T.Tハンター

睦月夜風

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1章 Cスクール

第2話 腕試し

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「「はぁ、はぁ、や、やっと着いた」」
二人は校門の中に入ったその時
「よう、やっと来たか」
黒髪で耳に勾玉を付けている男がやってきた
「は?親父?」
「おう」
「な、なんで地下帝国の最終兵器が?」
「いや~、何か地下帝国も退屈だし、後お前らが遅刻しないか心配だったからな」
「「うっ」」
「まぁ、とにかく早く行けよ」
「へ~い」 
「教室、間違えんなよ、後」
「「?」」
「怪人を見つけたら容赦はいらん真っ先に殺せ」
「···分かってるよ」
「大丈夫ですよ牙野きばの先生」
「なら、頼んだぞ」
そういって龍魔りゅうまは何処かに行ってしまった

「お~い」
と言ったこの人はみなもと征丸せいま、無属性を操る1年S組の担任でとある
「何ですか?」
赤髪の少年長原ながはらくうが立ち上がった。
「新しく新入生が来るぞ男子と女子の」
「へぇ」
「(このクラス相変わらず少ないな~)」
征丸せいまは思った
そう、実はこのクラス生徒が四人しか居ないのだ
その時
バン!
鷹龍たかりゅう水月みずづきが教室に入ってきた、そして二人はこう思った
「「((少な!))」」
「え、えっと、俺は呪霊系を操る牙野鷹龍きばのたかりゅうです、怪物達を全滅させるためにT.Tハンターになりました」
「私は心霊しんれい水月みずづきです、しん系を操ります、鷹龍たかりゅうはお馴染みで昔からの親友です、怪物を皆殺しにしてまた人々が暮らせるようにするためにT.Tハンターになりました」
「あ、えっと、一応言っとくけど、この二人の父親さん、二人とも最終兵器的戦力級らしいぞ」
その時
『は?』
とクラスの生徒全員が声を上げた  
「はい!とにかく仲良くする事!」 
『は~い』
「それじゃ、君たちは其処!」
「は、はぁ」
そして、二人は席に座った
「それじゃ、授業を始め··」
ド----ン!!!!!!!!!
『!?』
横の壁から腕が突っ込んできた
「····何で急にSSS級の怪物が··」
鷹龍たかりゅうが呟くと
「先生は!?」
とクラスの女子が腕に近付いたすると
「!、危ない!」
女子に腕が襲い掛かった
「え?」
ザン!!
鷹龍たかりゅうは刀で腕を斬った
「離れろ!」
「う、うん」
水月みずづき!いつもの頼む!」
「任せて!」
水月みずづきは外に出た
「な、なにをするんだ?」
くうは言った 
「ンなもん、決まってるだろ、殺すんだよ、あいつを」
「い、いや、やめとけよ!死ぬぞ!」
「ふっふっ」
「?」
「なまはげ!」
その時、二本の角が生えて二本の包丁を持っている、なまはげが出てきた
「おう、大将!」
「憑依頼む」
「任せろ!」
その時なまはげは鷹龍たかりゅうの背中に乗っかった
「「憑依!!」」
その時、鷹龍たかりゅうが輝いた


「ふぅ、よし」
「す、すげぇ」 
「お?何か言った?」
「いや、何も」
「ふ~ん、まぁいいや」
そう言うと鷹龍たかりゅうは窓から外に出た
グガァァァァァ!!!
「うるせぇな、飛び血鎌ちがま!」
鷹龍たかりゅうは手に持っている包丁を投げた、包丁は怪物の胸辺りに当たった
「よし」
その時
グゴォォォォォ!!!!
怪物は倒れた
「···は?どぬこと?」
「あ、ごめん、何か急所に当たったみたい」
怪物の上に乗っている水月みずづきが弓をしまって言った
「うそぉ、あ~折角、憑依したのに なまはげ~すまん、終わった」
すると鷹龍たかりゅうの体が光だしなまはげが出てきた
「もう、終わったのですかい、暴れ足りないべぇ」
「マジですまん」
「いや、大丈夫だぁ」
そう言うとなまはげは消えた
水月みずづき~」
「ごめん、ごめん」
パチパチ
「「?」」
「凄いね、君たち」
「「先生」」
「流石、牙野きばの君が推薦しただけあるね」
「先生、親父の事知ってるの?」
「当たり前だ、何せ同期だし階級も一緒だから」
「へ?」
「階級が一緒?」
「そうだよ」
「し、知らなかった」
「だろうね、因みにさっきの怪物は僕のだから」
「何で、出したのですか」
「腕試しだね」
「「成る程」」
「とりあえず、一旦教室に戻るよ」
「「は~い」」


「は~い、取り敢えずこの二人の強さが分かったと思うけど二人に何か言いたいことある?」
『····』
「はい、んじゃ、君たちにミッションを言いま~す」
「「ミッション?」」
「そう!ミッション!」
「具体的に何をするのですか?」
「チ-ムに分かれて色々な場所を保護してもらう」
「へぇ」
「それじゃ、チ-ム決めをしよう!」
『···』
「···ちょっとちょっと、君たち、いくらなんでも静かすぎでしょ」
「だって」
「うん」
「なんだよ~、文句があるなら言ってくれよ~」
「何か、その二人のテンション高すぎて」
「「へ?」」
「うん、何か着いていけない」
「だってさ、二人とも」
「え~、そんなこと言われても」
「訓練の時これくらいのテンション無かったら、心が病むし」
「だってさ、やみ白井しらい
「どんな訓練したの?」
「十字架に張り付けになりながらSS級の怪物倒したり、4000kmフルマラソン(水分休憩無し)」
「約5Mくらいの岩を拳で壊したり、ビルの頂上までジャンプで行く、刀の素振り10000回、んで後は怪物だらけの場所で瞑想」
「···貴方達、本当に人間?」
「人間の領域越えてるよね?」
「yes」
「た、大変だね」
「まぁな、死ぬほど辛いからね、特に瞑想が」
「いつ、食べられるか分からないからね」
「食べられたの!?」
「だとしたら、俺ら死んでるじゃね-か」
「な、なんだ」
「はい、取り敢えず、チ-ムに分けよう、鷹龍たかりゅう 水月みずづきやみ狛犬村こまいぬむらに行ってもらおう!」
「分かりました」
「狛犬村?」
「何か、狛犬が居そうな村だね」
「詳しい説明は やみ、頼むね」
「はぁ、分かりましたよ」
「よろしく、やみ
「よろしくねやみちゃん」
「よろしく、後、ちゃんはいらないよ」
「あ、分かった」
「んで、くう白井しらい花月かげつ稲子村いなこむらに行ってもらうから」
「分かりました」
「それじゃ、早速行こうか、くう達は自分達で行けるよね?」
「当たり前じゃないですか」
「それじゃ、行くよ三人とも」
「「「は~い」」」

















    
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