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学園編
23学園案内にょ
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重い鐘の音が響く。どこか懐かしい鐘の鳴らし方に、自然とエテルネルの頬は緩んだ。
「おっきいところだにぇ」
王都の学園地区と呼ばれる場所にそびえ立つ、大きな建物。
そもそもからしてエテルネルが今いる正門から建物まで大分距離があった。整えられた庭園に、舗装された道路、所々にガゼボやベンチがあるということは、この場所が生徒たちにとって憩いの場所であることは間違いないらしい。
正面にある建物は風情ある石造りで、1階部分はエントランスという意味も含めてか高く作られて3階建。両端は四角柱で、少し大きな4階建ての塔になっており、それぞれ2塔ずつ、2.3倍以上大きな円柱型の塔へ渡り廊下が繋げられていた。本館の屋根は城壁のように上に人が乗って均等に開けられた壁の間から覗けるようになっているが、両端と4つの塔は屋根が三角柱になっていた。天窓も付いている、ということはあの場所に人が入れるのではないだろうか。
その奥にも建物があるのだが、エテルネルの身長では見えづらい。
「確認が取れましたので、中へお入りください。正面の本館1階にて案内の者がおりますので」
授業中だから現在正門も閉ざされている状態で、正門についている小さな扉から入ることを許された。始め関所と同じように天啓人からの通行証兼推薦状だったため、門番にはとても訝しげに見られたが、確認を取ってもらうことですぐに疑いは晴れたようだ。
馬車はあるのかと聞かれたものの、持っていないと答えると、ちゃんと辿り着けるか心配された。技能を使って歩くわけには行かないので、時間はかかるだろうが疲れることはないだろう。案内人には少しゆっくり来てもらうよう伝言をお願いして、エテルネルは本館へ向かった。
「まるでお金持ちの学校にぇ!」
普段は馬車を使って通る道なのかもしれない。
しかし、この世界には車や自転車なんて便利なものはないのだから、足腰は強いだろうし、何より身を守るために戦闘訓練も積んでいるはずだ。自分こそ見た目で判断されやすい現実を忘れているエテルネルは、お金持ち学校という認識にすり替わってしまった。
実質、エテルネルの予想は大きな間違いだ。学園に通うのは貴族子弟であっても技能がなくては入学できない。技能がなくとも相応の能力は必要とされるのだ。100年前に貴族関連のイベントで嫌な思いをした天啓人だからこそ、実力主義であることを好んだと思われる。
そして、将来有望になることが分かる若者の育成に国々も協力をするしかないだろう。最終的には自国を背負っていくというのならば、他人事ではないのだ。
クラヴィは簡単に技能があれば入学できるようなことを言っていたが、技能があろうとなかろうと、大陸中から子供達が入学しようとするならその門は限りなく狭い。入学することも卒業することも難しいとされる学園でのほほんとそんなことを言える彼は学園の卒業生であり、今でなお教師達の話題になるほどの天才と呼ばれ、問題児だったからこそ言えたことだった。
そんなことは知らずに、脳天気なエテルネルは庭園の花を楽しんで鼻歌を歌いながら、本館へ向かっていった。
「お疲れ様。ここまで歩くのは疲れたでしょ?」
「大丈夫です。お気遣いありがとうございますにょ」
本館のエントランスで待っていたのは、薄いファイルケースを持つ薄紫の髪色をした獣人のハーフだった。耳の先が黒く【鑑定】で見る限り、彼女は狐の獣人と人間のハーフであるようだ。
純白で裾が床ギリギリまで長いローブを羽織っており、エテルネルと違ってローブの前は鎖骨のところを金具でとめているだけで、前は肌蹴させていた。紫色のラインで縁取られたスリット入りの妖艶なドレスを着こなしており、教師がこんな感じでいいのかと聞きたくなるような存在だ。
「学校の先生ですかにょ」
エテルネルは服装には敢えて突っ込まないように他のことを聞いてみる。
「そうよ。貴女の担任になるオルマっていうの。よろしくね」
「今は授業中じゃないにょか」
「今は他のクラスと合同で授業をしているところよ。私のところは他の先生が担当してくれているから大丈夫」
ついてきて、と軽く手を振って前を先導しつつ、彼女は歩き始めた。
「学園長に挨拶、といきたいところだけど。生憎数日はでかけている予定なの。取り敢えず今から寮に連れて行くわね」
「ここから遠いですかに」
「貴女の足では少し遠いかもね。ちょっと説明しながらゆっくり歩きましょう。大変ならスーツケースは預かるけど?」
「問題ないですにょ」
オルマの身長は女性にしては高く、ヒールを履いているから余計にそう感じられるのかもしれない。それでもスラリとした長い足で颯爽と歩く姿はまるでモデルのようだ。
しかし、先導するオルマがエテルネルを置いていくようなことにならないのは、エテルネルが大股で歩いているのではなく、エテルネルの歩調に彼女が合わせているからだろう。見た目からはエテルネルが敬遠するような自己中心的なタイプに見えるが、ある程度配慮ができる女性とみていいだろう。
「この本館と渡り廊下で繋がった4塔は初等科の建物なの。中等科は本館を通りすぎて右側。高等科は左側ね。その他の建物は授業で使用されるものが殆どだけど、面白いでしょう」
「ほへー、向こうまで見えないにょ」
エテルネルの身長ではいくら道が広くても木々や建物で奥まで見えない。しかも直線的な道ではないため、一番奥まで確認するのは不可能だ。
唯一マッピング機能で殆ど真白なマップを埋めていくことが迷わない秘訣だろう。
「少し奥に寮があるわ。学園内では一部を除いて原則馬車の移動は禁止。他にもいくつか近くに門があって本来はそこから入寮してもらうのだけど、そんな話は聞いてないみたいね」
「何かの手違いですにょ」
「そうね。エテさんは体力があるみたいだし、問題なさそうでなによりだわ」
ちらっとエテルネルを見下ろす青の瞳が細められた。
ここまで子供の足では結構な距離を歩いているため、一旦休憩でも入れようかと思っていたようだ。確かに、7歳くらいの子供では歩き疲れて座り込んでいてもおかしくない距離だ。きっと寮から本館までの距離が一番長く、入学して暫くはこの距離がきついのかも知れない。しかもエテルネルはスーツケースを引っ張った状態なのだ。体力があると判断されるのは普通だろう。
エテルネルからしてみれば、スタミナ、つまり気力と体力は大人の数倍。下手をすると十数倍以上はある為、一山技能を使って走り抜けても余裕なところである。
「馬車を使わない割に、道が大きいにょね」
「緊急時には生徒を運ぶために馬車も使われるわ。あと、正門から本館までの道は保護者の方も使われる道だから面会者や生徒の引取で馬車の使用が認められているの」
緊急時ってなに、とエテルネルが聞けば、オルマは魔物が出現したりとかかしらとさり気なく危ない発言をする。昔は魔物を連れて来て戦闘授業にしたこともあったのだが、暴走の危険性から今はないらしい。少なくとも、オルマが授業を受け持つようになってからは緊急時という事態は起こってないとのこと。
その魔物を連れてくるっていう発想は絶対に天啓人だと思われる。恐らく連れてくるのも。この世界で生まれた側にすれば恐怖でしかないが、天啓人からすれば倒せるということは問題ない、という発想にも繋がりかねない。
そもそもからして魔物を連れて来て授業をする、なんて提案をする人物が1人しか思いつかなかったが、黙っておこうとエテルネルは思った。
「ここが初等科の女子寮よ。私の案内はここまで、後は寮長がいるから色々聞いてね」
「あい」
学寮が集まった建物の中で、一際大きい建物に案内された。
初等科は平民も合わせて多くの人が入学してくるけれど、そこから専門的な知識に入ってくる中等科、高等科は初等科に比べると人数が少ないからだそう。
「あと、明日から授業だけど、エテさんは2年生クラスの編入生として届けられているわ。これが一週間の授業スケジュールだからなくさないでね。授業の教科書を持ってきてくれればいいから」
「教室はどこですかにょ」
「本館の2階2-Aよ。各棟や階は学年ごとで分けられていて、職員室も学年ごとに棟や階にあるから。道に迷ったり分からないことがあったらいつでもきてね」
はいっとファイルケースから授業スケジュールが書かれた用紙を手渡される。
5日間は一日授業で1日は半日、そしてもう1日が休日のようだ。この世界のカレンダーがどうなっているのか分からないが、7日に分けられて予定が組まれているのはなんとも日本人らしい時間割だった。
「2-Aってことは編入扱いかにょ。まあ、小学生程度の学力なら一年なくてもいけると思うけどにゃ」
「何か言った?」
それよりも気になったことを小さな声で呟いたが、オルマには拾えなかったようだ。大したことではないと、エテルネルは首を振る。
「なんでもないですに」
「そう。細かいこととかはまた明日。休憩時間にでも探検してみるといいわ」
ぽんっとエテルネルの頭を撫でて柔らかい笑みを浮かべる彼女は、本当に子供が好きなのだろう。少し露出度の高い服装をしていようとも、その心根が垣間見える微笑みだった。
「最後に、これだけ。──ようこそ、学園へ」
こうして、エテルネルの学園生活は始まったのである。
「おっきいところだにぇ」
王都の学園地区と呼ばれる場所にそびえ立つ、大きな建物。
そもそもからしてエテルネルが今いる正門から建物まで大分距離があった。整えられた庭園に、舗装された道路、所々にガゼボやベンチがあるということは、この場所が生徒たちにとって憩いの場所であることは間違いないらしい。
正面にある建物は風情ある石造りで、1階部分はエントランスという意味も含めてか高く作られて3階建。両端は四角柱で、少し大きな4階建ての塔になっており、それぞれ2塔ずつ、2.3倍以上大きな円柱型の塔へ渡り廊下が繋げられていた。本館の屋根は城壁のように上に人が乗って均等に開けられた壁の間から覗けるようになっているが、両端と4つの塔は屋根が三角柱になっていた。天窓も付いている、ということはあの場所に人が入れるのではないだろうか。
その奥にも建物があるのだが、エテルネルの身長では見えづらい。
「確認が取れましたので、中へお入りください。正面の本館1階にて案内の者がおりますので」
授業中だから現在正門も閉ざされている状態で、正門についている小さな扉から入ることを許された。始め関所と同じように天啓人からの通行証兼推薦状だったため、門番にはとても訝しげに見られたが、確認を取ってもらうことですぐに疑いは晴れたようだ。
馬車はあるのかと聞かれたものの、持っていないと答えると、ちゃんと辿り着けるか心配された。技能を使って歩くわけには行かないので、時間はかかるだろうが疲れることはないだろう。案内人には少しゆっくり来てもらうよう伝言をお願いして、エテルネルは本館へ向かった。
「まるでお金持ちの学校にぇ!」
普段は馬車を使って通る道なのかもしれない。
しかし、この世界には車や自転車なんて便利なものはないのだから、足腰は強いだろうし、何より身を守るために戦闘訓練も積んでいるはずだ。自分こそ見た目で判断されやすい現実を忘れているエテルネルは、お金持ち学校という認識にすり替わってしまった。
実質、エテルネルの予想は大きな間違いだ。学園に通うのは貴族子弟であっても技能がなくては入学できない。技能がなくとも相応の能力は必要とされるのだ。100年前に貴族関連のイベントで嫌な思いをした天啓人だからこそ、実力主義であることを好んだと思われる。
そして、将来有望になることが分かる若者の育成に国々も協力をするしかないだろう。最終的には自国を背負っていくというのならば、他人事ではないのだ。
クラヴィは簡単に技能があれば入学できるようなことを言っていたが、技能があろうとなかろうと、大陸中から子供達が入学しようとするならその門は限りなく狭い。入学することも卒業することも難しいとされる学園でのほほんとそんなことを言える彼は学園の卒業生であり、今でなお教師達の話題になるほどの天才と呼ばれ、問題児だったからこそ言えたことだった。
そんなことは知らずに、脳天気なエテルネルは庭園の花を楽しんで鼻歌を歌いながら、本館へ向かっていった。
「お疲れ様。ここまで歩くのは疲れたでしょ?」
「大丈夫です。お気遣いありがとうございますにょ」
本館のエントランスで待っていたのは、薄いファイルケースを持つ薄紫の髪色をした獣人のハーフだった。耳の先が黒く【鑑定】で見る限り、彼女は狐の獣人と人間のハーフであるようだ。
純白で裾が床ギリギリまで長いローブを羽織っており、エテルネルと違ってローブの前は鎖骨のところを金具でとめているだけで、前は肌蹴させていた。紫色のラインで縁取られたスリット入りの妖艶なドレスを着こなしており、教師がこんな感じでいいのかと聞きたくなるような存在だ。
「学校の先生ですかにょ」
エテルネルは服装には敢えて突っ込まないように他のことを聞いてみる。
「そうよ。貴女の担任になるオルマっていうの。よろしくね」
「今は授業中じゃないにょか」
「今は他のクラスと合同で授業をしているところよ。私のところは他の先生が担当してくれているから大丈夫」
ついてきて、と軽く手を振って前を先導しつつ、彼女は歩き始めた。
「学園長に挨拶、といきたいところだけど。生憎数日はでかけている予定なの。取り敢えず今から寮に連れて行くわね」
「ここから遠いですかに」
「貴女の足では少し遠いかもね。ちょっと説明しながらゆっくり歩きましょう。大変ならスーツケースは預かるけど?」
「問題ないですにょ」
オルマの身長は女性にしては高く、ヒールを履いているから余計にそう感じられるのかもしれない。それでもスラリとした長い足で颯爽と歩く姿はまるでモデルのようだ。
しかし、先導するオルマがエテルネルを置いていくようなことにならないのは、エテルネルが大股で歩いているのではなく、エテルネルの歩調に彼女が合わせているからだろう。見た目からはエテルネルが敬遠するような自己中心的なタイプに見えるが、ある程度配慮ができる女性とみていいだろう。
「この本館と渡り廊下で繋がった4塔は初等科の建物なの。中等科は本館を通りすぎて右側。高等科は左側ね。その他の建物は授業で使用されるものが殆どだけど、面白いでしょう」
「ほへー、向こうまで見えないにょ」
エテルネルの身長ではいくら道が広くても木々や建物で奥まで見えない。しかも直線的な道ではないため、一番奥まで確認するのは不可能だ。
唯一マッピング機能で殆ど真白なマップを埋めていくことが迷わない秘訣だろう。
「少し奥に寮があるわ。学園内では一部を除いて原則馬車の移動は禁止。他にもいくつか近くに門があって本来はそこから入寮してもらうのだけど、そんな話は聞いてないみたいね」
「何かの手違いですにょ」
「そうね。エテさんは体力があるみたいだし、問題なさそうでなによりだわ」
ちらっとエテルネルを見下ろす青の瞳が細められた。
ここまで子供の足では結構な距離を歩いているため、一旦休憩でも入れようかと思っていたようだ。確かに、7歳くらいの子供では歩き疲れて座り込んでいてもおかしくない距離だ。きっと寮から本館までの距離が一番長く、入学して暫くはこの距離がきついのかも知れない。しかもエテルネルはスーツケースを引っ張った状態なのだ。体力があると判断されるのは普通だろう。
エテルネルからしてみれば、スタミナ、つまり気力と体力は大人の数倍。下手をすると十数倍以上はある為、一山技能を使って走り抜けても余裕なところである。
「馬車を使わない割に、道が大きいにょね」
「緊急時には生徒を運ぶために馬車も使われるわ。あと、正門から本館までの道は保護者の方も使われる道だから面会者や生徒の引取で馬車の使用が認められているの」
緊急時ってなに、とエテルネルが聞けば、オルマは魔物が出現したりとかかしらとさり気なく危ない発言をする。昔は魔物を連れて来て戦闘授業にしたこともあったのだが、暴走の危険性から今はないらしい。少なくとも、オルマが授業を受け持つようになってからは緊急時という事態は起こってないとのこと。
その魔物を連れてくるっていう発想は絶対に天啓人だと思われる。恐らく連れてくるのも。この世界で生まれた側にすれば恐怖でしかないが、天啓人からすれば倒せるということは問題ない、という発想にも繋がりかねない。
そもそもからして魔物を連れて来て授業をする、なんて提案をする人物が1人しか思いつかなかったが、黙っておこうとエテルネルは思った。
「ここが初等科の女子寮よ。私の案内はここまで、後は寮長がいるから色々聞いてね」
「あい」
学寮が集まった建物の中で、一際大きい建物に案内された。
初等科は平民も合わせて多くの人が入学してくるけれど、そこから専門的な知識に入ってくる中等科、高等科は初等科に比べると人数が少ないからだそう。
「あと、明日から授業だけど、エテさんは2年生クラスの編入生として届けられているわ。これが一週間の授業スケジュールだからなくさないでね。授業の教科書を持ってきてくれればいいから」
「教室はどこですかにょ」
「本館の2階2-Aよ。各棟や階は学年ごとで分けられていて、職員室も学年ごとに棟や階にあるから。道に迷ったり分からないことがあったらいつでもきてね」
はいっとファイルケースから授業スケジュールが書かれた用紙を手渡される。
5日間は一日授業で1日は半日、そしてもう1日が休日のようだ。この世界のカレンダーがどうなっているのか分からないが、7日に分けられて予定が組まれているのはなんとも日本人らしい時間割だった。
「2-Aってことは編入扱いかにょ。まあ、小学生程度の学力なら一年なくてもいけると思うけどにゃ」
「何か言った?」
それよりも気になったことを小さな声で呟いたが、オルマには拾えなかったようだ。大したことではないと、エテルネルは首を振る。
「なんでもないですに」
「そう。細かいこととかはまた明日。休憩時間にでも探検してみるといいわ」
ぽんっとエテルネルの頭を撫でて柔らかい笑みを浮かべる彼女は、本当に子供が好きなのだろう。少し露出度の高い服装をしていようとも、その心根が垣間見える微笑みだった。
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