16 / 16
本編
嫌な予感
「ふん、お前にしては上出来だな。」
この目の前の男の尊大な態度は俺を一々イライラさせてくるが、話をさっさと終わらせたい為黙っている。
父のこの自信と生意気はどこから来るのだろうか。
「まさか本当にお前が王太子の側近になるとはなぁ。お前ごときがなれるなんて思ってもいなかった。」
相も変わらず隣には知らない女を侍らせている。こんな男が侯爵になっていることの方がおかしいってもんだ。
さっさとこいつが退位しないものかと思うが、女と仲良くやっている様を見るとまだまだ先は長いようだ。
「…はぁ、お前はうんともすんとも言わなくなったから面白くないな。前はピーピーとうるさく鳴いていたというのに。
無能な上に興味を引くことも出来ない奴め。興が冷める、さっさと出ていけ。」
一応の報告義務としてここに来ただけなのに散々な言われようだ。早く出ていきたかったから好都合だが。
父の品性の無さとはかけ離れた上品で重厚な扉から出ていき、外で待機していたハルと一緒に母の部屋へ行く。
「…レオベルト様は凄い人です。王太子の方に見出されて、他の貴族の方からもまだ幼いにも関わらず一目置かれ始めています。それに、ほかのご子息達と違って、レオベルト様はもう家業の1部をなさっていますし、その上……」
道中でハルは口をモゴモゴさせながらそう言った。父の侮辱の発言は耳のいいハルには聞こえていたはずだ。
父のただの当てつけに近い暴言に対抗するようにハルは一生懸命に俺を褒めた。
エルフという種族は全くと言っていいほど表情がない。美しい顔が石のように動かないから、不気味とも言われるし神秘的とも言われる。エルフであるハルも、前の時間軸では例にも漏れず表情が抜け落ちたようだったが、今では一緒にいると顔を赤くしたり青くしたりして、コロコロと表情が変わる。
それだけ心を開いてくれたんだな…
「いつも心配させてごめんな。」
思わす俺は背伸びしてハルの頭を撫でた。
「…っ?!へ、あ…」
ハルは顔を真っ赤にして服の袖をぎゅっと握って混乱してしまった。
「あ、いきなりごめん。大丈夫か?」
「あえ…は、はい!大丈夫、です。ただ、その、嬉しくて…」
ハルは頭を撫でただけで、まるで神からの祝福を受けたかのようにうっとりと目を細めていた。
そんなハルをみていると、図々しくも俺はこの世界に存在していいんだと思えてしまった。
廊下を歩いていても、ずっと幸せそうにしていて、自分はそんなに大した人間じゃないのにこんなに喜んでいて気まづいなぁと思いつつも、人から大切に思われるのは母以外には初めてで、なんだか心があったかくなった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お母様、いらっしゃいますか?レオベルトです。」
「ええ、入って。」
ハルは外に居ようとしたが、俺は母にハルと会わせたくて中に入れた。
「話は聞いているわ。王太子の側近だなんて、レオは王太子に選ばれる程の人になったのね。よく頑張りましたね。」
お母様は微笑んで俺の頭を優しく撫でてくれる。
百合のようなお母様は、最近ますます痩せてきていて、何度もお見舞いにいってご飯を運んでも、中々食べられなくてどんどん衰弱していた。
だけど、お母様はいつまでも俺の事を気にかけてくれて、こうやって情報も収集してエンフィア家の経営を今も尚支えている。
そんなお母様は今日も俺に慈愛の笑みを浮かべてくれた。
「お母様…」
「でも、気をつけないといけませんよ。我がエンフィア家は海上貿易を司る家。政治の補助をするにしても、貿易に関する事を王家に口を出させてはいけない。貿易の権利はあくまで我々にあるのだと常に…げほっ、げほ…っ!」
「お母様っ!」
「っ、ふ、はぁ。…大丈夫よ。わたしは大丈夫。心配かけてごめんなさいね?」
「お母様…お父様は薬の手配をしてくれていますか?」
「ええ、最低限はしているわ。私がいなくなればエンフィア家が立ち行かなくなる事は理解しているみたい。」
「…そう、ですか。」
「そんな悲しい顔しないで。お母様はレオが幸せでいてくれれば、それでいいんだから。」
優しく微笑むお母様。
日に日に痩せ、声はか細くなり、元々儚げな雰囲気はさらに増している。
…俺を前の時間軸から愛してくれたお母様が、消えてしまう。前の時間軸のままだったら、俺が7歳になる頃にはもう…
「…お母様はいなくならないわ。レオ。いつまでもレオの傍にいる。泣く事なんて何も無いのよ。
それにね、レオの事を大事に考えてくれる人は私だけじゃない。」
「…え?」
お母様はにっこりと笑って、ハルを見つめた。
「僕…ですか?」
後ろに待機していたハルはたじろいた。
「そうよ。レオの事を一番に考えてくれているでしょう?ずっと寄り添う様にレオの事を見つめて、自分の事よりもレオの事を考えてくれている。
…ありがとう。レオの傍につねにいられない私は、レオを社交の場での全てから守ってあげられない。でも、貴方がいるだけで、レオは心強いと思うし、私も安心だわ。」
「僕はただの従僕です……レオベルト様の支えだなんて恐れ多いです」
ハルは震えて俯いてしまった。
「どうして?ハルは俺の心の支えだよ?」
思わず、俺はハルの手をとってそう語り掛けた。
「えっ、あ、てっ、手……」
申し訳なさそうに震え上がる代わりに、湯気が出そうな程茹で上がってしまったハルを見て、お母様はクスクスと笑った。
「あらあら、青春ね。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お母様の部屋を出て、俺は自分の部屋に戻ってきた。
「レオベルト様。王宮に向かう明後日に向けて新しい衣装が届いたようです。」
ハルが持ってきた正装は俺の髪に似た青っぽい黒の上質そうな布に俺の瞳に似た金の刺繍が施され、とんでもなく手が凝っているのが人目でわかった。
重厚でありながらも洗練された正装。目を奪われる程に美しい正装。
俺は息を飲んだ。
それは美しいからではない。
この正装は……
「レオベルト様……?お気に召しませんでしたか?」
ハルの困惑した声が聞こえる。
あぁ皮肉にも、俺が前の時間軸で王宮に呼ばれたアランを追いかけて王宮に不法で乗り込み、王太子との確執が生まれた時に来ていた一張羅と全く同じだった。
前の時間軸とは全然違う方向に話が進んでいるのに、この正装だけは前と寸分変わらないデザインだ。
これで王宮に行って王太子にあうだと……?不吉すぎる。
この服を見ただけで、王宮に行くのが元々嫌だったのに、なんだか嫌な予感がしてきた俺はハルの声も耳に入らず、ただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者です。
更新遅くなりすぎてしまい、ほんとうに申し訳ありません!💦
待ってくださった方がおりましたら、ほんとうに面目ないです……
これからはなんとか月1を保ちたいとは思っているので、どうか末永く宜しくお願いします
この目の前の男の尊大な態度は俺を一々イライラさせてくるが、話をさっさと終わらせたい為黙っている。
父のこの自信と生意気はどこから来るのだろうか。
「まさか本当にお前が王太子の側近になるとはなぁ。お前ごときがなれるなんて思ってもいなかった。」
相も変わらず隣には知らない女を侍らせている。こんな男が侯爵になっていることの方がおかしいってもんだ。
さっさとこいつが退位しないものかと思うが、女と仲良くやっている様を見るとまだまだ先は長いようだ。
「…はぁ、お前はうんともすんとも言わなくなったから面白くないな。前はピーピーとうるさく鳴いていたというのに。
無能な上に興味を引くことも出来ない奴め。興が冷める、さっさと出ていけ。」
一応の報告義務としてここに来ただけなのに散々な言われようだ。早く出ていきたかったから好都合だが。
父の品性の無さとはかけ離れた上品で重厚な扉から出ていき、外で待機していたハルと一緒に母の部屋へ行く。
「…レオベルト様は凄い人です。王太子の方に見出されて、他の貴族の方からもまだ幼いにも関わらず一目置かれ始めています。それに、ほかのご子息達と違って、レオベルト様はもう家業の1部をなさっていますし、その上……」
道中でハルは口をモゴモゴさせながらそう言った。父の侮辱の発言は耳のいいハルには聞こえていたはずだ。
父のただの当てつけに近い暴言に対抗するようにハルは一生懸命に俺を褒めた。
エルフという種族は全くと言っていいほど表情がない。美しい顔が石のように動かないから、不気味とも言われるし神秘的とも言われる。エルフであるハルも、前の時間軸では例にも漏れず表情が抜け落ちたようだったが、今では一緒にいると顔を赤くしたり青くしたりして、コロコロと表情が変わる。
それだけ心を開いてくれたんだな…
「いつも心配させてごめんな。」
思わす俺は背伸びしてハルの頭を撫でた。
「…っ?!へ、あ…」
ハルは顔を真っ赤にして服の袖をぎゅっと握って混乱してしまった。
「あ、いきなりごめん。大丈夫か?」
「あえ…は、はい!大丈夫、です。ただ、その、嬉しくて…」
ハルは頭を撫でただけで、まるで神からの祝福を受けたかのようにうっとりと目を細めていた。
そんなハルをみていると、図々しくも俺はこの世界に存在していいんだと思えてしまった。
廊下を歩いていても、ずっと幸せそうにしていて、自分はそんなに大した人間じゃないのにこんなに喜んでいて気まづいなぁと思いつつも、人から大切に思われるのは母以外には初めてで、なんだか心があったかくなった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お母様、いらっしゃいますか?レオベルトです。」
「ええ、入って。」
ハルは外に居ようとしたが、俺は母にハルと会わせたくて中に入れた。
「話は聞いているわ。王太子の側近だなんて、レオは王太子に選ばれる程の人になったのね。よく頑張りましたね。」
お母様は微笑んで俺の頭を優しく撫でてくれる。
百合のようなお母様は、最近ますます痩せてきていて、何度もお見舞いにいってご飯を運んでも、中々食べられなくてどんどん衰弱していた。
だけど、お母様はいつまでも俺の事を気にかけてくれて、こうやって情報も収集してエンフィア家の経営を今も尚支えている。
そんなお母様は今日も俺に慈愛の笑みを浮かべてくれた。
「お母様…」
「でも、気をつけないといけませんよ。我がエンフィア家は海上貿易を司る家。政治の補助をするにしても、貿易に関する事を王家に口を出させてはいけない。貿易の権利はあくまで我々にあるのだと常に…げほっ、げほ…っ!」
「お母様っ!」
「っ、ふ、はぁ。…大丈夫よ。わたしは大丈夫。心配かけてごめんなさいね?」
「お母様…お父様は薬の手配をしてくれていますか?」
「ええ、最低限はしているわ。私がいなくなればエンフィア家が立ち行かなくなる事は理解しているみたい。」
「…そう、ですか。」
「そんな悲しい顔しないで。お母様はレオが幸せでいてくれれば、それでいいんだから。」
優しく微笑むお母様。
日に日に痩せ、声はか細くなり、元々儚げな雰囲気はさらに増している。
…俺を前の時間軸から愛してくれたお母様が、消えてしまう。前の時間軸のままだったら、俺が7歳になる頃にはもう…
「…お母様はいなくならないわ。レオ。いつまでもレオの傍にいる。泣く事なんて何も無いのよ。
それにね、レオの事を大事に考えてくれる人は私だけじゃない。」
「…え?」
お母様はにっこりと笑って、ハルを見つめた。
「僕…ですか?」
後ろに待機していたハルはたじろいた。
「そうよ。レオの事を一番に考えてくれているでしょう?ずっと寄り添う様にレオの事を見つめて、自分の事よりもレオの事を考えてくれている。
…ありがとう。レオの傍につねにいられない私は、レオを社交の場での全てから守ってあげられない。でも、貴方がいるだけで、レオは心強いと思うし、私も安心だわ。」
「僕はただの従僕です……レオベルト様の支えだなんて恐れ多いです」
ハルは震えて俯いてしまった。
「どうして?ハルは俺の心の支えだよ?」
思わず、俺はハルの手をとってそう語り掛けた。
「えっ、あ、てっ、手……」
申し訳なさそうに震え上がる代わりに、湯気が出そうな程茹で上がってしまったハルを見て、お母様はクスクスと笑った。
「あらあら、青春ね。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お母様の部屋を出て、俺は自分の部屋に戻ってきた。
「レオベルト様。王宮に向かう明後日に向けて新しい衣装が届いたようです。」
ハルが持ってきた正装は俺の髪に似た青っぽい黒の上質そうな布に俺の瞳に似た金の刺繍が施され、とんでもなく手が凝っているのが人目でわかった。
重厚でありながらも洗練された正装。目を奪われる程に美しい正装。
俺は息を飲んだ。
それは美しいからではない。
この正装は……
「レオベルト様……?お気に召しませんでしたか?」
ハルの困惑した声が聞こえる。
あぁ皮肉にも、俺が前の時間軸で王宮に呼ばれたアランを追いかけて王宮に不法で乗り込み、王太子との確執が生まれた時に来ていた一張羅と全く同じだった。
前の時間軸とは全然違う方向に話が進んでいるのに、この正装だけは前と寸分変わらないデザインだ。
これで王宮に行って王太子にあうだと……?不吉すぎる。
この服を見ただけで、王宮に行くのが元々嫌だったのに、なんだか嫌な予感がしてきた俺はハルの声も耳に入らず、ただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者です。
更新遅くなりすぎてしまい、ほんとうに申し訳ありません!💦
待ってくださった方がおりましたら、ほんとうに面目ないです……
これからはなんとか月1を保ちたいとは思っているので、どうか末永く宜しくお願いします
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(34件)
あなたにおすすめの小説
愛などもう求めない
一寸光陰
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。
「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」
「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」
目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。
本当に自分を愛してくれる人と生きたい。
ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。
ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか
まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。
そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。
テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。
そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。
大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン
ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。
テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。
※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
狂わせたのは君なのに
一寸光陰
BL
ガベラは10歳の時に前世の記憶を思い出した。ここはゲームの世界で自分は悪役令息だということを。ゲームではガベラは主人公ランを悪漢を雇って襲わせ、そして断罪される。しかし、ガベラはそんなこと望んでいないし、罰せられるのも嫌である。なんとかしてこの運命を変えたい。その行動が彼を狂わすことになるとは知らずに。
完結保証
番外編あり
王太子殿下は悪役令息のいいなり
一寸光陰
BL
「王太子殿下は公爵令息に誑かされている」
そんな噂が立ち出したのはいつからだろう。
しかし、当の王太子は噂など気にせず公爵令息を溺愛していて…!?
スパダリ王太子とまったり令息が周囲の勘違いを自然と解いていきながら、甘々な日々を送る話です。
ハッピーエンドが大好きな私が気ままに書きます。最後まで応援していただけると嬉しいです。
書き終わっているので完結保証です。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
俺がこんなにモテるのはおかしいだろ!? 〜魔法と弟を愛でたいだけなのに、なぜそんなに執着してくるんだ!!!〜
小屋瀬
BL
「兄さんは僕に守られてればいい。ずっと、僕の側にいたらいい。」
魔法高等学校入学式。自覚ありのブラコン、レイ−クレシスは、今日入学してくる大好きな弟との再会に心を踊らせていた。“これからは毎日弟を愛でながら、大好きな魔法制作に明け暮れる日々を過ごせる”そう思っていたレイに待ち受けていたのは、波乱万丈な毎日で―――
義弟からの激しい束縛、王子からの謎の執着、親友からの重い愛⋯俺はただ、普通に過ごしたいだけなのにーーー!!!
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
これからどうなってしまうんだー!
危機回避したいのに、可もなく不可もない対応しているのに……!
とても面白い作品で読み始めたらとまりませんでした
とても素敵な作品で一気に見てしまいました✨続きを楽しみにしています!
はじめまして
更新嬉しいです!楽しみに待ってまーす