ。
どうしてそんなにまた寂しそうな目をする?
ステラの言っていることはよく分からないけど、ステラが望むなら俺だってステラと一緒にいたい。
だけどその一緒にいるステラはそんな目をしたステラじゃないんだ。
あの時みたいに柔らかく優しく笑ってほしいんだ。
何も言えない俺をステラは泣きそうな顔で見下ろしていた。
「あなたの心が私のものでなくても、、せめて体くらいは私のものしてもいいでしょう?」
「ステラーーーんんっ!!」
言いかけた言葉はステラに唇を奪われたのとともに消えてしまう。
何度も角度を変えて振ってくるキスに思考が乱されていく。
歯列をこじ開けられ、逃げようとした舌先を追いかけられる。
舌を絡まれ深く混ざり合う。
こんな状況でも快感を感じてしまう自分がいた。
自らも口を薄く開いて応じてしまう。
「んっ、、はぁ、んっ!、、、はぁ、、」
やっと離れた唇は銀色の糸を引いていた。
「、、、キスだけでこんなふうになってしまうなんて、、。
本当に結婚できるんですか?」
ステラが煽るように聞いてきた。
結婚?
なんのことだ?
だめだ、何も考えられない。
そのままステラに着ていた薄い上の服を破られた。
そしてステラのでは鎖骨をなぞりそのまま下に降りてくる。
「この傷消えてないんですね、、。」
ステラが俺が刺された時の傷跡を撫でた。
もう何も感覚なんて感じないはずの傷跡がまるで熱を持ったかのように熱くなる。
そして傷の中心にある俺の胸の頂を吸い上げた。
そのままステラに舐められていると、最初はもどかしいだけだった熱が徐々に形を伴ってきた。
「あっいやだっ、、まってっ、、あぁっ」
俺のやめてという声はステラに届いていないのか全くやめてくれない。
「この傷跡は私とあなたとのつながりだった、、。
あなたは私を守ってこの傷ができてしまった。
だけど私はこの傷を喜んでいました。
あなたと私を縛っていた専属奴隷契約の奴隷紋と同じ場所にあるから。
戦場にいる時私はあなたを思って何度も奴隷紋をなぞりました。
あなたと私はずっと繋がっていると信じて戦ってきた。
だけどあなたは他の人のものになってしまった。
最初はそれでもいいと、仕方のないことだと自分に言い聞かせた!
私はあなたの姿を見て、あなたのそばにいるだけで幸せだと思い込もうとした。
だけど、無理でした、、。
本当は嫌で嫌でたまらなかった。
そしてさらにはあなたは私とのもう唯一となってしまった契約という縛りを解除しようって言ったんです。
あの男と結婚するから私はもういらないんですか?
私は、、私はあなたにとってそんなに簡単に捨てられる男だったんですか?」
いつのまにか愛撫は止み、代わりに降ってきたのはステラの涙だった。
俺もボーッとしていた頭がだんだん冷静さを取り戻してきた。
そして自分だけこんなふうに言われることに怒りが湧いてきた。
「そんなこと言うなら、、ステラだってそうじゃないか!
結婚、、、?
それを言うならそっちだろ!
ステラだってアルルと結婚するんだろ!?
俺は約束をずっと覚えていてステラを待っていたんだ。
だけどステラはアルルを見初めたんだ。
捨てたのはどっちだ!
俺は、、俺は待ってたんだ。
なのにステラ6年も俺を迎えにこないし、その間に結婚の噂だろう?
なあ、どっちが酷いんだ?
婚約のフリと本当の結婚だぞ?
そっちこそ、、俺はそんなに忘れられるほどの男だったのか?」
俺はステラの顔を見ないように目を瞑って一気に捲し立てた。
なのにステラからの返答は一切なくて怖くなって恐る恐る目を開けた。
視界にステラを映して驚いてしまった。
ステラは驚いている顔をしたまま固まっていた。
「ステラ、、?
何か言ってくれよ。」
俺は怖くなって声をかけた。
「婚約のフリ、、?
婚約してないんですか?」
そこなのか?
気になるのは!
俺が逆に驚いていると俺の手を掴みさらに強く聞いてきた。
「答えてください。
婚約してないんですか?
今後結婚の予定もないですか?」
「してないです、、。
それにありません。」
圧に負けてなぜか敬語で答えてしまった。
「ならなぜ私と契約解除しようと、、?」
「それはアルルがステラと結婚するから、、。
俺から解放しなきゃと思って、、」
「私とアルルが結婚?
なんのことですか?」
「え?
アルルはステラと結婚すると言っていたぞ?」
「私とアルルの間には何もありませんが?」
え、どう言うことだ、、、?
俺は一瞬でわからなくなってしまった。
ちゃんと整理しなきゃ。
きっとしっかりした話し合いが必要だ。
そう思っていると急に扉が開かれた。
「ステラ様!
起きてください!!
って、、、キャァァァァ!!!!!」
女性の叫び声が聞こえた。
なんなんだ!?
俺は体が動かせないため何が起きてるか何一つわからなかった。
「何事だ!!!」
今度は男性の声が聞こえてきた。
「下がれ。
何もない。」
「、、、はっ!!」
男性が出ていく音が聞こえた。
甲冑の音がしたので騎士か?
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