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ネフリティス村
12フレンド機能にょ
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フレンドリストとは相互の認証制で登録できるコミニュティ機能の1つで、名前の通りフレンドの一覧を見ることができる。
フレンドがログインしているかを見ることができ、エスではそのからフレンド通話と言って電話をかけることも出来た。かつてモニターで遊んでいた頃ではフレンドチャットと呼ばれていたものが通話になった。
アルモネの指摘通り、エテルネルはフレンドリストを見ていない。忘れた訳でもなく、知らなかった訳でもない。見ることが怖かった。アルモネはそう結論付けたのだ。
「この世界に来た天啓人の行動は2種類に分かれるわ。フレンドに頼るか、1人で生きていくか。そして、フレンドリストを見ていない人は大抵、現実を直視したくない人」
この世界に1人だけだったら。知っているものがいなかったら。
フレンドリストはアカウントの停止やキャラの削除によってログインが永久的に無理になった場合、名前が消えるのではなく、名前に赤い線が入るのだ。
この世界が現実で、もし、死んだ場合生き返るのか。生き返らなかったら。もし、それがフレンドリストに表示されていたら。そう思うほど、フレンドリストを見ることが出来なくなってしまう。それは人として当然の感情だった。
「特に貴女の場合、弟と一緒にしていたのだから、見ていなくても理解は出来る。ただ、言えることは一つだけよ」
仁王立ちになったアルモネが、腕を組んで胸を張り、エテルネルを見下ろした。
「殲滅の弓姫。お前らしくない!!」
それは彼女の素なのだろう。どう聞いても誰だと聞きたくなる言葉遣いと変わりないのだが、其処には親しみがあった。
エテルネルと馴染みになった時、貴女からお前へと呼び方が変わった。きっと現実ではそういう言葉遣いなのだろう。とても懐かしく、実力主義の彼女は認めた相手しかそう呼ばない。
「前線で数多の敵を屠ったお前が、今更臆病風に吹かれたなんてあのギルドの連中が知ったらいい笑い者だね!」
「むぅ!」
エテルネルが所属していたギルドは数あるギルドの中でも少人数で異色として有名だった。
全員異種族でカンストプレイヤー。そして上位称号持ち。戦争ではギルド員同士で本気の死闘を繰り広げ、罠に嵌め、蹴落とし、蹴落とされ。それでも仲は良い。そしてギルドで集まれば敵なしとまで言われたほどの団結力があった。
故に臆病など思われたらギルド員のいい笑い者だ。それだけはプライドが許せなかった。
「なにを言ってるにょ」
すぅと光を纏い、桜の花弁が舞う。その手には神桜のショートボウ。背中には神桜の矢筒。その装いは桜の透かし織りが施された神桜の巫女服。
「我は【好敵手の溜まり場】のエテルネル。殲滅の弓姫と呼ばれた者が、そんなことあるばすがないにょ!」
現れたその姿は辺りを圧倒するほどの存在感を発揮し、目の前にいる天啓人のアルモネでさえエテルネルから目が離せなかった。
「それに、彼奴らは殺しても死なない奴ばっかりだから、フレンドリストなんて見なくても生きていることくらいは当然だにょ」
さあっと風が巻き上がり、エテルネルとアルモネの髪が舞い上がる。それはさも自然がエテルネルの言葉を肯定しているかのように。
そして、本当にそう思っているのか、エテルネルの目は真っ直ぐ曇ることなくアルモネを見ていた。それは、そこらにあるギルドにはない絶対なる信頼の証。
見るのが怖かったのではない。見る必要がなかったのだと。
「勘違いするにゃ。【好敵手の溜まり場】は元より敵同士。弟も友人も関係なく、自由気儘に生きる奴等の集り。ギルマスである亜紀沙がいなければ設立しなかったギルドだにょ。どの世界でどう遊んでても夢が再び始まっただけだにょ」
エスの終わりは夢の終わり。かつてエスが終わる直前にギルドマスターであった亜紀沙が言ったことだった。
エスの世界が本当になったのなら、それは夢が再開したことに他ならない。迷い込んでしまったのではない。つまらない現実よりもリアルで、絆を感じるこの世界で再び遊べるのだ。
ーー私達の夢は終わる。けど、どの世界にいようとも私達の生き方は変わらない。
そして、例えこの世界ではなくても、どの世界でも【好敵手の溜まり場】の連中なら自由に生きれる。亜紀沙がそう言ったから、エテルネルは信じられる。
「見縊るなにょ。アルモネ」
「くっ……くははははっ!」
弓を向けたエテルネルに、耐えきれなくなったのか、アルモネは笑い出した。
シリアスな雰囲気だったのにも関わらずいきなり笑い出すのだから、エテルネルは思わずきょとんとしてしまう。
アルモネの笑いが収まるまで暫く時間が必要とされ、その頃にはすっかりエテルネルは拗ねてしまっていた。
「いやぁ、ごめんて」
「酷いにょ。こっちは真剣なにょに」
まだ笑い顔のアルモネにぷっくりと頬を膨らませるエテルネル。
「お前の言葉がまんまスラッガードの言葉だったから、面白かっただけだよ。ほんと、お前達って似た者同士だねぇ」
ここで出てきたギルド員の名前にエテルネルは頬を膨らませることを止めた。
「スラッガードがいるにょか?」
嫌われ種族である魔族を敢えて選び、卑劣な策で相手を陥れることを得意としたカンストプレイヤー。付けられた称号は【深淵の悪魔】で、それを聞いたときはまさにぴったりだという感想だった。
「えぇ。今朝、フレンド通話で連絡したら、お前と全く同じことを言われたよ」
スラッガードと一緒だと言われると複雑な気持ちになるが、やはり仲間がこちらにいると聞くと安心してしまう。
「さっきの質問なんだけどね。確認されてる天啓人は17人。うち4人は寿命で死んだわ」
「寿命……」
「そう。サービス終了時の時間にエスの中にいた人達よ。人間だったから、時間の流れとしては妥当だったわ」
挙げられた名前は全て廃人と呼ばれた人々で、死んだと聞かされて悲しいが、人間なのに100年以上生きれる方が珍しいだろう。
4人共死因は老死。こちらで出来た家族に見守られて逝ったというのだから、それなりに幸せな人生の終わりだったのだろう。
「天啓人の共通点を、私は商人をしながら探ってて、分かったことが3つあるの」
「そして旦那さんと出会ったと」
「こら、茶化さない。まず一つ目はレベル帯が廃人クラス、つまり700を超えていること。二つ目は、あちらの世界で何らかの死を迎えたこと」
どくん、とエテルネルは鼓動が跳ねたような気がした。
エテルネルはカンストプレイヤーで、向こう側で殺された。まさしくアルモネの推測通りだ。
「3つ目は、エスに関わるものに執着があること」
バッとエテルネルはアルモネを見た。そう言った彼女こそ、この世界に執着していることを断言していることになる。
アルモネは肩を竦めた。
「私は、事故で死んでね。あー、もっと商人の仕事やりたかったなーって思っちゃったの。サービス終了して3年以上経ってたのに、咄嗟にはそれでちゃうんだもの。笑っちゃうわ」
「3年……?」
「そう、3年。そして私はこの世界に来て思うままに動いて、旦那と出会って、あの子を産んだ」
エテルネルが死んだのはサービス終了の半年後だった。時間軸としてはエテルネルのほうが早くこの世界にいてもおかしくはないのに、実際は3年後に死んだアルモネの方がエテルネルよりも10年以上早くこの世界へ来ている。
時間軸がおかしい。それとも何か要因があるのか。
思考が深く沈み込みそうになったところで、アルモネがまったをかけた。
「この世界へ来る時期や死期は人それぞれよ。中には寿命を迎えてからこの世界へ来た人もいるくらいだもの。ランダムで来る時期が違うというのが天啓人の見解」
「そんなところでランダム機能つけなくても……」
ぐったりとしたエテルネルに、アルモネは笑いかけた。
「さあ、大分時間が経っているわ。そろそろ戻りましょうか」
そういって差し出された手に、エテルネルは手を重ねたのだった。
フレンドがログインしているかを見ることができ、エスではそのからフレンド通話と言って電話をかけることも出来た。かつてモニターで遊んでいた頃ではフレンドチャットと呼ばれていたものが通話になった。
アルモネの指摘通り、エテルネルはフレンドリストを見ていない。忘れた訳でもなく、知らなかった訳でもない。見ることが怖かった。アルモネはそう結論付けたのだ。
「この世界に来た天啓人の行動は2種類に分かれるわ。フレンドに頼るか、1人で生きていくか。そして、フレンドリストを見ていない人は大抵、現実を直視したくない人」
この世界に1人だけだったら。知っているものがいなかったら。
フレンドリストはアカウントの停止やキャラの削除によってログインが永久的に無理になった場合、名前が消えるのではなく、名前に赤い線が入るのだ。
この世界が現実で、もし、死んだ場合生き返るのか。生き返らなかったら。もし、それがフレンドリストに表示されていたら。そう思うほど、フレンドリストを見ることが出来なくなってしまう。それは人として当然の感情だった。
「特に貴女の場合、弟と一緒にしていたのだから、見ていなくても理解は出来る。ただ、言えることは一つだけよ」
仁王立ちになったアルモネが、腕を組んで胸を張り、エテルネルを見下ろした。
「殲滅の弓姫。お前らしくない!!」
それは彼女の素なのだろう。どう聞いても誰だと聞きたくなる言葉遣いと変わりないのだが、其処には親しみがあった。
エテルネルと馴染みになった時、貴女からお前へと呼び方が変わった。きっと現実ではそういう言葉遣いなのだろう。とても懐かしく、実力主義の彼女は認めた相手しかそう呼ばない。
「前線で数多の敵を屠ったお前が、今更臆病風に吹かれたなんてあのギルドの連中が知ったらいい笑い者だね!」
「むぅ!」
エテルネルが所属していたギルドは数あるギルドの中でも少人数で異色として有名だった。
全員異種族でカンストプレイヤー。そして上位称号持ち。戦争ではギルド員同士で本気の死闘を繰り広げ、罠に嵌め、蹴落とし、蹴落とされ。それでも仲は良い。そしてギルドで集まれば敵なしとまで言われたほどの団結力があった。
故に臆病など思われたらギルド員のいい笑い者だ。それだけはプライドが許せなかった。
「なにを言ってるにょ」
すぅと光を纏い、桜の花弁が舞う。その手には神桜のショートボウ。背中には神桜の矢筒。その装いは桜の透かし織りが施された神桜の巫女服。
「我は【好敵手の溜まり場】のエテルネル。殲滅の弓姫と呼ばれた者が、そんなことあるばすがないにょ!」
現れたその姿は辺りを圧倒するほどの存在感を発揮し、目の前にいる天啓人のアルモネでさえエテルネルから目が離せなかった。
「それに、彼奴らは殺しても死なない奴ばっかりだから、フレンドリストなんて見なくても生きていることくらいは当然だにょ」
さあっと風が巻き上がり、エテルネルとアルモネの髪が舞い上がる。それはさも自然がエテルネルの言葉を肯定しているかのように。
そして、本当にそう思っているのか、エテルネルの目は真っ直ぐ曇ることなくアルモネを見ていた。それは、そこらにあるギルドにはない絶対なる信頼の証。
見るのが怖かったのではない。見る必要がなかったのだと。
「勘違いするにゃ。【好敵手の溜まり場】は元より敵同士。弟も友人も関係なく、自由気儘に生きる奴等の集り。ギルマスである亜紀沙がいなければ設立しなかったギルドだにょ。どの世界でどう遊んでても夢が再び始まっただけだにょ」
エスの終わりは夢の終わり。かつてエスが終わる直前にギルドマスターであった亜紀沙が言ったことだった。
エスの世界が本当になったのなら、それは夢が再開したことに他ならない。迷い込んでしまったのではない。つまらない現実よりもリアルで、絆を感じるこの世界で再び遊べるのだ。
ーー私達の夢は終わる。けど、どの世界にいようとも私達の生き方は変わらない。
そして、例えこの世界ではなくても、どの世界でも【好敵手の溜まり場】の連中なら自由に生きれる。亜紀沙がそう言ったから、エテルネルは信じられる。
「見縊るなにょ。アルモネ」
「くっ……くははははっ!」
弓を向けたエテルネルに、耐えきれなくなったのか、アルモネは笑い出した。
シリアスな雰囲気だったのにも関わらずいきなり笑い出すのだから、エテルネルは思わずきょとんとしてしまう。
アルモネの笑いが収まるまで暫く時間が必要とされ、その頃にはすっかりエテルネルは拗ねてしまっていた。
「いやぁ、ごめんて」
「酷いにょ。こっちは真剣なにょに」
まだ笑い顔のアルモネにぷっくりと頬を膨らませるエテルネル。
「お前の言葉がまんまスラッガードの言葉だったから、面白かっただけだよ。ほんと、お前達って似た者同士だねぇ」
ここで出てきたギルド員の名前にエテルネルは頬を膨らませることを止めた。
「スラッガードがいるにょか?」
嫌われ種族である魔族を敢えて選び、卑劣な策で相手を陥れることを得意としたカンストプレイヤー。付けられた称号は【深淵の悪魔】で、それを聞いたときはまさにぴったりだという感想だった。
「えぇ。今朝、フレンド通話で連絡したら、お前と全く同じことを言われたよ」
スラッガードと一緒だと言われると複雑な気持ちになるが、やはり仲間がこちらにいると聞くと安心してしまう。
「さっきの質問なんだけどね。確認されてる天啓人は17人。うち4人は寿命で死んだわ」
「寿命……」
「そう。サービス終了時の時間にエスの中にいた人達よ。人間だったから、時間の流れとしては妥当だったわ」
挙げられた名前は全て廃人と呼ばれた人々で、死んだと聞かされて悲しいが、人間なのに100年以上生きれる方が珍しいだろう。
4人共死因は老死。こちらで出来た家族に見守られて逝ったというのだから、それなりに幸せな人生の終わりだったのだろう。
「天啓人の共通点を、私は商人をしながら探ってて、分かったことが3つあるの」
「そして旦那さんと出会ったと」
「こら、茶化さない。まず一つ目はレベル帯が廃人クラス、つまり700を超えていること。二つ目は、あちらの世界で何らかの死を迎えたこと」
どくん、とエテルネルは鼓動が跳ねたような気がした。
エテルネルはカンストプレイヤーで、向こう側で殺された。まさしくアルモネの推測通りだ。
「3つ目は、エスに関わるものに執着があること」
バッとエテルネルはアルモネを見た。そう言った彼女こそ、この世界に執着していることを断言していることになる。
アルモネは肩を竦めた。
「私は、事故で死んでね。あー、もっと商人の仕事やりたかったなーって思っちゃったの。サービス終了して3年以上経ってたのに、咄嗟にはそれでちゃうんだもの。笑っちゃうわ」
「3年……?」
「そう、3年。そして私はこの世界に来て思うままに動いて、旦那と出会って、あの子を産んだ」
エテルネルが死んだのはサービス終了の半年後だった。時間軸としてはエテルネルのほうが早くこの世界にいてもおかしくはないのに、実際は3年後に死んだアルモネの方がエテルネルよりも10年以上早くこの世界へ来ている。
時間軸がおかしい。それとも何か要因があるのか。
思考が深く沈み込みそうになったところで、アルモネがまったをかけた。
「この世界へ来る時期や死期は人それぞれよ。中には寿命を迎えてからこの世界へ来た人もいるくらいだもの。ランダムで来る時期が違うというのが天啓人の見解」
「そんなところでランダム機能つけなくても……」
ぐったりとしたエテルネルに、アルモネは笑いかけた。
「さあ、大分時間が経っているわ。そろそろ戻りましょうか」
そういって差し出された手に、エテルネルは手を重ねたのだった。
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