目が覚めたら異世界?にいたんだが

睦月夜風

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第6章  寄生虫大戦争

第13話 守るための力か殺すための力

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神雷極雷しんらいごくらい!!」
 バリバリバッシャ-ン!!!
「ちっ!雷球かみなりだま!!」
 月龍つきりゅうは雷の球体を出し雷を打ち消した
「···まぁまぁか」
「隙ありで草生えるw」
「なっ!」
 ザンザン!!!
「ぐっ!」
「俺に隙をみせたらヤバイぜ?」
「お前もな!」
 ゼウスは槍を突き出したが
「こっちのセリフだ!」
 月龍つきりゅうが刀で弾き返した
「なっ!」
夜桜二重斬よざくらにじゅうぎり!」
 ザン!
「くっ(斬撃が速い!)」
 ザンザン!!
「二連撃!?」
 月龍つきりゅうの刀はゼウスの腹部を斬った
「急所を外したか」
「中々、成長してるじゃないか」
「当たり前だろ····まぁ、まだ弱いけど」
「?何故だ」
「友達もろくに守れていなければ、むしろ庇ってもらっている、皆を守るとか言っといて全く守れていない···挙げ句の果てに自分の仲間が病気になってるのにも関わらず戦い続けたり···全然ダメダメだ」
「···お前が足りないものが、今分かった」
「?」
「お前は自信が足りていない、後、守るための力も」
「自信?守るための力は分かるけど」
「先に守るための力の話をしよう」
「は、はい」
「お前はさっき『仲間が病気になってるのにも関わらず戦い続けた』と言ったよな?」
「うん」
「その仲間とはシャンセスの事じゃろ?」
「!なんで、それを」
「今まで見ておったからな」
「そ、そうなんですか」
「それで、シャンセスじゃが、彼女はいつから病気にかかっていたとお前は思っている?」
「え?俺とハデスと戦っている時じゃ」
「彼女はお前と初めて会った時から病気にかかっていたんじゃ」
「···は?」
「きっと、何かあったのじゃろう」
「···言ってくれたら良かったのに」
「きっと、その事を言ったら置いていかれるとでも思っていたのじゃろう」
「···」
「その事を気付けていない時点でお前は守るための力が足りていない」
その時
グサッ
何が刺さった様な音がした
「(何の音だ?俺の体の何処にも刺さっていないし)」
「後、お前、その力で皆を守れると思っているのか?」
ザン!
「(何の····なんだ?何か怒りが込み上げて来た)」
ゼウスは軽蔑するような目で睨み付けそして言った
「お前見たいな何も守れない雑魚、初めて見たわいww」
その時だった
ド-----ン!!!!!
月龍つきりゅうの背中から黒い煙が出てきた
「(成る程な、俺の中にある怒りが爆発したと、··くく)アハハ」
「?どうした?」
「アハハ、オモシロイ、オモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイオモシロイ!!!!」
「ど、どうしたんじゃ?(雰囲気が、完全に変わった!?)」
「コノヨヲオワラセテヤル!
終焉の月しゅうえんのつき!」
そう言うと月龍つきりゅうは地に手をつけたすると
ドド----ン!!!!!
青色の空が赤色の空に変わり、太陽は消え血のような色をした月が現れた
「な、なんてことを」
「マモルタメノチカラ?ソンナモンイラレネェヨ、オレガモトメテイルノハコロスタメノチカラタダソレダケダ」
「な、お前はいったい誰なんだ、本当の月龍つきりゅうならそんなことは言わないはずだ」
「オレハイカリノツキリュウダ」
「怒りの?」
「オレハイマコロスコトシカカンガエテイナイ」
「ちっ、分かったかかってこ ガハッ!」
月龍ツキリュウはゼウスの腹部に刀を刺していた
「ドウシタ?ソノテイドナノカ?」
雷雲極雷らいうんごくらい!」
ゼウスは大量の雷を落とした
緋色の嘆きひいろのなげき
月龍ツキリュウは赤色の煙を出し雷を消した
「な!?」
「クク、コノチカラ、サイコウダ!」 
「くそ、どうしてこうなった」
「サァ、ナ!」
ゴン!
「がはっ!」
月龍ツキリュウはゼウスの腹を蹴り上げた




ハデスの部屋
「う~ん」
ベッドで寝ていたシャンセスは目を覚ました
「ラララ~」
目の前には体長60cm緑色の髪の妖精が歌を歌っていた
「貴女は誰?」
「あ、おはよう、えっとシャンセスちゃんだっけ?」
「うん」
「シャル君はそこで寝ているよ」
シャンセスの後ろを見たするとそこにはシャルが寝ていた
「シャル···あ、それで、貴女は?」
「私はデメッタ、森の女王とも言われているのよ」
「へぇ、何か私と似ているね」
「貴女はダイヤモンドの姫だっけ?」
「うん、何でダイヤモンドなのか知らないけど」
「他の宝石も出せるの?」
「そりゃね」
「う~ん」
「あ、シャル、おはよう」
「あ、シャンセス、風邪は····その姿は何?」
「え?」
「何か、額にそんな宝石無かったよね?」
シャンセスの額には青色のサファイヤが着いていた
「ああ、これ?これは私が健康であることを示しているの」
「へぇ」
「それで、貴方達は何処から来たの?」
「私は王国が潰れていたから、逃げてきて月龍つきりゅうに出会って、病気が悪化したから来たの」
「僕も同じく、病気ではないけど」
「へぇ」
ドド----ン!!!!!
「「「!?」」」
「何の音?」
「ねぇ、空が」
「赤くなって」
「···この力、まさか月龍つきりゅうの?」
「この煙、もしかして世界中に広がってるの?」
「それ以前に、シャル、月龍つきりゅうの力って本当?」
「うん、間違いないよ、この謎の妖気、それにこの血のような赤色、あの時、ハデスさんに放った攻撃と同じ感じがする」
その時
「お前達!」
「あ、ハデスさん」
「よかった、無事なんだな」
「うん、でもこの煙は何なの?」
「分からないが」
「が?」
「恐らく、兄貴か月龍つきりゅうのどちらかだろう」
「速く止めないと不味いんじゃ」
「ああ、だから、今すぐに止めに行ってくる」
「待って、私も行きたい」
「僕も」
「分かった、人手は多い方が良い、すまんがそこの妖精、お前も来てくれ」
「分かりました」



「はぁ、はぁ」
「オイオイ、ヨワスギンダロ」
「どういう事だ、何故、わしの攻撃が通じていない、まるで慣れてきているような、慣れてきている?そうか!適応しているのか」
「ア?」
「なら、この攻撃なら 電光石火でんこうせっか!」
ゼウスは物凄いスピードで近付き月龍ツキリュウは突き飛ばした
「グッ!」
「やはり適応していない攻撃ならダメージが入る」
緋色月の光ひいろづきのひかり
その時緋色月が現れ、そして赤色の光を月龍ツキリュウ放ったすると月龍ツキリュウの傷はどんどん消えていった
「な!?回復術だと!?」
「クク、ホラ、カカッテコイヨ、ザコ」
「な、なんだと!もう良い!神の怒りを喰らうがいい!神怒しんど!」
すると月龍ツキリュウの頭上から
ゴロゴロ
「?」
バッシャ---ン!!!!!
大量の青い雷が落ちてきた
「····チッ」
「死ね!偽物の月龍つきりゅうめ!」
「アハハ、緋色の龍ひいろのりゅう!」
月龍ツキリュウは赤色の龍を出し、そして
ガァァァァァァァァ!!!!!!
青色の雷を全部飲み込んだ
「な····嘘だろ」
「アハハ、アタッタラマズカッタナ、アタッタラ!」
「く、くそ」
月龍ツキリュウが刀でゼウスを刺そうとしたときだった
「やめて!」
「ダレダ?」
シャンセスとシャルがやって来た 
「どうしたの?月龍つきりゅう
とシャルが言った時
ザン!
「えっ」
月龍ツキリュウは刀でシャルを斬った
「ザコガシャベルナ」
「な、なんで?何でシャルを斬ったの!月龍つきりゅう!?」
「う、うう」
「ホォ、イキテイタノカ」
「な、なんで」
「ウルサイ、サッサトシ···」
月龍ツキリュウがシャル達を斬ろうとしたときだった
「やめろ!」
ザン!
月龍ツキリュウの腹部が切り裂かれた
「ガハッ!」
「おめぇ、何してんだ」
「キ、キサマ」
「「えっ?月龍つきりゅうが二人?」」
二人の目の前には月龍つきりゅうがたっていた




















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