彼岸花

みみ

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死神の役目

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『死神が何故ここにいるのですか?』
私は恐る恐る尋ねた。
すると猫法師は
『ここに来た者達を閻魔様の所へ連れていく役目でね、1人で大変なんだ
だから君達の部屋は明日になるよ
まぁ閻魔様も忙しいからなぁ』と答えた。
閻魔様!?私は少し驚き『本当にいるんですね』と言う。
『まぁね、もうすぐ会えるよ良かったね』
私は猫法師に言う『会うつもりはありません!どうすれば現世に帰れるのですか?お願いです教えて下さい』私は必死だった。
猫法師は静かに話し始めた
『死神のもう一つの役目は現世に行き彷徨う魂を向かいに行く…
その時に死神の道を通るのだ』
私は猫法師に頼んだ
『私を死神の道へ連れて行って下さい!お願いします!』
猫法師は溜め息をつき話を続けた
『死神の道は死神以外が使うのは危険だ況してや、どんな理由が有っても
例外は認められないよ元の部屋に戻りな…』
私は叫んだ『危険でも何でもいい!母を独りぼっちに出来ないんだ!』
傍にいた女の子が私に対し『ありがとう…』
と何故か言った
猫法師は女の子の顔を見つめ『本当に良いんだな?』と確認をした。
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