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プロローグ
5村にょ
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そこは数十人ほどの小さな村だった。
殆どの家が小さな畑を持ち、家畜を育てており、エテルネルよりも少し大きい子供達が遊んでいる。大人たちの年齢層は比較的高く、活気があるというよりもほのぼのとした田舎ならではの空気が漂っていた。
エテルネルはクラヴィに降ろされてキョロキョロと見回しながら観察する。全てが全て初めての体験なのだから別に不思議ではないのだが、その様子を見てクラヴィはエテルネルが森から出たことがないという言葉に信憑性を持ったようだ。
物珍しいから見回していた訳ではなく、エテルネルは周囲の大人や子供に【鑑定】を使っていたのだが、それをクラヴィが知る機会はこないだろう。
大人の平均的レベルは100未満。エスでは初心者過ぎるレベルだ。これではネイビーウルフさえ狩るのに一苦労しそうである。
詳しいステータスは見ることができないものの、レベル、年齢、種族、ギルド、そして特殊技能が見えるくらいだろうか。天啓人のように特殊技能を隠しているようにも見えないことから、おそらく隠す方法さえ分からないかそもそも特殊技能に気付いてないか。
隣にいるクラヴィが村の中では強いのかも知れない。特殊技能も【危険予知】と【回避2】が付いていたからこそ、ミノタウルスから逃げられたのだ。もし、それらがなければエテルネルが助けることは出来なかっただろう。
「何にもない田舎だが、良いところだぞ」
「だにゃあ。ここはとても温かいところにょ」
クラヴィと共にいるからか、エテルネルが子供だからか、別段怪しまれることはないし、どちらかというとエテルネルの姿を見て全てを察したような顔をされる。
エテルネルが転生をしたのはエスのサービスが終了するほんの少し前。それまではエルフだった。
2つの種族の特性を持つ者は当時から疎まれた。なにせ彼等からすれば裏切り者達の間に出来た子供だ。獣人ならば獣の体を持ち、巨人族なら巨大で硬い肉体を。妖精なら透明な羽を、エルフならば端正な顔付きと長い耳を、そして魔族ならば赤い目を特徴としていた。
両種族の特性を受け継ぎ、両親どちらの国に所属するのか選べるメリットはあった。デメリットは物品や宿の値段上昇。他国の血が入った混血である。この世界の住人からすれば裏切り者の子供だ。当然だろう。
しかし、問題は他にあった。両親2人が持つ、合わせて6つの【種族特性】のうち、ランダムで3つを受け継ぐことが可能で、どの【種族特性】を得るのかは完全に運次第。掛け合わせることによって強くなれば良いが、何故か天啓人が選んでいるスキルの真逆。即ちその人にとって役に立たない【種族特性】ばかりが当たってしまうという悲劇が起きた。これには掲示板は炎上し、混血という種族は不人気種族2位に輝いたことは言うまでもない。
けれどエテルネルは後悔もしていなかったし、最後くらい可愛いアバでいたいと思った完全なるネタだった。その割りにエテルネルの攻撃スタイルにあったものだったからギルド内のブーイングは凄かった。
混血は完全なるネタ扱い。若しくは重課金者がスキルリセットによってスキルを振り直したかのどちらかだ。エテルネルは終わる少し前に転生した為、それほど騒ぎにもならなかった。
獣人とエルフというエテルネルの好きな組み合わせで混血になれたのだ。戦争イベントも終わっていたのでその容姿を思う存分楽しむことだって出来た。
だからこそ、エテルネルはこの世界でどうやって生きるのか楽しみで仕方ないのだ。
「まずは村長に挨拶しなきゃな。ここだ」
村の中で他の家と変わらない小さな家のドアをクラヴィはノックする。
出てきた女性は村長の孫らしく、家へと入れてもらった。
「して、その幼子に助けられたのか」
「あぁ。礼も兼ねて暫く俺の家で預かりたいと思う」
どうやら家の中を見回している間に話は進んでいたらしく、クラヴィの家に世話になりそうだ。
「待つにょ。ここが何処か知りたかっただけだから、そこまで世話になるつもりはないにょ」
「……本当に7歳かの?」
エテルネルのはっきりとした意思に村長はクラヴィへ疑問を投げつける。怪しまれる危険もあるが、本当にここが何処か知って大きな町の近くに小屋を建てて生活しようかと考えていたのだ。ギルドホームや自宅が残っていればそこを使うのでも良い。
そう思っていたのだが、ギロリとクラヴィに睨まれてしまった。
「そんな軽装で旅に出ようってのがおかしい。食料は、毛布は、食器はどうする。何もないだろう」
武器しか持たずに幼子を放り出すほど非常識な人間ではないと胸を張るクラヴィ。
確かに、ここはエスではないのだから当然生活する為に色々な道具も必要になってくる。インベントリに料理道具は入っているが、天啓人であることを隠しているため、出すことは出来ない。
「さっきは技能1つあれば生きていけるとはいったが、それでもギルドにさえ登録できない子供を旅立たせるつもりはない!」
そう言われて、はて、とエテルネルは首をかしげる。
「ギルドの加入は、5歳からじゃないにょ?」
エスでは5歳で加入出来たのだが、違うのだろうか。疑問符が飛ぶエテルネルに、そういえば天啓人に育てられたのだとクラヴィは気付いたらしい。
「それは100年前の基準じゃよ。天啓人の殆どが姿を消した今、初等科が終わる12歳より登録が可能なのじゃ」
「初等科、100年前……!?」
村長は初等科に特に驚いたと勘違いして、初等科のことを快く教えてくれた。
実質驚いたのは100年という部分であるし、100年の月日が流れているからこそ、マップも機能していなかったと分かる。
「7歳より才能のある子供を集めて教育する機関じゃよ。その後に中等部、高等部とあってな。100年前には無かったが、ある妖精族の天啓人が学園を作ったそうじゃ」
「俺の娘もそこに通っているぞ」
教育機関が天啓人を作ったことよりもクラヴィに子供が居る方が驚きなのだが、顔には出さなかったのでセーフだろう。そんな失礼な真似をするはずがない。
いや、天啓人。つまりプレイヤーが教育機関を作るのは理解できる。子供が当たり前の教育を満足に受けれないのは、国が発展することを拒んでいると言っても過言ではない。国は民がいてこそ成り立つものなのだから。しかし、妖精族が学園を作ったのならば、100年くらいならば生きているのではないだろうか。妖精族の寿命は人間の何倍も長いだろうし。
会ってみたいと思った。同じ、天啓人に。
「その学園は、何処にあるにょ?」
「王都だな。このオフェロス国の王都だ」
「オフェロス?? ロピノスじゃなくて?」
似たような名前だが、クラヴィの言う国に心当たりは無かった。
「元、ロピノス国だな。ロピノス国は100年前にギガナ国とクティノス国の3カ国で合併して今のオフェロス連合国になったんだから」
「オフェロス連合国……」
サービス終了から100年もの月日が経っていたことにも驚きだが、6カ国のうち、半数が合併していたとは少々信じられない気持ちだ。
人間の国『ロピノス』。巨人の国『ギガナ』。獣人の国『クティノス』。あとはエルフの国『ソティコ』。精霊の国『ズィニ』。魔人の国『マギア』。その半分が最早地図から名前を消しているとは、天啓人の誰が予想出来ただろうか。
戦うことが目的だっエスの国が何故合併などしているのか。エテルネルは不思議でたまらなかった。
「なんで合併したにょ?」
「俺は直接知らないが、天啓人が突然消えたらしい。何処に消えたのかは知らんが、それで人口は激減して、困った国の上層部は戦争どころじゃねぇってことで合併。ソティコとズィニも合併して『ネライダ』って名前になった。……って、エテルネルには難しいか」
と、言うことは天啓人の殆どが一旦はこの世界から消えたのだ。そして現在何人かは確認されているということだろう。
戦争をしていたのはほぼ天啓人だ。確かに戦力が無くなれば戦争どころではなくなるだろう。合併することにも頷ける。誰が主導したのかは知らないが、合併し、以前のような戦争が頻繁に行われなくなったからこそ、エテルネルのような混血にも寛容になったと推測出来た。
「まあ、一気に難しいをしなくてもいいだろう。この国はオフェロスで、エテルネルは学園に行くにせよ、なんにせよ、12歳まではギルドに登録出来ないから俺達の庇護下にいろってことだ」
「こちらの生活に馴染んでから、これからのことをゆっくりきめればいいと思うがのぉ」
ここの人達はとても優しい。こちらがなにもせずともこうして世話をすることを当たり前のように考えてくれるのだから。
12歳までは必ず面倒を見るつもりでいるのだ。幾ら精神的に大人とは言っても、見た目が子供であれば色々な不便が出てくるだろう。
2人の気遣いにエテルネルは深く頭を下げた。
「よろしくお願いしますにょ」
殆どの家が小さな畑を持ち、家畜を育てており、エテルネルよりも少し大きい子供達が遊んでいる。大人たちの年齢層は比較的高く、活気があるというよりもほのぼのとした田舎ならではの空気が漂っていた。
エテルネルはクラヴィに降ろされてキョロキョロと見回しながら観察する。全てが全て初めての体験なのだから別に不思議ではないのだが、その様子を見てクラヴィはエテルネルが森から出たことがないという言葉に信憑性を持ったようだ。
物珍しいから見回していた訳ではなく、エテルネルは周囲の大人や子供に【鑑定】を使っていたのだが、それをクラヴィが知る機会はこないだろう。
大人の平均的レベルは100未満。エスでは初心者過ぎるレベルだ。これではネイビーウルフさえ狩るのに一苦労しそうである。
詳しいステータスは見ることができないものの、レベル、年齢、種族、ギルド、そして特殊技能が見えるくらいだろうか。天啓人のように特殊技能を隠しているようにも見えないことから、おそらく隠す方法さえ分からないかそもそも特殊技能に気付いてないか。
隣にいるクラヴィが村の中では強いのかも知れない。特殊技能も【危険予知】と【回避2】が付いていたからこそ、ミノタウルスから逃げられたのだ。もし、それらがなければエテルネルが助けることは出来なかっただろう。
「何にもない田舎だが、良いところだぞ」
「だにゃあ。ここはとても温かいところにょ」
クラヴィと共にいるからか、エテルネルが子供だからか、別段怪しまれることはないし、どちらかというとエテルネルの姿を見て全てを察したような顔をされる。
エテルネルが転生をしたのはエスのサービスが終了するほんの少し前。それまではエルフだった。
2つの種族の特性を持つ者は当時から疎まれた。なにせ彼等からすれば裏切り者達の間に出来た子供だ。獣人ならば獣の体を持ち、巨人族なら巨大で硬い肉体を。妖精なら透明な羽を、エルフならば端正な顔付きと長い耳を、そして魔族ならば赤い目を特徴としていた。
両種族の特性を受け継ぎ、両親どちらの国に所属するのか選べるメリットはあった。デメリットは物品や宿の値段上昇。他国の血が入った混血である。この世界の住人からすれば裏切り者の子供だ。当然だろう。
しかし、問題は他にあった。両親2人が持つ、合わせて6つの【種族特性】のうち、ランダムで3つを受け継ぐことが可能で、どの【種族特性】を得るのかは完全に運次第。掛け合わせることによって強くなれば良いが、何故か天啓人が選んでいるスキルの真逆。即ちその人にとって役に立たない【種族特性】ばかりが当たってしまうという悲劇が起きた。これには掲示板は炎上し、混血という種族は不人気種族2位に輝いたことは言うまでもない。
けれどエテルネルは後悔もしていなかったし、最後くらい可愛いアバでいたいと思った完全なるネタだった。その割りにエテルネルの攻撃スタイルにあったものだったからギルド内のブーイングは凄かった。
混血は完全なるネタ扱い。若しくは重課金者がスキルリセットによってスキルを振り直したかのどちらかだ。エテルネルは終わる少し前に転生した為、それほど騒ぎにもならなかった。
獣人とエルフというエテルネルの好きな組み合わせで混血になれたのだ。戦争イベントも終わっていたのでその容姿を思う存分楽しむことだって出来た。
だからこそ、エテルネルはこの世界でどうやって生きるのか楽しみで仕方ないのだ。
「まずは村長に挨拶しなきゃな。ここだ」
村の中で他の家と変わらない小さな家のドアをクラヴィはノックする。
出てきた女性は村長の孫らしく、家へと入れてもらった。
「して、その幼子に助けられたのか」
「あぁ。礼も兼ねて暫く俺の家で預かりたいと思う」
どうやら家の中を見回している間に話は進んでいたらしく、クラヴィの家に世話になりそうだ。
「待つにょ。ここが何処か知りたかっただけだから、そこまで世話になるつもりはないにょ」
「……本当に7歳かの?」
エテルネルのはっきりとした意思に村長はクラヴィへ疑問を投げつける。怪しまれる危険もあるが、本当にここが何処か知って大きな町の近くに小屋を建てて生活しようかと考えていたのだ。ギルドホームや自宅が残っていればそこを使うのでも良い。
そう思っていたのだが、ギロリとクラヴィに睨まれてしまった。
「そんな軽装で旅に出ようってのがおかしい。食料は、毛布は、食器はどうする。何もないだろう」
武器しか持たずに幼子を放り出すほど非常識な人間ではないと胸を張るクラヴィ。
確かに、ここはエスではないのだから当然生活する為に色々な道具も必要になってくる。インベントリに料理道具は入っているが、天啓人であることを隠しているため、出すことは出来ない。
「さっきは技能1つあれば生きていけるとはいったが、それでもギルドにさえ登録できない子供を旅立たせるつもりはない!」
そう言われて、はて、とエテルネルは首をかしげる。
「ギルドの加入は、5歳からじゃないにょ?」
エスでは5歳で加入出来たのだが、違うのだろうか。疑問符が飛ぶエテルネルに、そういえば天啓人に育てられたのだとクラヴィは気付いたらしい。
「それは100年前の基準じゃよ。天啓人の殆どが姿を消した今、初等科が終わる12歳より登録が可能なのじゃ」
「初等科、100年前……!?」
村長は初等科に特に驚いたと勘違いして、初等科のことを快く教えてくれた。
実質驚いたのは100年という部分であるし、100年の月日が流れているからこそ、マップも機能していなかったと分かる。
「7歳より才能のある子供を集めて教育する機関じゃよ。その後に中等部、高等部とあってな。100年前には無かったが、ある妖精族の天啓人が学園を作ったそうじゃ」
「俺の娘もそこに通っているぞ」
教育機関が天啓人を作ったことよりもクラヴィに子供が居る方が驚きなのだが、顔には出さなかったのでセーフだろう。そんな失礼な真似をするはずがない。
いや、天啓人。つまりプレイヤーが教育機関を作るのは理解できる。子供が当たり前の教育を満足に受けれないのは、国が発展することを拒んでいると言っても過言ではない。国は民がいてこそ成り立つものなのだから。しかし、妖精族が学園を作ったのならば、100年くらいならば生きているのではないだろうか。妖精族の寿命は人間の何倍も長いだろうし。
会ってみたいと思った。同じ、天啓人に。
「その学園は、何処にあるにょ?」
「王都だな。このオフェロス国の王都だ」
「オフェロス?? ロピノスじゃなくて?」
似たような名前だが、クラヴィの言う国に心当たりは無かった。
「元、ロピノス国だな。ロピノス国は100年前にギガナ国とクティノス国の3カ国で合併して今のオフェロス連合国になったんだから」
「オフェロス連合国……」
サービス終了から100年もの月日が経っていたことにも驚きだが、6カ国のうち、半数が合併していたとは少々信じられない気持ちだ。
人間の国『ロピノス』。巨人の国『ギガナ』。獣人の国『クティノス』。あとはエルフの国『ソティコ』。精霊の国『ズィニ』。魔人の国『マギア』。その半分が最早地図から名前を消しているとは、天啓人の誰が予想出来ただろうか。
戦うことが目的だっエスの国が何故合併などしているのか。エテルネルは不思議でたまらなかった。
「なんで合併したにょ?」
「俺は直接知らないが、天啓人が突然消えたらしい。何処に消えたのかは知らんが、それで人口は激減して、困った国の上層部は戦争どころじゃねぇってことで合併。ソティコとズィニも合併して『ネライダ』って名前になった。……って、エテルネルには難しいか」
と、言うことは天啓人の殆どが一旦はこの世界から消えたのだ。そして現在何人かは確認されているということだろう。
戦争をしていたのはほぼ天啓人だ。確かに戦力が無くなれば戦争どころではなくなるだろう。合併することにも頷ける。誰が主導したのかは知らないが、合併し、以前のような戦争が頻繁に行われなくなったからこそ、エテルネルのような混血にも寛容になったと推測出来た。
「まあ、一気に難しいをしなくてもいいだろう。この国はオフェロスで、エテルネルは学園に行くにせよ、なんにせよ、12歳まではギルドに登録出来ないから俺達の庇護下にいろってことだ」
「こちらの生活に馴染んでから、これからのことをゆっくりきめればいいと思うがのぉ」
ここの人達はとても優しい。こちらがなにもせずともこうして世話をすることを当たり前のように考えてくれるのだから。
12歳までは必ず面倒を見るつもりでいるのだ。幾ら精神的に大人とは言っても、見た目が子供であれば色々な不便が出てくるだろう。
2人の気遣いにエテルネルは深く頭を下げた。
「よろしくお願いしますにょ」
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