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「──そこまで!」
パァンッと響き渡った柏手に、私と殿下は構えを解く。
手合せを中断させたのは良い笑顔のシルフェードだ。にこやか過ぎて背後に吹雪の幻覚が舞っているが、突っ込んではいけない。
「殿下。昨夜遅くに帰城されて本日の午前は体を休めるとお伺いしております。王宮魔法士長殿も、ここは騎士団用の訓練所です。お2人して何をしておいでで?」
シルフェードの背後から覗き見るように隠れているのは、殿下の侍従のデノンだ。シルフェードを呼んだのも彼なのだろう。
殿下と私は顔を見合わせたあと、口を揃えてシルフェードに言った。
「「手合せ」」
麗しいと評判の顔にビキィと青筋が立つ。
「待て待て。シド。ただの朝練だ」
「えぇ。殿下の仰るとおり。何も隠すようなものではない」
殿下と2人で至極真っ当な訓練だと伝える。
シルフェードはビシッと訓練場を指差した。
「訓練を中断させてまで? 訓練場を穴だらけにしておきながら、他の騎士の邪魔になっているとは思いませんか」
確かにシルフェードの言う通り、訓練場は私の氷柱によって氷雪空間となっているし、殿下の反撃で焦げている箇所もある。このままでは訓練に支障をきたしてしまうことだろう。
ついっと鉄扇を振れば、氷は溶けて土の中に吸い込まれ、凹んだ地面は盛り上がる。倒れてしまった木々はしょうがないが、それ以外は元通りにしてやった。
「これで問題はない」
「胸を張っていうことじゃない」
はぁっとため息をつくシルフェードに同情の視線が集まる。
シルフェードと私と殿下は幼い頃からの付き合いだ。
基本的に私と殿下がやらかして、それをシルフェードが叱るというのは昔からよく見る光景だった。
「久々にゆっくり出来る日々が続いてると思ってたら、殿下の侍従が勤務交代中に助けを求めてくるし、起きた姫様が笑いながら早く行けと指示出すし、今日は夜勤だったのですが。本来今日は夜勤明け休みのはずなのです。余計な手間を2人して取らせないでください」
つらつらと恨み言を言うシルフェードに、私と殿下は顔を見合わせる。
そもそも嫌なら何かしら理由をつけて断れる立場にシルフェードはいるというのに、それをしないのは幼馴染という使命感からか、それともただのお人好しだからなのか。
どちらでもあり、どちらでもないと二人で結論付けながら、呼び出した人物をちらりと見やる。
デノンは私の視線に気づくとびくりと震えてしまった。別に睨んだわけではないのに。失礼な。
「デノン殿がお前を呼びに行ったからじゃないのか」
「訓練場に止められる騎士がいないのなら、呼びやすい者を探すのは当然では? そもそも貴方方が問題を起こさなければ呼ばれません」
睨むなと言外に伝えてくるシルフェードに、私は肩を竦めてみせた。
このやりとりも十数年続くもので、最近は大人しかっただけに彼も息が荒いのだと思われる。
私も殿下も忙しくなってしまってからはめっきりと回数が減ったが、反省をしても後悔はしない。
「殿下が望まれるのであれば、なんでも叶えて差し上げる。それが私だ」
「殿下もこの馬鹿の手綱くらい握っててください」
馬鹿とは失礼な。そう言い返そうとした私だが、殿下が手を振って止めたので口を噤んだ。
「そうだな。今度からは自重しよう。他の騎士の迷惑にならない方法でな」
戻る。という殿下の言葉に2名の騎士が近寄る。シルフェードと私もついてくるように言われたので後を追えば、殿下は歩きがてら苦笑を漏らした。
「まあでも、これで対魔法士の戦闘も新人は理解してくれることだろう」
「彼女は特殊です。言の葉もなく魔法を発動できるほどの魔法士など早々おりません」
「しかし、それでも対応できる騎士や兵は必要だ」
苦言を呈するのも臣下の役目。臣下というよりも母親のような物言いが多いので、彼も影で騎士からおかんと言われているのを知っているのだろうか。ちなみに殿下には報告済みで、二人で大いに笑ったものだ。
殿下の言う通り、無詠唱を行える魔法士は私以外にも存在する。対応出来る者を増やすのは、私の対抗策としても有効なことであるので、私としても賛成だ。私という抑止力がいることで保てる平穏も存在するが、さらにそれを制御出来る手段というのは大いに越したことはない。
「いついかなる事態が起こるかわからない。それが人の世というもの。彼女ばかりに負担はかけれまい」
「殿下の為ならば、私ほどとはなりませんが今よりも魔法士の戦闘技術を高めて見せましょう」
えぇ。えぇ。殿下のためというならば。
私の補佐達は優秀なので無詠唱の習得も年数を重ねれば行えることでしょう。
魔法士長という座を明け渡すわけにはいかないが、戦力状況は必須だ。
殿下の望みというのならば、ふるいにかけて半数の魔力制御を死ぬほど上げることも厭わない。
「や・め・な・さ・い」
私が余程物騒な顔をしていたのか、シルフェードが一文字ずつ区切って牽制する。
「今の魔法士は技術者が多い。それは、私が望んだことで、その望み通りにしてくれたことには感謝している。けれども、戦闘訓練も少しくらいは参加させるように」
それは、最近私も思っていたことであった。
戦争が終わって、騎士や魔法士の中には戦争を知らないものも多くいる。
もう二度と戦争に踏み切らないようにするのは殿下達王族、そして臣下の役目であるが、いつ何時なにが起こっても良いように備えは必要であることには関わらない。だからこそ、騎士たちは研鑽を積んでいるのだから。
これからはもう戦争の時代ではなく、技術の時代だと陛下と殿下が仰せられたが故に、私は技術を中心とした魔法士の育成に励んだ。けれど、それは戦えない集団と決してイコールではない。
「かしこまりました。最近は弛んでおりますので、きりきり絞ることに致します」
魔力制御が精密になったからこそ、出来ることは存在する。
打って変わった私の様子に、殿下もひとつ頷いて、今度はシルフェードをみやった。
「シルフェード。お前は妹のことをよく頼むよ」
「姫様の御身は必ずお守りします」
それは彼が一番姫様に近い近衛だからかける言葉。
胸の中に浮かぶ違和感はきっと、私に全てを殿下が預けているわけではないことに嫉妬したからだと、私は結論付けた。
パァンッと響き渡った柏手に、私と殿下は構えを解く。
手合せを中断させたのは良い笑顔のシルフェードだ。にこやか過ぎて背後に吹雪の幻覚が舞っているが、突っ込んではいけない。
「殿下。昨夜遅くに帰城されて本日の午前は体を休めるとお伺いしております。王宮魔法士長殿も、ここは騎士団用の訓練所です。お2人して何をしておいでで?」
シルフェードの背後から覗き見るように隠れているのは、殿下の侍従のデノンだ。シルフェードを呼んだのも彼なのだろう。
殿下と私は顔を見合わせたあと、口を揃えてシルフェードに言った。
「「手合せ」」
麗しいと評判の顔にビキィと青筋が立つ。
「待て待て。シド。ただの朝練だ」
「えぇ。殿下の仰るとおり。何も隠すようなものではない」
殿下と2人で至極真っ当な訓練だと伝える。
シルフェードはビシッと訓練場を指差した。
「訓練を中断させてまで? 訓練場を穴だらけにしておきながら、他の騎士の邪魔になっているとは思いませんか」
確かにシルフェードの言う通り、訓練場は私の氷柱によって氷雪空間となっているし、殿下の反撃で焦げている箇所もある。このままでは訓練に支障をきたしてしまうことだろう。
ついっと鉄扇を振れば、氷は溶けて土の中に吸い込まれ、凹んだ地面は盛り上がる。倒れてしまった木々はしょうがないが、それ以外は元通りにしてやった。
「これで問題はない」
「胸を張っていうことじゃない」
はぁっとため息をつくシルフェードに同情の視線が集まる。
シルフェードと私と殿下は幼い頃からの付き合いだ。
基本的に私と殿下がやらかして、それをシルフェードが叱るというのは昔からよく見る光景だった。
「久々にゆっくり出来る日々が続いてると思ってたら、殿下の侍従が勤務交代中に助けを求めてくるし、起きた姫様が笑いながら早く行けと指示出すし、今日は夜勤だったのですが。本来今日は夜勤明け休みのはずなのです。余計な手間を2人して取らせないでください」
つらつらと恨み言を言うシルフェードに、私と殿下は顔を見合わせる。
そもそも嫌なら何かしら理由をつけて断れる立場にシルフェードはいるというのに、それをしないのは幼馴染という使命感からか、それともただのお人好しだからなのか。
どちらでもあり、どちらでもないと二人で結論付けながら、呼び出した人物をちらりと見やる。
デノンは私の視線に気づくとびくりと震えてしまった。別に睨んだわけではないのに。失礼な。
「デノン殿がお前を呼びに行ったからじゃないのか」
「訓練場に止められる騎士がいないのなら、呼びやすい者を探すのは当然では? そもそも貴方方が問題を起こさなければ呼ばれません」
睨むなと言外に伝えてくるシルフェードに、私は肩を竦めてみせた。
このやりとりも十数年続くもので、最近は大人しかっただけに彼も息が荒いのだと思われる。
私も殿下も忙しくなってしまってからはめっきりと回数が減ったが、反省をしても後悔はしない。
「殿下が望まれるのであれば、なんでも叶えて差し上げる。それが私だ」
「殿下もこの馬鹿の手綱くらい握っててください」
馬鹿とは失礼な。そう言い返そうとした私だが、殿下が手を振って止めたので口を噤んだ。
「そうだな。今度からは自重しよう。他の騎士の迷惑にならない方法でな」
戻る。という殿下の言葉に2名の騎士が近寄る。シルフェードと私もついてくるように言われたので後を追えば、殿下は歩きがてら苦笑を漏らした。
「まあでも、これで対魔法士の戦闘も新人は理解してくれることだろう」
「彼女は特殊です。言の葉もなく魔法を発動できるほどの魔法士など早々おりません」
「しかし、それでも対応できる騎士や兵は必要だ」
苦言を呈するのも臣下の役目。臣下というよりも母親のような物言いが多いので、彼も影で騎士からおかんと言われているのを知っているのだろうか。ちなみに殿下には報告済みで、二人で大いに笑ったものだ。
殿下の言う通り、無詠唱を行える魔法士は私以外にも存在する。対応出来る者を増やすのは、私の対抗策としても有効なことであるので、私としても賛成だ。私という抑止力がいることで保てる平穏も存在するが、さらにそれを制御出来る手段というのは大いに越したことはない。
「いついかなる事態が起こるかわからない。それが人の世というもの。彼女ばかりに負担はかけれまい」
「殿下の為ならば、私ほどとはなりませんが今よりも魔法士の戦闘技術を高めて見せましょう」
えぇ。えぇ。殿下のためというならば。
私の補佐達は優秀なので無詠唱の習得も年数を重ねれば行えることでしょう。
魔法士長という座を明け渡すわけにはいかないが、戦力状況は必須だ。
殿下の望みというのならば、ふるいにかけて半数の魔力制御を死ぬほど上げることも厭わない。
「や・め・な・さ・い」
私が余程物騒な顔をしていたのか、シルフェードが一文字ずつ区切って牽制する。
「今の魔法士は技術者が多い。それは、私が望んだことで、その望み通りにしてくれたことには感謝している。けれども、戦闘訓練も少しくらいは参加させるように」
それは、最近私も思っていたことであった。
戦争が終わって、騎士や魔法士の中には戦争を知らないものも多くいる。
もう二度と戦争に踏み切らないようにするのは殿下達王族、そして臣下の役目であるが、いつ何時なにが起こっても良いように備えは必要であることには関わらない。だからこそ、騎士たちは研鑽を積んでいるのだから。
これからはもう戦争の時代ではなく、技術の時代だと陛下と殿下が仰せられたが故に、私は技術を中心とした魔法士の育成に励んだ。けれど、それは戦えない集団と決してイコールではない。
「かしこまりました。最近は弛んでおりますので、きりきり絞ることに致します」
魔力制御が精密になったからこそ、出来ることは存在する。
打って変わった私の様子に、殿下もひとつ頷いて、今度はシルフェードをみやった。
「シルフェード。お前は妹のことをよく頼むよ」
「姫様の御身は必ずお守りします」
それは彼が一番姫様に近い近衛だからかける言葉。
胸の中に浮かぶ違和感はきっと、私に全てを殿下が預けているわけではないことに嫉妬したからだと、私は結論付けた。
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更新お疲れ様です。お待ちしてました。クールの中に優しさがある魔女も好きですね。いつかデレるときが来るのですかね?今後が楽しみです
感想ありがとうございます。
キリカさまの励ましがあってこそ更新する意欲が湧きました。また携帯で更新しているのでゆっくりにはなりますが、これからもよろしくお願いします。